現場を円滑にマネジメントし、「品質の向上」「品質の安定化・標準化」をはかる管理者へのレベルアップを目指します。
「作業指示が人によってバラバラで、現場の印刷担当者が困ってしまう」「同じ人が同じ機械で印刷しても、高い品質で仕上がった時と刷り上がりが変わってしまう」、貴社の印刷現場では、このような問題を抱えていませんか。
印刷作業を円滑に効率よく進行させ、品質の向上や安定を実現するためには、多くの知識と管理が必要となります。管理者が各担当者にわかりやすく伝える能力も必要となります。
本講座ではオフセット印刷の管理者を対象に、①必要な業務知識や作業現場の環境改善、②部下指導に必要な技術知識の継承、③印刷現場の安全対策についてわかりやすく解説します。
現場を円滑にマネジメントし、「品質の向上」「品質の安定化・標準化」をはかる管理者へのレベルアップを目指します。
講師
小林 啓吾 (プリンティングアドバイザー/JAGAT専任講師)
【プロフィール】
静岡市内の印刷出版社に入社。印刷課、製版課に所属し、印刷機のオペレータを担当しつつ、製版部門のレタッチを学ぶ。その後、県内の印刷会社数社にて、特色の調色やベタ印刷のノウハウ、特殊インキ、UV印刷の適正を習得。
1996年富士フイルム株式会社吉田南工場研究部に入社。テクニカルアドバイザーとして各社メーカーの枚葉機、オフ輪印刷機の印刷条件テスト、品質テストの評価に従事。
2002年富士フイルムグラフィックシステムズ株式会社入社。プリンテイングアドバイザーとして日本全国の印刷トラブル現場に赴き、印刷の品質安定化と工場内の環境を検証、改善に向けての勉強会等を担当後、定年退職。
現在、プリンテイングアドバイザーとして全国の印刷会社にて「印刷工場の環境、品質アップ勉強会」を開催し、品質安定化に協力するとともに、JAGATの専任講師として活躍中。(枚葉油性印刷の速乾性高品質印刷での元祖開発指導者)
開催日時
2020年8月8日(土)10:00~17:00
内容
①監督者に求められる管理知識
・印刷作業の効率化に必要な工程管理(設計から制作、納品まで)
・作業計画と進行管理
・稼動率に関する問題
②人材育成、技術継承のための印刷知識の再確認
・印刷機の色の変動要因と機長としての保守管理
・印刷の安定化と紙・インキ・湿し水の知識と管理
・印刷標準化のための実施項目と品質(QC活動化)
③品質と人を守る印刷環境の確認と改善、安全の確保
・印刷品質に影響する機械の環境と改善
・オフセット印刷業界の化学薬品知識と取り扱い方
・工場内の環境管理と安全の確保(ヒヤリ・ハットと5S)
※事前チェックシートで御社の問題や課題を「見える化」!
現場経験の豊富な講師が、質疑応答しながら、オペレータ、工場長それぞれの観点から、例えば日常トラブル発生時対処法、コンピューター化の陰に隠れたアナログ部分等を詳しく説明します。
お申し込み後、事務局から「品質管理チェックシート」をお送りし、参加者の皆様に現状の課題を把握していただきます。
対象
オフセット印刷部門の管理者および機長クラスの方、工務・生産部門の管理者
定員
30名 (最少催行人数4名)
会場
公益社団法人日本印刷技術協会 セミナールーム
東京都杉並和田1-29-11
東京メトロ 丸の内線中野富士見町駅下車 徒歩5分
参加費(税込)
JAGAT会員 19,800円 / 一 般 24,200円
お申込み
●Webからのお申込み
Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。
●FAXでのお申込み
お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3216までFAXにてお送りください。
■参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。
口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
■内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411
お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理担当) 電話:03-5385-7185(直通)
公益社団法人 日本印刷技術協会