(株)ジーティービー(本社/兵庫県神戸市)は、2025年(令和7年)4月1日をもちまして、大西 幹雄が代表取締役社長を退任し代表取締役会長に就任するとともに、関本 太一が代表取締役社長に就任致しましたことをご報告申し上げます。
今後も最善を尽くし社業発展のためさらに専心努力いたす所存ですので、なお一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

(株)ジーティービー(本社/兵庫県神戸市)は、2025年(令和7年)4月1日をもちまして、大西 幹雄が代表取締役社長を退任し代表取締役会長に就任するとともに、関本 太一が代表取締役社長に就任致しましたことをご報告申し上げます。
今後も最善を尽くし社業発展のためさらに専心努力いたす所存ですので、なお一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
第一弾として「DNP復刊支援サービス」を5月に提供
大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 以下:DNP)は、書籍流通の選択肢を増やす“未来の出版流通プラットフォーム”構築の取り組みを2025年2月に開始しました。本プラットフォームでは、書店員が売りたい本を選び、書店起点の戦略的な販促キャンペーンを可能とするとともに、製造・流通の適正化を図ります。これにより「本が読まれ続ける未来」を目指します。
この取り組みの第一弾として、DNP復刊支援サービスの提供を開始します。本サービスを活用した文庫の復刊販売を2025年5月1日から、複数の書店で実施し、生活者が名作文庫と出会う機会を創出します。
【“未来の出版流通プラットフォーム”構築の背景と狙い】
日本の出版業界では、2025年1月に経済産業省が発表した「関係者から指摘された書店活性化のための課題」*1にもあるように(以下は抜粋)、書店の持続可能性のリスクが顕在化しています。
・デジタルトランスフォーメーション(DX)の遅れにより単品ごとのデータ管理が行われていない
・書店の粗利率は低く、経費を賄えずに書店経営を圧迫する原因になっている
・委託販売制度*2で豊富な品揃えが担保される一方で、高い返品率が大きな問題となっている
こうした課題の解決と、出版文化・産業の持続可能性の向上を目指して、DNPは2024年7月に、出版関連事業の未来の在り方を検討する社内組織を立ち上げました。出版関連の各社が適切な利益を得られるように、本の「つくり方」と「届け方」を変える仕組みを提案し、構造的な課題解消のきっかけにつなげていきます。その一環として、書店が独自に発注・販売して利益を得る仕組みの必要性に着目し、“未来の出版流通プラットフォーム”の構築に着手しました。またその実証として、需要の高い“復刊文庫”を書店が主体的に販売できる仕組みを書店と出版社に提供します。
【“未来の出版流通プラットフォーム”の特長】
【DNP復刊支援サービスについて】
【今後の展開】
DNPは今後、全国の書店と出版社に対して同プラットフォームへの参加を促すとともに、文庫以外にもさまざまな出版物の情報をデータベース化していきます。また、2026年度までに“未来の出版流通プラットフォーム”を構築し、多くの書店や出版社が利用可能なオープンなインフラを目指します。さらに、書店だけでなく、著者や生活者を起点とした本の「つくり方」と「届け方」の変革にも取り組みます。
DNPは、出版社や取次、書店をはじめ、本に関係する多くの人々と「対話と協働」を進め、持続可能な出版文化・産業に向けて注力して、本が読まれ続ける未来の実現に貢献していきます。
*1 経済産業省の発表はこちら → https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/contents/syotenkadai_set.html
*2 出版社・販売会社(取次)・書店の三者での契約に基づき、定められた期間内であれば書店は売れ残ったものについて返品が認められる販売方法。
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※記載内容は発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する大阪シーリング印刷株式会社を中核とするOSPグループの株式会社OSPホールディングス(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:松口 正)は、2025年日本国際博覧会(略称:大阪・関西万博)シグネチャーパビリオン「いのちの未来」 に物品協賛いたします。
シグネチャーパビリオンは、訪れるすべての人々が「いのち」について考え、概念をアップデートする事業です。OSPホールディングスは、大阪大学教授でありATR石黒浩特別研究所の石黒浩客員所長がプロデュースする「いのちの未来」の考え方に共感し、来場された方へ配布するステッカーを協賛します。
■「シグネチャーパビリオン」とは
8名の専門家がつくるパビリオンは、大阪・関西万博を象徴・代表する事業であり、それぞれの哲学から語り深める署名作品でもあることから、「シグネチャーパビリオン」と名付けられました。8名のテーマ事業プロデューサーが、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を、それぞれの観点から解釈、展開し、未来に生きる人々につなぎ渡すパビリオンです。
■「いのちの未来」とは
ロボット工学の第一人者である石黒氏のプロデュースにより人型アンドロイドなどロボットが常時展示されます。オンラインで楽しめるバーチャルパビリオンでは、物質的な制約から解放されたバーチャル空間ならではの感覚で「新しいいのち」が体験できます。
【大阪シーリング印刷 会社概要】
社名 :大阪シーリング印刷株式会社
所在地 :大阪府大阪市天王寺区小橋町1-8
代表者 :松口 正
創業 :1927年
事業内容:シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージの製造・販売およびラベリングシステムの販売
URL :https://www.osp.co.jp/index.html
【OSPホールディングス 会社概要】
社名 :株式会社OSPホールディングス
所在地 :大阪府大阪市天王寺区味原本町6-8
代表者 :松口 正
設立 :1969年
事業内容:当該企業グループの経営企画・管理並びにそれらに付帯する業務
URL : https://www.osp-holdings.co.jp/
OSPグループは、計16社(国内9社・海外7社)を展開する総合パッケージグループで、食品流通を主とした社会インフラの使命を果たすために全国18ヵ所に生産拠点を置いています。グループ会社の1社である大阪シーリング印刷株式会社は、創業1927年以来、顧客ニーズや社会環境など時代の変化に対応して事業範囲を拡大してまいりました。現在では、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促物の企画・デザイン、製造を通じて、社会とお客さまの生活を豊かにする製品やサービスを提供しています。また、高品質かつ安定供給を実現するために、グループ内で資材調達、シール・ラベルの印刷用原紙や印刷周辺機器の開発・製造、ラベリングシステムの設計、研究開発に至るまで多岐にわたり展開しています。
10月31日 | 『印刷白書2023』発刊のご挨拶 | |
9月25日 | 10/4発刊 『JAGAT 印刷マネジメントブック2023』(「印刷産業経営動向調査」改題)のお知らせ | |
9月20日 | 【10/20】JAGAT大会2023リアル&オンラインで開催 | |
8月1日 | page2024出展募集が8月1日から始まりました | |
7月1日 | DTPエキスパート受験サポートガイド10版発刊のご案内 | |
6月15日 | 第2期 DM企画制作実践講座 7/11開講のご案内 | |
3月9日 | 3月24日 トピック技術セミナー開催のご案内 | |
2月14日 | 2月28日 印刷総合研究会 オンラインセミナー 「page2023から読み解く印刷の未来」のご案内 |
|
2月6日 | page2023オンラインカンファレンス・セミナー開幕しました! | |
2月6日 | page2023リアル展示会 総来場者数及びpage2024の日程のご案内 | |
2月1日 | page2023開幕しました! | |
1月5日 | 新年のご挨拶 |
紙の本づくりはやっぱり楽しい!
本物の製本体験をオンラインでもすべての人にー
ハードカバーからソフトカバーまで書籍製本を手掛けて半世紀の製本会社 東京美術紙工協業組合(東京都板橋区、代表:加藤裕隆)は、これまで自社工場内で業界内向けに開催していた製本研修を、2025年3月より、「一日製本職人」として入門から上級まで計4グレードに再構成しオンライン要素も採り入れて本作りを学びたいすべての人に向けてリリース致します。
これまで一部業界内に向け、製本レクチャ、工場見学、手製本実作体験を工場を会場に実施してきたものを、オンライン活用で参加者の移動を必要としないで受講できる部分を増やしました。
【URL】https://bookstandga.com/seihon
1)入門 KURUMIコース
お子様からシニアまで、誰でも簡単に製本の仕組みを知って、体験できる入門コースです。
弊組合が開発して児童書イベントや図書館ワークショップでも好評いただいている「製本キットKURUMI」が1冊作れます(キットにはない製本部品である花布・スピン・スピンチャーム🄬付き)。これまで国内にとどまらずニューヨーク等でも多数採用いただいてきました(海外では特許も取得)。従来はイベント会場への指導役のスタッフ派遣が基本でしたが、オンラインでLIVE配信するサポート環境を用意することで、通信環境さえあれば全国で本作りを楽しんでいただけるようになりました。
1時間半のプログラムのうち、ハードカバーのミニブックを作っていただく後半パートだけでも製本の仕組みが理解できるのですが、前半に動画も使用した製本のレクチャを受講者年齢に合わせて提供することで、より納得度が高まり、本への愛着が高まることは、これまでのイベントで実証済みです。満足度99%の評価をいただいています。
2)初級 KurumiPROコース
本の中身から自分で作る体験をおりまぜたコースです。入門コースより内容を深めた「製本レクチャ」の後の、製本機械の臨場感あふれるヴァーチャル製本工場見学はオンラインでも提供します。
KurumiPRO(2024年特許取得)1冊(花布・スピン・スピンチャーム付き)が作れます。さらにKurumiPRO1セット別途持ち帰りができます。このキットを使用することで、作者の創作の現場と複数ページを1面に割付ける印刷工程の面付の疑似体験ができます。
3)中級 TAKUMIコース
より本格的に、1から製本について学べるコースです。リアル会場開催の場合は実際の製本機械が稼働している製本工場を見学いただけます。オンライン開催の場合は、普段見ることが出来ない機械の内部まで記録した動画によるヴァーチャルツアーとなります。
新開発の「製本キットTAKUMI」を使用することで、工場の研修会場まで足を運ばずともリモート会場や職場・ご自宅でもA6版 角背上製本1冊を制作いただけるように必要ツールをすべてセットして提供致します。
4)上級 一日製本職人コース
最も本格的なコース設定です。実際の機械製本の工場現場を見ていただきながら、職人が実際に行なっている手製本方法を1日かけて体験できるコースです。当コースのみ弊組合工場でのリアル開催のみで実施し、オンライン開催は実施致しません。
四六版 丸背上製本(ハードカバー)が1冊作れます。
5)4コースの比較
紙の本の市場が年を追うごとにシュリンクしている現実を前に、弊組合としてはグーテンベルグ以来の印刷された紙を綴じる、という製本工程のおもしろさに注目していただくことで、紙の本の製本行為のクリエイティヴィティに気付いていただき、本そのものに対する愛着を実感する機会を提供して、紙の本の可能性と役割をアピールできないか、とこれまで商品開発を続けて参りました。今回の研修プログラムの開発と、そのコンテンツのオンライン化への取組もその一環として行っています。
幸いにも本事業は東京都にも評価いただき、東京都中小企業団体中央会の「中小企業組合等新戦略支援事業に係る特別支援『デジタル技術を活用した販売力強化プロジェクト』」において東京都中央会の委託事業として製本研修のDX化に取組める運びとなり、ようやくその成果をお届けできる段階にまで至ることが出来ました事は喜びに堪えないものです。弊組合としては慣れない動画の企画からの取組は思った以上の困難にも直面致しましたが、なんとか想定以上の面白いコンテンツが作れたのではないかと自負しております。製本業は東京近郊に大半が集中している特殊な業界でありますが、製本工場とは縁遠いような全国各地津々浦々の方々にも晴れて製本の面白さを疑似体感いただけることになりました。広く本好きの皆様に、特にこれから知的・情緒的な側面を育んでゆく若年層に本づくりの現場の一端に触れることで人類の知の遺産に親しんでいただくきっかけとなります事、祈念して止みません。
弊組合では一連の製本キット以外にも、製本行為の周辺で事業者向けおよび一般消費者向けに技術開発、商品開発を続けて参りました。その結果として複数の特許技術や新案案件の開発が生まれています。
事業者向け技術の代表例は「かくれん本」(特許:表紙内ディスク収納技術/プラ素材フリー)、「フラットブック」(特許:並製本広開技術)、ブックインブック(冊子内冊子一体化製本)等。
一般消費者向け商品には、SDGsの製本工場なりの表現として、廃棄されていた表紙厚紙を装飾品として命を吹き込む「スピンチャーム🄬」、同じく廃棄の運命を捨てずに活かす「製本キットKURUMI用花布・スピン」等のラインナップを用意しています。
【会社概要】
社名:東京美術紙工協業組合
本社所在地:東京都板橋区舟渡3丁目28番19号
代表理事:加藤裕隆
事業内容: 書籍製本・印刷
設立: 昭和42年9月25日
HP:https://www.tobi.or.jp/sljp/
商品販売サイト:https://bookstandga.com/
フリーライター役の濱田岳さんが、“より良い未来” の実現に向けた社員の想いを取材
大日本印刷株式会社(DNP)は2025年3月1日(土)に、企業広告シリーズ「DNPの一面!」の新作「高機能マテリアル」篇を公開しました。
DNPは今、「より良い未来」を自らつくり出していくため、新しい価値の創出に努めています。そうした取り組みを進める社員をフリーライター役の濱田岳さんが取材し、テレビCMや交通広告などを通じて、広く紹介していきます。
【「DNPの一面!」で伝えたいこと】
DNPは「人と社会をつなぎ、新しい価値を提供する。」ことを企業理念に掲げ、持続可能なより良い社会、より心豊かな暮らしの実現に努めています。また、社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える“新しい価値”を創出し、その価値を人々の身近に常に存在する「あたりまえ」のものにしていくという志を「未来のあたりまえをつくる。」というブランドステートメントを掲げています。
企業広告シリーズ「DNPの一面!」は、社員一人ひとりがつくり出す“新しい価値”の「一面」を紹介するもので、2023年11月から展開しています。DNP独自の強みと社外のパートナーの強みを掛け合わせて“新しい価値”を生み出し、それを「未来のあたりまえ」にしたいという志を持って日々取り組む社員に焦点を当てた企画です。そうしたDNPの「一面」と、事業にかける社員の想いを俳優・濱田岳さんがフリーライター役となって取材して、新聞の「一面記事」のように表現します。第1弾「メディカル・ヘルスケア」篇、「XRコミュニケーション」篇、第2弾「半導体」篇に続き、テレビCM、交通広告、Webメディアなどで幅広く展開します。
【「DNPの一面!」の新作「高機能マテリアル」篇について】
〇 DNPの注力事業領域の一つである産業用高機能材 よりテーマを選定しました。
「高機能マテリアル」とは、フィルムなどの素材に、微細な加工を施すことや別のフィルムや溶剤を塗工することで、光の反射をコントロールしたり、ガスバリア性などの特性を持たせたりするものです。直訳すると「高機能な原材料・素材」ですが、DNPの「高機能マテリアル」はその範疇に収まらず、私たちの生活の可能性を広げる役割を担うものと考えています。
〇 DNPは、世の中の「あったらいいな」「出来たらいいな」に耳を傾け、新たなマーケットを創出してきました。そういったニーズに応えるべく生まれた高機能フィルム製品について今回のCMでは、“高機能の層”の可能性とともに、「高機能フィルムで、地球も守りたい」という思いをDNPの社員が伝えます。これはDNPがずっと大切にし続けてきた“社会に対する姿勢”を表したものともいえます。
〇 本CMの主な発信媒体は次の通りです。
・テレビ番組内での放送
・YouTubeのDNP公式チャンネルでの公開
URL → https://www.youtube.com/c/DNPOfficial
・CM動画の取材内容やエピソードなどの各種コンテンツをDNPのWebサイトで公開
URL → https://www.dnp.co.jp/brand/
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※記載された内容などは発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
~伝統と革新が融合した新たな『甲子園フォント』ついにお披露目~
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25 Tel:06-6649-2151 代表、以下モリサワ)は、阪神電気鉄道株式会社(代表取締役社長:久須勇介 本社:大阪市福島区、以下阪神電気鉄道)との100周年記念共同プロジェクト『甲子園フォント』を開発し、2025年2月27日(木)に阪神甲子園球場でお披露目式を行いました。
本プロジェクトは、阪神甲子園球場が大切に受け継いできた「甲子園文字」を、文字のプロフェッショナルとして歴史を紡いできたモリサワが、現代の実用に即した『甲子園フォント』として制作したものです。『甲子園フォント』は、2025年シーズンから阪神甲子園球場のスコアボードで使用されるほか、タオルなどの球場オリジナルグッズにも使用されます。
阪神甲子園球場のスコアボードでは、1983年まで、職人が黒い板に毛筆で手書きをした文字を使用しており、その独特な字形が「甲子園文字」として親しまれてきました。スコアボードを電光掲示に改修した1984年以降も、その伝統を受け継ぐべく、同球場の職員が甲子園文字を踏襲したオリジナルの文字を作り、表示することで、その伝統を受け継いできました。
『甲子園フォント』は、「甲子園文字」の伝統を次の時代に繋ぐコンセプトで、より多くの方の読みやすさに配慮したUD(ユニバーサルデザイン)フォントをベースとしています。甲子園文字の筆書きのニュアンスを取り入れながら、太みと文字サイズの調整を行って、ビジョンに表示された時も視認性を確保した明朝体として制作しました。また、スコアボード上で重要となる数字の書体は、甲⼦園⽂字ではゴシック体だったことから、今回も同様にゴシック体を継承しています。
『甲子園フォント』の開発を記念して、開発の裏側を映したメイキング動画を本日公開しました。動画では、当時の「甲子園文字」を知る元阪神タイガース・真弓明信氏にもお話を伺い、手書きの甲子園文字の思い出や、新たな『甲子園フォント』について、「甲子園文字の力強さがありながらかっこいい」とのご感想もいただきました。ぜひご覧ください。
また、モリサワ公式noteにて甲子園文字の歴史、タイプデザイナーによるデザインの解説や制作秘話などをご紹介しています。
モリサワ公式note「甲子園文字を未来につなぐ共同プロジェクト『甲子園フォント』が生まれるまで」はこちら
2025年2月27日に開催したお披露目式では、大勢の関係者や報道陣が集まり歴史的な瞬間を見届けました。イベントでは事前レクチャーでプロジェクトメンバーが「甲子園文字」の歴史やフォント制作の背景について詳しい説明を行い、その後グラウンドに移動。甲子園球場の歴史や『甲子園フォント』制作の舞台裏を紹介する動画が流れた後、スコアボードに『甲子園フォント』が表示され、場内放送係員のコールに合わせて阪神タイガース2023年優勝時のスターティングメンバーと1985年の開幕時のスターティングメンバーの名が並びました。過去と現在の選手名が表示されるたびに、会場は大きな拍手と歓声に包まれました。
また、登壇者として阪神電気鉄道の谷本修取締役と、モリサワの森澤彰彦代表取締役社長が登場し、『甲子園フォント』の完成を祝いました。
阪神電気鉄道株式会社 谷本修 取締役 スポーツ・エンタテインメント事業本部
阪神甲子園球場では、スコアボードが手書きから電光式に変わってからも、甲子園文字を受け継ぐ、球場オリジナルの文字を作り、表示することでその伝統を継承してまいりました。
今回、モリサワ様の手により、甲子園文字のデザイン的特徴を受け継ぐ、『甲子園フォント』が開発され、デジタル表示における甲子園文字が完成形となったことで、これからの100年にも甲子園文字を受け継いでいけることを、大変嬉しく思っております。
この『甲子園フォント』が、多くのファンの皆様に親しまれ、これから生まれる名勝負、名選手たちとともに、新たな歴史を刻んでいってくれる事を願っています。
株式会社モリサワ 森澤彰彦 代表取締役社長
創業者が世界で初めて「邦文写真植字機」を発明してから100周年という記念すべきタイミングで、阪神甲子園球場様と共に「甲子園文字の伝統を次の時代に繋ぐ」というコンセプトの『甲子園フォント』開発プロジェクトに携わることができ光栄です。「文字を通じて社会に貢献する」を社是に、数々のフォントを作り続けているモリサワが、長年使用されてきた文字の特徴を活かしつつも、実用に即したユニバーサルデザインフォントをベースに、視認性を保つよう開発したフォントです。今後も長きにわたって『甲子園フォント』が野球ファンの皆様に愛されるものになりますよう願っております。
『甲子園フォント』誕生を記念したグッズが、2月28日(金)より甲子園eモール、球場ショップ限定で販売されます。詳細はこちらをご覧ください。
甲子園歴史館で開催中の「センバツ企画展2025」において、『甲子園フォント』に関する特別展示を開催しています。
甲子園文字の歴史や『甲子園フォント』プロジェクトの概要、フォント制作方法などをパネルで紹介する他、フォント制作の基となる原図や、原図の制作道具などの展示、2024年の阪神タイガース公式戦でモリサワが開催した、『甲子園フォント』制作を記念した冠試合の様子などを紹介しています。
創業者である森澤信夫は、石井茂吉氏(株式会社写研の創業者)と共に、1924年に世界で初めて「邦文写真植字機」を発明し特許を申請、従来の活版印刷に代わる新たな印刷技術として印刷・出版社へ普及しました。「文字を通じて社会に貢献する」を社是に研究・開発を続け、2025年現在、より多くの人が読みやすいUDフォントや、2,000書体以上を搭載したフォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」などを展開しています。
●本件に関するお問い合わせ
株式会社モリサワ コーポレート・ブランディング部 広報宣伝課
E-mail: pr@morisawa.co.jp
色や印刷に関わる知識や歴史を紹介
大日本印刷株式会社(DNP)は、活版印刷と本づくりをテーマとした自社運営の文化施設「市谷の杜(いちがやのもり) 本と活字館」(東京都新宿区)で、企画展「FANTASTIC!(ファンタスティック) プロセスインキ」を2025年2月22日(土)~6月22日(日)に開催します。
写真がたくさん載っている雑誌や、さまざまな色が使われている絵本などカラフルな印刷物を見て、「いったい何種類のインキが使われているの?」と思うかもしれません。実はほとんどの印刷物は、たった4色のインキですべての色を表現しています。
現在もっとも一般的なオフセット印刷では、基本となる4色(シアン:Cian:藍、マゼンタ:Magenta:紅、イエロー:Yellow:黄、ブラック:Key plate:墨)のインキで多様な色を再現しています。印刷の現場ではこれらを「プロセスカラー」と言い、各色のアルファベット表記から「CMYK」と呼びます。本企画展は、オフセット印刷のプロセスカラー=「CMYK」が主役です。
本展では、4色のインキでたくさんの色を表現する仕組みやその特徴をお伝えします。また、「印刷用インキと絵の具は何が違うの?」「色の三原色(CMY)と、光の三原色(R:赤、G:緑、B:青)って何?」「金や銀もプロセスカラーで再現できるの?」といった色にまつわる疑問にお答えします。
名 称 : 企画展「FANTASTIC! プロセスインキ」
会 期 : 2025年2月22日(土)~6月22日(日)
会 場 : 「市谷の杜 本と活字館」2階展示室(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1)
入場料 : 無料
主 催 : 大日本印刷株式会社「市谷の杜 本と活字館」
協 力 : DICグラフィックス株式会社
「市谷の杜 本と活字館」は、活版印刷の職場を一部再現し、文字のデザインから、活字の鋳造、印刷・製本までのプロセスを展示・紹介する“リアルファクトリー”です。昭和初期の印刷機が稼働する様子や活版職人が作業する姿も、実際の動きがわかる“動態展示”の形で公開しているほか、活版印刷のモノづくり体験ができる工房を備えており、参加型ワークショップも開催しています。
*Webサイトはこちら → https://ichigaya-letterpress.jp/
※記載されている会社名・ロゴは、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品の仕様、サービス内容等は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
TOPPANホールディングス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長 CEO:麿 秀晴)は、TOPPANのグループブランディングおよびガバナンス強化の一環として、国内関係会社計17社の商号を2025年4月1日(火)に変更します。
TOPPANホールディングス株式会社は、2023年10月の持株会社体制移行にあたり、商号を「凸版印刷株式会社」から「TOPPANホールディングス株式会社」に変更しました。商号変更にあたっては、凸版(トッパン)の名称は継承しつつ、英字で「TOPPAN」と表記しました。
それに伴いこのたび、「凸版」および「トッパン」の表記を使用していた国内関係会社のうち、17社の商号を、「TOPPAN」を使用したものに変更します。商号の統一化を図ることで、グローバル企業として全世界で「TOPPAN」ブランドの認知拡大を目指します。
なお、海外を含むその他の関係会社についても、今後、順次商号変更していく予定です。
TOPPANグループは、グループガバナンスの強化とともに、各企業が持つ強みや特長を掛け合わせてグループシナジーを発揮し、「DX(Digital Transformation)」と「SX(Sustainable Transformation)」によってワールドワイドで社会課題を解決するリーディングカンパニーとして、ステークホルダーの皆さまとともに持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指します。
■TOPPANグループ国内関係会社 新商号
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
発刊を記念し、京都、銀座、代官山蔦屋書店で発刊記念フェアを開催いたします。
創業104年の印刷会社である株式会社山田写真製版所(富山県富山市)はこのほど、新たに出版レーベル「YAMADA Book Publishing」を立ち上げました。その出版第1弾として、ドローイングやペインティング、刺繍などを用いて光や影、祈りを主題に制作活動を行う絵描き・堀米春寧さん初の作品集『I vvonder』を発刊いたします。
『I vvonder(アイ ワンダー)』は、ただひたすらに描くことが好きだったひとりの少女が絵を通じて世界と向きあい、羽ばたくための旅路を描いたファーストアルバムです。かつての無垢な衝動は、0.05mmのペンでおりなされた繊細な問いへと変化し、観る者のこころに眠る好奇心をそっと呼び覚まします。光と闇、迷いと希望が交差するこの作品集は、一枚一枚があらたな発見と自己探求の扉をひらき、あなた自身の物語を紡ぐ旅のはじまりともなるのです。
堀米春寧 個展情報
個 展 「I vvonder」
日 程:2025年2月22日(土)、2月23日(日)、2月24日(月・祝)
時 間:13:00〜20:00
オープニングレセプション:2月22日(土)18:00〜20:00
会 場:Just Another Space 〒153-0051 東京都目黒区上目黒1-3-9 藤屋ビル3F
入場料:無料
特 典:来場者特典あり
書籍情報
『I vvonder』
2025年2月22日発行
著 者:堀米春寧
装 幀:脇田あすか
写 真:八木咲
発行所:YAMADA Book Publishing
サイズ:縦290mm×横210mm
仕 様:変則コデックス装
頁 数:160頁
印 刷:株式会社山田写真製版所
製 本:株式会社望月製本所
協 力:斉藤篤(roshin books)
取 次:ツバメ出版流通
定 価:本体5,400円+税
ISBN978-4-911496-00-8 C0071 ¥5400E
《Contents》
prologue
A Journey Written in Starlight おかえりなさい おほしさま
chapter 1
Micro Cosmos 彼女の夢は月灯にひらき
chapter 2
Molecule Practices 翳りの淵に聡明なひとひら
chapter 3
Wandering Traces きをくから彷徨い出た彼らは
chapter 4
The Guardians of Wonder 光を紡ぐ守り手たち
■先行予約受付!
2月1日(土)から『I vvonder』の先行予約を YAMADA Book Publishingオンラインストアにて受付けます。
YAMADA Book Publishing オンラインストア ⇒ https://yamada-book-publishing.com/
■プロフィール
著者:堀米春寧 絵描き
1996年生まれ。文化学園大学在学中から絵描きとして活動を開始し、ファッションブランドのテキスタイルや雑誌の挿絵、CDジャケットのアートワーク等を彩り、その活動は多岐にわたる。いのちの流れと好奇心をテーマに、ドローイングやペインティング、刺繍を用いた作品を、国内外の個展やコラボレーションで発表。近年は、衣装制作や百貨店の空間デザイン、古着のリメイク作品など、立体的な表現や手仕事を通じ、さまざまな素材にあらたな物語を紡ぐ活動を展開している。
主な仕事に、羊文学のアートワークや、西武渋谷店のクリスマスウィンドウディスプレイ、伊勢丹新宿店、ラフォーレ原宿の空間デザインなど。PINK HOUSE POCHEやロンドンのファッションブランドRenli Suのコラボレーションコレクションも発表している。
Instagram @haruneh
https://www.haruneh.com
装幀:脇田あすか グラフィックデザイナー/アートディレクター
グラフィックデザイナー・アートディレクター。1993年生まれ。東京藝術大学デザイン科卒業後大学院を修了、その後コズフィッシュを経て独立。あらゆる文化に対してデザインで携わりながら、豊かな生活をおくることにつとめる。過去の仕事にPARCO、LUMINE、HARUTAなどのファッションシーズンビジュアル、ドラえもん50周年ポスター、書籍の装丁や、紙・印刷にまつわるアイテムからWEBデザインなど。また、アートブックやスカーフなどの自主制作作品を制作・発表もしている。
Instagram @wakidaasuka
https://www.instagram.com/wakidaasuka/
発刊記念フェア開催!
『I vvonder』の発刊を記念して、著者の堀米春寧さんとゲストをお招きしてトークイベント&サイン会ならびに POPUPを開催いたします。
会期:3月1日(土)〜3月30日(日)
会場:銀座蔦屋書店 BOOK EVENT SPACE
トークイベント&サイン会:日程未定
トークイベントゲスト:東佳苗さん (縷縷夢兎デザイナー)
会期:3月7日(金)〜3月30日(日)
会場:京都蔦屋書店 5F BOOKウォール
トークイベント&サイン会:3月15日(土)
トークイベントゲスト:脇田あすかさん
会期:3月20日(木)〜4月7日(月)
会場:代官山蔦屋書店 2号館1階アートフロア
トークイベント・ワークショップ&サイン会:日程未定
トークイベントゲスト:haru.さん (HIGH(er) magazine編集長)
トークイベントの詳細はYAMADA Book Publishing オンラインストアで順次お知らせ致します。
YAMADA Book Publishing 概要
富山県富山市の印刷会社「山田写真製版所」が2025年に立ち上げた、アートブックに特化した出版レーベル。
所在地:富山県富山市太田口通り2-1-22
TEL:076-421-1136
YAMADA Book Publishing オンラインストア: https://yamada-book-publishing.com/
YAMADA Book Publishing Instgram: https://www.instagram.com/yamada_book_publishing/
株式会社山田写真製版所 概要
1921年創業の富山県富山市に本社を構える印刷会社です。ただ「刷る」だけではなく、作品が持つ魅力を最大限引き出し、「刷ったその先」に広がる世界を見据え、多くの方々に感動を届けることを目指しています。
本社:富山県富山市太田口通り2-1-22
TEL:076-421-1136
ホームページ: https://www.yppnet.co.jp/
Instgram: https://www.instagram.com/yamada_photo_process/