page2015カンファレンス・セミナー見どころ・聴きどころ

掲載日:2015年1月15日

『JAGAT info』1月号では、2月4から6日まで開催するpage2015のカンファレンス・セミナーの見どころ・聴きどころを紹介している。

縮小する印刷市場でビジネスを行っていくために印刷会社の業態変革やソリューションビジネスへの転換の必要性が叫ばれてから久しい。JAGATや全日本印刷工業組合連合会など印刷関連団体も、これからの印刷会社の方向性について既に提言を行っている。もはや行くべき道は示されているのだから、あとは自社の方向性を幾つか示された提言から選択し、実行あるのみといえる。とはいえ、どの道を選び、具体的に何から始めるのかは問題だ。2月4日から6日まで東京・池袋サンシャインシティでpage2015が開催されるが、そのヒントをカファレンス・セミナーでは用意している。JAGAT info1月号では、その見どころ・聴きどころを詳しく紹介しているので、これから自分のビジネス展開のタネを探す、あるいは自らのビジネスのあり方を再確認するためにどのカンファレンス・セミナーを聴講したらよいのかを選択する上で、ぜひ参考にしてほしい。

JAGATはジョー・ウェブ博士、リチャード・ロマノ氏共著の『未来を破壊する』を題材に、印刷業の長所と短所を明らかにしながら、印刷会社の生き残り戦略を考えてきた。基調講演「未来を創造する~Post未来を破壊する~」では、『未来を破壊する』の延長線上で印刷会社の悲観的未来を破壊して、明るい未来を創造するための方法論について議論する。それに先だち、JAGATinfo1月号特集では、基調講演で登壇するJAGATの塚田司郎会長を中心に、JAGAT専務理事 相馬謙一と理事 郡司秀明が『未来を破壊する』で指摘されたことを、日本の印刷ビジネスの現況に当てはめながら振り返る対談を行った。基調講演の予習として一読していただきたい。

2014年は訪日外国人旅行者数1300万人を超え、史上最高を記録した。円安を追い風に2015年には1500万人が見込まれ、そして政府は2020年には訪日外国人旅行者2000万人を目指している。このように訪日外国人旅行者の増加に伴いインバウンドビジネス市場が成長市場として注目を集めている。基調講演「インバウンドビジネスと印刷会社の課題」では、インバウンドビジネスに対して印刷会社がどのようにビジネスを行っていけるのか、その可能性について議論する。このほかにも、「基調講演カテゴリー」「グラフィックカテゴリー」「ビジネスカテゴリー」「クロスメディアカテゴリー」「印刷マーケットカテゴリー」合計で21本のカンファレンスを用意している。

カンファレンスが、これからの印刷ビジネスについてのヒントが中心なら、セミナーは実際に、今、取り組むべきビジネスの課題を取り上げて、その解決策を考え、具体的な方策やヒントを提供する。セミナーは「経営マネジメント」「営業力強化/マーケティング」「ソリューション」「印刷ものづくり」の4つの大きなテーマで計16本が開催される。自社ビジネスの課題に沿ったセミナーを見つけてほしい。

このほか、『JAGAT info』1月号では、経営者インタビューで、道徳を持った経営を標榜し、地域活性に貢献するたつみ印刷代表取締役社長の新 道行氏に登場いただいた。

さらに新春特別インタビューとして、page2015ポスターのデザインを担当いただいたきむら工房のデザイナー木村美穂氏に、page2015ポスターのデザインコンセプトなどについてお話を伺った。

(JAGAT info編集 小野寺仁志)

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