page2015 のオープンイベントでは、積極的に参加を募っている。電塾等馴染みになっているものも多く、余力のある限り参加すると目からウロコ的な内容も多く、きっと為になるはずだ。
今年初めて登場したオープンイベントに写真学会技術アカデミーがある。写真学会は古くからの協賛団体であり、写真と印刷ということで密接な協力関係にあった。しかし、今回写真学会でも印刷関連のセミナーを企画することとなり、最初にやってみるのは「微塗工紙におけるカラーマネージメント」に様々な方法でトライした実験写真家の上原ゼンジ氏とプロファイラー（ICCプロファイル作成の大家）の庄司正幸氏による、ハウツーものである。
JapanColor等の標準印刷規格運用に慣れてしまった印刷業界にとっても非常に刺激的な話が聞けるはずである。是非参加してみてはいかがだろうか？スペシャルなプロファイルで運用するとびっくりするくらい効率がアップするのである。
また、面白おかしい魅力的な印刷アイテムもご紹介している。一つにはレンチキュラーによる3D印刷だが、グラパックジャパンに現状とその商品の魅力を語っていただく。また3D印刷はデータを用意するのが結構大変なのだが、立体技研のソフトを使用すると驚くほど簡単に高精細な3Dデータを作成できるのだ。+αの魅力を持つ印刷を増やしていくのは我々の役目でもあるだろう。
最後にはRGB発光印刷であり、これも面白おかしい印刷アイテムとしては決定版だ。例えば白いウエディングドレスにブラックライトを当てると真っ赤なドレスに早変わりというのは容易い芸当だ。こんな面白印刷をご紹介するので、もしお時間に余裕のある方は是非参加してみてはいかがだろうか？
オープンイベントはこれ以外にも魅力的な出し物がたくさん用意されている。
関連イベント
●講演1「特注の印刷プロファイル作れば、こんなに簡単に色が合うのだ!」の巻
●講演2「ここまで進化した3D印刷」
●講演3「RGB発光インキを利用した印刷」
「印刷に関わるすべての人が自由に参加し、交流を深める」というコンセプトのもと、印刷とコンテンツ、IT系および教育機関などの団体がセミナーなどを開催するイベントです。全て無料でご参加いただけます。
※各イベントのお申込みは、主催団体にて受け付けています。日時などの詳細やお申込みは各団体の問合せ先にてご確認下さい。