印刷総合研究会への誘い〜『JAGAT info』とともに

掲載日:2021年3月15日

昨年から今年にかけて多く耳にした言葉の一つが、「このコロナ禍では〜」という枕詞ではなかろうか。かくいうJAGATにおいても、なにぶん未曾有のことであったため、印刷総合研究会も各種セミナーも昨夏はほとんど開催できず、手探り状態で秋口辺りから本格的なオンライン配信を順次進めていった。page2021が完全オンラインでの開催となったことも記憶に新しいところである。
その印刷総合研究会だが、開催時には記録写真を必ず撮影している。先日、直近一年間に開催された研究会の写真を整理していたところ、オンライン配信において会場の機材やスタッフの配置など、この一年間で少しずつ進歩をしているであろう片鱗が垣間見えた。基本的には弊会のスタッフのみで撮影・編集から配信までを賄っており、担当するスタッフ自身もさまざまな知見を回を重ねるごとに得ている。コロナ禍の前は、まさかそのようなことを行うことになるとはつゆほども思っておらず、その意味ではJAGATのスタッフも、page2021のテーマと同じく「リセット・ザ・フューチャー」を体験しているといえよう。

さて、年度替わりを控え、2021年度の印刷総合研究会のご案内も仕上がり、会員各社には会員誌『JAGAT info』とともに順次お届けとなる予定である。ウェブサイトのリニューアルも実施中だ。
研究会に加入すると月例研究会や特別イベントのほか、各種レポートも得ることができる。新たな印刷ビジネスを模索したい、最新動向をチェックしたいと考えている方には、オンラインが当たり前になった今だからこそ、ぜひ入会をご検討いただきたい。全国どこにいても、その場にいながら、最新の情報を得ることができるのだ。また、研究会メンバーには、JAGATが発信するコンテンツを厳選して収録する『JAGAT info』も毎月お届けする。

ではここで、『JAGAT info』3月号の内容を簡単にご紹介しよう。詳細な内容は誌面にて、ぜひじっくりとご覧いただきたい。

◯特集 page2021開催報告 基調講演「リセット・ザ・フューチャー」
特集では、page展史上初となる完全オンラインで2月8日から28日まで開催された「page2021」の基調講演の要旨を掲載する。コロナ禍で変化したことについて振り返り、そしてコロナ禍だからこそ印刷業界が推進していくべきことはどのようなものなのか、90分以上にわたってJAGAT会長・副会長・専務理事の4人が「リセット・ザ・フューチャー」をテーマに繰り広げた重厚級の議論を収録している。
今このときに印刷会社が備えておくべきこととは? そのヒントが随所に散りばめられている。

◯特別企画 page2021オンライン展示会レポート
「リセット・ザ・フューチャー」に込められた未来を創造する強い意志
〜展示会もビジネスもデジタルトランスフォーメーション(DX)へ〜
特別企画では、page展示会のレポートを、昨年同様バリューマシーンインターナショナルの宮本泰夫氏にご寄稿いただいた。
page2021はオンラインでの展示会開催となったが、そこに出展された各社の製品やサービスについて、トピックごとに整理。合計41社の出展内容を深く知ることで、印刷業界のトレンドを掴める報告である。

(『JAGAT info』編集部)

■印刷総合研究会の詳細はこちらから → https://www.jagat.or.jp/pri
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