12/21より、page2016のセミナー・カンファレンスの募集が始まった。
今回は、予告第1弾として、印刷会社の取り組みに焦点をあてたセミナーをご紹介したい。
page2016 セミナー予告
価格競争の激化や商品の多様化により、印刷会社は高品質の商品を作るだけでなく、顧客から見た使用効果や求めるサービスを「付加価値」として高めていくことが必要になってきている。
今、多くの印刷会社が、新しい需要を掘り起こし他社との差別化をはかるため、自社の強みを価格に拠らない形で活かすさまざまな取り組みを進めている。
自社の既存の強みに他要素を絡ませ新しいニーズに対応させたり、マーケティングやブランディングなどの手法を導入し自社の扱う領域を広げたり、顧客へのソリューションに発展させるなど一様ではない。
今回取り上げたセミナーのセッションにおいて、印刷会社のご担当者にご登壇いただき、現在継続中の取り組みの様子をお話しいただく。個々の実践事例を通して、印刷会社が取り組むべき新たな戦略や考え方の活用方法をお伝えしていきたい。
なお、各セミナーのサイトについては今後内容を随時追加し、公開していく予定である。
Seminar1 地域に根ざしたサービス開発
「社員を伸ばし、ファンをつくり、勝ち残る!自社ブランディングの進め方」
2月3日 15:45-17:45
ゲスト:(株)マルワ 代表取締役社長 鳥原久資氏
(株)日相印刷 プランニングマネージャー 荒井慶太氏
中小企業がすぐにできる「自社ブランド」とは? 経営戦略→マーケティング戦略→ブランディング戦略をベースに、人財、商品、PR(認知度UP)、そして収益向上へ。現在進行形の取組みを紹介する。
Seminar2 時代にあわせて強みを刷新
「自社の強みに磨きをかけた差別化戦略」
2月5日 13:00-15:00
ゲスト(株)野毛印刷社 営業企画本部長 田中浩氏
(株)GIMS コンサルタント・中小企業診断士 寳積昌彦氏
技術革新が進み、倍々速で外部環境が変わっていくなか、未来を予測し、新たなビジネスを模索することが重要になっている。そのためには自社の強みを明確にし、新たな時代に合わせた形に転換できる準備が必要である。本セミナーでは、自社が培ってきた高品質印刷の技術と個々の営業が持つヒューマンスキルに環境配慮企業という立場を掛け算することで、他社にない魅力や価値を訴求し続けている印刷会社の取り組みを紹介する。
Seminar3 自社の魅力を営業ツールに
「チラシ1枚で ずばっと顧客の心を惹きつける営業ツールの作り方」
2月5日 15:45-17:45
ゲスト (株)イズ・アソシエイツ 岩本俊幸氏
(株)レヴィング・パートナー 寺嶋直史氏
協友印刷(株) 常務取締役 菊地貴之氏
印刷会社は同質化競争から脱却するために、各社様々な新しいサービスを始めているが、自社の独自性や魅力をなかなか顧客へ伝えきれず、売上に繋がらないケースも少なくない。
自社サービスの特徴、競合優位性、顧客の心にあるニーズを客観的に考え、顧客から問い合わせをしたくなる「A4 1枚の営業ツール」の作り方を印刷会社の実践例を交え紹介する。
Seminar4 顧客へのクリエイティブ支援
「ブランド×デザインで創る印刷会社の新たな可能性」
2月4日 15:45-17:45
ゲスト (有)グレイズ 小澤歩氏
十一房印刷工業(株)
商品・サービスの価値をどう効果的に訴求していくかが課題となっている今、デザインで表現することで顧客の差別化をはかり、売り上げに貢献できるクリエイティブ支援は、印刷会社の大きな強みになる。
顧客に対するソリューションのひとつとして、ブランディング手法の具体的なプロセスを学ぶとともに、印刷会社の活用事例を紹介する。
CS部 教育開発グループ 原淳子