他社リリース」カテゴリーアーカイブ

drupa – 開催延期のご案内

平素より大変お世話になっております。

www.drupa.com、あるいは www.messe-duesseldorf.com などにて、すでにご存知かも知れませんが、2020年6月16日から11日間にわたり予定されておりました drupa は、2021年4月20日(火)~30日(金)に延期となりましたこと、ご案内申し上げます。

この決定は、大規模イベント開催のリスク評価において、ロベルト・コッホ研究所(RKI)の方針を考慮するように呼びかけている、ドイツ連邦政府安全対策本部の指導、さらには、1,000名を超える規模のイベント開催は原則禁止を求めるとの、2020年3月11日付デュッセルドルフ市発表に従うとともに、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染者数が、欧州をはじめこの数日で急激に増加している状況を、鑑みた結果でございます。

まずは、先週金曜日に、Messe Düsseldorf GmbH が発表しておりますプレスリリース(英語版)を、改めてご案内致しますので、ご高覧ならびにご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。

この延期に伴うさまざまな条件整備は、ドイツ時間本日以降、徐々になされるものと思われ、詳細情報が決定し次第、専用ウェブサイト(ご出展者向け // ご来場者向け)を中心に、随時ご案内申し上げます。

このたびは、多大なるご迷惑をおかけ致しますが、ご理解たまわりますとともに、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

株式会社メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン
橋木 雅弘
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニガーデンコート7F
T: 03-5210-9951
F: 03-5210-9959
hashiki@messe-dus.co.jp 
drupa global – 印刷・メディア産業メッセカレンダー 

 

竹尾「Mermaid Wave」展開催

さざ波のような風合いをもつファインペーパー「マーメイド」の魅力を紹介

1956年の誕生以来、半世紀以上にわたって愛されてきた「マーメイド」
さざ波のような風合いをもつこのファインペーパーに、
現代的で豊かな色と、組箱などにも使用できる新しい厚さが加わりました。
いっそう広がった魅力をご紹介するために、関本明子氏のディレクションによる
「Mermaid Wave」展を開催いたします。
「マーメイド」が起こす新しいさざ波に、ぜひ触れてください。


会 期: 2020年3月9日|月|- 4月10日|金|

会 場 見本帖本店2F
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3  map
TEL: 03-3292-3669
土日祝/休 11:00-19:00

主催:株式会社竹尾

アートディレクション:関本明子

協力:大洋印刷株式会社

巡回展
淀屋橋見本帖  2020年4月22日|水|- 5月27日|水|

〒541-0042 大阪府大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋odona1F  map
TEL:06-6232-2240
会期中無休 11:00- 20:00(淀屋橋odonaに準ずる)

福岡見本帖  2020年5月11日|月|- 7月3日|金|

〒812-0042 福岡県福岡市博多区豊1-9-20(福岡支店内)  map
TEL: 092-411-4531
土日祝/休 9:00-17:30

関本明子(せきもと・あきこ)
アートディレクター、グラフィックデザイナー。
ロゴデザイン・パッケージデザイン・商品開発・店舗デザイン・販促物のデザインなど、グラフィックデザインをもちいて、ブランド・ショップ・商品などの立ち上げから育成のディレクションを行う。主なクライアントに株式会社キナリの「草花木果」、カンロ株式会社「ヒトツブカンロ」、京都の染め物ブランド「印染杉下」、三菱一号館美術館、株式会社中川政七商店、東京ミッドタウン、株式会社竹尾など。ADC賞、JAGDA新人賞、CSデザイン賞 準グランプリ、Red Dot Award他、国内外受賞多数。東京芸術大学デザイン科卒業、同大学院修了後、ドラフトをへてヒダマリ設立。

◎3月6日に予定しておりましたオープニングパーティならびに25日に予定しておりましたスペシャルトークは、新型コロナウィルス感染症の状況を鑑み、感染拡大の防止という観点から中止とさせていただくことになりました。ご予定いただいておりました皆様には誠に申し訳ございません。何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

コニカミノルタジャパン、新社長に大須賀健氏が就任

コニカミノルタジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:原口淳)は、下記の通り、代表取締役の異動を決定いたしましたのでお知らせいたします。

 

代表取締役の異動(2020年4月1日付)

氏名 新役職 現役職
大須賀 健(おおすが けん) 代表取締役社長  取締役副社長 情報機器事業管掌
原口 淳(はらぐち じゅん) 顧問 代表取締役社長

  以上 

クリエイションギャラリーG8「UMA / design farm展」開催

領域横断的にプロジェクトを進めるUMA / desgin farmの
「ともに考え、ともにつくる」対話と実験を展示

 


展覧会告知チラシ

 

クリエイションギャラリーG8(株式会社リクルートホールディングス運営/東京・銀座)では、「UMA / design farm展 Tomorrow is Today: Farming the Possible Fields」を2月25日(火)から開催します。
原田祐馬により2007年に設立されたUMA / design farmは大阪を拠点に活動するデザインスタジオです。グラフィックはもちろん、建築家や編集者と協働し、図書館や学校、障害者福祉施設などの仕組みづくりからサイン計画も手掛け、プロジェクトの上流から地域とその場に介在し、当事者と「ともに考え、ともにつくるデザイン」を、対話と実験を繰り返して実践しています。人、場所、分野を越境するそのデザイン手法により、循環と可能性を生み出す仕組みを提案しつづけています。

本展では、プロジェクトにどんな人たちが関わり、何を思いともにつくりあげたのか、その言葉や関係性、デザインプロセス、そこで紡がれた物語を交えて展示します。奈良県奈良市の福祉施設たんぽぽの家と障害のある人たちの仕事づくりを行う「Good Job!Project」、大津市湖岸なぎさ公園サインデザインのプロセスや、 UR 都市機構での鳥飼野々2丁目団地などの色彩計画では、デザインがどのように地域の人々の暮らしの一部になっているのかをご紹介します。

領域横断的にプロジェクトを進めるUMA / design farmは、日常の未来を考え、デザインが日々の生活に溶け込む環境を探究しています。あらためて社会におけるデザインの役割を考える展覧会です。

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■プロフィール

UMA / design farm
2007年、原田祐馬により設立。大阪を拠点に文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に、グラフィック、空間、展覧会や企画開発などを通して、理念を可視化し新しい体験をつくりだすことを目指している。「ともに考え、ともにつくる」を大切に、対話と実験を繰り返すデザインを実践。現在のメンバーは、原田祐馬、山副佳祐、西野亮介、津田祐果、平川かな江、岸木麻理子、高橋めぐみの7人。受賞歴はグッドデザイン2016・金賞、日本サインデザイン最優秀賞、日本タイポグラフィ年鑑ベストワーク、CSデザイン賞準グランプリなど。
www.umamu.jp

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いろいろ凝り固まってるから、
横串で刺して、ガラガラポンしてほしい!
原田くんならできるやろ、頼むで。

数年前、とあるプロジェクトの打ち合わせで、約50年続く奈良の福祉施設・たんぽぽの家の理事長・播磨靖夫さんから言われた言葉です。 一見なぞなぞのようなこの言葉は、今では、UMA / design farm の道しるべになっています。

「ともに考え、ともにつくる」を大切に。気づかぬうちに当たり前と思い込んでいる前提や偏見に対し、多元的な視点で向き合い、ときに笑い飛ばし、ときに議論を重ねながら、明日へつながるプロジェクトを育んでいます。

「Tomorrow is Today: Farming the Possible Fields」では、 “明日をつくる今日” を全力で生きる僕たちが、さまざまな仲間たちと試行錯誤し、挑戦を続けるプロジェクトを紹介しています。ちゃんとガラガラポンできていたら幸いです。

UMA / design farm 原田祐馬


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■展覧会概要

UMA / design farm展 Tomorrow is Today: Farming the Possible Fields

2020年2月25日(火)~ 3月28日(土)
11:00a.m.-7:00p.m. 日曜・祝日休館 入場無料

会場:クリエイションギャラリーG8  アクセス
(東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F )

主催:クリエイションギャラリーG8
http://rcc.recruit.co.jp/g8/

協力:株式会社中川ケミカル、株式会社竹尾、株式会社山田写真製版所、株式会社MUESUM、高野ユリカ、多田智美、水野大二郎


■オープニングパーティー
2020年2月25日(火)7:00p.m.-8:30p.m. 中止
*新型コロナウイルス感染症が感染拡大している状況を受け、ご参加いただく皆さまの健康と安全を考慮し開催を中止します。
当日ギャラリーは8:30p.mまで延長して開館します。

■トークイベント(参加費無料、要事前予約)
第301回クリエイティブサロン 満席 ライブ配信 ※1 ※3
2020年3月2日(月)7:10p.m.-8:40p.m.
出演:色部義昭、原田祐馬(敬称略)

第302回クリエイティブサロン ライブ配信 ※1 ※3
2020年3月11日(水)7:10p.m.-8:40p.m.
出演:岡田栄造、原田祐馬(敬称略)

■デザインワークショップ(参加費無料、要事前予約)
2020年3月12日(木)7:10p.m.-8:40p.m. 延期 ※2 ※3
講師:原田祐馬(敬称略)
対象:デザインを学ぶ学生(高校生可)

■デザインワークショップ 2(参加費無料、要事前予約)
2020年3月25日(水)7:10p.m.-8:40p.m. 延期 ※2 ※3
講師:原田祐馬(敬称略)
対象:デザインを学ぶ学生(高校生可)

※1 クリエイティブサロンについて、新型コロナウイルス感染症が感染拡大している状況を受け、ご参加いただく皆さまの健康と安全を考慮し、ご予約いただいた方を対象にライブ配信での開催を予定しています。ギャラリー会場での開催はございませんのでご了承ください。

※2 デザインワークショップについて、新型コロナウイルス感染症が感染拡大している状況を受け、ご参加いただく皆さまの健康と安全を考慮し開催を延期します。
状況が改善し開催できる環境が整いましたら、改めてウェブサイトでご案内いたします。

※3 予約、最新情報は展覧会ウェブサイトまで
http://rcc.recruit.co.jp/g8/exhibition/tomorrow-is-today/tomorrow-is-today.html


UR都市機構の色彩計画(2017-)
VI, 色彩計画, サイン計画
Photo Yoshiro Masuda

 


福智町図書館・歴史資料館ふくちのち(2017-)
プロジェクト, VI, サイン計画
Photo Yoshiro Masuda

 


竹尾 淀屋橋見本帖(2018-)
VI, サイン計画, 企画ディレクション
Photo Yoshiro Masuda

 


Good Job! Project(2012-)
プロジェクト, VI, サイン計画, パッケージデザイン
Photo Natsumi Kinugasa

2019年度 東京ビジネスデザインアワード 最優秀賞・優秀賞を発表

最優秀賞は、「新規培養技術による『酒づくりイノベーション』」

東京都が主催し、公益財団法人日本デザイン振興会(会長:川上元美 所在地:東京都港区)が企画・運営をおこなう東京ビジネスデザインアワードは、東京都内の中小企業の技術や素材等をテーマに、新規用途開発とビジネス全体のデザイン提案を募るコンペティションです。2019年度は、中小企業から示されたテーマに対し、初年度以来2番目に多い全161件の提案が寄せられ、9件のテーマ賞が選出されました。去る2月5日(水)に東京ミッドタウンで開催した提案最終審査において、テーマ賞を獲得した9組のデザイナーによる公開プレゼンテーションと審査を実施しました。

最優秀賞には清水覚(プランナー/ヤフー株式会社)、清水大輔(デザイナー/SHIMIZUDESIGN)の「新規培養技術による『酒づくりイノベーション』」、
優秀賞には柳沢祐治(デザイナー/YUJI YANAGISAWA DESIGN)の「『段ボール加工技術』から生み出す明かりの防災プロダクト」、
清水覚(プランナー/ヤフー株式会社) の「ものづくりをアップデートする新サービスの提案」がそれぞれ選ばれました。
これら3件を含めたテーマ賞の各デザイン提案については、テーマ企業とデザイナーの間で提案の事業化・製品化に向けた検討が始まっています。今後の展開をご注目ください。

「2019年度 東京ビジネスデザインアワード 最終審査結果」


●最優秀賞(1件) [賞金100万円] (提案者/企業 各50万円)

提案名:新規培養技術による『酒づくりイノベーション』
提案者:清水覚(プランナー)/ヤフー株式会社、清水大輔(デザイナー)/SHIMIZUDESIGN
テーマ:生きた細胞をものづくりの材料に変える「細胞ファイバ技術」
内 容:細胞ファイバの特性を生かした、新しい発酵飲料の提案。
企 業:株式会社セルファイバ(文京区)


●優秀賞(2件)[賞金 各20万円](提案者/企業 各10万円)

提案名:「段ボール加工技術」から生み出す明かりの防災プロダクト
提案者:柳沢祐治(デザイナー)/YUJI YANAGISAWA DESIGN
テーマ:アイデアに富んだ製品を実現する「段ボール加工技術」
内 容:災害時の不安を減少させる段ボールを使った非常用照明の提案。
企 業:有限会社坪川製箱所(葛飾区)



提案名:ものづくりをアップデートする新サービスの提案
提案者:清水覚(プランナー)
テーマ:運営者と参加者をリアルタイムに繋ぐ「イベントサポートシステム」
内 容:制作現場向けに進行を効率化するウェブ上でのサポートシステムの提案。
企 業:株式会社アーク情報システム(千代田区)



※東京ビジネスデザインアワードのウェブサイトにて詳細情報を掲載しております。
https://www.tokyo-design.ne.jp/award.html

顔識別オリジナルフォトブックサービス提供開始

AI技術「顔識別ソリューション」を活用した
オリジナルフォトブックサービスを提供開始

~大量の写真の中から写っている人物をAIで自動識別、画像選択の手間を省力化~


福博印刷株式会社(本社:佐賀県佐賀市、代表取締役社長:宮原和弘、以下 福博印刷)は、株式会社グルーヴノーツ(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:最首英裕、以下 グルーヴノーツ)が開発した「顔識別ソリューション」(注1)を活用して、パーソナライズされたオリジナルのフォトブックサービスを提供及び「顔識別ソリューション」クラウドサービスの販売を同時に開始します。


「顔識別ソリューション」は、グルーヴノーツのクラウドAIプラットフォーム「MAGELLAN BLOCKS(マゼランブロックス)」(注2)のうち、写真1枚の学習データからでも人工知能で高精度に特定の人物を見分けるのに特化したソリューションです。

福博印刷は、2011年から独自のデータマイニング技術を活用してPOSデータや顧客データ等をもとにした店舗の売上アップや業務改善のためのコンサルティングサービスを提供しています。2017年には、グルーヴノーツと「MAGELLAN BLOCKS」事業にかかる業務提携を行い、同社の販売パートナーとして新規顧客の開拓・販売促進、AI導入支援コンサルティング、データサイエンティスト人材育成など、人工知能を活用したサービスの開発・拡充に務めています。

このたび福博印刷は、永年積み上げてきた印刷技術とグルーヴノーツが提供する「顔識別ソリューション」を組み合わせ、膨大な写真データの中からでも指定した人の顔が映る写真データをピックアップして作るオリジナルのフォトブックサービス(図1・図2)の提供すると同時に「顔識別ソリューション」クラウドサービスの要望のあった企業毎に導入支援を開始します。(価格10万円~)

本サービスを利用することで、デジタルカメラやスマートフォン等で日常的に撮りためた大量の写真を一枚ずつ手作業で選別する必要はなく、簡単にパーソナライズ化されたオリジナルフォトブックを作成することができます。

福博印刷では、これを機に、企業の中で大量の写真データの整理が必要な業務や動画チェック業務等の省力化・効率化・改善を図るサービスへの展開も視野に、「顔識別ソリューション」を活用した多様な市場ニーズに対応していくことを目指しており、AIに関する協業先や実証実験から一緒に取り組める企業を募集しています。



(注1)グルーヴノーツは、3,800社/12,500超のAIモデル構築実績や、世界初となる量子コンピュータの商用サービス化を実現した高い技術力をもって、独自の顔認識モデルの開発、高性能化に成功。これを、学習用データの量や質に依存することなく高精度に人の顔を識別できる「顔識別ソリューション」として提供しています。

(注2)「MAGELLAN BLOCKS」は、プログラミングや人工知能の専門知識がなくても、数値/画像/文書等の様々なデータをもとに、機械学習・深層学習と量子コンピュータを活用して、ビジネスにおける高精度な予測と最適化を実現するクラウドサービスです。

福博印刷株式会社
https://www.ding.co.jp/

竹尾「クリエイター100人からの年賀状」展 vol.15 開催

今年も東京、大阪、福岡の全国3拠点で開催

新春の恒例企画となりました年賀状展は15回目を迎えます。
今年も新年のご挨拶に代えまして、クリエイターの方々から頂戴した年賀状を展示。
東京、大阪、福岡の全国3拠点で開催いたします。
紙とデザインにのせた、クリエイターからの新年のメッセージをお楽しみください。


会 期:2020年1月28日|火|― 2月28日|金|

会 場:◎3拠点同時開催◎   アクセス

 見本帖本店2F
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3  map
TEL: 03-3292-3669
土日祝/休 11:00-19:00

 淀屋橋見本帖
〒541-0042 大阪府大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋odona1F  map
TEL:06-6232-2240
会期中無休 11:00- 20:00(淀屋橋odonaに準ずる)

 福岡見本帖
〒812-0042 福岡県福岡市博多区豊1-9-20(福岡支店内)  map
TEL: 092-411-4531
土日祝/休 9:00-17:30

※見本帖本店、福岡見本帖は土日祝/休、淀屋橋見本帖は会期中無休です。

展示会情報ページ
https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20200128.html
※参加クリエイターは随時更新しております

2019年度 東京ビジネスデザインアワード テーマ賞の受賞を発表

酒造り、ウェブサービス開発など多彩なデザイン提案9件が選出
2月5日(水)の最終審査に向けてクリエイターと企業が協業開始

 東京都が主催し、公益財団法人日本デザイン振興会(会長:川上元美、所在地:東京都港区)が企画・運営を行う「東京ビジネスデザインアワード」は、本日、2019年度のテーマ賞9件の受賞を発表しました。
東京ビジネスデザインアワードは、東京都内中小企業の持つ技術や素材等をテーマに、クリエイターからビジネス全体のデザイン提案を募り、両者をマッチングして実現化を目指すコンペティションです。
これまでに実現した事業は15件以上あり、近年では、2016年度優秀賞のウェアラブルメモ「wemo」が、発売から2年で36万本を販売するヒット商品となり、日本文具大賞優秀賞を受賞するなど、実績を重ねています。
第8回となる本年度は、各社の持つ技術・素材など9件の「テーマ」に対し、全国のクリエイターから、初年度以来2番目に多い全161件の提案が寄せられ、審査会による一次審査、テーマに選定された企業も交えての二次審査を経て、9件のテーマ賞が選出されました。

 

【今年度テーマ賞の特徴】

8年目で初めての分野である食品(酒造り)やシステム開発(ウェブサービス・ノート販売システム)など、従来のものづくりの枠にとらわれない柔軟な発想による提案が数多く受賞。
審査委員会からも、全体を通じて「プロダクトを“作って終わり”ではなく、事業実現化後の市場への流通を見据えたビジネスモデルを精緻に組み込んだ提案が増加しており、今後の展開が期待できる。」と高く評価されました。

◆提案最終審査について

テーマ賞受賞提案9件は、来年2月5日(水)に一般公開で実施される提案最終審査に進み、受賞クリエイターがプレゼンテーションを行います。また、発表内容にあわせ、試作品やビジネスモデル図も展示します。
当日は、プレゼンテーション後に審査を行い、最優秀賞(1件・賞金50万円)、優秀賞(2件・賞金各10万円)の結果発表・表彰式を実施します。その後、企業とクリエイターは提案の実現化へ向けて取り組んでいきます。

この提案最終審査は会場を一般に公開して開催し、観覧申し込みはメールにて受け付けます。
※当イベントのご取材詳細については、後日改めてご案内をさせていただきます。

 

日 時:2020年2月5日(水)14:00-17:30(開場13:30)
会 場:東京ミッドタウン・カンファレンス Room7
(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー4F)
申 込:一般観覧希望者は、件名を「提案最終審査 観覧参加申込」として、メール本文に[参加者氏名/所属企業名/部署/メールアドレス]を明記し、tokyo-design@jidp.or.jp へ申し込み。

 

◆2019年度 東京ビジネスデザインアワード テーマ賞


 
テーマ1生きた細胞をものづくりの材料に変える「細胞ファイバ技術」
株式会社セルファイバ(文京区)
提案:新規培養技術による『酒づくりイノベーション』
清水覚(プランナー)[ヤフー株式会社]、清水大輔(デザイナー)[SHIMIZUDESIGN]

 

テーマ2世界最高レベルの「極細シリコン輪ゴム製造技術」
有限会社精工パッキング(葛飾区)
提案:「極細シリコン輪ゴム製造技術」で香りをもっと自由に楽しめるプロダクトの提案
谷川亮太(プロデューサー)[イロ]、干場邦一(アートディレクター)[カタチ/イロ]、
笠原まみ(デザイナー)[カタチ]

 

テーマ3時間・空間・自由を生む「不動産ソリューションシステム」
押入れ産業株式会社(港区)
提案:レンタル収納の運営ノウハウを応用させた、展示空間の提案
深澤侑悟(インテリアデザイナー)[設計事務所アイオイ]

 

テーマ4あらゆる仕様をユーザーが自由に選べる「ノート設計システム」
株式会社研恒社(千代田区)
提案:「ノート設計システム」のビジネスモデルを拡張するプロダクト提案
今井裕平、林雄三、高橋良弘、鈴木杏奈、鄭呟采(デザイナー)[kenma Inc.]

 

テーマ5アイデアに富んだ製品を実現する「段ボール加工技術」
有限会社坪川製箱所(葛飾区)
提案:「段ボール加工技術」から生み出す明かりの防災プロダクト
柳沢祐治(デザイナー)[YUJI YANAGISAWA DESIGN]

 

テーマ61ミクロンの精度で削り出す「金属切削加工技術」
有限会社園部製作所(江東区)
提案:金属切削加工で作る新しい食体験
松井峻輝(デザイナー)、本庄元(プランナー)[凸版印刷株式会社]、河内貴史(デザイナー)

 

テーマ7運営者と参加者をリアルタイムに繋ぐ「イベントサポートシステム」
株式会社アーク情報システム(千代田区)
提案:ものづくりをアップデートする新サービスの提案
清水覚(プランナー)[ヤフー株式会社]

 

テーマ8文化財レプリカ製作で培った「模型製作技術」
株式会社トリアド工房(八王子市)
提案:模型製作技術を活かした家族の思い出を手元に残すサービス
山本伸明(クリエイティブディレクター)、伊波元樹(アートディレクター)[株式会社矛盾社]

 

テーマ9繰り返し使え、耐久性に優れた「ダンプラシート」
第一合成株式会社(八王子市)
提案:素早く空間設計ができるダンプラ製オフィスツール
多湖俊一郎(プランナー)、木下豪(プランナー)、亀井敬太(デザイナー)[9FEET DESIGN]

 

2019年度東京ビジネスデザインアワード開催概要


都内ものづくり中小企業の持つ技術や素材等をテーマとして公募した上で、クリエイターより新規用途開発とビジネス全体のデザイン提案を募るコンペティション。2012年に開始し本年度で8回目。
東京都内の中小企業で、デザインを導入した新事業実現に意欲のある企業であれば業種を問わず、自社の技術や素材等をテーマとして応募することが可能。
「テーマ」と「提案」のマッチングが成立した事例については、アワード終了後1年間継続して、デザイナー、工学博士、弁理士、マーケティング専門家等により構成された審査委員、事務局によるアドバイス(商品開発、知財戦略、デザイン契約、販路開拓)を通じ、事業化・商品化・販路拡大を支援。

公式ウェブサイト https://www.tokyo-design.ne.jp/award.html

東京ミッドタウン・デザインハブ第84回企画展 JAGDAつながりの展覧会 Part 3 フレフレハンカチ

~デザインの力で障害のあるアーティストとパラリンピアンを応援します~

 

メインヴィジュアル
(デザイン:左合ひとみ アート:seiyamizu)


日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)は、2018年から3年間、デザインの“つなぐ力”を使って障害のあるアーティストとパラリンピアンを応援しています。Part 1 マスキングテープ、Part 2 タンブラーに続き、Part 3はハンカチを制作しました。障害のあるアーティストの作品ライブラリー「エイブルアート・カンパニー」登録作品(一部除く)をもとにデザインし、一辺にスティックを挿して応援フラッグとしても使える、まさに「フレフレハンカチ」です。いよいよ東京オリンピック・パラリンピックの2020年。東京ミッドタウン・デザインハブを皮切りに全国で展示・チャリティ販売し、デザイナーは職能を活かしたボランティアで参加、アーティストへの作品使用料や製造原価を除く販売収益を日本パラリンピアンズ協会に寄付します。ぜひ皆さんのお気に入りを見つけてください。

●開催概要
名 称:東京ミッドタウン・デザインハブ第84回企画展
    JAGDAつながりの展覧会 Part 3 フレフレハンカチ
会 期:2020年1月17日(金)~2月18日(火)11:00-19:00 会期中無休・入場無料
会 場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
主 催:東京ミッドタウン・デザインハブ http://clk.nxlk.jp/J2addYMV
企画・運営:公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA) http://clk.nxlk.jp/XCMpUq5P
協 力:エイブルアート・カンパニー

●オープニングトーク・レセプション
日 時:1月17日(金)18:00-19:30 トーク 19:30-20:30 レセプション
会 場:東京ミッドタウン・カンファレンス Room 6(ミッドタウン・タワー4F)
内 容:日本パラリンピアンズ協会について
    日本パラリンピアンズ協会(調整中)
    アスリート・アーティスト・デザイナーによる座談会
    日本パラリンピアンズ協会(調整中)
    seiyamizu(エイブルアート・カンパニー)
    岡田英明(JAGDA群馬地区会員)
    左合ひとみ(JAGDA展覧会委員)
進 行:福島 治(JAGDA展覧会委員長)
    中塚翔子(エイブルアート・カンパニー東京事務局)
参加費:無料(定員70名/デザインハブ公式サイトより要予約)

*手話通訳や要約筆記など情報保障が必要な方は、1月10日(金)までにお知らせください。

●作品(ハンカチ)概要
・デザイン:JAGDA会員172名による172種類
・原画:エイブルアート登録アーティスト75名・その他15名によるアート作品
・仕様:35cm×35cm/綿100%/日本製/長さ45cmの木製スティック付
・製作:株式会社ヤエザワ
・価格:1枚1,500円(税込)

●販売
2020年の間、全国の巡回会場およびJAGDA Online Shopで販売し、
製造原価を除く販売収益を日本パラリンピアンズ協会へ寄付します。

●アーティストエージェンシー
エイブルアート・カンパニー http://www.ableartcom.jp/
障害のある人がアートを仕事にできる環境作りを目指し、全国の障害のあるアーティストから応募された作品を審査、登録し、広告や商品のデザインに活かすことで、彼らの社会参加や収入支援につなげている。2019年現在、登録作家数113人、登録作品数13,171点を擁する日本最大級の作品ライブラリー。

●寄付先
一般社団法人日本パラリンピアンズ協会 https://www.paralympians.jp/
パラリンピックに日本代表として出場した経験のある選手有志による選手会。パラリンピアンズ同士がつながり、国内外のスポーツ団体、アスリートたちと連携しながら、誰もがスポーツを楽しめる社会の実現に向けて活動している。活動のキャッチコピーは、「突きぬけろ! We can make a paradigm shift.」。

●企画・問合せ
公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA) https://www.jagda.or.jp/
1978年設立。会員3,000名を擁するアジア最大級のデザイン団体。年鑑の発行、展覧会やセミナー、地域振興や国際交流、デザインの権利保護など、グラフィックデザインの力を通じたコミュニケーション環境の質的向上のために様々な活動を展開している。
Tel 03-5770-7509 exh@jagda.or.jp

●作品例

デザイナー:石田徳芳|東京
アーティスト:カミジョウミカ|長野

デザイナー:白本由佳|東京
アーティスト:宮本憲史朗|神奈川


デザイナー:村井 睦|東京
アーティスト:野口昌裕|兵庫



デザイナー:子鬼|神奈川
アーティスト:尾崎文彦|東京

「世界のブックデザイン2018-19」開催

世界最高峰のブックデザインと造本技術を紹介


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凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴)が運営する印刷博物館 P&Pギャラリーでは、2019年12月14日(土)から2020年3月29日(日)まで「世界のブックデザイン2018-19」展を開催します。

本展では、2019年3月に開催された「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書11点に、7カ国(日本、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア、カナダ、中国)のコンクール入選図書を加えたおよそ170点を展示します。会場では、各国コンクール受賞作は実際に手に取って確かめ、世界最高峰のブックデザインと造本技術を楽しんでいただくことができます。
今年は日本とオーストリアが国交を樹立して150周年にあたり、これまでの受賞図書のなかから厳選した20点のオーストリアの本を紹介します。

【展示内容】※少部数等の理由で入手困難な本があるため、受賞作すべての展示ではありません。
・日本「第53回造本装幀コンクール」20点の受賞図書
・ドイツ「Die schönsten deutschen Bücher 2019」 25点の受賞図書と3点の若いブックデザイナーのための奨励賞
・オランダ「De Best Verzorgde Boeken 2018」29点の受賞図書
・オーストリア「Die schönsten Bücher Österreichs 2018」10点の受賞図書
・スイス「Die schönsten Schweizer Bücher 2018」17点の受賞図書
・カナダ「Alcuin Society Awards for Excellence in Book Design in Canada」 34点の受賞図書
・中国 「中国最美的书2018」24点の受賞図書
・世界で最も美しい本コンクール「Schönste Bücher aus aller Welt 2019」11点の受賞図書


【開催概要】
会期:2019年12月14日(土)~ 2020年3月29日(日)
会場:印刷博物館 P&Pギャラリー 入場無料
開館時間:10:00-18:00
休館日:毎週月曜日 (1月13日、2月24日は開館)、12月28日(土)-2020年1月5日(日)、1月14日(火)、2月25日(火)
※2020年1月より地下1階本展示室は休室となります。
住所:〒112-8531 東京都文京区水道1丁目3番3号 トッパン小石川ビル
電話:03-5840-2300(代表)
WEB: https://www.printing-museum.org/exhibition/pp/191214/
主催:凸版印刷株式会社 印刷博物館
後援:(公社)日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)
協力:ゲーテ・インスティトゥート東京/(一社)日本印刷産業連合会/(一社)日本書籍出版協会
カナダ大使館/Stiftung Buchkunst/Stichting De Best Verzorgde Boeken/
Bundesamt für Kultur Wettbewerb Die schönsten Schweizer Bücher

*印刷博物館は凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:麿 秀晴)が創立100周年を記念し、 2000年に設立した公共文化施設です。