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JITSUGYO、奈良から「紙×デジタル」を発信 65周年アニバーサリーで『印刷工場の音』動画配信へ

株式会社 JITSUGYO(本社:奈良県奈良市、代表取締役:沢井啓秀)は、2022年10月に会社設立65年を迎えます。

記念すべき65周年は会社のコンセプトである「紙×デジタル」のデジタル部門を更にアップデートしていく予定です。

それに合わせて『65年営んできた印刷工場の音』を楽しめる動画を制作。紙の魅力をデジタルの新しい形でお届けいたします。
また、JITSUGYOでは「活版印刷」という伝統技術を受け継いでおり、凹凸のある趣深い印刷が可能です。今回はその活版印刷を使ったオリジナルノベルティも制作しました(企業や自治体など約200顧客に配付予定)。
動画もノベルティもすべて社員による制作です。見た目だけでなく、手触りや音からも紙の魅力をご堪能ください。

1. 設立65周年を迎えたJITSUGYO

昭和32年より奈良の地に会社を設立して、地元に根付いた印刷事業を開始。65周年を迎える令和4年の今年、新たなテーマ
『印刷も、その先も ー 伝わるべき人に伝わる世界 』を掲げて新たな気持でリスタート。
お客様や情報発信に深く長く関わり、パンフレット・一筆箋・電子書籍・Webサイト・アニメーション動画などから最適なご提案をします。常に新しい事へチャレンジして“伝える手段”をアップデート。必要とする人のもとに、必要な情報を届ける手助けができる会社であり続けたいです。

2. JITSUGYO(じつぎょう)が響かせる” 65年営んできた印刷工場の音”動画

▼配信先YouTube(2022年10月25日(火)より)
URL:https://youtu.be/JX8KTYP1q18
YouTubeのQR

普段印刷に馴染みのない方にも印刷機と紙の魅力を知っていただけるよう『印刷工場の音』動画を2022年10月25日より配信いたします。
『65年営んできた印刷工場の音』=”じつ音(JITSUGYOの日常の音)”を耳と目で体感して頂きたく、アニバーサリー動画を作成しました。
今後もSNSや動画を活かして「紙×デジタル」を発信していきます。

【構成内容】

シーン1:断裁機(勝田製作所製 : JMCⅣ)

〈機械の役割〉
・大きな用紙を印刷機械サイズに裁断します。
・印刷後の用紙を紙製品に仕上げ断裁します。

シーン2:活版印刷機(HEIDELBERG社製:KSB)

〈機械の役割〉
・活字を組み合わせて作った版(活字版)を使用した印刷、 (チケットなどの)ミシン目作成・ナンバリング印刷、折加工の前作業として筋入れ、型抜き(トムソン加工)等、多種多様に対応する事ができます。

シーン3:製本機(宏栄産業㈱:カバーバインダー)

〈機械の役割〉
・レポート用紙、便箋、一筆箋、メモ箋などの表紙巻き加工を行います

シーン4:一筆箋をめくる・文字を書く

〈一筆箋のポイント〉
・65周年を記念とした “JITSUGYOオリジナルの65枚綴一筆箋“ となります。表紙はイタリア語で”たくさん“を意味する〈tanto〉から名付けられたタント紙を使用。色は会社のメインカラーであるオレンジ色に。また、SDGsに少しでも貢献したいという思いから、色とりどりの紙は印刷の際に出た残紙を使用しています。

3.  65年前から受け継ぐ「活版印刷技術」

印刷会社で取り扱う機械は多種多様です。動画に登場する断裁機・活版印刷機・製本機は特に欠かせない存在です。
中でも活版印刷機「HEIDELBERG社製:KSB(ドイツ発)」は頑丈な作りで、弊社の中で一番古く会社設立の約65年前から今も現役で起動しています。職人が交代してもなお受け継がれる熟練の技術力を持ってこそ使いこなせる印刷機です。

凹凸の立体感によって、箔の輝きをより美しく魅せる事ができます。
活版表紙印刷の金型。

4.  今後はアニメーション事業の拡充へ

https://tsutawaru-animation.com/

記念すべき65周年は会社のコンセプトである「紙×デジタル」のデジタル部門を更にアップデートしていく予定です。
中でも2020年から開始した伝わるアニメーションは、デジタルの伝達手段としてビジネスアニメーション事業に注力していきます。ビジネスアニメーションは実写ではなくキャラクターを用いた動画です。
制作ソフト「Vyond(ビヨンド)」はアメリカでビジネス情報発信のため開発され、商品紹介や集客、採用活動に活用されています。JITSUGYOでは日本に入ってきた翌年から事業にとりいれました。
現在では全国から発注いただき年間200本以上を制作しています。特徴は、初回打合せから約1週間で初稿納品できるスピード感です。変化の早い現代においてタイムリーな情報発信が可能になります。またJITSUGYOの制作体制と情報編集力があってこそ実現できます。

           

■会社概要■
会社名:株式会社 JITSUGYO
URL: https://www.jitsugyo.jp
資本金:1,000万円
所在地:〒630-8144 奈良県奈良市東九条町6-6
電話番号:0742-62-3377
事業内容:企画・デザイン・取材・編集・印刷・広告・Webサイト制作・電子ブックポータルサイト「nara ebooks」・アニメーション動画「伝わるアニメーション」の運営

キヤノンMJ、ミニフォトプリンターが当たる、キヤノンオンラインショップにてプレゼントキャンペーンを開催中

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立 正親)公式通販サイト、キヤノンオンラインショップでは、スマホ内の画像を簡単にプリントできる手のひらサイズのミニフォトプリンター「iNSPiC PV-223」が抽選で5名様に当たるキャンペーンを実施します。



■キャンペーン概要
“ミニフォトプリンター「iNSPiC PV-223」が抽選で5名様に当たるキャンペーン”

本キャンペーンの対象商品である、「iNSPiC PV-223」は専用アプリでスマホ内の画像を手軽にプリントできるミニフォトプリンターです。従来機と比べ印刷解像度の向上や充電時間の短縮により、快適にプリントできます。この機会に是非、本キャンペーンへご応募ください!

期間:2022年10月11日(火)~2022年10月31日(月)

内容:応募期間中に会員ログインの上、アンケートにご回答いただいた方の中から抽選で5名様に、「iNSPiC PV-223」をプレゼントいたします。

ミニフォトプリンター「PV-223」(画像はホワイト)

※本キャンペーンはアンケートの回答を経て応募完了となります。アンケートはキヤノンオンラインショップの会員登録済みの方または新規会員登録(無料)いただいた方が回答いただけます。
※抽選結果のご案内(当選者の方のみ)は2022年11月上旬頃、賞品の発送は2022年11月下旬頃を予定しています。


詳しい応募方法は下記キャンペーンページをご覧ください。

○キャンペーンサイト:
https://store.canon.jp/online/secure/campaign.aspx

○キヤノンオンラインショップ:
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 公式通販サイト
https://store.canon.jp/online/

○キヤノン:ミニフォトプリンターホームページ
https://cweb.canon.jp/miniphotoprinter/special/


凸版印刷、印刷博物館 P&Pギャラリーで「現代日本のパッケージ2022」展 開催

凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)が運営する、印刷博物館 P&Pギャラリーでは、2022年10月1日(土)より「現代日本のパッケージ2022」展を開催します。

生活の中で身近な印刷物の代表であるパッケージは、社会と強く結びつきながら、日々試行が繰り広げられ、機能やデザインが進化しています。近年ではSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みが反映されたパッケージも目にするようになっています。8回目となる本展では、こうした時代のニーズや今後想定される課題に対し、パッケージの現場で重ねられた取り組みの成果を知る機会の1つとして、日本で開催されているパッケージコンクールの受賞作を中心に紹介します。

本展では、消費者が直接手にするものから、普段はあまり目にすることのない輸送包装など、様々な種類のパッケージを通じて、身近な存在でありながら深く知ることの少ないパッケージの面白さに触れることができます。



展示内容

・第61回ジャパンパッケージングコンペティション 受賞37作品
 主催:一般社団法人日本印刷産業連合会

市場で販売されている商品化されたコマーシャルパッケージの優秀性を競う商品包装コンペティションです。  
経済産業大臣賞を筆頭に37作品が選ばれました。
※IGAS2022出品のため、会期中11月下旬に一部の受賞作品が展示されない期間があります。
詳細は11月以降に印刷博物館ホームページでご確認ください。

・2022日本パッケージングコンテスト(第44回) ジャパンスター賞と包装技術賞より36作品
 主催:公益社団法人日本包装技術協会

材料、設計、技術、適正包装、環境対応、デザイン、輸送包装、ロジスティクス、販売促進、アイデアなどあらゆる機能から見て年間の優秀作品を選定するコンテストです。ジャパンスター賞をはじめ、6つの包装技術賞、13の包装部門賞があります。

JPDA パッケージデザイン インデックス 2022
〈特集:パッケージデザインとキャラクターたち〉 約30作品

 主催:公益社団法人日本パッケージデザイン協会

商品の姿をかたちづくるパッケージデザインに登場するキャラクターは、消費者の共感を呼ぶ大きな力を持っています。この企画では、『JPDA パッケージデザイン インデックス 2022』に掲載されたパッケージの中から、商品の「顔」として、商品の性格や特徴を象徴的に表現しているキャラクターを選び、その魅力を紹介します。

【開催概要】
会 期: 2022年10月1日(土)-12月4日(日)
会 場: 印刷博物館 P&Pギャラリー 入場無料
開館時間: 10:00-18:00
休 館 日: 毎週月曜日(ただし10月10日は開館)、10月11日(火)
共 催: 凸版印刷株式会社 印刷博物館、一般社団法人日本印刷産業連合会、
公益社団法人日本パッケージデザイン協会、公益社団法人日本包装技術協会
住 所: 東京都文京区水道1丁目3番3号 トッパン小石川本社ビル
電 話: 03-5840-2300(代表)
Web : https://www.printing-museum.org/collection/exhibition/g20221001.php
※展示作品には触れられません。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のために、中止もしくは延期となる可能性があります。
なお、開館する場合でも入場制限の措置を講じさせていただくことがあります。

*印刷博物館は凸版印刷が創立100周年を記念し、2000年に設立した公共文化施設です。

1.チラシ画像


2.<量り売り堂>

花王株式会社
第61回ジャパンパッケージングコンペティション 経済産業大臣賞



3.〈PE単一素材詰め替えパウチ「新パンテーン エフォートレスシリーズ」〉

藤森工業株式会社/P&Gジャパン合同会社
2022日本パッケージングコンテスト(第44回)
経済産業省産業技術環境局長賞



4.<しあわせの激辛【チキンカレー】【辛ボナーラ】【麻婆豆腐】>

ハウス食品株式会社 デザイン:株式会社デザインマック
JPDA パッケージデザイン インデックス2022
パッケージデザインとキャラクターたち出品



* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以上

福永紙工、紙工視点 2022 新製品発表会のご案内

この度、福永紙工から、プロジェクト「紙工視点 2022」を発表します。
前期に引き続きディレクター岡崎智弘氏と新たな3組のデザイナーとの新作発表、先行販売をいたします。
デザイナーが純粋に紙と向き合い、楽しむ、三者三様のプロセスと成果を実際に手にとり体験してもらえると嬉しいです。

 福永紙工株式会社 代表取締役 山田明良


2018年に第1弾を発表した「紙工視点(シコウシテン)」は、紙にひそむ可能性を探るプロジェクト。
第2弾では、あらたな3組のデザイナーが一度、まっさらな心になって紙という素材と向き合い、ひたすら手をうごかしながら、じっくり試作をかさねてプロダクトを完成させました。

生活のなかで、あたらしい紙の製品のたたずまいを提案したり、
かたちから派生してふくらんだ物語を面白がったり、
自分でも「ほしい!」と思える機能とかわいさにこだわったり。

三者三様の視点がはぐくんだプロセスを想像しながら、お楽しみください。


紙工視点サイト

DOMINO ARCHITECTS (YUSUKE OONO)
「 paper rack 」

PERFEKTRON  (RYOTA KUWAKUBO+REICO YAMAGUCHI)
「 THE CAMIBRIANS 」
LUI IGARASHI
「 ペーパーバード/ PAPERBIRD 」

【Photographer 小川真輝 Styling 中田由美】


Designed by

DOMINO ARCHITECTS (大野友資)

建築家。デザインの実践と理論の両面から歴史や文脈への接続を試み、情報と物質、デジタルとアナログ、ハイテクとローテクを相対化するような設計を手がける。
主な仕事に「渋谷キューズ」「360°BOOK」など。


パーフェクトロン(クワクボリョウタ+山口レイコ)

生活と実験のアートユニット。 日々、面白い事象を探している。テレビ番組の映像制作、展覧会の展示構成や作品制作をしている。
主な仕事に「デザインあ」「虫展」など。モットーは「なんでわざわざをかたちに」


五十嵐瑠衣

空間デザイナー・設計士。展覧会の会場構成の仕事を中心に、 空間や物など何でも設計する。
主な仕事に「デザインあ展」「谷川俊太郎展」「江戸東京リシンク展」「ヨシタケシンスケ展かもしれない」など。



Director 岡崎智弘
グラフィックデザイナー・デザイナー。グラフィックデザインの思考を基軸に、印刷物 / 映像 / 展覧会など視覚伝達を中心とした領域を繋ぎながら、文化と経済の両輪でデザインの仕事に取り組む。

展示会 会場デザイン 五十嵐瑠衣
グラフィックデザイン 岡崎智弘
Text 神吉弘邦
Photographer 小川真輝
Styling 中田由美
Management 福永紙工


 

紙工視点2022 新作発表会およびギャラリートークイベント


会期
2022年9月16日(金) - 9月30日(金)

*初日の9月16日(金)16時からはディレクター岡崎智弘、参加デザイナーより、プロジェクトおよび作品のご案内をいたします。この機会にぜひ立川までお越しいただければ幸いです。

*最終日は17時まで

場所
立川・GREEN SPRINGS「SUPER PAPER MARKET」

東京都立川市緑町 3-1 GREEN SPRINGS E2 209
(JR 立川駅北口徒歩8分 )
営業時間:11:00 - 19:00 休業日:なし


ギャラリートークイベント
2022年9月22日 (木)15:00 - 17:00

開催場所:SUPER PAPER MARKET 内「紙工視点 2022」展示会場および TOKYO 創業ステーション TAMA
登壇:大野友資、パーフェクトロン(クワクボリョウタ+山口レイコ)、五十嵐瑠衣
進行:岡崎智弘、山田明良
*先着30名様まで
*参加無料 
*事前申し込みはこちらから

詳細は添付資料をご確認下さい 。


福永紙工株式会社
東京都立川市にある創業60年になる紙加工の製造会社。2006年よりデザイナーとの協働プロジェクト「かみの工作所」「テラダモケイ」「空気の器」などを発足させ、それまでの製造のノウハウをベースに自由で斬新なデザイナーの発想を融合させ工場発の主体的な紙製品の開発、製造、販売を行う。2022年4月より立川・GREEN SPRINGS にて直営店「SUPER PAPER MARKET」の企画・運営を行う。

凸版印刷 印刷博物館、企画展「地図と印刷」 開催

凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)が運営する、印刷博物館では、9月17日(土)より「地図と印刷」展を開催します。
私たちが暮らしていく上でなくてはならない地図は、古来より地理情報を伝える表現技法のひとつとしてつくられてきました。日本では、多くの人に同じ情報を伝えることのできる印刷された地図が近世以降登場し、民間での印刷・出版の広がりとともに様々な地図や地誌がつくられます。やがて蘭学の発展により西洋の地図知識を受容することで、世界の認識が広がりました。近世後期には伊能忠敬による近代的な地図づくりが幕を開け、日本における地図の制作に大きな影響を与えました。
本企画展は日本の近世を中心に、地図や地誌づくりにおける印刷と人々との関わりをご紹介します。

【開催概要】

会期 : 2022年 9月17日(土)-12月11日(日)
会場 : 印刷博物館
    〒112-8531東京都文京区水道 1 丁目 3 番 3 号 トッパン小石川本社ビル
開館時間 : 10:00-18:00
休館日 : 毎週月曜日 (9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)
入場料 : 一般 500 円、学生 300 円、高校生 200 円
     ※中学生以下、70 歳以上の方、身体障がい者手帳などお持ちの方とその付き添いの方は無料
     ※20 名以上の団体は各 50 円引き
     ※11 月 3 日(木・祝)文化の日は無料

Web : https://www.printing-museum.org/collection/exhibition/t20220917.php
主催 : 凸版印刷株式会社  印刷博物館
※感染予防のために中止もしくは延期となる可能性があります。なお、開館する場合でも入場制限の措置を講じさせていただきます。

*印刷博物館は凸版印刷株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴)が創立100周年を記念し、2000年に設立した公共文化施設です。

展示内容

第1部 日本の印刷地図のはじまりと文治の展開

日本で印刷された地図のはじまりは、古活字版『拾芥抄』所収の図でした。日本では京都で木版印刷による民間での印刷・出版がはじまりますが、地図の印刷も同様にスタートします。平和な時代が到来し、文化の受け手が拡大すると、元禄期には江戸で石川流宣が『日本海山潮陸図』を刊行。流宣が手がけた日本図(流宣図)のスタンダードとなるなど、地図(絵図)が大衆化していきました。

『拾芥抄』洞院公賢編 1642(寛永19)年刊

第2部 地誌の大成と拡がる世界

日本では文治政治が展開する中で、実証的な考え方が歴史学などで進みます。中国の影響を受けながら、考証された地図づくりや地誌編纂は江戸時代を通じて行われました。長久保赤水も代表的な一人です。赤水による日本図(赤水図)は近世後期から近代まで受け入れられるベストセラーとなり、西洋でも日本を知るための参考資料とされました。一方で、徳川吉宗による漢訳洋書の輸入緩和により蘭学が発展。さらに広い世界へと目が向けられ、西洋の地理知識が吸収されていきます。

「改正日本輿地路程全図」長久保赤水
1779(安永8)年刊
「地球隋円図」司馬江漢
1796(寛政8)年刊

第3部 世界との接近と伊能図の衝撃

ロシアの南下政策が進み、西洋列強も日本と接触を試みようとする中で、幕府は海防意識を強め、世界と日本が急速に接近していきます。松平定信は寛政の改革で『三国通覧図説』などを絶版にし、取締りを強化する一方で、西洋の情報にも熱いまなざしを向けていました。伊能忠敬は日本初の実測日本地図(伊能図)をつくりましたが、その出来映えが正確だったため、機密情報とされました。しかし、その忠敬の地図の情報が国外に伝わり、日本には印刷物として逆輸入されました。その正確さは近代へと引き継がれ地図づくりの礎となり、活用され続けていきました。

「官板実測日本地図」より畿内東海東山北陸  伊能忠敬作
慶応期(1865~1867年)刊 
「北海道国郡図」
1869(明治2)年

以上

RMGT、 東京ショールームにてエコプリ2022を開催

「エコプリ2022」を開催しました。

リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社

7月27日(水)、28日(木)の2日間、RMGT東京ショールームにおきまして、エコプリ2022を開催しました。

「最新の環境印刷で新ビジネスを発掘」と題して、様々な印刷資材メーカーとコラボレーションし、用紙やインキをはじめとする環境対応型印刷資材のアプリケーションや、環境対応印刷のノウハウをご紹介し、印刷会社様のSDGsへの取組に対応した新しいビジネスのご紹介を行いました。

セミナーでは太平紙業株式会社とRMGTによる「RMGT/太平紙業がアシストするSDGsとは」、及び一般社団法人 日本印刷産業連合会による「グリーンプリンティング(GP)認定でSDGs推進をアピール!」の2つを開催しました。

また、実演では、RMGT 970ST-5+CC+LED-UVによる「バイオマスインキと環境対応用紙、LED-UVによる環境負荷低減印刷の提案」、及びRMGT 1050V1ST-5+LED-UVによる「水無しLED-UVとコンセントリックスクリーニング(注)によるインキ量削減と環境印刷の提案」をご覧いただきました。

(注)コンセントリックスクリーニング
網点をリング状に分割したもので、網点上のインキ塗膜を抑制し、インキ使用料量を5-25%削減する。(エスコグラフィックス株式会社 Esko Imaging Engine専用スクリーニング)


多くのお客様にご来場いただき、誠に有難うございました。

セミナー

発表:太平紙業(株)、RMGT
発表:(一社)日本印刷産業連合会

<セミナータイトル(発表順)>
■RMGT/太平紙業がアシストするSDGsとは
太平紙業株式会社/リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社

■グリーンプリンティング(GP)認定でSDGs推進をアピール!
一般社団法人 日本印刷産業連合会

実 演

■バイオマスインキと環境対応用紙、LED-UVによる「環境負荷低減印刷の提案」
 菊全判5色オフセット印刷機 RMGT 970ST-5+CC+LED-UV

株式会社T&K TOKA製のUV CORE TYPE-A BM LED-UVバイオマスインキを使用し、環境に配慮した特殊原反である「kome-kami*」(非食用米で出来た紙で、米の含有率3~5%:太平紙業株式会社提供)への両面印刷を行いました。 kome-kamiの手触りや風合いについてお客様にご確認いただくと共に、LED-UVによるストレート機での両面即乾印刷の他、菊全ジャストサイズによる菊全機の刷版サイズに比べ約20%減によるランニングコストの削減、設置スペースが菊全機に比べ約30%減少、消費電力約が約34%削減といったRMGT 970モデルの特徴をご説明しました。 

*kome-kamiの詳細については、下記のホームページをご覧ください
フードロスペーパー(株式会社ペーパル)

■水無しLED-UVとコンセントリックスクリーニングによる「インキ量削減と環境印刷の提案」
B1判5色オフセット印刷機 RMGT 1050V1ST-5+LED-UV

東京インキ(株)製 水無し用UVインキ Zipcure ALUX (UV OL HEL アルックスR)、東レ(株)製 waterless plateを使用し、水無し印刷、及び網点をリング状に分割したコンセントリックスクリーニングを使用した印刷実演を行いました。AMスクリーニング、コンセントリックスクリーニングで同じ絵柄を左右に2分割して印刷を行い、発色など、それぞれの特長を確認いただきました。

展 示

GP認証マークを取得した製品を取り扱う各種資材メーカー様12社に出展いただき、様々な環境対応製品をご紹介するとともに、セミナーに加え(一社)日本印刷産業連合会にも出展いただき、GPマーク認定制度や業界の取組などについてのご紹介を行いました。印刷会社様は熱心にご質問いただくなど、関心の高さがうかがえました。

出展企業については以下の通り。(展示ブース番号順)

・一般社団法人 日本印刷産業連合会
・富士フイルム グローバル グラフィックシステムズ株式会社
・光陽化学工業株式会社
・ マコト化学工業株式会社
・ウエノ株式会社
・株式会社日研化学研究所
・太平紙業株式会社
・ホリゾン・ジャパン株式会社
・株式会社ニクニ
・東京インキ株式会社
・東レ株式会社
・エスコグラフィックス株式会社
・株式会社T&K TOKA

以上

竹尾、見本帖本店で「VENT NOUVEAU DIGITAL」展を開催

株式会社竹尾(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 竹尾稠)は、ファインペーパーのショールーム「見本帖本店」にて、8月22日より「VENT NOUVEAU DIGITAL」展を開催いたします。


版を必要とせず、データをダイレクトに出力できるデジタル印刷は、今、革新的な技術進歩を遂げています。新時代を迎えた印刷技術を支える次世代の紙として誕生したヴァンヌーボDigitalシリーズを、このたび見本帖本店にて、村上雅士氏(㎡ | emuni)のアートディレクションによりご紹介いたします。



○ヴァンヌーボDigitalシリーズ

ヴァンヌーボは、1994年の発売以来、オフセット印刷業界でラフ・グロス®というジャンルを確立したファインペーパーです。印刷適性と紙の風合いという相反する性質を高いレベルで両立させ、グラフィックデザイナーから高い支持を得ています。
このたび新たにご紹介するヴァンヌーボDigitalシリーズの3銘柄は、HP Indigoデジタル印刷(液体トナー)、UVインクジェット、高速インクジェットといったデジタルの印刷方式でも、ヴァンヌーボならではの【ラフな風合い】と【印刷グロス】を実現しています。
・HP Indigoデジタル印刷に最適化した「ヴァンヌーボLT-FS」
・高速インクジェットに対応する「ヴァンヌーボSIJ-FS」(近日発売予定)
・UVインクジェット対応のロール品「ヴァンヌーボRIJ-FS」
 製品ページ:ヴァンヌーボDigitalシリーズ
 https://www.takeo.co.jp/finder/main/ventnouveau-digital.html

会場では、各印刷方式と銘柄の特性を紹介するとともに、村上雅士氏(㎡ | emuni)のアートディレクションによる美しく鮮やかなグラフィックの印刷物をご覧いただきます。紙と印刷の新しい領域を予感させるクリエイションをぜひご体感ください。


左からヴァンヌーボLT-FS、ヴァンヌーボSIJ-FS、ヴァンヌーボRIJ-FSを使用。オフセット印刷に匹敵する印刷仕上がりをデジタル印刷で実現しています。



ヴァンヌーボLT-FS × HP Indigoデジタル印刷|一つの絵柄から複数のパターンをランダムに生成する可変ソリューションソフト「HP Mosaic」を活用。


展示会概要

VENT NOUVEAU DIGITAL
会期:2022年8月22日|月|―10月21日|金|
   11:00-18:00 土日祝/休
会場:株式会社竹尾 見本帖本店
   〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3
   Tel. 03-3292-3669
入場:無料  

アートディレクション:村上雅士(㎡ | emuni)
主催:株式会社竹尾
協賛:大王製紙株式会社
協力:株式会社セントラルプロフィックス、凸版印刷株式会社、
   株式会社中本本店、株式会社日本HP、光村印刷株式会社 (五十音順)
展示会ページ: https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20220822.html

○スペシャルトークの開催を予定しております。詳細は竹尾コーポレートサイトにてお知らせいたします。

ジャパンイーブックス、「DX推進における印刷物を発注する側の課題」に関する調査を実施

DX推進が加速する今、印刷物を発注する側が求めるものは?

4割以上の方が“印刷物は今の時代にそぐわないかも”と疑問や不安を感じていた!


一般社団法人ジャパンイーブックス活用研究会(本社所在地:宮崎県宮崎市(株)宮崎南印刷内、代表理事:大迫 雅浩)は、行政機関・民間企業に勤めており印刷会社に印刷物を発注する方を対象に、「DX推進における印刷物を発注する側の課題」に関する調査を実施しました。


今日、さまざまな分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)が推進されています。
デジタル技術を駆使して人々の生活や企業の業務に変革をもたらすことをDXと呼びますが、そのDXを推進するために不可欠なのが「ペーパーレス化」です。

紙媒体が衰退する時代において、印刷業界にも大きな変革が求められています。 例えば、文書を電子化しインターネット上で公開すれば、印刷物にするよりも軽量化やコストダウンが期待できるほか、自治体が発行する広報誌などはより多くの方の目に留まりやすいといった多くのメリットがあるでしょう。

しかし反対に、IT環境やツール、アプリの選定、電子化する際の手間、または紙媒体での保存が必要な重要書類は電子化しにくいといった別の課題も考えられます。

印刷物を発注する側は、今後、印刷物にどのようなことを求めているのでしょうか。
行政機関や民間企業のDXに対する姿勢なども関係するかもしれません。

そこで今回、インターネット上で宮崎県の電子書籍を無料で閲覧できる地域特化型電子書籍ポータルサイト『Japan ebooks』(https://www.japan-ebooks.jp)を運営する一般社団法人ジャパンイーブックス活用研究会https://www.japan-ebooks.jp/blank)は、行政機関・民間企業に勤めており印刷会社に印刷物を発注する方を対象に、「DX推進における印刷物を発注する側の課題」に関する調査を実施しました。

どんな印刷会社に何の印刷物を発注している?

はじめに、発注している印刷物について伺っていきたいと思います。

「印刷会社にどのような印刷物を発注していますか?(複数回答可)」と質問したところ、『広告(チラシなど)(44.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『カタログ(パンフレットなど)(38.6%)』『案内状や挨拶状など(17.5%)』と続きました。

広告を発注している方が4割以上と最も多いようです。
また、カタログや案内状など、さまざまな物を頼んでいることが分かりました。

印刷会社を選ぶ際は、どのような点をポイントとしているのでしょうか?

そこで、「印刷会社の選考の基準となるのはどのようなポイントですか?(複数回答可)」と質問したところ、『費用(見積もり次第)(66.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『納期(期限に間に合うか)(50.3%)』『希望どおりに印刷できるか(サイズ・制作)(42.4%)』と続きました。

会社によって印刷物の予算も異なりますが、費用を基準に印刷会社を選んでいる方が多いようです。

・印刷物を発注する際に、疑問や不満を感じたことはある?          

印刷会社に発注している物や、印刷会社を選ぶ際の基準が分かりました。

そこで、印刷物を発注する前に困ったことや不安に感じたことなどはあるのでしょうか?

「印刷物を発注する前に、困ったことや疑問、不満や不安を感じたことはありますか?」と質問したところ、7割以上の方が『とてもある(28.1%)』『ややある(45.6%)』と回答しました。

多くの方が疑問や不安を感じたことがあるようですが、印刷物を発注する前に感じる疑問や不安とは一体どのようなことなのでしょうか?

『とてもある』『ややある』と回答した方に、「感じた疑問、不満や不安について近いものを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『印刷物は今の時代にそぐわないのではないか(41.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『印刷しても読まれないのではないか(34.7%)』『このまま印刷物を続けて問題はないのか(33.3%)』と続きました。

DX推進が加速するなかで、印刷物は時代に合わなかったり、読まれなかったりと疑問や不安を感じているようです。

・印刷物を発注する側のDXはどのくらい進んでいる?           

印刷物を発注する際、疑問や不安を感じている方が多いことが分かりました。
印刷物だけでなく、在籍する組織ではどのくらいDXが進んでいるのでしょうか?

 

そこで、「ご自身の社内(庁内)のDXはどのくらい推進していますか?」と質問したところ、『とても推進している(11.8%)』『ある程度推進している(39.5%)』『あまり推進していない(31.4%)』『ほとんど推進していない(17.3%)』という回答結果になりました。

DXを推進している組織が半数以上いる一方で、推進していないところも4割以上とまだまだ多いようです。

では、組織内のDXについて相談できる相手などはいるのでしょうか?

続いて、「社内(庁内)のDXに関して誰か(どこか)に相談していますか?(しましたか?)」と質問したところ、『はい(46.1%)』『いいえ(53.9%)』という回答結果になりました。

差はそれほど大きくはありませんが、社内のDXに関して相談していない方のほうが多いようです。
では、保存性の高い資料などはデジタルアーカイブ化されているのでしょうか?

続いて、「永久保管性の高い紙資料はデジタルアーカイブ化されていますか?」と質問したところ、『はい(54.0%)』『いいえ(46.0%)』という回答結果になりました。

保存性の高い紙資料がデジタルアーカイブ化されていない組織もまだまだ多いようです。
DX推進が加速している中ですから、インターネットでの検索や活用が可能になるデジタルアーカイブ化について検討する必要があるのかもしれません。

・印刷物だけでもだめ?デジタルだけでもだめ?              

先程の調査結果で、DX推進の状況などが分かりましたが、今まで印刷物で行ってきた施策をデジタル化する予定などはあるのでしょうか?

 

「広報誌、観光パンフなど従来印刷物で行ってきた施策をデジタルに置き換える予定はありますか?」と質問したところ、『全て置き換える予定(12.1%)』『ある程度は置き換える予定(42.2%)』『現在行っている施策のまま(置き換える予定はない)(23.1%)』『分からない(22.6%)』という回答結果になりました。

全てデジタルに置き換える、あるいはある程度置き換える方が半数以上いますが、現在のままだったり、分からないという方が4割以上とデジタル化に消極的な組織もまだまだ多い様子が窺えます。

しかし、広告や広報物を全てデジタルに置き換えれば良いという訳ではありませんよね。
では、紙資料とデジタル資料はどのくらいの割合が適正だと考えているのでしょうか?

続いて、「広告や広報物に対して、紙資料とデジタル資料(スマホ・タブレット・PC)の比率はどれくらいが適正だと思いますか?(10分率対比)」と質問したところ、『5:5(21.5%)』と回答した方が最も多く、次いで『7:3(13.5%)』『6:4(12.9%)』と続きました。

紙資料とデジタル資料の比率は5:5が適正と考えている方が多く、状況などに合わせて使い分けた方が良いと考えているのかもしれません。

■以降の結果はこちら
『8:2(11.7%)』『3:7(9.6%)』『9:1(7.6%)』『10:0(完全に紙資料)(7.4%)』『2:8(6.0%)』『4:6(4.7%)』『1:9(2.7%)』『0:10(完全にデジタル資料)(2.4%)』

DXが推進されても印刷物として残すべき資料とは?
適正だと考えている紙資料とデジタル資料の比率が分かりましたが、今後も紙資料として必要だと思う印刷物とは何なのでしょうか?
詳しく聞いてみました。

■今後も紙資料として必要だと思う印刷物とは
・押印が必要な紙媒体(20代/女性/埼玉県)
・パンフレット(40代/男性/大阪府)
・契約書(40代/女性/京都府)
・領収書(50代/女性/宮城県)

今後も紙資料として必要だと思う印刷物はさまざまあることから、それぞれの組織内で話し合って紙資料とデジタル資料を使い分けることが大切かもしれません。

【まとめ】DX推進における印刷物を発注する側の課題が明らかに!      

今回の調査で、印刷会社に広告や会社のカタログなどを発注している方が多いことが分かりました。

費用を基準として印刷会社を選んでいるものの、そもそも今の時代に印刷物は合わないのではないかなど疑問や不安を感じている方も少なくないようです。

DX推進に関して、企業によって推進状況は異なりますが、紙資料とデジタル資料は5:5という比率が適正だと思っている方が多く、業務などによって使い分けをしてより働きやすい環境を整える必要があると言えそうです。

「印刷だけじゃない、デジタルだけじゃない」印刷会社からソリューションプロバイダーへ

今回、「DX推進における印刷物を発注する側の課題」に関する調査を実施した一般社団法人ジャパンイーブックス活用研究会https://www.japan-ebooks.jp)は、インターネット上で全国各地(2022年8月現在28都道府県)の地域の自治体などが発行する印刷物を電子書籍で閲覧できる地域特化型電子書籍ポータルサイトです。

■『Japan ebooks』とは
全国各地の紙をすべてデジタルブック化し、「いつでも」「誰でも」「どこからでも」見れるようにしよう!
インターネット上で、全国各地の電子書籍を無料で閲覧できる、地域特化型電子書籍ポータルサイトの連合体です。

そのきっかけは、2012年4月に宮崎県の宮崎南印刷において『miyazaki ebooks』(https://www.miyazaki-ebooks.jp)を正式にオープンいたしました。
その後同社が母体となり、紙とデジタルを融合したハイブリッド提案であるこの仕組みは全国へと拡がり、2022年8月現在28都道府県で採用されています。

地方において、県や市町村などの自治体が発行する刊行物は重要な情報なのにも関わらず、発行部数が限られているため、「手にできない」人たちがたくさんいます。
こんな情報過多の時代に、身近で最も大切な情報が、実は最も手に入りにくい社会なのかもしれません。

そこで私たちは考えました。
「電子書籍にすれば、飛躍的に多くの方に必要な冊子(情報)をみてもらうことができるのではないだろうか?」
「あえて対象地域だけに絞ることで地元の人にとって情報を得やすく、また地域の良さを再発見していただけるのではないか」と。

現在、『Japan ebooks』は、全国各地域の印刷物はもとより、Webや動画などのオリジナルコンテンツもプラスされたクロスメディアによる様々な情報が、パソコンやスマートフォン・タブレットで、「いつでも」「誰でも」「どこからでも」すべて無料で読むことができます。

私たち「Japan ebooks」はそれぞれの地域に特化したデジタルブックが集まるポータルサイトをつくり、全国が連結することで、そこに住む人達や、そして関心をもつすべての人達に、情報を共有してもらうことを目的としております。

■株式会社宮崎南印刷:https://minami-p.co.jp
■「miyazaki ebooks」:https://www.miyazaki-ebooks.jp
■「Japan ebooks」: https://www.japan-ebooks.jp
■お問い合わせ(Japan ebooks事務局):https://www.japan-ebooks.jp/blank
■mail:web@japan-ebooks.jp

文化施設「市谷の杜 本と活字館」で「探検!雑誌づくり工場」展を開催

普段見ることができない雑誌の製造工程を展示

大日本印刷株式会社(DNP)は、活版印刷と本づくりに関する、自社運営の文化施設「市谷の杜 本と活字館」(東京都新宿区)で、雑誌の印刷・製本工程を紹介する企画展「探検!雑誌づくり工場(中とじ編)」を2022年7月16日(土)~10月30日(日)に開催します。


企画展「探検!雑誌づくり工場」について


書店やコンビニ、駅の売店などに並ぶ色とりどりの週刊誌や月刊誌。身近にある雑誌ですが、その製造プロセスはあまり公開されていませんでした。そこで今回の企画展では、株式会社小学館の全面的な協力を得て、アウトドア雑誌「BE-PAL」2022年7月号ができるまでの工程を紹介し、雑誌づくりの魅力に迫ります。

出版社の編集部からの入稿や修正指示、印刷会社でのデータ修正、印刷用原版を作る刷版(さっぱん)、印刷、針金で製本する“中とじ”などの工程を、わかりやすい解説とともに紹介。修正指示書や、製本前の状態など、工程ごとにさまざまな現物を見ることができます。迫力ある工場内の映像・音声も体感できます。

なお、本展では、小学生の夏休みの自由研究に役立つように、すべての解説文に読み仮名を付けています。

探検!雑誌づくり工場(中とじ編)

  • 会期 : 2022年7月16日(土)~10月30日(日)
  • 会場 : 市谷の杜 本と活字館(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1)2階展示室
  • 入場料 : 無料(完全予約制)
  • 主催 : 市谷の杜 本と活字館
  • 特別協力 : 株式会社小学館 「BE-PAL」編集室

左:ロール状の印刷用紙(巻取)を印刷機にセットする 
右:印刷した用紙をページ順に並べる“丁合(ちょうあい)”の工程
(撮影:高井潤)

「市谷の杜 本と活字館」について

当館は、活版印刷の職場を一部再現し、文字のデザインから、活字の鋳造、印刷・製本までのプロセスを展示・紹介する“リアルファクトリー”です。昭和初期の印刷機が稼働する様子や活版職人が作業する姿も、実際の動きがわかる“動態展示”の形で公開しているほか、活版印刷のモノづくり体験ができる工房を備えており、参加型ワークショップも開催しています。

*専用Webサイトはこちら → 市谷の杜 本と活字館|トップページ (ichigaya-letterpress.jp) 
アクセス はこちら

Hunkeler社、日本でのポジション強化へ

  中尾誠一氏

スイスに本社を持つ、デジタル印刷用後加工装置の世界的リーディングカンパニーであるHunkeler 社は、日本市場における販売店やパートナーとの関係を強化するために、中尾誠一がチームに加わったことを発表いたします。中尾は、高性能デジタル印刷において深い経験を持ち、長年にわたり業界に貢献してまいりました。
Hunkeler AG とHunkeler Far East の下で日本をはじめとするアジアパシフック地域の戦略的アライアンス責任者として活動し、複雑なシステムに関する深い理解と専門知識を顧客やパートナーに提供いたします。特に、従来のオフセット印刷からデジタル印刷への転換(DX)についてお客様を支援することを専門にします。
この戦略的イニシアチブは、重要な日本市場におけるHunkeler の存在を強化し、日本でのプロジェクトにおける顧客やパートナーとの協力関係を強力に推進していくものです。


英文のプレスリリースは下記URL で見られます。
https://www.hunkeler.ch/en/hunkeler-ag-strengthens-its-position-in-japan/