本日より配信開始となるpage2021オンライン展示会サイトでは、『JAGATプレゼンツミニセミナー』と題した多様なセミナーを配信する。
今週配信開始となるセミナーの概要をご紹介したい。
page2021オンライン JAGATプレゼンツミニセミナーでは、公募スピーカーによる多様なテーマのセミナーを週替わりで4~5本づつ配信する。
今週は、下記4本のクリエイティブを中心としたテーマで配信する。
小さな会社がクラウドファンディングを有効活用するコツ
高木芳紀(ノウト)
共感をベースとする「応援消費」「応援投資」という言葉を耳にすることが多くなった。2011年東北大震災での復興支援が契機とされ、SNS等メディアの影響も大きい。コロナ禍の生活スタイルの変化から、あらためて関心が集まっている。
クラウドファンディングは、購買者(支援者)にとって、「これから出来上がっていく商品・サービスへの期待と実現のプロセス」を共有することを可能にしてくれる応援消費である。
そんな支援者の望みは、身近な文房具などのグッズ類に対し潜在需要があるようだ。
(株)ノウトの高木氏は、オリジナル文具やノベルティグッズの商品企画・販売を行っている。クリエイターと協業しつつ、企画商品を自社サイト上でクラウドファンディングによって成立させる実績を数多くもつ。
クラウドファンディングだからこそできる商品企画開発の利点、クリエイター、グッズ製造側との協業の可能性など、そのコツについて実体験を交えて語る。
印刷会社にとっても、印刷周辺ビジネス、新事業開発等のヒントになりそうだ。
RGB時代のアナログ的減色混合ルネサンス
小宮山陽一(多摩美術大学)
登壇者小宮山陽一氏は、プリンティングディレクターとして長年大手印刷会社に勤務ののち、現在は多摩美術大学グラフィックデザイン学科の講師を務める。
デジタルデータでのコンテンツ制作が前提となっている現在、クリエイターはデザインイメージを加法混色であるRGBにて確認していることが多い。
印刷物における減法混色による色再現の再認識と利点を、人間らしさの再生・復活を表す「ルネサンス」になぞらえ、解説するセミナーとなっている。
解説の随所で登壇者自らが携わった多様な商業印刷物現物を見ることができる。
この激動の時代における我が社の戦略
辻田和雄(ライブアートブックス (大伸社グループ))
大阪に本社を置く大伸社グループの株式会社ライブアートブックスは、美術書をはじめとした高品質な印刷物に強みを持つ印刷会社である。「クリエイターのものづくりに寄り添い、アイディアを印刷物に具現化すること」をポリシーに展開し、2020年日本BtoB広告賞製品カタログ部門金賞を受賞するなど、関連業界からも注目を集めている。
登壇者の辻田氏は、入社以降カタログ印刷を中心とした営業職、情報マネジメント部立ち上げ等歴任された。現在の立ち位置から、自社のグループエナジーを活かした戦略と市場について語る。
バーチャルキャラクターの有効性と活用例
江原常人(スタジオ・エーワン)
5Gが実用段階に入り、2年後の2023年には拡充期を経て成熟段階に入ると見込まれている。さらに2030年には6Gへの展開も計画されるなど、高速・大容量通信インフラの開発が進んでいる。
こうした通信環境とコンテンツの在りかたは一体であり、中でもVR事業は今後の成長市場として多くの期待がかかる。
VR空間でのバーチャルキャラクターの活用について、主に空間演出と接客面での展開に着目し事業展開を図るスタジオ・エーワンは、自社制作のバーチャルキャラクターによるガイドとともに、活用事例を制作プロセスも交えて解説する。
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page2021[オンライン]開催
開催期間:2/8(水)~2/28(日)
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