Illustrator CC の使い方・基本トレーニング

掲載日:2016年5月1日

※本セミナーはJAGATと業務提携している㈱イマジカデジタルスケープで実施します。
セミナー会場は、㈱イマジカデジタルスケープ(東京都渋谷区)です。

aicc_main610.png

 

 

 

 

概要

Adobe Illustrator CCは、デザイン、Web、映像プロジェクトのどのプロジェクトにも必須のベクトルグラフィックソフトウェアです。CCでは、CS6のクリエイティブクラ ウド版のみが搭載していた機能が標準装備されるようになり、文字タッチツールによる、テキストキャラクタ単位での拡大縮小回転や、複数ファイルの配置、画 像をソースとしたブラシのペインティングなどの機能が加わりました。
また、エリアテキストとポイントテキストの簡単な変換や、バウンディングボックスと、自由変形ツールのインターフェイス上での違いも明確になり、更に操作性が向上しています。
Web関連機能では、従来Fireworks CS6のみが搭載していたCSSプロパティパネルもIllustrator CCに搭載され、角丸やグラデーションなどのCSS書き出しにも対応し、SVG書き出し、JavaScriptの活用と合わせて、更にWeb系機能が充実 してきています。
このトレーニングでは、いくつかのサンプルを作成しながら、Adobe Illustrator CCの基本機能と基本操作を学習します。なお、これからIllustrator CS6、またはそれ以前のバージョンを使う方も、CCから搭載された差分の新機能に関しましては、トレーニング時にご説明いたしますので、ふるってご参加 ください。

開催日時

2016年5月10日(火)10:00~17:00

受講対象者

・これからAdobe Illustrator CCまたはCS6を使う方
・Illustratorを我流で使ってきた方で、Illustratorの使い方をきちんと覚えたい方・これからAdobe

※アプリケーションはIllustrator CCを使用しますが、これからCS6((Adobe Creative Cloud版)を使う方もご受講いただけます(CCで搭載された新機能(CS6には無い機能)は講習時にご説明します)。

カリキュラム

はじめに
はじめに
・ペイント系・ドロー系
・作業の基本手順
・必要システム構成

インターフェイス
・カラーテーマ(CS6)
・パネルとドッグの操作
・ワークスペース

既存データ
・ファイルの互換性
・Illustratorで取り扱うファイル

新規書類の作成
・カンバスとアートボード
・画面表示
・アウトラインとプレビュー

オブジェクト
・選択と選択の仕方
・各種選択ツール
・選択メニュー
・移動と移動の仕方
・作業の取り消し
・取り消しのやり直し
・オブジェクトの作成(クローズパスとオープンパス)
・オブジェクトの編集(自由変形・変形パネル)
・座標と定規について
・描き直し
・部分的に消す
・切る(はさみとナイフ)
・アンカーポイントの追加・削除・切り替え

カラー
・塗りと線
・カラーパネルとスウォッチパネル
・ペイントとその方法(任意の色または数値入力)
・カラーガイド
・Kuler

線の編集
・線の位置、幅、線種、先端、角の形状、プロファイルの変更

アピアランスとレイヤー
・基本アピアランス
・オブジェクトの階層(前面と背面)
・レイヤーとサブレイヤー
・レイヤーの作成と表示の切り替え
・レイヤーでのオブジェクトの選択と移動
・アピアランスを含んだレイヤー
・アピアランスの移動

保存と書き出し
・フォーマットの種類
・SVGとJavaScript

演習1
・複製とスナップ
・パスのアウトライン
・新規線を追加
・グループ化とグループ選択
・3D押し出しベベルのアピアランス
・矢印の作成
・スマートガイド
・変形の繰り返し
・カーソルキーによる移動
・変形を個別に適用
・円弧ツールによる、線へのアピアランスと線の書き足し
・シンボル
・グラフィックスタイル
・分割拡張
・オブジェクトとアンカーポイントの整列

タイポグラフィ
・テキスト入力と選択の方法
・テキスト編集(字間調整と行送り)
・文字タッチツール(CC)
・テキストのカラーとアピアランス
・テキストの配置
・制御文字
・段落設定と、段落スタイルの登録・適用・変更
・大文字と小文字の変更
・テキストの変形
・アウトライン化
・レガシーテキストと、その更新

演習2
・グラデーション
・ライブブレンド
・複数画像の配置(CC)
・リンクと埋め込み・埋め込み解除(CS6)
・クリッピングマスク
・ライブトレース
・シンボルツール
・透明と描画モード
・不透明マスク
・シェイプ形成ツール
・シェイプの生成・削除・結合
・消しゴムツール
・編集モードと編集モードでの操作
・ブラシによる描画とブラシの変更
・画像を使ったブラシのドローイング(CC)
・内側描画
・背面描画
・テキストの回り込み

Web用データの作成
・RGBとCMYKの色度図
・カラーモード変換
・ピクセルプレビュー
・ピクセルグリッドに整合
・ラスタライズ(オブジェクト・テキスト)
・新規ドキュメント(Web)
・境界線の描き方

パターン(CC)
・パターン登録
・パターンの作り方

CSSプロパティ(CC)
・レイヤー名の設定
・CSSの抽出
・ベンダープレフィックス

SVG
・SVG書き出し
・SVGフィルター
・SVGインタラクティビティ

SWF

Web用に保存

プリント
・透明の分割・統合プリセット
・パッケージ(CS6)

期待される効果

Adobe Illustrator CCの広域な機能を習得に加え、イラストレーターのデータの特徴や、データ制作のポイントなど、Illustratorデータを作る上で必要な機能と特徴を習得することができます。


講師

伊藤 和博

株式会社イマジカデジタルスケープ
トレーニングチームディレクター講師歴15年。講座開発数100以上。
総合商社のスクールでMac/Winを使ったDTP/Webトレーニングスクールの業務全般を担当。大手PCメーカー、プリンターメーカー、化粧品メー カー、大手印刷会社、大手広告代理店、新聞社、大手玩具メーカー、大学、官公庁、団体などに向けたトレーニングなど幅広い企業の人材育成に携わる。現在 は、イマジカデジタルスケープにてAdobeCSを中心としたトレーニングの企画、講師。


受講者へのメッセージ

線へのグラデーションの適用、不透明マスクの設定もボタン一つでできるようになり、さらに矩形以外のパターン図柄の登録も可能になっていますが、 Illustratorは、どちらかというと、こういった新機能もそうですが、Adobe Creative Cloudメンバー限定の機能(パッケージ機能、画像のリンクし直し、リンクパネルによる配置画像の詳細確認)と、新搭載のPerformance System、CS4から加わった複数のアートボードなどの機能から、InDesignとまではいきませんが、画像をふんだんに使用した数ページものの ページデータも、パフォーマンス的に扱えるように進化してきている、と思います。
ページに必要なコンテンツをページごと全部作る、ということも可能なIllustratorですが、従来バージョンからの機能強化部分も多々あるため、こ れからIllustrator CS6を使う方はもちろん、過去バージョンからの強化機能を学習したい方も、ぜひご受講ください。

テキスト

オリジナルテキストを使用。受講料に含まれているのでお得です!

持ち物

受講票(プリントアウト環境が無い場合には、携帯・スマートフォン等への画面コピーでも可)
筆記用具

※データの持ち帰り、データの持ち込みはできません。

使用アプリケーション

Adobe Illustrator CC

使用端末

Macintosh(MacPro 2.66GHz Quad-Core Intel Xeon 4GBメモリ・600GBHD)

定員

3名

会場

㈱イマジカデジタルスケープ
〒150-0043
東京都渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷道玄坂東急ビル8F
総合受付/登録受付/トレーニングルーム
TEL 03-5459-6200(代) FAX 03-5459-6209

(JR「渋谷」駅西口より徒歩5分、国道246号沿い)  MAP

参加費(消費税込)

JAGAT会員 23,300円 / 一般 25,920円

 

申込要項

●FAX申込み


お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3216
までFAXにてお送りください。

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411
お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

公益社団法人 日本印刷技術協会