JapanColor認証制度を取得していただくためのコツとメリットをわかりやすく、事例を交えて徹底解説します。JapanColor認証制度に興味はあるが認証取得することに不安をお持ちの企業の方や取得のメリットがいまひとつわからないという企業様には絶好の機会であると考えております。
日本印刷産業機械工業会では、オフセット印刷の標準色であるJapanColorをもとに認証するJapanColor認証制度を2009年に開始し、今年で7年目を迎えます。
認証取得された企業様からは、標準化による印刷品質の安定や社員のスキルアップ、さらには実際に売上拡大にもつながったという声をいただいております。
今年度は、セミナーを受講された企業様限定の「標準印刷認証3ヶ月集中取得支援パッケージ」をご用意しました。申請から3ヶ月で取得できるように、事務局から電話およびメールでアドパイス等を無料で行うサービスです。
<セミナー内容(予定)>
・Japan Colorとは
・Japan Color認証取得のメリット
①認証取得企業様の声
②Japan Colorが創り出す印刷の価値向上
③Japan Color認証取得を100%有効活用するには
・Japan Color認証取得のコツ
①申請書類の作り方
②スムーズな器差確認の方法
③チャート作成時の留意点
④現地審査(現場確認)の事例と留意点
<セミナー開催日時・会場> ※会場の詳細はPDFでご確認ください。
開催日 | セミナー 開催時間 |
地域 | 定員 | |
1 | 2016/6/16(木) | 14:00~16:30 | 大阪 | 50人 |
2 | 2016/6/17(金) | 14:00~16:30 | 名古屋 | 50人 |
3 | 2016/6/24(金) | 14:00~16:00 |
東京 (経営者様限定) |
20人 |
4 | 2016/6/30(木) | 14:00~16:30 | 広島 | 30人 |
5 | 2016/7/1(金) | 14:00~16:30 | 福岡 | 25人 |
6 | 2016/7/8(金) | 14:00~16:30 | 東京
(現場責任者様限定) |
20人 |
7 | 2016/9/1(木) | 14:00~16:30 | 大阪 | 50人 |
8 | 2016/9/2(金) | 14:00~16:30 | 名古屋 | 50人 |
9 | 2016/9/9(金) | 14:00~16:30 | 東京 | 20人 |
<セミナー申し込み方法>
・Japan Color認証制度ホームページのお問い合わせフォームからお申込みください。
→下記URLのお問い合わせフォーム内の「お問い合わせ内容」欄に「○月○日△△セミナー参加希望」とご記入の上、お申し込みください。(例:「6月16日大阪セミナー参加希望」など)
http://www.jpma-net.or.jp/form/japancolor_inquiry.php
・参加費は無料ですので、一杜あたり何名様でもお申込みいただけます。
・申込数が定員に満たない場合は、 開催を中止する場合がございます。
<Japan Color認証制度とは>
従来、印刷業界では、印刷会杜ごとに独自の印刷色の基準を設けており、同じデータでも印刷会社が変われば色が合わないというのが実情でした。そのような状況の中、オフセット印刷における印刷色の標準的な基準としてJapan Colorが策定され、その普及と実効性のあるものにするため「Japan Color認証制度」が創設されました。
Japan Color認証制度は、標準印刷認証、マッチング認証、プルーフ運用認証、プルーフ機器認証からなります。
●「標準印刷認証」とは
標準印刷認証は、印刷工場における印刷機械のメンテナンスと数値管理等によって、安定した品質の印刷物を作成できる工程管理能力について認証します。審査にあたっては、申請工場が印刷物を認証基準に適合させる能力と、 5000枚の連続印刷において安定した品質の印刷物を作成できる能力等を有しているかどうかを判定します。
[現在の取得状況]2016年3月末現在の認証取得182工場
●「マッチング認証とは」
マッチング認証は、標準印刷認証を取得していることを前提に、高度なカラーマネジメント技術を駆使して、印刷物の色を認証基準値の許容幅に入れることができる能力等について認証します。このため、難易度は標準印刷認証と比べてかなり高いものとなります。
[現在の取得状況]2016年3月末現在の認証取得43工場
●「プルーフ運用認証」とは
プルーフ運用認証は、デザイン会社や印刷会社が、個々のプルーフ機器(見本出力機器)のメンテナンスや適正な運用を行うことにより、信頼性の高いプルーフ(見本出力物)を安定的に出力できる能力等を認証するものです。原則として、プルーフ機器認証を取得した機器を使用して運用認証を申請することになります。
[現在の取得状況]2016年3月末現在の認証取得82件
●「プルーフ機器認証」とは
プルーフ機器認証は、プルーフ機器が、印刷用途に使用できる信頼性の高いプルーフ(見本出力物)を安定的に出力できる機能があるかどうかを認証します。審資にあたっては、プルーフ機器、RIP(出力のためのソフトウエア)、プルーフ用紙の3つの組合せで判定します。
[現在の取得状況]2016年3月末現在の認証取得84件
<Japan Color認萩制度取得の5つのメリット>
Japan Color認証制度を取得することにより、以下のメリットがあります。
①企業イメージの向上
ISO準拠の認証を取得することにより、印刷物およびプルーフを作成するうえでの高い能力をアピールできます。
②印刷品質の安定
標準化により、品質の安定した印刷物がスピーディーに作成できます。
③スキルアップ
標準化を全社的に進めることにより、社員のスキルアップができます。
④コストダウン
標準的な印刷条件を基準に印刷することにより、損紙およびインキ使用量等の削減につながり、生産性向上による経費削減が期待できます。
⑤取引上の優位性
印刷基準が顧客等との取引条件や入札条件などになった場合、有利な取引が可能になります。
<標準印刷認証 都道府県別取得数>
標準印刷認証の都道府県別取得件数は、東京が45件で最も多く、埼玉28件、大阪19件と突出しています。続いて千葉、神奈川、京都、宮城、新潟、静岡で多く取得されています。 未取得は13県あり、秋田、栃木、福井、三重、奈良、鳥取、島根、徳島、高知、佐賀、長崎、大分、宮崎となっています。
2016年3月末現在の認証取得182工場
<Japan Color認萩制度取得の5つのメリット>
標準印刷認証の取得企業様(73工場)へアンケートを実施した結果、企業様から「品質に対する社員の意識レベルが向上した」「工程が安定化して標準化が進んだ」といった声が多数寄せられ、好評を得ています。
【Japan Color認証制度に関するお問合せ先】
(一社)日本印刷産業機械工業会 Japan Color認証制度事務局
〒105-0011東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館401・2号室
TEL 03-6809-1617 FAX 03-3434-0301