日本印刷技術協会は8月22日(木)、23日(金)の2日間にわたり、東京都杉並区のJAGAT本社で「JAGAT Summer Fes 2019(夏フェス2019)」を開催し、2日間で延べ1,711名が来場した。
講演、セミナー、ワークショップあわせて49セッションを実施
JAGAT Summer Fes2019は、今回で3回目の開催となり、前回の夏フェス2018から引き続き「デジタル×紙×マーケティングfor Business」をテーマに2日間で49本の講演、セミナー、ワークショップで構成した。
3Fのセミナールームでは、様々な業種の企業のマーケターとして、あらゆる施策を構築、実行してきた経験を持つ方々に登壇いただく特別講演を2日間で5セッション実施した。聴講が有料であったにもかかわらず、多くの方にご来場いただき、マーケティング施策への関心の高さがうかがえた。また8月22日(木)17:00~は文藝春秋取締役の濵宏行氏の講演「出版の過去、現在、そして未来」、8月23日(金)17:00~は、ピースオブケイク代表取締役の加藤貞顕氏の「デジタルコンテンツの集まる街『note』の今とこれから」を実施した。出版業界の現在と未来をつなぐ両社の話は知己に冨み、講演後の名刺交換には長蛇の列ができていた。
ミニセミナーを併催し盛況だったfor Businessゾーン
ご協賛企業による展示ブースを設けた会場は、夏フェス2019のテーマから「for Businessゾーン」と名付け13社が出展した。また同ゾーンでは、出展企業主催によるミニセミナーを2日間で18本実施した。事前登録の段階で定員を大きく上回り複数開催となったセミナーや、当日参加の来場が増えたため、立ち見となるセミナーも出て、活気のあるゾーンとなった。
来場者の2 / 3以上が複数セッションを受講
夏フェス2019参加者数(セミナー参加者、展示コーナー参加者、プレス含む)
- 初日 916名
- 2日目 795名
- 合計 1,711名
夏フェス2019の参加者においては、2本以上のセッションを受講した方の割合が68.5%となり、前回から6ポイント近く増加した。今回、大幅にセッション数を増やすとともに、近しいテーマのセッションは連続して開催するプログラムを組み立てたことにより、連続しての受講も増え、その結果64.5%の実参加率に繋がったと言える。またイベント特設webサイトの累積PV(ページビュー)も、前回のおよそ1.5倍となった。
JAGAT Summer Fes 2019 開催の御礼
「JAGAT Summer Fes 2019(夏フェス2019)」は盛況裡に終了いたしました。酷暑、そして2日目は雨の降る中での開催でしたが、前回を上回る方にお越しいただき、本当にありがとうございました。
3回の開催を経て、「JAGAT Summer Fes」というイベントの骨格は出来上がりました。第1回を開催した時から「冬はpage、夏はSummer Fes」となる事を目標にしてきましたが、夏フェス2019では、弊会の本社社屋の施設をフル活用し、ご来場いただいた方々が、それぞれの会場を行き来する姿を見ることが出来、それに近づけた実感があります。
また当イベント毎年恒例のバーベキューパーティーには、直前セッションの参加率が高かったこともあり、これまでにないほどの方にお越しいただき、準備した食材、飲み物が全て無くなりました。近年大きな問題となっているフードロスもゼロ!というノルマも達成し、主催者として胸をなでおろした次第です。
(JAGAT Summer Fes 事務局)