提案業務の効率を上げ、制作物の品質を高めていくためには営業および企画担当と制作部門が協力し、それぞれに求められる役割、責任範囲を明確にした上で 同じ目的を共有していくためのチームワークが欠かせません。伝えているようで伝わっていない。そのような現場の悩みを解決します。
こんな悩みに・・・。
『あとはお任せで』…営業からお客様の要望が伝わってこない!
アート指向のデザイナーが営業の声に耳を傾けない!
打ち合わせ不足で 『1から作り直せ』とクレームが!
提案がないとお客様は話も聞いてくれない…
営業と制作が仲が悪くて…
営業と制作部門の連携が企業を強くする。
現場のニーズに応えたセミナーです。
営業がクライアントからニーズをつかみ、制作担当が印刷物として形にする、この一見当たり前の流れがスムースに運べないという現場の悩みをよく耳にします。本来それぞれの立場でスキルを発揮し、ひとつひとつの仕事を確実に形にしていく協力体制が不可欠なのは言うまでもありません。それがあって初めてこの厳しい環境の中、企画力・提案力・制作力で差別化を図っていくことが出来ます。
日々クライアントと接する営業担当者に求められるのは単に仕事の案件を探す、クライアントの話を聞くことだけではなく、クライアントが印刷物などメディアを使って実現したい、目的の本質を見極め社内スタッフに的確に伝える取材能力、コミュニケーション力です。
そして制作側はクライアントから営業が掴んだ情報を元に、集客や販売促進などクライアントの目的を実現する制作物を作り上げます。ここで求められるのは、効果を説得できる、クライアントが納得するデザイン力、クリエイティブ力です。
「何を伝え、何を一緒に考えるべきか」
コミュニケーションを阻害している原因を探り、
能力を最大限発揮できるためのチームワークづくりを目指します。
このセミナーでは営業担当、企画担当と制作部門が協力をし、提案業務の効率を上げ、制作物の品質を高めていくために、それぞれに求められる役割、責任範囲を明確にし、演習を交えながらチームワークの確立をトレーニングベースで実現していただきます。
営業のコミュニケーション力/制作のクリエイティブ力up、そして両者の連携体制を見直すことで、貴社がさらに強くなることをお約束いたします。
開催日時
2017年1月18日(水)11:00~18:00
*昼休憩13:00-14:00
講 師
苅田 和房 (マーケティング・コンサルタント 有限会社湾岸道路 代表)
大手通販会社で商品分析・媒体研究・新規顧客開発等を手掛けた後、91年独立。以降市場調査や印刷媒体の企画、データベースマーケティングの指導実績、講演実績多数。JAGATでは機関誌連載、セミナー「売れるカタログ/DM企画制作3日間研修」「クリエイティビティ養成トレーニング」「制作現場のディレクションとマネジメント」などの講師を務め、明解な講義と演習を通じた即スキルアップに繋がる少数精鋭型の実践的な講座で、毎回受講者の高い満足度と信頼を集め、リピーター企業も多い。
カリキュラム
- 【チームワークとは】
~目的意識の共有化~ - ・情報共有とコミュニケーション
【お客様に適応した提案を】
~クライアントの見極め方~ - ・お客様のニーズに応じた提案のクオリティ
-プロモーション、メディア展開重視のクライアント
-印刷物の設計重視のクライアント
-見た目、感覚重視のクライアント
・提案の受注が売上喪失に繋がるクライアントとは? - 【受注のカギを握る営業担当の取材能力】
~企画提案の業務プロセスの鉄則~dt> - ・お客様のニーズに応じた提案のクオリティ
仕事の発掘と要求課題の明確化の手法
-ヒアリング項目
-提案の精度を上げる情報の獲得
・対社内スタッフ、クライアントとのコミュニケーション
-何を伝え、何を一緒に考えるべきか
・役割分担とスケジュール設定
・企画の方向性の判断
-制作重視か?売り方重視か? - 【枯れないアイデア、企画、デザイン力強化のために】
~クリエイティブ力の強化~ - ・情報収集とコミュニケーション
・クライアントの向こうにいる顧客を見れば「見えてくる!」
-ターゲット属性とメディアのケーススタディ - 【演習・トレーニング】
~クライアントを切り崩す連携体制の確立~ - トレーニング1
機能性、利便性を上げる印刷物のリニューアル提案 - トレーニング2
クライアントの「効果のない」Webサイトを改善提案
クライアントからの情報を聞き出し、改善の切り口を検討、制作面・活用面からの提案まで、営業/制作それぞれの立場で案件に取り組んでいただきます。
営業、企画制作の方がペアで参加されるとより相乗効果が高まります。(2名参加の割引あり)
<受講者の声>
・ヒアリングで聞き逃してはいけないポイントを学んだり、ヒアリング→クライアントの現状の分析→企立案というディスカッションを通して、今後の業務にもいかしていきたいことがたくさんありました。
営業から得る情報が乏しいままに製作を始めてしまうと、結果効果的な提案ができず、クライアントと共倒れになってしまう…という先生の言葉は耳が痛かったです…。
個人的には、営業と共に受講できたのがとても良かったと思いました。直接学ぶのと、間接的に伝えるのとでは全くちがいます。これからはさらにアクティブに営業と協力していきたいと思いました。
・営業、制作それぞれの根本的な課題を再確認するのに大変参考になりました。研修中行った演習は社内で取り入れてみたいと思います。(印刷会社 販促部)
・案件の具体例が大変わかりやすかった。(印刷会社 グラフィック事業部)
・制作という立場での物の見方、考え方を見直す良い機会になりました。(印刷会社 制作企画)
・短い時間で良くまとまった講座です。分かりきっているようで日常意識していなかったテーマを改めて思い知らされた。(印刷会社 企画制作)
・日常の業務の流れで留意すべき点が体系立てて把握出来た。を今回の研修テキストをもとに社内で使える取材シートを作ってみたいと思う。(印刷会社 営業)
・クライアントと協力して仕事を達成していくためのヒントがたくさんあった。(メーカー 販促)
・営業、制作それぞれの根本的な課題を再確認するのに大変参考になりました。研修中行った演習は社内で取り入れてみたいと思います。(印刷会社 販促部)
・営業としてお客様へのヒアリングの仕方にちょうど悩んでいる時期だったので、得るものが多かった。(印刷会社 営業)
・制作という立場での物の見方、考え方を見直す良い機会になりました。(印刷会社 制作企画)
・会社ではなかなか教えてもらう機会がない、営業・クライアントとのやりとりの重要なポイントを細かく説明していただいた。(印刷会社 制作)
<参加者の上司の方からの声>
・セミナーを受講後、本人の成長が著しく、取引先の難しい要望にも果敢に挑むようになりました。
苅田講師が講義でお話しされたことを実践した結果、コンペで勝ったこともありました。
これからの成長がとても楽しみです。(印刷会社)
<苅田講師より>
クライアントがジリ貧になる手伝いをしないためにも、プロフェッショナルなスキルとプレゼン力が重要ということです。とにかく制作に必要なのは”受け身の打破”です。
『制作現場のディレクションとマネジメント』講座でも、組織の役割分担をサッカーのチームに置き換えて説明していますが、ワールドカップの日本代表でさえ受け身になると実力が発揮できず試合には勝てません。
そうした状況でしきりに言われる打開策が“前線からのプレス”(相手陣内でボールを奪い取ろうとする前がかりの姿勢)です。しかも、それをチームの共通認識として全員で徹底して行うのです。まさに、営業(前線)&制作の情報収集と同じだと思いませんか?
対象
企画担当、営業、制作担当者など(2名ペアでのご参加もお薦めいたします)
定員
30名 (最少催行人数8名)
会場
公益社団法人日本印刷技術協会 セミナールーム
東京都杉並和田1-29-11
東京メトロ 丸の内線 中野富士見町駅下車 徒歩5分
参加費
1社1名 JAGAT会員 19,440円 / 1社1名 一 般 23,760円
1社2名 JAGAT会員 32,400円 / 1社2名 一 般 43,200円
お申込み
●Webからのお申込み
Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、お申込みください。
●FAXでのお申込み:
お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3216までFAXにてお送りください。
■参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。
口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
■内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に下記までお寄せください。
CS部 セミナー担当 電話:03-3384-3411
■お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理担当) 電話:03-5385-7185(直通)
公益社団法人 日本印刷技術協会