※本記事の内容は掲載当時のものです。
印刷技術情報:ダンプニング
水元ローラーのスキューについて(039)
【概要】
水元ローラーがひねられてセンターの水がしぼられますが,見ているとツマミがあるL側しか動いていないような気がします。
【解決方法】
L側(操作側)だけ水元ローラが可動なのは,機械の構造上および調整上の理由のよるものです。
両側で調整(ひねり)が可能であれば左右単動で回しているうちに,基準となるべきポイントがなくなってしまうからです。
「本記事の内容は、JAGATが印刷の技術者を対象として行なっている通信教育講座「印刷技術者トラブル対策コース」
「オフセット印刷技術者コース」の受講生から1993年から2000年までの8年間に寄せられた質問とその回答の中から編集しました。
(印刷情報サイトPrint-betterより転載)