OJTトレーナー制度入門

掲載日:2025年4月14日

 

期待されて入社した新人を職場に配属したものの「いつまで経っても育たない」「やる気を失って辞めてしまう」、このような課題を抱えていませんか?

OJT(On-the-Job Training)は人材育成の手法のひとつで多くの企業で実施されています。OJTは職場内で業務に携わりながら、先輩社員からの指導を受けて必要な知識やスキルを学んでいくものです。OJTのメリットとして、実際の業務を通して必要な能力を習得できる、新人のレベルや理解度に応じたきめ細やかな指導ができる、指導者自身も教える過程で能力が向上し、職場全体の成長につながることなどが挙げられます。
その一方でOJTには、指導者によって教える内容にばらつきが生じる、その場の思い付きで指導してしまう、目の前の業務に追われて新人を放置してしまうといった「現場任せによる弊害」を発生させてしまうデメリットもあります。

OJTを効果的に機能させて新人の早期戦力化を実現していくには、職場での指導を現場任せにしないで組織としてOJTを計画的に進めていく「しくみ」を社内に構築することが重要になってきます。それを実現するためには、「OJTトレーナー制度」の正しい理解と運用が必要です。

本講座では、「OJTトレーナー制度」の基本知識と正しい導入方法を学びます。新人育成における課題解決と現場力向上を目指す絶好の機会となりますので是非、ご参加ください。

 

 

開催日時

 2025年6月6日(金)14:00~17:00

 

開催方法

 オンライン

 

カリキュラム

①OJTトレーナー制度の基本知識と考え方
 OJTの意義と定義:現場教育の本質を理解
 OJTのメリット・デメリット:効果的な活用方法
 制度導入による期待効果:新人育成の効率化と早期戦力化
 OJTトレーナー制度のしくみ(事例)

②OJT計画書と進捗管理
 OJT計画書の目的と効果:新人に必要な知識・スキルを明確化
 計画書作成の手順:教える内容、進捗管理方法、目標設定
 OJTトレーナーの選定:基準と求められる姿勢

 ※受講者にOJT計画書のサンプル見本を差し上げます。

③OJT指導スキルとは
 OJTトレーナーの育成:OJTトレーナー研修による指導の標準化
 教え方成功のステップ:準備→説明→手本→実行→フィードバック
 3つの指導方法:計画的指導、機会指導、無意識的指導
 指導チェックポイント:わかりやすく伝えるための工夫

④OJTトレーナー制度の制度設計に向けて
 OJTトレーナー制度の導入手順
 制度導入における課題:業務の棚卸し、キャリアプラン
 OJTトレーナー制度導入支援メニューについて

 

講師

上妻 祐司 (こうづま ゆうじ) 

OD人事経営コンサルティング 代表
中小企業診断士

法政大学卒業後、共同印刷株式会社に入社。グループ長として商業印刷分野の法人営業に従事。航空会社、自動車会社、住宅メーカー、大学、官公庁、金融機関、出版社などを担当。営業戦略の策定、企画書の作成、販促物の受注・制作に携わる。
人事部教育課では、教育課長として教育プログラムの企画・開発および社内講師を行い、また、経営スタッフとして経営企画業務に従事。
その後、OD人事経営コンサルティングを立ち上げ、印刷業を中心とした製造業の経営支援、各種団体、民間企業を対象とした教育研修の講師に従事し、現在に至る。

 

対象

 ・新人育成に課題を感じている管理職
 ・OJT制度を導入したいと考えている企業担当者
 ・導入したが上手く運用できていない方

 

最少催行人数

 6名

 

参加費(税込み/1名)

 JAGAT会員 15,400円 /一 般 20,900円

 ※上記価格は1名様の価格です。複数名でご視聴の際は人数×受講料をお支払い下さい。

 


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お申込み

Webからのお申込み

必要事項をご記入のうえ、お申込みください。

 

FAXでのお申し込み


お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384- 3216
までFAXにてお送りください。

参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込 み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430

内容に関して問い合わせ先
内容に関するお問い合わせはお気軽に 下記までお寄せください。
研究・教育部 セミナー担当 電話:03-3384-3411

お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理担当)   電話:03-5385-7185(直通)

公益社団法人 日本印刷技術協会