page2018カンファレンス クロスメディアカテゴリでは、デジタル×紙、ブランディング、人工知能(AI)、デジタルマーケティングをテーマに取り上げます。【page2018・PR】
デジタルメディアのトレンドを把握して上手に取り入れることで、ビジネスの可能性が拡がります。JAGATが2018年2月7日(水)~9日(金)まで開催するイベント「page2018」では、デジタルビジネスのトレンドを把握するために、2018年のクロスメディアビジネスにとって注目したいテーマを4つ取り上げました。
特に「人工知能(AI)」「デジタル×紙メディア」は重要度が高いテーマとして取り上げています。
本記事では、セッション内容をご紹介します。
2018年のクロスメディアキーワード
1)デジタル×紙メディア×マーケティング
2)コンテンツビジネスのブランディングと収益化
3)2018年、企業はAIとどう向き合うか
4)デジタル時代のマーケティング・コミュニケーション
本セッションのモデレータを務めるアビームコンサルティングの本間充氏は、企業にとって大切なのは「デジタルマーケティング」ではなく、「マーケティングのデジタル化」であるとしています。
マーケティングにデジタルとかアナログと区別することやデジタルメディアと紙メディアをVS.で捉えることは意味をなさないはずです。 例えば紙のDMをeメールに置き換えるとコストは格段に下がるでしょう。
しかしコミュニケーションの観点からすると重要なものは、チャネルやメディアを通して伝えたい情報が顧客に的確に届くことではないでしょうか。生活者にとっての選択肢が増えたと考えることで、複数のメディアを組み合わせる手法が必然的に生まれてくるはずです。
スピーカーには、DM大賞の最終審査委員も務める博報堂ケトルの木村健太郎氏、CCCマーケティングでデータベース、リアル店舗などソリューションの企画を担う石井大樹氏、ディノス・セシールで、カタログとWebの融合に取り組む石川森生氏を迎えます。デジタルとマーケティングを掛け合わせて、紙メディアを介在することで相乗効果を探ります。デジタルをリアルに落とし込むこと、特に「デジタル×紙メディア×マーケティング」について、ディスカッションしていきます。
【CM1】デジタル×紙メディア×マーケティングの可能性の詳細はこちらから>>
【CM2】コンテンツビジネスにおけるブランディングとマネタイズ
フェイクニュース、ステマ、記事濫造などの問題からコンテンツの価値が注目されている。ユーザーが求めている高品質で的確な情報を用意することが、今後のコンテンツビジネスで重要になる。
厳選された良質な情報にこだわるキュレーションサービスのantenna(アンテナ)を運営するグライダーアソシエイツの荒川徹氏、翻訳者としても活躍している小林啓倫氏、メディアとジャーナリズムを研究する法政大学の藤代裕之氏を招き、印刷需要に大きな影響を及ぼすメディアのトレンドを議論しつつ、新たなブランディング戦略とマネタイズを展望する。
【CM2】コンテンツビジネスにおけるブランディングとマネタイズの詳細はこちらから>>
【CM3】企業はどうAIに向き合うか~業務効率化、新サービス創出などAI活用の今を知る~
人工知能(AI)の進化により「10~20年後には約半分の業務がAI・ロボットで代替可能になる」という試算がされている。画像認識、音声認識、自然言語処理といった人工知能(AI)のテクノロジーは、社会やビジネスに大きなインパクトをもたらす。これはどんな業界、どんなビジネスにとっても同様である。
シンクタンクの野村総合研究所は自然言語処理を核にした業務効率化ツール「TRAINA(トレイナ)」を開発・企業に販売し、新たなビジネスに取り組んでいる。企業のデータ分析やAI活用を支援するDATUM STUDIOのように、企業の状況とニーズに合わせてAIをカスタマイズ開発し、企業が持つデータを活かした新サービスを生み出す支援を得意にしている企業も活躍している。
AIがもたらすイノベーションの可能性について理解することは、ビジネスチャンスに繋がる時代になった。本セッションではAI を取り巻く状況を確認しつつ、業務効率化や新ビジネス創出の事例を紹介。AIがもたらすイノベーションと協業の可能性についても議論する。
【CM3】企業はどうAIに向き合うか~業務効率化、新サービス創出などAI活用の今を知る~の詳細はこちらから>>
スマホを軸に、生活者の消費行動と企業のマーケティングが大きく変化している。企業とユーザーはどうコミュニケーションを取り、どのようにエンゲージメントを強化していくべきか。
本セッションではメーカー、流通、データマーケティング企業がそれぞれの立場から最新のデジタルマーケティングへの取り組みについて語る。大手飲料メーカーのキリンで実践しているデジタル施策、日本最大級のWeb閲覧データを保有し、企業のDMP構築やデータ活用マーケティングを支援しているインティメート・マージャーの戦略について話を聞く。
ディスカッションでは印刷会社の立場で大日本印刷の林典彦氏が各社の課題を整理し、デジタル時代に求められる販売促進の戦略を探る。