会社の未来は経営者で決まる

掲載日:2016年3月22日

厳しい現実を受け止めつつも、自ら未来を切り開いていく後継者の育成は、自社のみならず業界の発展のためにも大きな意味を持つ。

2016年5月13日、第33期 印刷後継者・経営幹部ゼミナールを開講する。
講師陣に現役経営者を迎え、自らの経営哲学、実践事例をお話いただくことで、印刷経営の「知識」だけではなく、「実践」と「推進する力」を学ぶことができる。

「和の心を重んじた日本式M&A」を展開しているアサプリホールディングスの松岡社長からは、会社経営で最も重視しているという経営理念の共有とそれを軸とした経営管理の実践をお話しいただく。

大東印刷工業株の佐竹社長には、徹底した見える化(数値化)による経営管理をテーマにお話しいただく。具体的な数値を示さない限り、いくらコスト意識を持てと訴えても会社は変わらない。「社員全員に個人事業主意識を!」という佐竹氏の経営哲学と取り組みを伺う。

シー・レップの北田社長は、家業の製本業の3代目にあたる。環境変化に強い危機意識を持ち、1990年の起業から今に至るまで、業態変革にチャレンジし続けている。「経営革新のための戦略立案と実践」をテーマに受注産業としてのマーケティング視点を基軸に、いかに競合優位性を築くのか?また独自の社内制度や組織づくりなどのマネジメントの実践例をうかがう。

マルワの鳥原社長は、小学校、中学校教諭として8年間勤務したという経歴を持つ。設備重視から人材重視へ、自らの教育現場の経験を生かしたユニークな社員教育は他社からも大きな評価を得ている。企業が如何にやりがいを社員に提供できるか、また社員がいかに「主体的」に行動できるか、「絆」をキーワードに社員が主体的に動く仕組み作りについて伺う。

会社の未来は経営者で決まる。

これからの印刷会社経営に必須と思われるメニューをラインナップしたので、ぜひ、ご活用いただき事業継承をたしかなものとしていただきたい。

(cs部 小須田紀子)
kari

関連情報

印刷後継者・経営幹部ゼミナールの詳細はこちらをご覧ください

http://www.jagat.or.jp/archives/19231