新聞のビジネスモデルが大きく変わろうとしている。新聞各社は構造的な部数減に機構・紙面改革で対応、デジタル印刷を実採用する事例も現れた。フェイクニュースやまとめサイト問題で揺れたネットニュースメディアはAIなどにより新しい次元に挑戦している。
~デジタル印刷・AIなど新技術がニュースビジネスに与えるインパクト~
研究会内容
新聞各社は部数減少に紙面や機構の改革で対応するが方向性を見出せない。ネットニュースメディアは増えたが、まとめサイトや不充分なフェイクニュース対策など社会問題を頻発する。このような状況のなか、デジタル印刷による新聞発行、AI・アルゴリズムによるニュース作成・ニュースの真偽判別が実用化し始めた。ニュースビジネスはどのように変わっていくだろう。
前半は井上氏が新聞業界の国内外最新動向と競輪新聞社のデジタル印刷導入事例を解説、後半は日米通算2500万DLを持つスマートニュース社の松浦氏がスマホとAI/ITによるビジネスモデルを解説、合わせて新聞・ニュースビジネスの方向性を考察する。
開催情報
【日時】
2017年10月30日(月) 14:00-16:40 (終了時間は前後する場合があります)
【会場】
日本印刷技術協会 3Fセミナールーム(〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11)
【参加費】
15,120円(税込)、JAGAT会員:10,800円(税込)
印刷総合研究会メンバー:無料 [一般]2名まで [上級]3名まで [特別]5名まで
→自社が研究会メンバーか確認したい場合、こちらのフォームからお問合せください。
【1】新聞業界の国内外最新動向
メディアテクノス代表取締役、JAGAT客員研究員 井上 秋男氏
- 新聞メディアの最新動向(関連データとトピック)
- 新聞社の取り組み(経営・デジタル対応・制作印刷)
- 新聞技術の新潮流(世界新聞関連展示会の報告・デジタル印刷事例)
【プロフィール】
1962年東京芝浦電気(現東芝)入社。30年間、全国紙、地方紙、通信社、新聞印刷会社の新聞製作システムの開発に従事。1997年にメディアテクノスを設立。新聞・印刷関連のコンサルティング、テクニカルライターを務める。日本印刷技術協会客員研究員。
【2】オンラインニュースメディアの可能性と直面する課題-SmartNewsの視点
スマートニュース株式会社 メディアコミュニケーションディレクター 松浦 茂樹 氏
- SmartNewsとは? その展開
- SmartNewsの核心(編集部が存在しない、ニュース収集のアルゴリズム、自然言語処理・機械学習・AI、コンテンツをめぐる品質問題への対処など)
- オンラインニュースをめぐる環境変化とは?(フェイクニュース問題も含む)
- ニュースビジネスの近未来、その可能性
【プロフィール】
東京理科大学卒業後、大手自動車会社の宇宙開発事業部にて人工衛星のシステム開発に従事。2004年にライブドア(現LINE)に入社。ポータルサイト「livedoor」のトップページディレクターを経て、ポータル統括シニアマネージャーに就任。2011年にコンデナスト・デジタル(現コンデナスト・ジャパン)で『WIRED』日本版のウェブサイト立ち上げに従事した後、2012年にはグリーにて「GREE ニュース」を主に統括。2013年に「ハフィントンポスト」(現ハフポスト)日本版の編集長に就任。2014年9月より現職。
※講演者・講演内容・時間等は一部変更になることがあります。
申込み
・Web申込フォーム に必要事項をご記入のうえ、ご登録ください。
登録後は完了メールが入力したメールアドレス宛に届きます。
有料でお申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。
FAXから
・申込書をプリントして必要事項をご記入の上、 FAX(03-3384-3216)にてお申し込みください。
(印刷総合研究会メンバーの方は、別途送付の専用申込み用紙をご利用ください)
問い合わせ先
内容に関して
研究調査部 印刷総合研究会担当 電話:03-3384-3113(直通)
お申し込み及びお支払に関して
管理部 電話:03-5385-7185(直通)