営業会議はやり方次第で、管理職と部下の意思疎通がスムーズになり、効果的な会議ができ売上向上につながる可能性も大きくなる
こんな会議になっていませんか
よくある営業会議では、まず、上長が会議を始める旨の一声とともに緊張感が高まる。営業マンが数字のことを問い詰められて何も話せなくなり暗い雰囲気になり、営業活動の改善策を追及されても、他の人たちは自分に関係ないからほとんど聞いていない。上司が怒ると、営業マンは次回怒られないためにどうしたらよいか、と後ろ向きの姿勢にしかならない。上長が改善案や指示をだしても、営業マンは「わかりました。おっしゃる通りです。」と発言するだけで、自分の考えを言えない。こうした同じような会議を毎回繰り返す。これでは大幅な売上向上は見込めない。
営業マンとしても、話題になった内容がその後の営業活動に活かされなかったり高圧的に怒られたりすると部門の士気が下がり、やる気を損ねてしまう。そうではなく、営業会議をもっと効果的にしたい、と思っている管理職も多いはずだ。
暗い雰囲気の営業会議から脱却
営業会議の役割には、「どうすれば営業効率を上げられるか?」など営業活動を見直す場、「今月の売上げ目標」などの目標を共有する場、「納品した印刷物に対する顧客の反応や評価」という顧客の情報を集約する場といったことが挙げられる。営業会議は数字の進捗確認はもちろんだが、営業の戦略や計画その修正などについて建設的な議論の場でないといけない。
営業会議はそのやり方を変えるだけで、うつむく営業マンもいなくなり、全員がチーム一丸になって成果を上げることが可能になる。効果的な営業会議を行えれば、会社の利益もアップにもつながり、営業成果が上がればインセンティブも増えるだろう。
JAGATでは10月9日に「部下のやる気を出す営業会議の進め方」と題して営業改善の一環として経営者・管理職向けにセミナーを開催する。このセミナーでは今までの暗い雰囲気の営業会議のやり方をどう変えたらいいかについて解説する。
営業会議が上長からの一方通行にしかなっていない、営業部門をどうしたら活性化できるかなどで悩んでいる方にご参加いただきたい。効果的な営業会議を行って、営業成果につなげるノウハウを知る絶好の機会です。
(CS部 伊藤禎昭)
★関連講座
10月9日(水)13:00~18:00
経営者・管理職対象
「部下のやる気を出す営業会議の進め方」