page2019は「デジタル×紙×マーケティング」をテーマに、2月6日(水)、7日(木)、8日(金)と東京・池袋のサンシャインシティで開催する。展示会場の見どころを紹介する。
出展規模は6年連続で拡大
page2019の出展企業数・小間数は162社562小間となった。出展社数は過去最多、小間数は前回よりも増加しており、展示規模は6年連続の拡大となる。展示ホールにはびっしりと出展企業の小間が並んでいるのを感じていただけるはずだ。出展企業が増加すると、それに比例して来場者数も増加する傾向にあるので、例年並みの盛り上がりにご期待いただきたい。
page2019のテーマ「デジタル×紙×マーケティング」を冠した新企画ゾーン
pageイベントでは、これまでも出展者と来場者とのパートナーシップやコラボレーションを促すゾーンを設置してきた。自社で何もかも対応しようとするのではなく、既にその分野のノウハウをもっている所とタイアップして、リスク分散を促すことを強調し、そのための場を提供してきたことは、pageイベントが果たしてきた重要な役割と言える。こうした思いは、page2017から設置している「印刷パートナーゾーン」や、page2018のテーマ「アライアンスNEXT」に受け継がれている。そして今回新たな特別ゾーンとして「デジタル×紙×マーケティングゾーン」を文化会館4階 展示ホールBに設置する。
86万人の自宅に届く「命を救うダイレクトメール」の秘密とは?
「デジタル×紙×マーケティングゾーン」(文化会館4階 展示ホールBに設置)は、デジタル、紙、マーケティングを掛け合わせて印刷の可能性を拡げていこうというJAGATの提案を広く紹介するべく、実践している企業によるセミナーと、テーブル展示コーナーで構成する。セミナーでは、 「86万人の自宅に届く!乳がんで死なないための切り札をあなたへ」という前代未聞のハガキプロジェクトの企画立案者である国立がん研究センターの溝田友里氏にご講演をいただく。その他には、MAと組み合わせたダイレクトメールの活用法、印刷会社による自社開発商品のヨーロッパでの展開、大手アパレルブランドとのコラボレーション、大判プリントのアメリカでの活用事例など多岐に渡る。印刷関連企業にとっては、自社ビジネスのヒントに繋がり、印刷以外のメーカー、ベンダー、広告代理店などにとっては、印刷会社でできることの幅広さを知るきっかけになるはずだ。「デジタル×紙×マーケティング」によって広がる印刷ビジネスの可能性を感じ取っていただきたい。(セミナーは詳細はこちらから。すべて参加無料、事前登録制だが当日参加も可)
各種ゾーン・コーナーも充実
◆[ クリエイティブゾーン ]
文化会館2F 展示ホールD
page2004において、アドビシステムズがサポートした「新世代DTPソリューションZONE」は現在、「クリエイティブゾーン」となっている。page創生期の息吹が感じられるゾーンであり、印刷業に深くかかわってきたAdobeが印刷関連展示会に唯一残っているコーナーでもある。
ここではDTPに関するソフト・ソリューション、クリエイティブプロフェッショナルのための製品展示や具体的な事例等を紹介している。また同時開催される「クリエイティブゾーンセミナー」は、連日立ち見が出るほどの盛況で、page会場の名物ともいえる。見て・聞いて・感じることによって、具体的なメリットを体感いただきたい。(クリエイティブゾーンセミナーの詳細はこちらから)
◆[JAGATコーナー]文化会館4F 展示ホールB
・エキスパート資格試験コーナー
「印刷メディアの強みを活かしてあらたな価値を生み出す」をメインテーマに、JAGAT のエキスパート資格に関する展示や資料配布、最新刊を中心とした書籍販売を行う。JAGATが認証するクロスメディアエキスパートは企画提案力などを身につけた価値を生み出すビジネスを創る人材を目指し、DTPエキスパートはその価値を実際にかたちにするための印刷工程全般にわたる知識などを備えた人材を目指すものである。JAGATコーナーでは、両資格に関する展示とともに、このたび改訂して最新13版となった『DTPエキスパートカリキュラム』、その他資料を配布する。新規・更新受験を目指す方だけでなく、メディア制作に関わるすべての方々に手に取っていただきたい。
・書籍販売
待望の新刊!デジタル時代に相応しい印刷の入門書『みんなの印刷入門』さらに、DTPエキスパートカリキュラムの改訂に対応した改訂版『DTP 受験サポートガイド』をpage2019で発表、販売を開始する。
◆[ フリーペーパー展示 ] 文化会館2F 展示ホールD
印刷業界内外に、印刷会社の取り組みと可能性、地域社会における印刷会社の役割について、読者や地域の人たちにフリーペーパー展示を通じて訴求するコーナー。フリーペーパーは、地域における印刷会社の活動、その機能を理解してもらうのに適しており、page2019での展示をとおして、全国の印刷会社がそれぞれの地域においてどのような役割を果たしているか、そして印刷メディアにはどのような良さと可能性があるか、地域色豊かな各地のフリーペーパーを見ながら再考する機会を提供する。
(JAGAT page事務局)