制作現場のディレクターが、本来の役割を自覚し、ディレクション業務を遂行するにはどのようなことを心がけなければならないでしょうか。具体的な事例と演習で解説します。
制作現場のディレクション業務でこのような課題を抱えていませんか?
■ディレクションを行う舞台は作ったが、ディレクターが自分の作業に没頭し、ディレクションは機能していない。
■ディレクターに指名されているが、責任が重く割に合わない。自分に向いていないのではないかと思う。
■ディレクションをするように言われたが、そもそも何をしたら良いか今さら聞けない。
制作現場のディレクター(制作管理者)が、本来の役割を自覚し、ディレクション業務を遂行するにはどのようなことを心がけなければならないでしょうか。まずは、チームのメンバー個々の特性を知り育てながら、効率的な業務フローの構築と役割分担を決め、業務を円滑に遂行させなければなりません。そして、組織内で実践するディレクションやマネジメントの具体的な行動計画作成の必要性を認識し実行してこそ、品質の標準化と生産性を上げることが可能です。
本講座では、制作現場のマネジメント業務に関わる方々が、日々悩む問題に焦点を当て、具体的な事例を盛り込み、演習を行いながら解説していきます。
■ 講師 苅田和房 |
1962年生れ。京都産業大学経済学部卒業後、株式会社ニッセン通販事業部マーケティング本部勤務を経て1992年独立。通販会社在職時は、顧客開発チームのリーダーとして年間120万件の新規顧客獲得を達成。その後のコンサルティング経験を踏まえ、人材育成に力を入れる。演習を中心としたセミナーのカリキュラムづくりや実務に即したコンサルティングを実施し、個々の能力を引き出すトレーニング、組織としてのポテンシャルを発揮させるための社内研修教育に定評がある。著書に、JAGAT通信教育テキスト「印刷物デザイン設計実践コース」共著、「真・マネジメントの法則」(JAGATプリンターズサークル連載)など。
■ カリキュラム |
①制作現場のディレクションとは?
②マネージャー、ディレクター、リーダーに求められる能力
③企画→設計→制作の役割分担とビジュアルコントロール/スケジュール管理の秘訣
④品質マネジメント
・ビジュアルコントロールの事例
・制作物の見やすさ/訴求ポイントの明確化/仕掛けづくりのアイデア
⑤マネジメントQ&A
現状の実務指示系統→実務指示系統の改善策/ディレクション実体験の事例紹介
⑥スキルアップ&モチベーションアップのためのトレーニング方法と事例紹介
⑦アクションプランの作成
事例をふまえて各自が自社組織において実践するディレクションの行動計画を作成し、アドバイスを受ける。また、計画書を社内へ持ち帰って、実行する。
■ 受講者の感想 |
●実業務での課題を考える上で問題点の整理もできいろいろ考えるための引き出しをいただいた。
●「人を管理するのではなく仕事を管理する」。自分の中でぼんやりしていたディレクターの役割が明確になった。
●ディレクターに特化してその役割を明確に説明・指摘してくれる点で有意義な内容。実戦形式であるのもよい。
●明日からでもすぐに実践できる知識が得られた。職場の雰囲気づくりなど参考になる点も多かった。
■ 概 要 |
■開催日時
2016年12月7日(水)11:00~18:00 *昼休憩13:00-14:00
■対象
企画、営業、デザイン、制作、各責任者の方など
■定員
20名
■参加費(消費税込み/1名)
JAGAT会員 17,280円 / 一 般 19,440円
■会場
公益社団法人日本印刷技術協会 セミナールーム 東京都杉並区和田1-29-11
東京メトロ 丸の内線中野富士見町駅下車 徒歩5分
■お申込み
●Webからのお申込み
Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。
●FAXでのお申し込み:
お申し込み書をプリントアウトし、必要事項をご記入の上FAXでお申し込み下さい。
お申し込みが確認され次第、参加証・地図をFAXでお送りいたします。
請求書は、後日ご郵送いたします。
お申込書は こちら
申込先:公益社団法人日本印刷技術協会 管理部
TEL:03-5385-7185 FAX:03-3384-3216
セミナー内容のお問い合わせ先:CS部 教育サポートチーム セミナー担当 TEL:03-3384-3411
*ご記入いただきました個人情報に関する内容は厳正に取り扱います。