2月7日10時、31回目となるpage2018が開幕した。2月9日金曜まで3日間にわたり、サンシャインシティでカンファレンス・セミナー、技術展示、オープンセミナー、Must see tour、フリーペーパー展示など、多彩なイベントが繰り広げられる。
“page”でトレンドを捉える有用性
“page”のコンセプトは、情報グラフィックコミュニケーション・デジタル系印刷関連技術のトレンド展示と未来考察であり、31回の開催を重ねる現在もこのコンセプトは変わらない。デジタル時代の本格到来でメディアとコミュニケーションを巡る革新は加速、先端トレンドに触れる必要性はますます高まっている。しかしこうした変化の状況は複雑さを増し、1社単独での対応は難しくなりつつある。そこでpage2018のコンセプトは”アライアンスNEXT”とした。(写真はすべてpage2018の初日から)
多くの来賓を迎え開会式のテープカット
3フロアから構成される展示会
展示会はフロア別に、2Fはグラフィックアーツとグラフィックコミュニケーション、デジタルワークフロー、3Fは印刷全般、4Fは印刷関連ソリューションおよび印刷会社の出展。近年増えている印刷会社の出展は今回も過去最高を更新した。出展数も来場者数も増え続けている。今回も初日の来場者数は2万人弱を数えたもようだ。DTPエキスパート・クロスメディアエキスパート受験者向けコーナーも書籍販売と併設の新たな「JAGATコーナー」において展開している。
多くのメーカー・ベンダー、印刷会社が出展、出展数は過去最多の盛況
広い会場を効率よく見るための解説付きツアーも好評
2FのJAGATコーナーでは多くのミニセミナーと新刊書籍の販売等
印刷の未来を議論するカンファレンス
カンファレンスは情報コミュニケーションや印刷ビジネスはもちろん、デジタル印刷・メディア多様化対応・地域活性ビジネスなど、多くの先進的なテーマを議論する。セミナーでは多くの実践的なテーマを習得する。40に及ぶセッションにおいて、第一人者による講演と活発な議論、学習体系を通じて、”page後”のコンセンサスと方向性を多くの講師・聴講者とともに創り出す。
基調講演「アライアンスNEXT」は100人超の参加者を集め活発な議論
開催規模が年々拡大する”page”
多くの方々のご協力をいただいたおかげで、開催規模は年々大きくなっている。最終日の午後は特に混雑するため、できれば早めのご来場をお勧めする。そして来場された皆様においては、会場で一つでも1人でも多くの発見や出会いがあったことを願う。pageは来場者、出展社、会員社、講演者、報道社、関係各団体と関係省庁の協力から成り立っている。pageの企画運営に関わられるすべての方々に厚く感謝申し上げたい。
クリエイティブゾーンではDTPプロフェッショナルのためのセミナーも多数
全国印刷会社のフリーペーパーを特別展示