page2017 展示会のみどころ

掲載日:2017年1月25日

page2017は、第1回開催から数えて第30回目の節目となる記念すべきpage展である。今回のテーマは「ビジネスを創る~市場の創出~」とした。前回page2016の「未来を創る―メディアビジネスの可能性を拡げる―」をより現実的に具現化したい意味合いを込めている。page展は単なる機材展、展示イベントではなく、カンファレンス・セミナーとともに構成する印刷・メディアビジネスの総合イベントであるが、page2017は「印刷ビジネスの創出」を軸に構成した。展示会場、カンファレンス・セミナーの見どころをご紹介する。

展示会のみどころ

page2017には前回を上回る155社535小間が出展予定で(2016年12月22日現在)、page2014から4年連続で増加となる。各社とも、機材展にとどまらないさまざまなサービス、ソリューションを提案していただけるであろう。ここではpage展30回の節目に実施する、展示会場の特別ゾーンについて紹介する。

特設ゾーン・特別企画

印刷パートナーゾーン 文化会館4F 展示ホールB
page展としては初となる印刷会社の出展ゾーン。
仕事の創出、ビジネスの拡大のためには、自助努力とともに他社との連携が効率的である。
また、昨今の展示会イベントにおいても、出展社はイベントを新製品・サービスのお披露目の場としてだけではなく、具体的な商談の場として活用するようになってきている。こうした背景を踏まえ、印刷会社に「出展社」としてpageに参加いただき、来場者とのビジネスマッチング、コラボレーションの場として活用してもらおうというのが、この「印刷パートナーゾーン」だ。

ここには23社が出展(2016年12月22日現在)、その出展企業および団体と出展内容は非常に多岐にわたる。ここに来れば印刷会社ができることの幅広さを感じていただけるはずだ。各社の出展ブースで展示物を手に取り、話を聞いて、明日のビジネスを創るヒントをつかんだり、協業の可能性を探ったりしていただきたい。

クリエイティブゾーン 文化会館2F 展示ホールD
印刷業に深く関わってきたアドビ システムズが印刷関連展示会に唯一残っているゾーン。ワンソースマルチユースするためのDTPに関するソフト・ソリューション、クリエイティブプロフェッショナルのための製品展示や具体的な事例等を紹介する。特に今回は「Creative Cloud導入相談コーナー」を充実させており、日々の業務でのちょっとした悩みから、導入に関する具体的な相談まで専門スタッフに直接話ができる。

また例年同様に、ゾーン内では「クリエイティブゾーンセミナー」(プログラムの詳細は48ページ森裕司のデジタル未来塾を参照してください)も開催する。見て・聞いて・感じることによって、具体的なメリットが手に取るように体感できるコーナーだ。

見どころツアー
展示会見学に行くと、つい見落としてしまいがちな、見ておくべきもののポイントを、業界に精通したツアコンがご案内する。

フリーペーパー展示 文化会館4F 展示ホールB(「印刷パートナーゾーン」内)
印刷業界内外に、印刷会社の取り組みと可能性、地域における役割について、フリーペーパー展示を通じて訴求する。フリーペーパーは、地域における印刷会社の役割や活動、その機能を分かりやすくイメージするのに適している。

page2017での展示を通して、全国の印刷会社がそれぞれの地域においてどのような役割を果たしているか、そして印刷メディアにはどのような良さと可能性があるか、地域色豊かな各地のフリーペーパーを見ながら再考する機会を提供する。

30回記念トークショー 2月8日 18:15~
「デザイン思考×地域創生×マーケティング」
文鳥社/カラス 牧野圭太氏
デザイナー 折衝中
停滞する従来のビジネスモデルを、デザインの力で刷新する方法を紹介。「文鳥文庫」や「旬八青果店」といった事例からビジネスのヒントを得る。またデザイン×地域創生について、「長生最中」など地域の特産物に関する商品開発などアイデアや企画を活用している事例を紹介する。誰もがアイデアやデザインを生みだすことに役立つ話をする。飲み物付きスペシャルトークショー。

JAGATコーナー 文化会館2F 展示ホールD
●書籍販売
JAGAT刊行書籍をはじめ、各種関連書籍を販売。

●エキスパート資格情報
2016年12月に改訂したDTPエキスパートカリキュラム第12版冊子、およびクロスメディア関連最新情報冊子等を無料配布。資格を通した人材育成や受験を検討中の方に役立つ資料を提供する。

page2017サイトでは詳しい情報を掲載しています。