現場のノウハウと理論を融合!実践的解決法を提案します。
いかにトラブルを速く解決するか、さらには未然に防止するか?
オフセット印刷のトラブル解決「定石」を学び、解決力を強化。
発行日:2019年3月18日 初版第六刷発行
頁数:257頁
判型:B5判
編・著:オフセット印刷技術研究会
発行:公益社団法人日本印刷技術協会
定価:2,857円+税
解説
オフ輪、枚葉印刷から両面印刷、UV印刷、水なし印刷まで、現象・原因・対策の流れで解説。関連項目へのリンク(クロスリファランス)で複合的な学習が可能です。
姉妹編「オフセット印刷技術 作業手順と知識」を合わせて活用して品質と生産性向上へ。
CONTENTS
トラブルは必ず解決できる
第1章 枚葉印刷、オフ輪印刷共通
1. カッタダスト、紙粉
2. 紙むけ
3. ヒッキー
4. 紙くせ
5. ブランケット紙取られ
6. 裏抜け、透きとおし
7. 静電気
8. 乳化
9. 浮き汚れ
10.地汚れ
11.裏移り
12.ブロッキング
13.パイリング
14.モットリング
15.素抜け
16.トラッピング不良
17.インキの濁り
18.インキの変退色
19.印刷物の黄変
20.マイグレーション
21.チョーキング
22.インキの臭気
23.ミスチング
24.ゲル化
25.湿し水ローラからみ
26.両端のインキと水余り
27.つぼ上がり
28.ローラはげ
29.リブマーク
30.筋目
31.ダブリ
32.スラー
33.見当不良
34.ゴースト
35.印圧ムラ
36.油タレ、水タレ、水トビ、インキタレ
37.色調の不一致
38.ドットゲイン
39.シャドウ部の埋まり
40.印刷濃度バラツキ
41.天地濃度ムラ
42.モアレ
43.耐刷不良
44.製本加工時のキズ・コスレ
45.表面加工時の気泡第2章 枚葉印刷
46. 紙しわ
47.ドライダウン
48.ファンアウト
49.乾燥不良
50.裏白
51.デリバリでの紙揃い不良
52.針トビ、当てトビ
53.フィーダストップ
54. キズ・コスレ
第3章 水なし印刷
55. 地汚れ
56.発色の濁り
57. 版キズ
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第4章 両面印刷
58. 裏面のコスレ・汚れ
59.表裏見当不良
60. 先刷りインキ取られ第5章 UV印刷
61. インキの密着不良
62.乾燥不良
63. ヒゲ第6章 オフ輪印刷
64. ペースタ失敗
65.フェストーン部トラブル
66.紙しわ
67.紙切れ
68.見当不良
69.ダブリ
70.デラミネーション
71.版切れ
72.ブリスタ
73.火じわ
74.クーリング縦じわ
75.針抜け
76.くわえ折り不良
77.折り制度不安定
78.キズ・コスレ
79.のどじわ
80.端折れ
81.紙詰まり
82.チョッパストッパ破れ
83.排紙ピッチ不良
84.スタバンでの紙揃い不良
85.シータでの紙揃い不良
86.ステッチ抜け
87. 製本断裁後の伸び
Advance
・印刷室の空調条件
・印刷管理4点セット
・インキのセットと乾燥、裏移り
・インキの乳化と汚れの関係
・インキ・版・湿し水の水幅
・ローラのニップ幅(例)
・ローラの直径変化
・ブランケットの種類と紙離れ
・DDCPの種類と特徴
・メカニカルドットゲイン、オプチカルドットゲイン
・網点形状
・反射濃度計の応用
・CTP板の種類と特徴
・インキの補助材料の使い方
・スプレーパウダの種類と用途
・適正インキ膜厚
・紙の水分と伸縮
・キズ・コスレの発生個所
・水なしで印刷できるわけ
・水なし印刷のニップ幅、温度管理
・見当の要求精度
・両面機の種類と特徴
・UVインキの性質(温度依存性、乳化性)
・単色ダブリとオフセットダブリ
・オフ輪用巻取紙の特徴
・オフ輪折り機の断裁刃の高さ調整
・オフ輪折り機の構造、折り精度
・オフ輪の折り不良分析のコツ
・オフ輪折り機のくわえ板
・湿し水の温度・pH、ローラの温度
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著者紹介
[オフセット印刷技術研究会 委員]
樋口 宗治(委員長):プリンティングアドバイザー
五十嵐 幹雄: (株) T&K TOKA 内部監査室 室長
生原 道夫:大日本印刷(株)技術本部シニアエキスパート
疋田 己次: (株)桜井グラフィックシステムズ 社長室 次長 営業推進技術担当
藤川 英一:凸版印刷(株)生産・技術・研究本部 生産技術センター課長
鎌野 亮二(監修): (学)日本プリンティングアカデミー 客員教授