表現する前に考えなければならないこと
現在はより付加価値の高い企画デザインが求められています。それに応えるにはお客様の本当のニーズを把握することから始めなければなりません。つまり「パソコンで表現する前に考えなければならない」ことがたくさんあるのです。
印刷物は視覚的には「文字」「写真」「図形」で構成されています。これらを適切に配置するのがデザイン・レイアウトです。最適な企画デザインを提案・表現するにはお客様の情報あるいは企画コンセプトをどう読み解くか、または引き出すかの力がデザインを大きく左右します。企画デザイン能力は訓練することで必ず向上します。本講座では情報を読み解き(分析能力)、それを適切な表現として表す訓練(視覚化のスキル)を連携することで企画デザインセンスを磨きます。
制作現場の方だけでなく、営業の方にもおすすめの内容となっています。
講 師
堀内 康広 氏
(TRUNK DESIGN アートディレクター/コミュニケーションデザイナー
2002年、オリジナルシャツブランドを設立。5年間印刷会社で製作・総合マネージメントを経て2008年、兵庫県神戸市垂水区にデザインオフィス&ショップをオープン。2009年に社名を「トランクデザイン」とし、垂水・商大筋に移転・リニューアル。地場産業のプロデュースやブランディング、百貨店広告などのディレクションやデザインを幅広く手がける。2010年、初の個展を開催。紙や活版印刷の魅力を伝えている。
【最近の主な仕事】
中国自動車道下り西宮名塩SA (ショッププロデュース・CI・ポスター・パンフレット・POPなど)
大丸インテリア館ミュゼエール(駅張りポスター・車内ポスター)
マッチデザインファクトリー(WEBディレクション・パッケージ)
フラワーアレンジメント・スクール 寺花屋(CI・リーフレット・名刺・封筒)
旧グッケンハイム邸(カード)
千年屋(ショッププロデュース・CI・ショップカード・名刺)
開催日時
2015年7月1日(水) 13:00-17:00
内 容
・お客様のコンセプトの理解と引き出し方
・デザイナーとはお客様の狙いを整理して具体的表現の代行をすること
・お客様はデザインのプロではない
・お客様の要求の本質を見極める力を養う
・マーケティング視点は情報分析を容易にする
・事例をもとに企画と表現の関係を解説
・企画デザイン書の書き方、プレゼンの基本
【演習】
表現の評価とリデザイン
リデザインとその企画意図の説明
企画意図に基づくデザイン表現とプレゼン
*コンピュータでの演習ではありません。
対 象
企画デザイン部門の経験の浅い方、提案力向上を目指す営業の方
定 員
16名(最少催行人数6名)
参加費(税込)
JAGAT会員・大印工組合員 12,960円
一 般 17,280円
会 場
大阪印刷会館 (大阪府大阪市都島区中野町4-4-2)
セミナールーム
大阪環状線桜ノ宮駅より 徒歩5分
申込要項(FAX申込み)
お申込書に必要事項をご記入のうえ、
03-3384-3216までFAXにてお送りください。
■参加費振込先
参加費は、下記口座に開催日の2日前までに振り込み願います。
なお、お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。
口座名:シャ)ニホンインサツギジュツキョウカイ
口座番号:みずほ銀行中野支店(普)202430
■内容の問合わせは下記へご連絡ください.
公益社団法人日本印刷技術協会
西部支社
TEL. 06-6352-6845/FAX. 06-6353-5020
お申し込み及びお支払に関して
管理部(販売管理担当) 電話:03-5385-7185(直通)