経営者は若手社員時代に何を学んだのか

掲載日:2017年4月17日

4月に入り、多くの会社は新年度をスタートし、新入社員を迎えた会社も多いことだろう。どの会社も、彼ら彼女らがいち早く戦力として活躍してくれることを期待していると思う。

市場環境が激変し、新たな挑戦が求められる印刷ビジネスの世界であるが、このよう変化の時代に対応し、新しいビジネスを創り出すことでは若手社員に期待することは大である。

しかし、社会経験やビジネス経験が少ない中で、若手社員も日々さまざまな苦労や悩みを抱えながら仕事に奮闘しているものと想像する。

そのような若手社員にエールを送るべく、JAGAT infoでは印刷会社の経営者の若手社員時代にどのような姿勢で仕事に取り組み、若手社員時代に何を学び、何を得たのかを紹介するコーナーをスタートした。

人生やビジネスの先輩にも、若いころには悩み、苦労し、ときに失敗などの経験をしながらビジネスマンとして成長したのである。これからビジネスを担っていく若人たちの励みになるとともに、仕事へ取り組む姿勢のヒントになればと考えている。

4月号では前JAGAT会長で金羊社代表取締役会長の浅野健氏に登場いただいた。成長する印刷市場で仕事に追われて変化の少ない営業の日々に焦燥感を抱いた20代、営業担当として新規開拓に奮闘し、尊敬する上司の下で経営者としての基礎を作った30代のエピソードを交えてお伝えする。

特集は「2016年の印刷ビジネスを振り返る」で、印刷産業、印刷市場、印刷メディア、印刷経営の4視点から2016年を総括し、2017年以降を展望する材料を探る。現在、印刷ビジネスにどのような変化が起き、それは何を意味するか。さまざまなデータから考察する。

また、Hunkelerの主催で2年に1回開催され、デジタル印刷+後加工機によるソリューション提案の場として、近年は注目が高まっているHunkeler Innovationdays 2017を、JAGAT客員研究員でメディアテクノス代表取締役の井上秋男氏にレポートしていただいた。

(JAGAT info編集担当)

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