これって著作権侵害?知ってるようで知らない著作権のこと

掲載日:2015年10月6日

あなたは著作権の基礎知識がありますか?知ってるようで知らない著作権セミナー開催します

 印刷・コンテンツビジネスと著作権管理は切っても切り離せないものです。

なんとなく知っているような気はするけれど、お客様や一緒に仕事をしているデザイナーさん、カメラマンさんに説明できるほどではない……大多数の方がそうではないでしょうか?

あなたは著作権の基礎知識がありますか?

以下の記述について、正しいものには〇を、誤っているものには×をつけてください。

①イラストなどの著作権を取得するには、文化庁への登録が必要となる。
答え ×

②新聞に掲載された自社のニュース記事を自社のイントラネットに掲載し、社員に情報提供した。
答え × 全部引用という量的問題、複写権センター管理実態、全文掲載の必然性等に照らすと公正な慣行に合致してないとされる可能性が高い

③著作権の存続期間は、著作物が創作されたときから50年間である。
答え × 著作者の死後50年

クライアントのビジネスに踏み込んだ提案を行う時、「権利処理」に配慮することが最優先課題と言えます。

知識がないばっかりに、うっかり著作権侵害をしてしまい、積み重ねてきた信頼と利益を失うことのないよう注意しなければなりません。

JAGATでは10月27日(火)に「印刷ビジネスのための著作権管理講座」を開催します。

内容は

・知的財産権および関連法の基本知識
 印刷技術の発展から誕生した著作権、印刷ビジネスと著作権などについて

・最近の著作権を取り巻く裁判事例
ホームページ掲載時の留意点、キャラクターの権利などについて

・権利処理と契約の実務
コンテンツに含まれる著作物、肖像等(著作権が切れた文化財などの利用も含め)を利用したビジネスを展開する際の権利処理に関する基本知識と考え方、さらに具体的な処理実務として行われる契約の取り交わしにおける留意点について

コンテンツ開発や企画制作などに携わる方、ビジネスの販促・交渉にあたる企画営業の方、総務の方が対象です。

「法律なんて面倒くさそう」「とっつきにくい」そんな方のために、豊富な事例を紹介しつつ、わかりやすく解説します。
また、セクションごとの「振り返りQ&A」を通して、より一層、理解を深めていただける構成になっています。

ぜひ、ご参加ください。

2015年10月27日(火) 13:00-17:00
印刷ビジネスのための著作権管理講座
(東京-大阪ライブ中継あります)

CS部 小須田紀子