2022年度も残りあと2週間ほどとなった。今年度に起きた出来事を振り返り、来年度に向けてなすべきことを整理しておられる方も多いことだろう。このようなちょっとした考える時間を大切にしていきたいものであるが、3年間のコロナ禍を経て、やはり「創注」が重要であることを再認識された方も少なくないのではないだろうか。page2023のテーマは「創注」としたが、今やこの言葉はさまざまな方面に膾炙しているようにも感じられる。
さて、年度末の忙しい時期ではあるが、JAGATでは3月24日に「JAGATトピック技術セミナー2022-2023」を、そして3月28日に印刷総合研究会セミナー「広告と通販、印刷メディアの最新動向」を開催する。特に前者は、JAGAT会員および印刷総合研究会会員の方は無料で聴講することができるので、奮ってご参加いただきたい。先ほど「考える時間が大切」と述べたが、考えるための契機や多様な知見に接する場として、JAGATの催事をぜひご活用いただけたらと考えている。
■JAGAT トピック技術セミナー 2022-2023
-最新の製品・技術動向と「創注」シナリオ-
https://www.jagat.or.jp/topic2022-2023
■広告と通販、印刷メディアの最新動向
-GAFAMが失速する時代のメディア勢力図を考える-
https://www.jagat.or.jp/media230328
『JAGAT info』2023年3月号のご案内
◯特集 page2023開催報告
基調講演「無敗営業力と印刷ビジネス力で『創注』を実現!」
page2023では「創注」を共通テーマにして、基調講演とリアル展示会、そしてカンファレンス・セミナーを開催した。印刷需要が大幅に縮小する昨今、まずは注文を創り出すところから始める必要があるとの考えからである。では、創注に向かうにはどのようにしたらよいのだろうか。
page2023の基調講演は二部構成として、第一部では創注に向けた営業のノウハウを講演していただき、それを受けて第二部ではこれからの印刷ビジネスの在り方を議論した。特集ではそれぞれの講演要旨を収録する。
◯特別企画 page2023リアル展示会レポート
「今、考えるべきことは『創注』」
コロナ禍に加えて資材やエネルギーの価格高騰など、印刷産業は深刻なダメージを受けている。それを受けて「創注」をテーマにしたpage2023のリアル展示会では、受注を拡大するために印刷会社が持つべき仕組みや手段などが積極的に訴求された。
3月号の特別企画では、会場で見られたさまざまなトレンドや出展内容などを紹介する。残念ながら展示会には来られなかった方も、熱気に包まれたその場の雰囲気を誌面から感じてほしい。
(『JAGAT info』編集部)
■『JAGAT info』最新号の目次はこちらから → https://www.jagat.or.jp/magazine
■印刷総合研究会の詳細はこちらから → https://www.jagat.or.jp/pri