JAGATが実施している事業のうち、いくつかは2023年から2024年にかけて30年の節目を迎えた。例えば毎年秋口に発刊している『印刷白書』は1994年に刊行が開始されており、昨年発刊の『印刷白書2023』をもって創刊30年目となった。そして、例年春と夏に実施しているDTPエキスパート認証制度も1994年にスタートしており、今年3月の実施分をもって通算61回目、すなわち30周年を迎えることになる。なお、第61期DTPエキスパート認証試験は1月12日より申し込みの受付を開始している。ぜひ、奮ってご参加いただきたい。
さて、1988年に開始されて以降、通算37回目となる印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2024」は「連携」をテーマとして、2月5日から2月13日までの間に基調講演・カンファレンス・セミナーを合計12本、オンラインで配信する。そして2月14日から16日までの3日間、リアル展示会を東京・池袋のサンシャインシティにて開催する（今年に限っては「page展示会の初日はバレンタインデー」と覚えておいていただけたらと思う）。こちらにもぜひ、奮ってお申し込みいただきたい。自社のビジネスに直結するヒントに必ずや出会えるはずである。
『JAGAT info』2024年1月号のご案内
◯新春鼎談
「創注」に向けた「連携」へ 〜印刷業界が目指すべき戦略とは〜
「印刷会社は、とにかく仕事がないと始まらない」という考えに基づき、page2023ではテーマを「創注」として、JAGATの基本方針としてきた。社会経済状況が復調しつつある現在、印刷業界にはどのようなことが社会的に要請されており、それを受けてどのような経営戦略を採るべきなのであろうか。
それを考える際にヒントとなるのが、他社との「連携」である。自社の強みと他社の強みを組み合わせることで、新たなビジネスが生まれてくるのではないか−−。印刷業の未来について、じっくりと語り合う。
◯特別企画
page2024の開催に向けて 〜テーマは「連携」〜
page2024がいよいよ2月5日より開幕する。今回のテーマは「連携」とした。特別企画の前半部では、その「連携」の2文字に込めた意図をはじめ、2種類制作したポスターの秘話、基調講演とカンファレンス・セミナーの見どころ・聞きどころなどを紹介している。
そして後半部では、2月14日より始まるリアル展示会の概要やフロアガイド、そして特設ゾーンとなる「印刷パートナーゾーン」「連携ゾーン」などについてもその狙いなどの解説を行う。page2024を、ぜひご期待いただきたい。
（『JAGAT info』編集部）
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