※本記事の内容は掲載当時のものです。
ユーザレポート:ダイレクト宛名印字がもたらすソリューション
SJ-20Kで作業効率アップ、業績もアップ!超高速宛名プリンタSJ-20K
【特 徴】
●最大20,000 枚/時の超高速印字。大量の印刷作業や、短納期の処理に最適。
●顔料系の速乾インクでもカスレないSIS 機構と自動キャッピングを採用。
●別納マーク・会社ロゴ等のイメージ印刷にも対応。
●2種類の給紙装置で封筒ハガキから小冊子まで用途に合わせて選択可能。
●大容量インクタンク方式新登場!ランニングコストを大幅に削減。
有限会社アドレスプロモーション
東京都江東区亀戸2-12-7
TEL 03(3683)3871
有限会社アドレスプロモーションはDM 発送代行を専業として30 年以上の経験を持つ老舗だが、須藤一夫新社長にバトンタッチしたばかりの若々しい会社だ。同社はこれまで現会長の元、タナックの提案するダイレクト印字機を導入しており、5 月には最新鋭の超高速宛名プリンタ『SJ-20K』を導入した。
専業として、官公庁をはじめに印刷会社からの委託も含め、さまざまな業種からの依頼をこなし、導入機器は常にフル操業の状態だ。そうした状況から同社では常に最新の機器を求めており、須藤氏は「ラベルよりも宛名印字が美しく、手間も省けるのでダイレクト印字機の第一世代機を5 年前に導入したのですが、SJ-20K はさらに高速で作業時間の短縮が図れる事から今年導入を決めました」と語る。
導入の決め手にはいくつかのポイントがあった。これまでの4 ヘッドから8 ヘッドに増えた事で印字幅に余裕が出て「宛名と別納マーク」「宛名と差出店名」などが1 回で印字でき、時間短縮が図れるようになった。また、これまではコーティングしたハガキを使用した場合、乾燥させる必要があり、そのために外注する事があった。SJ-20K には乾燥ユニットが搭載されており、作業工程の効率化はもちろん、外注コストの削減も可能になった。
なんと言っても最大のポイントはその作業速度だ。「ラベルの打出・貼付作業は何万件ともなれば1 日がかりです。外注の必要も出てきます。SJ-20Kは印刷物にもよりますが、平均1 時間に1 万から1万2 千件印字してしまいます。この速度による稼働率アップは、社内でこなせる仕事量にそのまま反映されます。業績にもプラスになりました」と須藤氏は語る。須藤氏は「これまでどおり現業を大事にしつつ、SJ-20K を武器に地道な新規開拓も狙って行きたいです」としている。
9,500 通を翌日発送!DA-6300 で省力化
SJ-20Kで作業効率アップ、業績もアップ!超高速宛名プリンタSJ-20K
【特 徴】
●タナックだけの縦型設計。コンパクトで場所を取らず、キャスター付で移動も簡単。
●最大5,000 枚/時の高速印刷。フォントも文字サイズも自由自在。
●用紙を縦に積むことにより、一度にたくさんセットできる手間無し設計。
●印字品質・レイアウトともSJ-20K と共通、サブ機としても最適。
● ジャムリ易い封筒も開封口でないほうから送れるのでスムースに印刷可、専門反転ドライバー標準装備。
●最大1m/m の厚さの物まで印字可能。
ミツバ綜合印刷株式会社
東京都千代田区神田神保町1-25-8
TEL 03-3291-2243 FAX 03-3293-1476
ミツバ綜合印刷株式会社は、都内千代田区に本社を構える印刷会社だ。同社では2005 年3 月にタナックの縦型ダイレクト宛名印刷機『DA-6300』を導入した。
同社では以前より官公庁の印刷発送業務を承り又特に医療系の社団法人から会員向け月報の発送業務を依託されている。発送業務の内容は、封筒(長3、角2)に宛名ラベルを貼付け、10 ページ程度の月報を(他に入れる場合は4 パーツ程度)を封入して発送するという内容で、一度につき3,000 ~4,000 通の発送が、月に一、二度発生していた。この時点ではラベル貼付けを手作業で行っており、丸一日を要する大変な作業だった。
ところが、3 月より依頼数が9,500 通に激増することとなった。現状の手作業ではすでに限界が来ている事がわかっていたので、対応策として『DA-6300』を導入して作業効率化を図ることとなった。導入後はこれまでの数で丸一日かかっていたものが、DA-6300を導入した事で、9,500 通が諸作業を含め、8 時から夕方までには終了する事ができるようになった。
DA-6300 の操作を担当する伊藤康弘氏は、「DA-6300 を導入したことで、お客様より1 万通近い数を発注をいただいても、翌日の発送が容易に実現できるようになりました。作業もお客様からお預かりしたExcel などのデータをWindows でWordに貼り込み、後はDA-6300 で出力するだけですので、慣れてしまえば使いやすいと思います。当社のように都心に構える印刷会社にとっては、この省スペース設計は本当にうれしいですね」と語っている。
現在はメインクライアントからの月1、2 度の依頼の他に、イレギュラーな依頼として、1000 ~2000 通程度のものもあり、今後もメインクライアントを中心に堅実な事業を展開しつつも、ダイレクト宛名印字の良さを十分活用した営業活動も進めていきたいとしている。
記事及び機械に関するお問い合わせ先
タナック株式会社
〈本 社〉〒105-0014東京都港区芝2-15-3
TEL.03(3454)4141
〈仙台営業所〉〒984-0051宮城県仙台市若林区新寺4-1-6-1101
TEL.022(293)1076
『プリンターズサークル』2006年1月号より
(2006年2月)
(印刷情報サイトPrint-betterより転載)