DNP田村プラスチック、萩原工場が日本野鳥の会から感謝状を受領

掲載日:2024年6月27日

工場内に営巣したツバメの子育てを見守る

大日本印刷株式会社(DNP)のグループ会社で、自動車用サイドバイザーやオートバイ用スクリーン等の製造を手掛けるDNP田村プラスチック株式会社(本社:愛知県)が、萩原工場(岐阜県)でツバメの見守りを行っていることで、公益財団法人日本野鳥の会から感謝状を受けました。
2024年6月14日(金)に、日本野鳥の会 岐阜の伊藤恭博代表を萩原工場にお迎えし、工場長の星野正次が感謝状を受け取りました。

伊藤代表(前列左)と工場長の星野(前列左から2人目)とDNP田村プラスチックの社員たち

【萩原工場での「ツバメの見守り」】

2023年6月にツバメが萩原工場に飛来し、正面玄関の軒下で巣作りを始めました。その際、同工場の社員が、ツバメが巣を作りやすいように台となる板を設置しました。その後、ツバメが巣作りを終えて無事に卵を産むと、ツバメが子育てしていることを来客に伝えるポスターを巣の下に貼りました。3羽の雛が巣立つまで、社員が交代で、ツバメの様子について記録しながら、見守りを行いました。

巣のために板を設置している様子(左)とツバメの子育てを伝えるポスター(右)


【日本野鳥の会のツバメの見守りに対する感謝状贈呈】

日本では古くから、ツバメが軒先に巣を作ると縁起が良いと言われてきたほか、害虫を食べる益鳥でもあることから、ツバメの巣作りが人々に歓迎されてきました。しかし近年は、不衛生などを理由に、作られた巣を落とすといった例も見受けられるようになりました。こうした状況に対して日本野鳥の会は、ツバメと人の共生を肯定的に捉える意識を社会に広げることを目的として、2019年度から、ツバメの巣や生息環境を見守る企業・団体等に感謝状を贈呈しています。

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