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「JAGDA新人賞展2019 赤沼夏希・岡崎智弘・小林一毅」開催 クリエイションギャラリーG8

デザイナーの登竜門といわれる「JAGDA新人賞」を受賞した赤沼夏希・岡崎智弘・小林一毅3名の受賞作品および近作を展示します。

 

1978年に発足した公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(略称JAGDA)は、現在、会員数約3,000名を誇るアジア最大規模のデザイン団体として、年鑑『Graphic Design in Japan』の発行や展覧会・セミナーの開催、デザイン教育、公共デザインや地域振興への取り組み、国際交流など、デザインによるコミュニケーション環境の向上のために様々な活動をおこなっています。

また、毎年、『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される有望なグラフィックデザイナー(39歳以下)に「JAGDA新人賞」を贈っています。この賞は1983年来、デザイナーの登竜門として、いまや第 一線で活躍する110名のデザイナーを輩出し、デザイン・広告関係者の注目を集めています。37回目となる今回は、新人賞対象者152名の中から厳正な選考の結果、赤沼夏希・岡崎智弘・小林一毅の3名が選ばれました。

本展では、3名の受賞作品および近作を、ポスターやプロダクト、映像などを中心に展示します。

 

JAGDA新人賞展2019
赤沼夏希・岡崎智弘・小林一毅

主催:クリエイションギャラリーG8
共催:公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
会期:2019.05.28 火 – 06.29 土
時間:11:00a.m.-7:00p.m.
日曜休館 入場無料

 

赤沼夏希 AKANUMA Natsuki
1990年香川県生まれ。2015年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。同年、博報堂入社。


鯖寿司専門店のロゴ/ポスター「みやこの鯖寿し」(cl: 美濃吉食品)

 


講演イベントのポスター「カタリストライブ」(cl: 博報堂)

 

岡崎智弘 OKAZAKI Tomohiro
1981年神奈川県生まれ。2003年東京造形大学デザイン学科卒業。アイルクリエイティブ勤務を経て、’11年9月よりデザインスタジオSWIMMINGを設立。グラフィックデザインを基軸に、印刷物・映像・展覧会など視覚伝達を中心とした領域にて、デザインの仕事に取り組んでいる。

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個展のポスター/出品作品/空間構成/映像「イメージの観測所」(org: 日本デザインコミッティー)

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博物館・放送局の企画展グッズ「しめじの解散!」(org: NHKエデュケーショナル+NHKプロモーション)

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 小林一毅 KOBAYASHI Ikki
1992年滋賀県彦根市生まれ、大阪府寝屋川市、神奈川県横浜市育ち。2015年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。同年より資生堂クリエイティブ本部を経て’19年5月独立。’16年東京TDC賞、’19年日本パッケージデザイン大賞銀賞受賞。


個展・イベントのポスター「GOOD SUMMER」 (org: 東京武蔵野美術学院)個展・イベントのポスター

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予備校のポスター「道標」(cl: 東京武蔵野美術学院)

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授賞式

2019年6月28日(金)東京にて実施予定〈2019年度JAGDA通常総会会場〉

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巡回展

2019年7月 大阪・平和紙業 ペーパーボイス大阪
2019年7月〜8月 熊本・熊本県立美術館分館 3F展示室
2019年9月 滋賀・成安造形大学【キャンパスが美術館】ギャラリーアートサイト
2019年11月 愛知・日本デザイナー芸術学院 101ギャラリー
その他、新潟を巡回予定

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新人賞作品掲載誌

6月発行予定のJAGDAの年鑑『Graphic Design in Japan 2019』巻頭に掲載します。
本書は、日本の多種多様で質の高いグラフィックデザインの成果を国内外に紹介する書籍として、1981年創刊。毎年、JAGDA会員の作品を募集・選考し、過去1年間の優れた仕事を掲載しています。(発売:六耀社/予価:16,200円)

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クリエイションギャラリーG8
http://rcc.recruit.co.jp/

2019年度 東京ビジネスデザインアワード 企業からのテーマ募集開始 公益財団法人日本デザイン振興会

中小企業の技術・素材” と “デザイナーのアイデア” で新ビジネスを創出するコンペ。
これまでに14件が事業化・アワード発の大ヒット商品も誕生。

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東京都内の中小製造業活性化策として、東京都が主催し、公益財団法人日本デザイン振興会が企画・運営を行う東京ビジネスデザインアワードは、4月10日(水)より、本年度のアワードテーマとなる、都内中小企業の持つ「技術」「素材」を募集します。集まったテーマは、審査を経て10程度に選定され、それぞれのテーマに対してデザイナーより提案を募り、プレゼンテーション方式の最終審査を経て、最優秀賞・優秀賞を決定します。アワード終了後も適切なサポートを提供することで、事業提案の実現を目指していきます。

なお、5月21日(火) 15時より、東京ミッドタウン(東京都港区)にて、企業向け応募説明会を開催します。

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【本アワードの特徴】
  • 都内ものづくり中小企業の技術・素材をテーマに、デザイナーが商品単体ではなく事業全体を提案。自社ブランド立ち上げや既存事業の価値向上を図ることができる。
  • 経営者とデザイナーが密に協業することで企業の経営資源活用やブランド構築に向けたプロセスを積み上げられる。
  • 本年度で8年目を迎え、昨年経済産業省・特許庁より発表された「『デザイン経営』宣言」をはじめとしたデザインを経営に取り入れる動きをいち早く実現。
  • アワード終了後も1年間、知財や商品開発・販路拡大等に関する専門家からのアドバイスを中心に、商品化、事業化に向けた支援および販売促進を推進。
  • 商品化、事業化事例は14件を数え、1年で10万本を売り上げる大ヒット商品も誕生。

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2016年度優秀賞・テーマ賞受賞 「wemo(ウェモ)」

油性ボールペンで書け、消しゴムや指で消すことができ、何度でも使用できる。
腕に巻いて使用できるメモ「ウェアラブルメモ」。
日本文具大賞優秀賞も受賞。発売以来1年間で10万本を売り上げる大ヒットに――  www.wemo.tokyo

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【お問い合わせ先】

東京ビジネスデザインアワード事務局(公益財団法人日本デザイン振興会)
〒107-6205 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5階
TEL:03-6743-3777  https://www.tokyo-design.ne.jp/award.html

図書印刷、個人向けオーダー・ブック・サービス『BON(ボン)』の販売を開始

図書印刷株式会社は、4月3日より個人向けのオーダー・ブック・サービスを開始した。4月4日に開店した株式会社良品計画の世界旗艦店である「無印良品 銀座」4階の「デザイン工房」に常設のコーナーを設けて広く展開していく。

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―そこには、「『本』をつくるくらし」を楽しんでいただきたい、という生活提案が込められている―

デジタルの時代だからこそアナログとしての「本」の新たな可能性を広げられないか、と考案された今回のオーダー・ブック・サービス「BON」は、ユーザーが撮りためた写真や子どもの成長記録、旅行の記録など家庭内の様々な「毎日の暮らしのデータ」を、当社の印刷・製本技術を駆使した上、製本としてまとめ、ユーザーに届けるサービス。

インターネットとデジタル印刷によって、簡単に安価で優れた品質の「1冊の本」が出来上がる。ユーザー自身の満足や家族だけの記念・記憶、あるいはユーザー自身の部屋の空間を彩るインテリアといった、パーソナルな本=BONが誕生する。

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<サービスコンセプト>

BONは、誰でもかんたんに
洗練された「本」がつくれるオーダー・ブック・サービスです。
あの日の出来事、子どものお絵かき、わが家の定番料理、
大切にしたい写真が一冊の上質な「本」に生まれ変わります。
「くらしから生まれて、くらしに帰る本」を追いもとめ、
余計な装飾のない、丈夫でシンプルな本のかたちになりました。
くらしているだけで、本になる。
忘れたくない一日、何気ない瞬間、
創造的な日々から本が「ボンッ」と誕生します。

(~サービスガイドより~)

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ユーザーは、店舗でサービスの案内や、使い方提案、仕上がりの本を手に取って確かめた上で、BONのサービスサイトにスマートフォンやパソコンからアクセスし、サイト上で写真データを編集、注文できる。
注文可能なサイズは3タイプ用意されており、価格は1,800円(税別)から。

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※BONのサービスサイト
https://bon-book.jp

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【問合せ先】
図書印刷株式会社 広報グループ Tel: 03-5843-9857  e-mail: info@tosho.co.jp

 

DICグラフィックス、ポケット型カラーチャートの第3刷とDICカラーガイドPARTⅡ第5版を発売

DICグラフィックス㈱(本社・東京都中央区、谷上浩司社長)は、オフセットカラー印刷におけるプロセス4色の掛け合わせ一覧表である「ポケット型カラーチャート」の第3刷を3月22日に発売開始した。
また、グラフィック、ファッション、インテリア、プロダクトなどの幅広い分野で活用され、国内では色見本帳のスタンダードになっているDICカラーガイドシリーズの「DICカラーガイドPARTⅡ第5版」を4月3日から発売する。

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「ポケット型カラーチャート」

色彩のバリエーションを基本階調スケールとして見やすくチャート化し、持ち運びに便利な手帳サイズにしたもの。


・網点%は0、10、20、30、40、60、80、100%の8段刻み。チャート数は32枚。

・価格 1,800 円(税抜)

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「DICカラーガイドPARTⅡ第5版」

より繊細な色バリエーションと判りやすい色配列でさまざまなカラーデザインの要望に応える色見本帳。色番号体系やチップサイズは初版からの基本的な仕様を踏襲しつつ、デザインやシートレイアウトをほかのシリーズに統一している。

・カラーガイド本体は3巻セットで、収録されている色番号は、4巻2001~2240薄く淡い色調、5巻2241~2481鈍く地味な色調、6巻2482~2638鮮やかで強い色調--で収録色数は637色となる。
・チップ形状(切り取り後のサイズ)、シート形状(外形寸法)は変更ないが、シートデザインとレイアウトを変更し、1シートあたりのチップ数を13枚に増加。
・DICカラーガイド収録色を再現するためのインキ配合比率の目安が確認でき、巻末には、各色のCMYK値だけでなく、新たに RGB値・マンセル値も掲載している。
・パッケージについても、プラスチックケースを廃止し、外装は白段ボールによる包装となっていて、片手で開けられるマグネット仕様になっている。

・価格 3巻セット13,800円(税抜)

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◆いずれも全国の大手画材店や一部書店でも販売しているほか、同社ホームページのDICカラーストアhttp://shop.dic-graphics.co.jp/)からも購入できる。

ジャグラ 「2020 子年 年賀状デザインコンテスト」で4月1日から作品を募集

日本グラフィックサービス工業会(ジャグラ)は、7回目となる年賀状デザインに向けたコンテスト「2020年 子年 年賀状デザインコンテスト」の作品の募集を、4月1日から開始する。

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同コンテストは、年賀状デザインを広く公募し、優秀作品を表彰するほか、受賞作品はジャグラホームページでも紹介。
加えてジャグラ会員企業によって実際の年賀状デザインとして利用される。(ジャグラ会員は無償で商用利用できる)

募集部門は、「カラー部門」「モノクロ部門」「学生部門」「喪中案内部門」の4部門。応募作品の中から、ジャグラ会長賞をはじめ、部門賞や協賛企業賞、優秀賞、作品賞など計100点を表彰。賞金総額はジャグラ会長賞(カラー部門/モノクロ部門/学生部門から各1点)の各5万円を含め70万円に上る。

応募資格は、ジャグラ会員企業および一般企業や個人で、学生部門についてはデザイン専門学校及び美大の学生。審査基準は、デザイン性、絵柄と余白のバランス、汎用性の3つとしている。
主催者側の要望として、前回の入賞作品を実際の年賀状商戦に利用した皆さんに感想をお聞きしたところ、「企業向けの上品なデザイン」や「年配者も好む落ち着いたデザイン」「添え書きのスペースを確保してほしい」という意見が多かったとのことであった。

同コンテストの今後のスケジュールは、応募期間が4月1日から6月8日まで、結果発表は7月12日。表彰式は11月15日開催のジャグラ全国協議会で行う。

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2ジャグラ年賀状デザインコンテスト2020 概要


スケジュール

•募集期間: 2019年4月1日(月)~2019年6月8日(土)
•結果発表: 2019年7月12日(金)
• 表彰データのダウンロード開始: 2019年8月23日(金)
※表彰データの利用は、ジャグラ正会員・賛助会員のみに許可されます

募集対象

• ジャグラ会員企業および一般企業&個人
※応募点数は一般企業&個人は1人5点まで。ジャグラ会員企業については制限なし。
•デザイン専門学校および美大学生
※応募点数は1人5点まで

募集ジャンル

•カラー部門
•モノクロ部門
•学生部門
•喪中案内部門

受賞点数と賞金

合計100点、賞金総額700,000円

応募方法

年賀状デザインコンテスト特設サイトの「応募フォーム」に必要事項をご入力のうえ、応募データをアップロードしてください。

→ https://www.jagra.or.jp/nenga2020/

※その他、昨年の入賞作品はこちら

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お問合せ

東京ミッドタウン・デザインハブで「グッドデザイン・ァイナリスト2018―これからの起点となるデザイン―」開催

2018年度グッドデザイン大賞とファイナリストのデザインを、受賞者のインタビューとともに紹介します。
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ビジュアルデザイン:ROWBOAT

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東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区/構成機関:公益財団法人 日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会、武蔵野美術大学デザイン・ラウンジ)は、第79回企画展「グッドデザイン・ファイナリスト2018―これからの起点となるデザイン―」を4月3日(水)から5月8日(水)まで開催します。

2018年度のグッドデザイン賞は4,789件の応募から1,353件が受賞しました。
大賞とその候補であるファイナリストに輝いた6つのデザインには、独自性、審美性、提案性、完成度に加えて、これからの暮らしをより良いものに導く力がありました。
ファイナリストが描いた未来を受賞者のインタビューを交えてご紹介します。
会場デザインは、ファイナリストのHAGI STUDIOが手がけます。

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<開催概要>

名 称 :東京ミッドタウン・デザインハブ第79回企画展
333333「グッドデザイン・ファイナリスト2018―これからの起点となるデザイン―」

会 期 : 4月3日(水)~ 5月8日(水)11:00 – 19:00 会期中無休・入場無料
会 場 : 東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
主 催 : 東京ミッドタウン・デザインハブ http://clk.nxlk.jp/4rOC8M4G
企画・運営 : 公益財団法人日本デザイン振興会(JDP)
会場デザイン : HAGI STUDIO、グラフィックデザイン:ROWBOAT、映像:馮意欣
ライター : 土田貴宏/ 小川彩、施工:HIGURE17-15 cas contemporary art studio1

<関連イベント>

審査の視点セミナー

2019年度グッドデザイン賞審査開始を前に、審査委員が考えるデザインの可能性を、分野別にお話しいただきます。
会 場 :インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
詳細・申込 :JDPサイト(http://clk.nxlk.jp/KCtYv49J
4月19日(金)16:00-17:30[プロダクト分野]
4月26日(金)14:00-15:30[サービス・取り組み・活動分野]
5月8日(水)16:00-17:30[建築分野]

第21回亀倉雄策賞受賞記念 色部義昭展「目印と矢印」開催 クリエイションギャラリーG8

公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)による第21回亀倉雄策賞に、色部義昭氏による地下鉄のCI計画「Osaka Metro」が選ばれました。受賞を記念した個展を、クリエイションギャラリーG8(株式会社リクルートホールディングス運営/東京・銀座)で、4/4(木)から5/21(火)まで開催します。


展覧会ポスター


1997年に急逝したグラフィックデザイナー亀倉雄策の生前の業績をたたえ、 グラフィックデザイン界の発展に寄与することを目的として、 1999年、 亀倉雄策賞が設立されました。 この賞の運営と選考は公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が行い、 毎年、 年鑑『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、 最も優れた作品とその制作者に対して贈られます。

第21回は、 色部義昭氏の、 地下鉄のCI計画「Osaka Metro」に決定しました。 色部氏は、 日本デザインセンター入社後、 原デザイン研究所の勤務を経て、 2011年より色部デザイン研究所を開設。 DIC川村記念美術館や市原湖畔美術館、 国立公園や須賀川市民交流センター tetteといった、 美術館や公共施設のブランディング、 サイン計画をはじめ、 「naturaglacé」や「Liquitex」などのパッケージデザイン、 「TAKEO PAPER SHOW 2011−本」や「富山県美術館の目印と矢印」の会場構成など、 グラフィックデザインをベースに、 平面、 立体、 空間を横断し、 幅広くデザインを展開してきました。 必要なものは何か、 使用される条件や背景を的確に判断し、 心地よく印象的なデザインで、 社会とデザインの接点を考える数々のプロジェクトを手がけています。

今回の受賞作品は、 公営から民営の地下鉄として開業した「Osaka Metro」のCI計画。 Metroの「M」の中にOsakaの「O」を内包した、 立体的で螺旋状に動きのあるシンボルを中心に、 エネルギッシュな大阪の町や走り続ける活力を表現したこの計画は、 「プライベートな作品、 表現が多い中、 公共性の高い仕事」、 「堂々たるデザインであり、 亀倉雄策賞に相応しい」と高く評価されました。
この受賞を記念して個展を開催いたします。

展覧会概要

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第21回亀倉雄策賞受賞記念
色部義昭展「目印と矢印」

会期 :  2019年 4月4日(木)〜5月21日(火) 11:00a.m.-7:00p.m.

日曜・祝日、 4月29日(月)〜5月6日(月)は休館

入場無料

会場 : クリエイションギャラリーG8
〒104-8001 東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
TEL 03-6835-2260  http://rcc.recruit.co.jp/

主催 : クリエイションギャラリーG8

共催 : 公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会 亀倉雄策賞事務局

展示概要

「目印と矢印」というタイトルは、 一般の人に向けてグラフィックデザイナーの職能をわかりやすく説明する時によく用いている言葉です。 本展覧会では受賞作 Osaka Metroや市原湖畔美術館、 須賀川市民交流センター tetteなどの公共的なプロジェクトを中心に、 「目印と矢印」という視点でそのデザインを分解して展示します。 実際の空間から引き離された、 原寸模型による等身大の「目印と矢印」と、 実際の空間で記録し映像化された「目印と矢印」。 二つの手法を介して展示して見せることで、 その機能と効能についての解説を試みたいと思います。 (色部義昭)

受賞作:地下鉄のCI計画「Osaka Metro」

オープニングパーティー

日時 : 2019年4月4日(木) 7:00p.m.-8:30p.m.
会場 : クリエイションギャラリーG8
*どなたでもご参加いただけます

トークショー

第296回クリエイティブサロン 「矢印のデザイン」
日時 : 2019年4月15日(月)7:10p.m.-8:40p.m.
出演 : 木住野彰悟 原田祐馬 色部義昭
入場無料、 要予約  http://ptix.at/Kju0db

第297回クリエイティブサロン 「目印のデザイン」
日時 : 2019年4月24日(水)7:10p.m.-8:40p.m.
出演 : 佐藤 卓 色部義昭
入場無料、 要予約  http://ptix.at/jG5tO6

関連イベント

会期中、 ギャラリーツアーを開催予定です。
日時、 ゲスト等、 詳細が決まり次第、 ギャラリーWEBサイトにてご案内いたします。
入場無料、 要予約、 ご予約はPeatixにて

福島県工組 記念事業で誕生した「ふくしまのいろ色鉛筆」が〝ふくしまデザインコンペ”でゴールドメダル受賞

福島県印刷工業組合の創立60周年記念事業から生まれた『ふくしまのいろ 色鉛筆』が、2月20日に福島市のザ・セレクトン福島で行われた「ふくしまベストデザインコンペティション」において、企画アイデア部門でゴールドメダルを(部門最高賞)を受賞した。

同コンペティションは、福島県が主催するもので、風評被害を払拭し、新しい市場を開拓できる強い商品(消費者に伝わる訴求力の高い商品)を創出することを目的に行われているもの。

 

「ふくしまベストデザインコンペティション」表彰式

 

企画アイデア部門のゴールドを受賞した『ふくしまのいろ 色鉛筆』は、「ふくしまの伝統色事業~ふくしまの伝統色彩調査と色彩文化の保存・発信~」の取り組みから生まれた商品。福島県の風土や文化が色濃く伝わる、伝統的な14色を選定し、当組合ではこれらの色を「 ふくしまのいろ 」と名付けた。各色は地域を代表する伝統色で、“つるがじょう” “たきざくら” “おおうちじゅく” “もりあおがえる” “おおぼりそうまやき” “いなわしろこ” など選定した。

 この14色からなる「ふくしまのいろ」を採用して商品化した同色鉛筆は、数量限定で福島県観光物産館をはじめ、県内主要書店・道の駅などで販売されている。

 

ふくしまのいろ 色鉛筆1箱・14本入り2,700円(税込)

 

◆色鉛筆についてのご質問はこちら 
 福島県印刷工業組合 お問合せフォーム https://www.f-pia.com/contact/

東京ミッドタウン・デザインハブ第78回企画展「AIと共創するグラフィックデザイン」開催

 グラフィックデザインとAIの関係、
AIとの共創の可能性を探る作品を展示するとともに、シンポジウムを催します。

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 デザイン:小笠原裕子
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東京ミッドタウン・デザインハブ(構成機関:公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィ ックデザイナー協会、武蔵野美術大学 デザインラウンジ)では、第78回企画展となる「AIと共創するグラフ ィックデザイン」を開催いたします。

産業分野でAI(人工知能)が話題になるなか、AIが描いた作品にオークションで高額の買値がつくなど、美術分野でもAIが取り上げられるようになってきました。グラフィックデザインの分野でも制作工程にAIが取り入れられてきており、デザイナーの関心も高まりつつあります。
では、グラフィックデザインとAIはどのような関係にあるのか、AIとの共創にはどのような可能性があるのか。日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)は、AIを含むさまざまなアルゴリズムに基づく表現を得意とするクリエイティブ集団Qosmoの協力を得て、近未来におけるグラフィックデザインの発展と可能性を探ることを目的に、機械学習を用いた実験を行なってきました。
この展覧会では、その途中経過を報告するとともに、幅広いAI研究の中からグラフィックデザインの分野に近い事例をピックアップしてご紹介します。

ある決められたルールでAIがイメージをつくっていく過程を記録したポスターやロゴタイプ、楽譜の学習による作曲、漫画を用いた物語生成、Google APIを利用した感情分析のビジュアライズなど、AIとの共創の可能性を探る作品を展示し、また、AIとデザインの関係について議論を深める場として、シンポジウムを催します。

企画概要

名  称: 東京ミッドタウン・デザインハブ第78回企画展
      「AIと共創するグラフィックデザイン」
英文名称:Tokyo Midtown Design Hub 78th Exhibition

会  期: 2019年3月15日(金)〜 3月29日(金)11:00-19:00 会期中無休・入場無料

会  場: 東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)

主  催: 東京ミッドタウン・デザインハブ
http://designhub.jp/

企画・運営: 公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)
http://www.jagda.or.jp/

企画・技術協力:株式会社Qosmo

協  力: 朝日新聞社、アドビ システムズ株式会社、しりあがり寿、株式会社Too

シンポジウム・レセプション
日  時: 3月17日(日)(受付開始/13:30)※要予約
     14:00-16:45 シンポジウム / 17:15-19:00 レセプション
会  場: インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(デザインハブ内) 
ゲ ス ト : 岩本 祟氏(アドビ システムズ株式会社)、徳井直生氏(株式会社Qosmo)、迎山和司氏(公立はこだて未来大学教授)
進  行: 永原康史(JAGDAインターネット委員会委員長/多摩美術大学教授)、
      田中良治(JAGDAインターネット委員会副委員長/Semitransparent Design)

詳しくはデザインハブ公式サイト(http://designhub.jp/)にてご案内します。

●内容・構成
機械学習とアルゴリズミックな手法を用いた実証実験の過程を発表するとともに、幅広いAI研究の中からグラフィックデザインの分野に近い事例をピックアップしてパネル、モニターで展示します。また、AIとデザインの関係について議論を深める場として、シンポジウム
を開催します。

●展示作品
JAGDAインターネット委員会と株式会社Qosmoの共同研究作品ほか、グラフィックデザインの分野に近いAI研究作品
出品:株式会社Qosmo、迎山和司(公立はこだて未来大学教授)、遠山昌宏(多摩美術大学情報デザイン学科)(敬称略・五十音順)              


JJAGDAインターネット委員会+ Qosmo
決められたルールでアニメーションポスターやロゴタイプを生成


Qosmo
楽譜の学習による作曲


遠山昌宏
機械学習により判定された自然言語の感情を視覚化する試み


迎山和司
マンガを用いた物語の生成


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遠山昌宏

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年鑑『Graphic Design in Japan』の掲載作品(ポスター、ロゴなど)を、AIがさまざまな特徴によって分類したものをビジュアライズ

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問い合わせ先:東京ミッドタウン・デザインハブ
http://designhub.jp/

2018年度 東京ビジネスデザインアワード 最優秀賞・優秀賞を発表

 最優秀賞は、特殊印刷の技術を生かした「 『立体視・金属調印刷物』を唯一無二の素材にするための事業提案」

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東京都が主催し、公益財団法人日本デザイン振興会(会長:川上元美、所在地:東京都港区)が企画・運営を行う「東京ビジネスデザインアワード」は、都内ものづくり中小企業とデザイナーの協働による新ビジネス創出を目的としたマッチング事業です。
去る1月31日(木)に東京ミッドタウンで開催した提案最終審査において、各企業から提出されたテーマに対する提案が認められテーマ賞を獲得した8組のデザイナーによる公開プレゼンテーションと審査を実施しました。

最優秀賞には今井裕平、林雄三、木村美智子、鈴木杏奈(フラッグシップデザイナー/kenma inc.)の「『立体視・金属調印刷物』を唯一無二の素材にするための事業提案」、優秀賞には中村知美(グラフィックデザイナー/LURA Design Studio)の「灯りと香りで想いを伝えるアロマキャンドルプロダクト」、清水覚(プランナー)、山根準(プランナー)、山根芽衣(イラストレーター)、安次嶺彩香(デザイナー)の「香りの魅力を楽しく学ぶプロダクトの提案」が選ばれました。

これら8件を含めたテーマ賞の各デザイン提案については、テーマ企業とデザイナーの間で提案の事業化・製品化に向けた検討が始まっています。今後の展開をご注目ください。

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「2018年度 東京ビジネスデザインアワード 最終審査結果」

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最優秀賞(1件) [賞金 100 万円]

提案名: 「『立体視・金属調印刷物』を唯一無二の素材にするための事業提案」
提案者: 今井 裕平、林 雄三、木村 美智子、鈴木 杏奈(フラッグシップデザイナー)[kenma inc.]
テーマ: 透明樹脂素材を立体的かつ本物の金属に見せる「立体視・金属調印刷」 
内    容 :   透ける金属表現という世界初の特徴を生かした事業の提案。
企    業: 株式会社技光堂(板橋区)

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優秀賞(2件) [賞金 各 20 万円]

提案名:「灯りと香りで想いを伝えるアロマキャンドルプロダクト」
提案者: 中村 知美(グラフィックデザイナー)[LURA Design Studio]
テーマ: ワックス(ロウ)のブレンドにこだわった「キャンドル製造技術」
内  容 : 郵送できるポストカード型キャンドル。新しいコミュニケーションツールとしての提案。
企 業: 東洋工業株式会社(江東区)

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提案名: 「香りの魅力を楽しく学ぶプロダクトの提案」
提案者: 清水 覚(プランナー)、山根 準(プランナー)、
山根 芽衣(イラストレーター)、安次嶺 彩香(デザイナー)
テーマ: 精油の魅力を引き出す「アロマブレンド技術」
内  容 : 自分で香りを調合してしくみを学ぶことのできる教育プロダクトの提案。
企 業 : GRASSE TOKYO(グラーストウキョウ)株式会社(江東区)

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参考:2018年度 東京ビジネスデザインアワード テーマ賞の受賞を発表
https://www.jagat.or.jp/archives/53044

詳細情報は東京ビジネスデザインアワードのウェブサイトをご覧ください。
https://www.tokyo-design.ne.jp/award.html