光村印刷株式会社が運営する光村グラフィック・ギャラリーは、大正、昭和の写真約100点から日本人の歴史を振り返る、写真保存センター写真展 「 『 後世に遺したい写真 』―写真が物語る日本の原風景― 」を10月25日から11月24日まで開催します。
日本写真保存センターでは、先人が遺した写真原板(写真フィルム、写真乾板)から、大正、昭和の大衆文化、戦争への足音、空襲、被爆から敗戦と過酷な体験を経て、復興、経済発展へと歩んできた、日本人の歴史を約100点の写真で振り返ります。物故された写真家のご遺族や、写真家ご本人から寄贈を受けた写真原板が、いま再び本展で印画紙に焼き付けられて甦りました。さらに、今回は品川区ゆかりの写真家笹本恒子、若目田幸平、諸河久をはじめ、品川区立品川歴史館所蔵の中村立行作品の展示もいたします。わが国の文化財の記録、日本人の暮らしの記録を、貴重な写真でぜひご覧ください。
【展覧会概要】
会 期 : 2018年10月25日(木)〜11月24日(土) 11:00〜19:00 (日曜日休館、祝日・土曜日は 17:00まで)
★作品解説★ 随時、日本写真家協会員が行います
会 場 : 光村グラフィック・ギャラリー(品川区・大崎) 入場料無料
主 催 : 公益社団法人日本写真家協会・日本写真保存センター
共 催 : 光村印刷株式会社
後 援 : 品川区、公益財団法人品川文化振興事業団
協 力 : 一般社団法人日本写真著作権協会
《講演会開催》
日 時 : 2018年10月27日(土)13:30〜15:00
テーマ : 「残された写真から何を読み取るか」
参加費 : 無料(定員60名・事前申し込み 日本写真保存センター )
講 師 : 天野太郎氏(横浜市民ギャラリー主席学芸員)、松本徳彦氏(日本写真家協会副会長)
「日本写真保存センター」とは―― http://photo-archive.jp/
公益社団法人日本写真家協会・日本写真保存センターは、2007年から文化庁の委嘱を受けて「我が国の写真フィルムの保存・活用に関する調査研究」を、さらに「文化関係資料のアーカイブ構築に関する調査研究」を行っています。 この度の写真展に展示されている写真は、先人が写した時代の一断片です。この残された写真を通して、約100年間の日本人の歴史を振り返ってみようと企画したものです。 |
*イベントの最新情報は光村印刷ホームページでご確認ください*
http://www.mitsumura.co.jp/
アクセス
光村グラフィック・ギャラリー(MGG)
東京都品川区大崎1-15-9 光村ビル1F
http://www.mitsumura.co.jp/
JR山手線/りんかい線「大崎駅」南改札新東口より徒歩6分
東急バス(渋谷駅⇔大井町駅)「居木橋」前