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印刷トップセールスマンの条件 改訂版

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営業マンに最も必要なのは情報収集力。基本的なマナーから見積計算、進行管理、マーケティングの基礎知識まで、トップセールスマンにとって必要なノウハウをコンパクトに集約。

 

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発行日:2022年4月(改訂版第3刷)
ページ数:180ページ
判型:A5判
著者:岩野 行雄
発行:公益社団法人 日本印刷技術協会 


定価:2,381円+税

CONTENTS

第1章 営業マンの任務

第2章 経営方針・経営計画および営業方針・営業計画についての理解

第3章 売上高目標・利益高目標の設定

第4章 会議・ミーティングへの参画

第5章 得意先への訪問活動

第6章 新規得意先の開拓活動

第7章 見積計算業務

第8章 入札業務

第9章 原稿受領・データ入稿チェック

第10章 進行確認と納期管理

第11章 校正受渡し

第12章 納品業務

 

第13章 外注管理業務

第14章 クレーム対策と処理

第15章 代金回収活動の実施

第16章 営業日報の作成と活用

第17章 商業印刷の企画制作

第18章 出版印刷の企画制作

第19章 印刷業界のソフト・サービス化

第20章 マーケティングの基礎知識

第21章 得意先に関する知識

第22章 営業話法に関する知識

第23章 セールスマナーに関する知識

第24章 営業マンの自己啓発

著者紹介
岩野 行雄(いわの ゆきお)

1938年、東京生まれ。学習院大学文学部卒。

1964年勤労青年教育研究会(現日本印刷技術協会の前身)入社。1967年社団法人日本印刷技術協会設立に伴い、同協会に移籍。西部支社長、常務理事等を経て1987年より専務理事に就任。経営・マーケティング・販売管理、管理・監督者教育、営業マン教育を主な担当分野とし、会員企業の指導・育成に当たっている。

著書として「写真平版作業手順書」「営業マンのためのカラー製版・質問と解答」(共に絶版)、共著として「印刷セールス日常百科」(絶版)「印刷業のための管理者実践コース」(いずれも日本印刷技術協会発行)。この他「印刷マーケティングセンスアップテキスト」(東京グラフィックサービス工業会発行)などがある。

 

在宅ワークは学びの機会~手軽に読める入門書で印刷技術・DTP基礎を再確認

JAGATが発行する初心者向け印刷、DTPの入門書として最適な2冊をご紹介いたします。
いずれも最新技術動向に対応し、オールカラーで豊富な図版とわかりやすい解説で構成しており、新入社員や内定者向けテキスト・参考書としてオススメしているものです。長期に渡るコロナ禍にあって、在宅ワークも余儀なくされる中、あらためて学習・復習の機会として紐解いてみてはいかがでしょうか続きを読む

在宅ワークは学びの機会~『新版DTPベーシックガイダンス』でDTP再入門

JAGAT刊『新版DTPベーシックガイダンス』は、最新の技術情報に対応したDTP入門書として今年(2021年)2月に発刊された。DTPエキスパートカリキュラムに準拠し、初心者向け受験参考書としても役立つ。長期に渡るコロナ禍にあって、在宅ワークも余儀なくされる中、あらためて学習・復習の機会として紐解いてみてはいかがだろうか。 続きを読む

DTP導入と印刷工程デジタル化の到達点

『新版DTPベーシックガイダンス 』を発刊

2021年2月、『新版DTPベーシックガイダンス~DTPエキスパートカリキュラム準拠』を発刊した。

本書は以前から販売していたDTPの入門書『DTPベーシックガイダンス』を改訂したものである。DTPに関する基礎的な知識にフォーカスし、豊富な図版を掲載、初心者にもわかりやすい言葉で解説している。

DTP導入と印刷工程のデジタル化

DTPは、Desktop Publishingの略で、日本語では「卓上出版」と訳されることが多い。
しかし、Desktopにはもう一つの意味があり、メニューバーやアイコンが並ぶOSの初期画面のことを指すことがある。つまり、DTPとは、PCだけでPublishing(出版)を完結することを表している。

国内でDTPが導入されたのは、1990年代である。欧米のアプリケーションが日本語化され、話題になった。しかし、当時はフォント環境やカラー品質などの出力環境に制約があり、誰もが使える状況ではなかった。ソフトウェアの完成度もけして高くなく、クラッシュすることも珍しくなかったのである。さらに、欧米発のソフトウェアは日本語組版レベルが低く、縦組みは非実用的であった。

雑誌などの定期刊行物や書籍、大量ページの総合カタログなどの制作工程で、DTPが本格的に採用され、普及したのは、2000年代の半ば頃だろう。この頃には、ネットワーク環境も整備され、一般のオフィスでもPCの導入台数が飛躍的に増えていた。ソフトウェアの完成度も高くなり、実用化レベルといえる。

DTPの普及と同時に進展したのは、印刷工程のデジタル化である。

DTP以前は、写真原稿(ポジフィルム)を製版スキャナーでスキャンし、CMYKにセパレーションしていた。1990年代には一般用のデジタルカメラが発表されたが、画素数も粗く印刷業務には使えないとされていた。その後、高精細・高品質化が進展し、2000年代の後半頃に主流となったのである。フィルムという中間材料や現像コストの存在が、デジタル化を後押ししたと考えられる。

印刷工程では、2000年前後頃にCTPの導入が進んだことで、フィルム製版やPS版に焼き付ける刷版工程が不要となった。同時に平台校正機が徐々になくなり、デジタルデータを出力するインクジェットプルーフなどに置き換わっていった。
さらには、Japan ColorやICCプロファイルを利用した標準印刷の考え方が広まることとなった。

印刷データ制作のデジタル化がほぼ完成したことで、電子写真方式やインクジェットなどの本格的なデジタル印刷機器の導入も増えていった。デジタル印刷機器が本格的に導入され始めたのは2000年代の終わりころではないだろうか。

このように、DTPが実用化されたこと、印刷工程のデジタル化が進んだことで、現在の印刷工程があるといえる。

DTP・印刷工程の基礎を身に付ける

DTPシステムが発展途上の時期には、トラブルを回避するための暗黙知やノウハウが必須であった。
また、毎年のように新しいデジタル技術が登場するため、最新の技術動向や知識をキャッチアップする必要があった。
そのため、DTPや印刷工程の解説書、用語集なども多数、発刊されていたのである。

現在は、DTP・印刷工程は成熟しつつあり、ワークフローの大きな変化を伴う技術革新は少なくなっている。

しかし、初めて印刷業界に関わった方、他の分野から印刷業務に関わるようになった方には、基礎的な知識をしっかり身に付けていただきたい。

DTPエキスパートエキスパート認証試験は、そのための手段としてたいへん有効である。多くの業界人がこの試験を通じて、幅広い知識を習得してきた。基礎的な知識を網羅することができ、印刷工程全体を見通す力を習得できる。

『新版DTPベーシックガイダンス』を通して、これらの学習を進めてもらいたい。DTPの経験者にとっても知識の再整理に役立つだろう。

(JAGAT 千葉 弘幸)

新版DTPベーシックガイダンス

新版DTPベーシックガイダンス

 

発行日:2021年2月22日
著者:新版DTPベーシックガイダンス制作委員会
体裁:B5判 120ページ オールカラー
定価:2,200円+税
ISBN:978-4-88983-168-9
発行:公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)

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これからDTPを学ぶ方のための入門書です。DTPに関する基礎的な知識に焦点をあて、豊富な図版と初心者にもわかりやすい言葉で解説しています。新版では最新の技術動向や知識を反映させるとともに、デジタル印刷をはじめとする印刷技術の基礎についても内容を充実させました。
DTPエキスパート認証試験の最新カリキュラムに準拠しているので、DTPエキスパートを目指す方にもベーシックな知識を効率よく学べる参考書です。6章「実践」ではDTPエキスパートマイスター試験の課題制作に重要なデザインの企画と立案に向けた、デザイン制作の進め方について解説しています。

CONTENTS

 Chapter 1 はじめに
1.DTP のはじまり
 1 DTP とは/2 DTP の歴史
2.DTP のワークフロー
 1 ワークフロー/2 企画と制作工程計画/3 制作工程の計画
Column 印刷に必要な要素
 Chapter 2 基礎知識
1.用紙
 1 印刷物のサイズと用紙/2 紙の目/3 印刷用紙と色の見え方
2.グラフィックデザイン
 1 グラフィックデザイン/2 代表的レイアウト手法/3 グリッドレイアウト/ 4 造本設計/5 紙面設計
3.文字と組版
 1 文字/2 文書データ/3 組版
4.画像
 1 画像
5.色
 1 色の混合/2 色の認識/3 色のイメージ/4 色の表し方/5 色の評価/6 カラーマネジメント
6.校正
 1 原稿整理/2 表記統一/3 校正の流れの例/4 文字校正/5 印刷校正記号表/6 PDF 校正/7 色校正
7.レイアウトデータ
 1 ページレイアウト/2 出力用データ処理
8.印刷
 1 印刷方式/2 オフセット印刷/3 デジタル印刷
9.後加工
 1 製本/2 折り/3 表面加工/4 製函
10.特殊印刷
 1 スクラッチ印刷/2 蓄光・発光・蛍光印刷/3 凹凸印刷/4 立体印刷
11.その他の印刷技術
 1 軟包装印刷/2 建装材への応用/3 スクリーン印刷/4 プリンテッドエレクトロニクス
Column 印刷物とインキ
 Chapter 3 制作環境
1.ハードウェア・ソフトウェア
 1 ハードウェア/2 ソフトウェア
2.マークアップ言語
 1 マークアップ言語/2 HTML/3 XML/4 EPUB
3.セキュリティー対策
 1 データのセキュリティー/2 電子透かし/3 暗号化/4 DRM(デジタル著作権管理)/5 情報セキュリティー対策
4.ネットワーク
 1 クラウドコンピューティング
5.その他
 1 データベース/2 バーコード/3 コンテンツ管理/4 デジタルデバイス/5 デジタルサイネージ/6 AI(人工知能)/7 Web フォント/8 縦書きWebの可能性/9 3D プリンター/10 テレビ・映像の画質と解像度
Column Web to Print
 Chapter 4 法令・契約
1.法令
 1 知的財産権/2 デザインに関する権利と保護/3 個人情報保護法
2.契約
 1 ソフトウェア使用許諾契約/2 サブスクリプション契約
 Chapter 5 コミュニケーション
1.情報収集
 1 情報収集/2 調査/3 分析
2.情報の構造
 1 情報の組織化/2 情報構造の種類
3.メディア特性
 1 クロスメディア/2 デジタルメディア
4.ユニバーサルデザイン
 1 ユニバーサルデザイン/2 UD フォント/3 UD デジタル教科書体
5.インフォグラフィックス
 1 インフォグラフィックス
6.マーケティング
 1 マーケティング/2 STP マーケティング/3 マーケティングミックス/4 購買行動プロセスモデル/5 CRM/6 マーケティングオートメーション(MA)/7 パーソナライズDM の進化
Column メディアとしての印刷物
 Chapter 6 実践
1.デザイン制作の進め方
 1 さまざまな媒体とデザイン制作の工程/2 広告や販売促進物の制作の具体的な流れ/3 雑誌制作の具体的な流れ/4 データの取り扱いと管理
2.デザインの企画と立案
 1 コンセプト/2 ターゲットとペルソナ/3 トーン&マナー/4 プランの立て方

 

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