年度内にできることと、新年度に向けた準備と 〜『JAGAT info』2022年2月号のご案内

掲載日:2022年2月17日

1月31日から2月10日までの2週間にわたり開催した「page2022」は、おかげさまで無事に閉幕となった。ご参加・ご来場いただいた皆様には改めて御礼を申し上げると同時に、さまざまなビジネスのヒントが得られたことを願っている。基調講演やカンファレンス・セミナーは今回も全てオンラインでの開催としたが、とりわけ開催第2週目は天候が危ぶまれる地域もあったなか、デバイスとネットワーク環境さえあればどこでも聴講が可能であるというオンラインセミナーのメリットが生かされたのではないかと思う。

さて、来週火曜日の2月22日には、page2022の開催を振り返り内容をまとめる「page2022から読み解く印刷業の未来」というオンラインセミナーを開催する。3人の登壇者それぞれの目線から「リセット・ザ・フューチャー」を読み解いていくので、奮ってご視聴いただきたい。

※詳細はこちら → https://www.jagat.or.jp/tg20220222

また、会員誌『JAGAT info』でも、page2022で繰り広げられた議論のハイライトを順次掲載していく予定である。こちらも合わせてご期待いただきたい。

間もなく二十四節気の「雨水」を迎える。雪が雨に変わり、春が近付いていることを示す言葉だ。2021年度もあと40日余り、積み残したことを年度内にやり遂げるとともに、新年度に向けて準備を進めていきたい。そのための手掛かりを、一つでも多くご提供できたらと考えている。

 

『JAGAT info』2022年2月号のご案内

◯特集
 アメリカのダイレクトメール事情と、日本の印刷ビジネスへの応用
 -JAGAT大会2021の基調講演を改めて読み解く-

2021年11月25日に開催された「オンラインJAGAT大会2021」では、アメリカのダイレクトマーケティングの大家、ロン・ジェイコブス氏による基調講演と、それを受けてのディスカッションの三部構成で熱い議論が繰り広げられた。afterコロナにおける印刷ビジネスを考える際のヒントを得た聴講者も多かったことと思われる。
しかし、この基調講演で例示されたものはアメリカの事例が中心であり、今ひとつしっくりとこなかったという方もおられるかもしれない。そこで、登壇者の一人でもあるマーケティングサイエンスラボの本間充所長が、この基調講演を改めて解説して日本への応用を提起する。ダイレクトメールにおける日米の差異やマーケティング手法の再定義などについて、今一度論じていく。

◯特別企画 -JAGAT Study Session-
 OMO(Online Merges with Offline)を実現するマーケティングDXソリューション

JAGATでは、印刷機器関連メーカーの担当者を講師に招き、職員向けの勉強会を随時開催している。昨年12月27日には、富士フイルムビジネスイノベーション(富士フイルムBI)が2022年1月12日よりサービスを開始したマーケティングDXソリューション「Marketing Cockpit」をテーマに、富士フイルムBIの荻野賢氏を講師に迎えて勉強会を開催した。その講演内容の抄録を掲載する。

(『JAGAT info』編集部)

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