日本のグラフィックデザイン秀作300点を紹介する企画展 「日本のグラフィックデザイン2024」を東京ミッドタウンで開催

掲載日:2024年6月6日

東京ミッドタウン・デザインハブ(構成機関:公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会、多摩美術大学 TUB)は、第109回企画展「日本のグラフィックデザイン2024」を7月1日(月)から8月25日(日)まで開催します。
本展を担当する日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)は、会員約3,000人を擁するアジア最大級のデザイン団体です。1981年より、年間のJAGDA会員の優れた仕事や作品をまとめた年鑑『Graphic Design in Japan』を発行し、日本の多種多様で質の高いグラフィックデザインの成果を国内外に紹介しています。
本展では、年鑑2024年版の掲載作品の中から約300点を実物と映像で展示します。身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインに至るまで、日本のグラフィックデザインの現在をぜひご覧ください。

●開催概要
名称(正式):東京ミッドタウン・デザインハブ第109回企画展「日本のグラフィックデザイン2024」
名称(略式):日本のグラフィックデザイン2024
会期:2024年7月1日(月)~8月25日(日) 11:00-19:00 会期中無休・入場無料
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
主催:東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営:公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)
展覧会URL:https://www.designhub.jp/exhibitions/gdj2024

●展示内容
カテゴリー:亀倉雄策賞/JAGDA賞/JAGDA新人賞/ポスター/CI・VI・シンボル・ロゴ・タイプフェイス/新聞広告・雑誌広告/ジェネラルグラフィック/デジタルメディア/映像/パッケージ/環境・空間/ブック・エディトリアル/複合
特別展示: 「ヒロシマ・アピールズ」ポスター2024(7月中旬より)

●同時期開催:ギンザ・グラフィックギャラリー特別展 2024 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展
会期:2024年7月22日(月)~8月24日(土) 11:00-19:00 日祝休・入場無料
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1F)
URL:
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/

メインビジュアル
(デザイン:関本明子)
昨年の展示風景

●主な展示作品(2024年度の各賞受賞作品より)
※展示内容は変更される場合があります ※cl=クライアント

第26回亀倉雄策賞(www.jagda.or.jp/awards/kamekura/

JAGDA初代会長を務め、世界のデザイン界にも影響を与え続けた故・亀倉雄策の業績をたたえ、1999年創設。
毎年『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、年齢やキャリアを問わず、最も輝いている作品とその制作者に授与。

北川一成 
KITAGAWA Issay





GRAPH(グラフ)代表。1987年筑波大学卒業。あらゆる領域におけるビジュアルデザインはもちろん、ビジネスやコミュニケーションのあり方までを設計するブランディングを多数手掛ける。経営資源となりうる強度のあるデザインと、売上目標達成や企業イメージ向上などの成果をもたらすアイデアが、多くの企業経営者の支持を得る。近年の実績に「アイフル」「ハナマルキ醸造 麹 研究室」「本家西尾八ッ橋」など。AGI(国際グラフィック連盟)会員。ADC賞、TDC賞、JAGDA新人賞ほか受賞多数 。NY ADC賞、D &AD賞をはじめ、国内外の審査員を歴任。テレビ出演にNHK「ビジネス新伝説 ルソンの壺」、テレビ東京「カンブリア宮殿」など。https://www.moshi-moshi.jp/

アートプロジェクトのデザイン「KAMIZU」(cl : ヤオヨロズヤ)


JAGDA賞2024(www.jagda.or.jp/awards/category/

その年を代表する優れたグラフィックデザインを顕彰し、後世に伝えるため、2008年創設。
毎年『 Graphic Design in Japan 』出品作品の中から、特に優れた数作品に授与。




JAGDA賞2024
(CI・VI・シンボル・ロゴ・タイプフェイス)
ナチュラルワインのロゴ「LIVVERA」
(植原亮輔 cl: チキュウ研究所)

JAGDA賞2024(ポスター)
アートセンターの作品公募・展覧会のポスター
「第1回 BUG Art Award」
(菊地敦己 cl: リクルートホールディングス)














JAGDA賞2024(デジタルメディア) グラフィック作成アプリケーション「脳波書」     
(坂本俊太 cl: 博報堂)
https://www.nohasho.app/

JAGDA賞2024(ブック・エディトリアル)
アーティストの作品集のブックデザイン
「TANAAMI!! AKATSUKA!! / That’s All Right!!」
(柿木原政広 cl: 集英社)







JAGDA賞2024(映像)
ハイブランドとのコラボレーション動画
「cup / horse / bottle」
(岡崎智弘 cl: エルメス)

JAGDA賞2024(パッケージ)
調味料ブランドのパッケージデザイン
「(ふつうの)マヨネーズと(ふつうの)ケチャップ」
(加藤亮介・加藤千洋 cl: スーパースタジオ)






JAGDA賞2024(ジェネラルグラフィック)
  個展用作品「6月のりんご」
  (井上庸子 cl: ヤエカ)

JAGDA賞2024(新聞広告・雑誌広告)
アパレルブランドの新聞広告「ユニクロ 母の日・父の日」
(玉置太一 cl: ユニクロ)








JAGDA賞2024(環境・空間)
個展の空間構成
「Make The Future Better Than Today」(原 研哉 org: ポーランド・ポズナン国立美術館)

 

  JAGDA賞2024(複合)   


アートプロジェクトのデザイン 複合「KAMIZU」
(北川一成 cl: ヤオヨロズヤ) *亀倉賞と同時受賞


JAGDA新人賞2024(www.jagda.or.jp/awards/newdesigner/

優秀な若手デザイナーをクローズアップし、次代を担う人材を育成するため、1983年創設。
毎年『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される39歳以下の有望なグラフィックデザイナーに授与。


岡﨑真理子 OKAZAKI Mariko

1984年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学卒業後、オランダ・アムステルダムのGerrit Rietveld Academie(ヘリット・リートフェルト・アカデミー)でグラフィックデザインを学ぶ。実務経験を経て2018年よりフリー、’22年REFLECTA,Inc.(リフレクタ)設立。現代美術をはじめとした文化領域に深くコミットし、観察とコンセプチュアルな思考に基づいた、編集的/構造的なデザインを探求している。https://reflecta.jp/
アートイベントの総合デザイン
「EASTEAST_TOKYO 2023」
(cl: イーストイースト)
写真集のブックデザイン
「OPTICAL TACTILITY / windows」
(cl: プリントハウスセッション)

*上の作品を含む4作品で受賞

坂本俊太 SAKAMOTO Shunta

1993年大阪府吹田市生まれ。2017年武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。同年博報堂入社。現在hakuhodo DXD所属。ʼ20年より、クリエイターズクラブ「NEW(ニュー)」を運営。ʼ23年JAGDA賞受賞(デジタルメディア)。
紙製品専門店のグッズ・ツール
「SUPER PAPER MARKET」
(cl: 福永紙工)
音楽再生アプリケーション
「PAPER BREAKS LP」
(cl: リビング・モティーフ)


*上の作品を含む12作品で受賞
(デジタルメディア「脳波書」でJAGDA賞を同時受賞)

山口崇多 YAMAGUCHI Agata

1988年東京都生まれ、福岡県育ち。2016年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。10(テン)を経てʼ21年にcollé(コル)設立。https://www.nohasho.app/
宿泊施設のブランディング
「くろしお想」
(cl: フリーゲート白浜)
デザインイベント出品作品
「きさくな思いと無関心な顔」
(org: フィーチャードプロジェクツ)

*上の作品を含む9作品で受賞


・一般からのお問い合わせ先:公益社団法人日本グラフィックデザイン協会
 Tel:03-5770-7509 E-mail:hub@jagda.or.jp