JAGATではX(旧:Twitter)アカウントも運用している(@jagat_labs)。先日、『DTPエキスパート・マイスターBOOK』の新刊告知をアップしたところ、過去に例のないインプレッション数となった。基本的には印刷関連企業の経営陣に向けた会員誌である『JAGAT info』の読者層とはおそらく異なるであろう方々が閲覧したのだろうと推測される。
『DTPエキスパート・マイスターBOOK』は、JAGAT初となるデザインの実技解説書である。DTPエキスパート・マイスターの実技試験対策はもちろん、日頃のデザイン業務においても参考になる一冊であるとご好評をいただいている(同書の詳細はこちら)。ぜひ、書架に加えていただきたい。
JAGATでは、DTPエキスパート認証試験をはじめ、さまざまなセミナーやイベントを開催している。これらをうまく活用して、自社の強みにつなげていただけたらと思う。
ちなみに、第63期認証試験は2025年3月に実施予定である。学科試験は、最寄りの試験会場にてパソコンで受験できるCBT方式で行うほか、試験日程も2日間のうち任意の日を選択できるようになっている。年明けには申請受付開始となるので、今から少しずつ受験準備を進めていってほしい。皆様からの挑戦をお待ちしています。
【第63期DTPエキスパート認証試験】
試験日:2025年3月7日(金)・8日(土)
団体申請受付:2025年1月8日(水)~1月31日(金)
個人申請受付:2025年1月8日(水)~2月7日(金)
※受験案内はこちら
『JAGAT info』2024年11月号のご案内
◯特集
人材力強化に向けてのDTPエキスパート認証試験
-全国各地の身近な会場で取り組めるCBT方式-
印刷ビジネスの新事業展開や他産業との協業をけん引する人材には、ビジネスパートナーから印刷に関するあらゆる知識と経験が求められる。そのため、現在の職務範囲にとどまらない、一般的かつ体系的な知識習得の機会を得ることが望ましい。特にこれからは、デザイン人材の活躍が社会的にも期待されている。
特集では、人材力強化の一環としてDTPエキスパート認証試験を活用することを論じる。また、今春より変更となったCBTによる学科試験方式の詳細について改めて案内するほか、『DTPエキスパート・マイスターBOOK』発刊記念として編著者である樋口泰行氏へのインタビューも収録。
◯特別企画
ユニバーサルコミュニケーションデザイン(UCD)とは
〜わかりやすい情報は顧客満足度の向上になる〜
インターネットなどを通じた情報過多の状態が日常化している一方、社会の高齢化が進んだことからデジタル情報へのアクセス格差も生じているのが現代であるといえる。では、印刷物であれば情報が「わかりやすく」「正確に」伝わるのかといえば、必ずしもそうではない。デジタルでも紙でも、「わかりにくい」のであれば、発注者と制作側とが協力して改善していく必要がある。
特別企画では、印刷総合研究会セミナーでの武田一孝氏(ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会)による講演の要旨を収録する。「わかりやすさ」「見やすさ」「伝わりやすさ」とは何か、そしてそれらが印刷ビジネスとどのように関係しているのか、考えるヒントにしてほしい。
(『JAGAT info』編集部)
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