他社リリース」カテゴリーアーカイブ

グーテンベルク、国産業務用3Dプリンター『G-ZERO L1』を7月より販売開始のお知らせ

高速・高精度造形のFFF式3Dプリンター『G-ZERO』に大型モデル登場

FFF方式3Dプリンターを開発する株式会社グーテンベルク(本社:東京都大田区、代表取締役:李丞株、以下グーテンベルク)は、2024年7月1日から新機種のG-ZERO L1を販売開始します。従来の特徴である高速・高精度を維持しながら、造形エリアを約2倍の360mm×250mm×235mmで拡大。G-ZEROで実現した高速・高精度による3Dプリントはそのままに、大塚化学株式会社(以下、大塚化学)と共同開発したエンジニアリングプラスチック「POTICON FILAMENT」により、強度や耐熱性など現場で求められる物性を実現しています。

■G-ZERO L1の概要
グーテンベルクは、最新鋭の大型産業用3Dプリンター「G-ZERO L1」を2024年7月1日に発売することを発表いたします。「G-ZERO L1」は、現代の製造プロセスを革新するために設計された高精度・高生産性の3Dプリンターです。日本製の精密技術と耐久性を兼ね備えたこのプリンターは、製造業の現場に新たな可能性をもたらします。


■G-ZERO L1の特徴

広大な造形エリア:スタンダードモデルの2倍の造形エリア(360mm x 250mm x 235mm)により、大型造形および多数のパーツを一度に製作可能。

高速・高精度:最高速度700mm/s、最高加速度30,000mm/s²、積層ピッチ50–200μmの業界トップレベルの性能。

高機能素材の活用:PPSやPAなどの生産現場でニーズの高い素材を使用可能。特に大塚化学株式会社のPOTICON FILAMENTを使用することで、射出成形品に匹敵する強度を実現。

除湿ユニット搭載:品質劣化の原因となる湿気からフィラメントを守り、安定した出力を実現。

大型モデルでも変わらない業界トップレベルの速度と精度

G-ZERO L1は、各パーツの剛性や精度を飛躍的に高めることで、大型モデルでありながら、業界トップレベルの高速・高精度造形を実現しています。

造形エリアが広がれば活用シーンも広がる

造形エリアがスタンダードモデルの2倍に拡大。大型造形はもちろん、一度に造形できるパーツ点数もアップし、生産現場における活用シーンが広がります。

PA、PPSベースのPOTICON FILAMENTを安定出力

PPSやPA等、生産現場でニーズの高い素材が利用可能です。大塚化学株式会社のPOTICON FILAMENTを用いれば、射出成形品に迫る強度が得られます。

材料劣化を防ぐ除湿ユニット搭載

品質劣化の原因となる湿気から、フィラメントを守る除湿ユニットを搭載。フィラメントの保存環境と状態を一定に保ち、安定した出力を導きます。

■POTICON FILAMENTについて
POTICON(Potassium Titanate Compound)は、大塚化学株式会社が開発したチタン酸カリウム繊維材料、TISMO(ティスモ)をプラスチックと混ぜ合わせた機能性樹脂複合材料です。ガラス繊維の数千分の1というミクロ繊維であるTISMOは、高い強度と剛性を持ちながら寸法安定性があり、樹脂に混ぜることで超薄肉成形が可能になります。エンジニアリングプラスチックとして、ミクロ補強性や高強度、高摺動性が求められるパーツに採用されています。従来、射出成形や切削加工で利用されてきたPOTICONを新たに3Dプリンターで利用可能にしたのがPOTICON FILAMENTです。

■ものづくりワールド 次世代3Dプリンタ展にG-ZERO L1を展示
6月19日~21日に東京ビッグサイトで開催される「ものづくりワールド 次世代3Dプリンタ展」にて完成版のG-ZERO L1を公開します。実機デモンストレーションに加え、「POTICON FILAMENT」による試作品も展示します。

■グーテンベルク×大塚化学、社会課題解決を目指して
グーテンベルクは3Dプリンタの社会実装により、低炭素化やサプライチェーン問題などの社会課題の解決を目指しています。2022年6月に販売開始したFFF式3Dプリンタ「G-ZERO」などを通じて先進的な3Dプリント技術を展開し、試作プロセスや治具設備の低コスト化・高速化を実現しています。一方、大塚化学は「素材の力を顧客と共に創造的に、かたちにする会社」を標榜し、多種多様な分野での材料展開を行っています。2016年より産業用途向けの3Dプリンタ材料を開発し、市場ニーズに対応した材料展開してきました。

両社は3Dプリンタ本体と機能性プラスチック材料の技術開発というそれぞれの特色を最大限に活かした事業展開を見据えています。同材料を使用し、同じ形状の3Dプリント品を造形した場合、従来機種と比較して20%もの強度向上を実現するなど、大きな成果が得られています。ハードウェアと材料の両面からの研究開発により、さらなる強度向上、機能性材料の出力、3Dプリント独自の材料の開発、品質保証に繋げていきます。

従来、機械や材料単体のアプローチでは、3Dプリント用途は既存製造業に求められる生産性や品質に至ってきませんでした。3Dプリント用途を従来プラスチック成形法の代替や、金型不要の新しい生産方式としての確立を目指します。


■会社紹介

社  名: 株式会社グーテンベルク
創  業: 2021年2月
本  店: 〒144-0031 東京都大田区東蒲田2丁目1-15 1F
代表者 : 代表取締役 李丞株
事業紹介: 3Dプリンタ事業(開発、製造、販売、出力サービス)
https://gutenberg.co.jp/

本件のお問い合わせ先
株式会社グーテンベルク 広報担当
電  話:03-6386-2549
メール :info@gutenberg.co.jp
住  所:〒144-0031 東京都大田区東蒲田2丁目1-15 1F

【埼玉県】祝!新一万円札発行 渋沢・埼玉プロジェクトを実施します


7月3日から埼玉県が誇る偉人、渋沢栄一翁を肖像とした新一万円札が発行されることを記念して、様々なイベントを開催します。
現代日本の基礎をつくった渋沢栄一翁の偉業を称え、県を挙げて新札発行をお祝いし、「渋沢といえば埼玉」を全国へ発信していきます。


Ⅰ 機運醸成

● ロゴマークとキャッチコピー「渋沢って、埼玉らしい」を作成
プロジェクトを通して、「渋沢といえば埼玉」である、ということを広く知っていただくため、ロゴマークとキャッチコピーを作成しました。

(1)ロゴマーク
イラスト化した渋沢翁と埼玉県の形を組み合わせました。埼玉県の形にひるがえるマントや渋沢翁のトレードマークともいえるシルクハットを取り入れた、親しみやすいデザインとなっています。

(2)キャッチコピー「渋沢って、埼玉らしい」
渋沢栄一って埼玉出身らしいよという意味と、論語の精神を重んじ真心と思いやりを大切にした渋沢翁こそ埼玉県民らしいという2つの意味を込めています。
県ホームページや職員の名刺、名札などでも活用していきます。


● 特設ホームページの開設
(1)「論語と算盤」「道徳経済合一説」など、時代を先取りした渋沢翁の考えを紹介します。
(2)渋沢栄一翁のスピリッツを継承し、SDGsやCSR活動などに取り組む企業等を募集し、経営理念や取組を紹介します。
≫県が「埼玉県渋沢栄一スピリッツ企業」に認定します。
(3) 新一万円札発行記念イベント等を紹介します。
詳細は特設ホームページをご覧ください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0314/shibusawa-saitama/top.html


● シルクハット大作戦
令和6年6月29日(土曜日)、県内と都内で新一万円札発行を記念した観光周遊促進のための街頭キャンペーンを実施します。


Ⅱ 新一万円札発行初日スペシャルイベント

● トークイベント~渋沢栄一翁が目指した未来を語る~&新一万円札交換会
渋沢栄一翁のスピリッツを今なお継承し発展する企業と知事が、渋沢翁が思い描いていた未来や、未来を託された現代の我々の責任などについて語りあうトークイベントを実施します。
トークイベント終了後は、お手持ちの一万円札を新札に交換できる新一万円札交換会を行います。

【概 要】 ※詳細は特設ホームページをご覧ください。
日 時:令和6年7月3日(水曜日)
    トークイベント13時30分~14時30分
    新一万円札交換会14時35分~15時00分
会 場:埼玉りそな銀行 さいたま営業部 2階 大講堂
参加費:無料
人 数:100名【事前申込制】 ※応募者多数の場合は抽選
申 込:埼玉県電子申請・届出サービスから
     ※令和6年6月21日(金曜日)締切

トークイベント登壇者(予定)
⚫ シブサワ・アンド・カンパニー(株)代表取締役 渋澤 健 氏
⚫ (株)埼玉りそな銀行代表取締役社長 福岡 聡 氏
⚫ 大日本印刷(株)常務執行役員 杉田 一彦 氏
⚫ 東京ガス(株)常務執行役員 小西 雅子 氏
⚫ 埼玉県知事 大野 元裕


Ⅲ みんなで新一万円札発行をお祝いするイベント

● 県庁七夕フェスティバル~栄一翁に願いを~
県庁舎を開放し、新一万円札の発行をお祝いする県庁七夕フェスティバルを開催します。埼玉出身の渋沢栄一翁について楽しみながら知っていただくとともに、埼玉の魅力を再発見できる様々な企画で盛り上げます。

【概要】 ※詳細は特設ホームページをご覧ください。
日 時:令和6年7月6日(土曜日)12時00分~16時00分
場 所:埼玉県庁本庁舎南玄関前ほか
主な内容:
⚫ 埼玉から願いを込めて
➢ 来場者の皆さんの願い事や想いを、特製の七夕短冊に書いて笹に飾ろう!

⚫ 特設展示 渋沢栄一翁の偉業をしのぶ
➢ 新一万円札肖像コンテ画(複製)展示
➢ 知事や渋沢栄一翁関連企業等からのメッセージ展示
➢ 埼玉りそな銀行による 「道徳銀行」の書展示
➢ 日本銀行・国立印刷局による新しい日本銀行券の紹介コーナー

⚫ 新一万円札発行記念スペシャル企画
➢ 埼玉県警音楽隊による演奏&カラーガード演技
➢ 県産農産物販売
➢ 団体による特設ブース(物品販売など)



● 問合せ先

  1. ロゴマークとキャッチコピーについて
    県民生活部広報課 広報紙担当
    直通048-830-2857 内線2858 E-mail: a2830-04@pref.saitama.lg.jp
  2. シルクハット大作戦について
    産業労働部観光課 DMO支援・観光振興担当
    直通048-830-3955 内線3958 E-mail:a3950-01@pref.saitama.lg.jp
  3. 特設ホームページ、トークイベント、県庁七夕フェスティバルについて
    県民生活部県民広聴課 魅力発信担当
    直通048-830-3192 内線2867 E-mail:a2840-15@pref.saitama.lg.jp

TOPPAN、新事業共創プログラム「 co-necto 2024 」 の募集を開始

対象エリアを拡大し、パートナー企業と共同実証で新たな事業を創出

TOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:齊藤 昌典、以下 TOPPAN)は、スタートアップ企業を中心に優れた事業アイデアを募集し、TOPPANの経営資源と融合させ、新事業を共創する公募型のオープンイノベーションプログラム「co-necto(コネクト)」を2017年より実施しています。

このたび、その第8弾となる「co-necto 2024」の募集を2024年6月3日より開始します。今回のco-nectoでは、新たに「モビリティ」のテーマを追加。社会課題に合わせた合計10のテーマを設定しました。対象エリアも中部地区に拡大し、27社の多様性あふれるパートナー企業・TOPPANとの実証チャンスがあります。また、後援団体として日本各地のベンチャーキャピタルが加わり、合計29団体となりました。

co-nectoは、TOPPANとスタートアップ企業、地域のパートナー企業で共創する”実証型”プログラムです。本プログラムでの実証を通じて、プロダクトマーケットフィットを支援するとともに、パートナー企業を含めた3社で新たなサービスやプロダクト・ソリューションを生み出します。


2023年度採択企業と実証準備中のテーマ

・非常に高い真空率を誇る真空弁を用いた真空容器(インターホールディングス社)
・食品廃棄物を活用した魚粉代替品「昆虫プロテイン」の製造・供給(Booon社)


オープンイノベーションプログラム「co-necto 2024」の実施概要

10の社会課題をテーマにスタートアップ企業の持つサービス・ソリューションを募集し、2次選考を通過したスタートアップ企業とパートナー企業、およびTOPPANの3社の実証実験を行います。パートナー企業およびTOPPANは、実証フィールドの提供や実証費用の一部支援といったインセンティブを提供します。本プログラムでの実証を通して、多様化する消費者ニーズや、複雑化する社会課題に対し、テストマーケティング、プロダクトマーケットフィットが可能になり、スピーディかつ適確な新規事業の創出を行います。


募集テーマ

10の領域での新ビジネスを募集

☆今回新テーマ

【カーボンニュートラル】
 例) CO2吸収、電力消費削減 、脱プラ 、食品ロス 、資源循環、バイオマテリアル

【行政DX】
 例) 行政窓口DX(書かない、待たない、行かない)、自治体職員業務の効率化 住民の利便性向上

【小売・流通DX】
 例) 販売促進・売上アップ、従業員支援、需要予測、ロボティクス、リテールメディア、店舗内業務効率化

【ジェネレーティブAI】
 例) 受付業務簡略化、社内業務効率化、コンテンツ制作効率化

【金融DX】
 例) 金融事務アウトソーシング、チャネルシフト支援、生成AIを活用した業務効率化、店舗省人化 

【次世代ヘルスケア】
 例) 医師と看護師不足解消、DX含めた事務業務の効率化、ヘルスデータの利活用

【製造・物流DX】
 例) 人流・機器データ分析による最適化、シミュレーション技術とRFIDの利活用、IOTデバイスの利活用、製造・物流業務効率化

【都市空間】
 例) まちづくり、スマートシティ、防災、BIM活用

☆【モビリティ】
 例) MaaS、モビリティハブの利活用、交通分析による最適化、交通事業の課題解決

【パートナー共創】
 例) TOPPAN及びパートナー企業のビジネス領域、研究を通じた事業共創に繋がる可能性のある事業領域

エントリー資格 1.法人格を有する企業
2.実証実験を行うことができるサービスやプロダクトを自社で保有していること
3.TOPPAN及びパートナー企業との協業が可能なこと
エントリー方法 特設サイトの受付フォームより、エントリー書類をご提出ください。 
※詳細は下記特設サイトをご確認ください。
https://toppan-conecto.com/
選考基準 1.競争優位性・革新性
2.社会的課題解決に対する貢献度
3.事業及びマーケットの成長性
4.パートナー企業・TOPPANのニーズをとらえた実証実験計画となっているか
インセンティブ 1.実証実験のフィールドとアセットの提供
2.実証費用の一部支援(1社平均支援額約200万円)
3.実証実験に関する情報発信支援
4.実証後結果の検証、共同事業化等検討
想定する
協業方法
TOPPAN及びパートナー企業と共に下記を実施
・販売提携
・開発支援
・共同開発
co-necto
スケジュール
2024年6月3日 (月) 募集開始
2024年6月30日 (日) エントリー締め切り
2024年7月上旬頃 1次選考(書類審査)
2024年7月下旬頃 1次選考結果通知
2024年8月下旬頃 2次選考(オンラインピッチ)
2024年9月下旬頃 2次選考結果通知
※2次選考を通過した企業は、当社およびパートナー企業と実証実験に向けた計画策定を進めます。
ステークホルダーと事業イメージ 本プログラムは、下記パートナー企業様と共に、実証事業をベースとして新たな価値を創出するイノベーションの発信拠点となることを目指します。
主催 TOPPAN株式会社
パートナー企業 アストラゼネカ株式会社
イオン九州株式会社(NEW)
エフコープ生活協同組合(NEW)
MBTリンク株式会社(NEW)
株式会社奥村組
九州電力株式会社
九州旅客鉄道株式会社
株式会社九電工
KBCグループホールディングス株式会社
小島プレス工業株式会社(NEW)
西部ガスホールディングス株式会社
株式会社新出光
スズキ株式会社
大英産業株式会社
株式会社中国新聞社
株式会社テレビ西日本
株式会社デンソーソリューション(NEW)
トヨタ紡績株式会社(NEW)
株式会社西日本新聞社
西日本鉄道株式会社
株式会社西日本フィナンシャルホールディングス
日本特殊陶業株式会社(NEW)
パーソルテンプスタッフ株式会社
株式会社ひろぎんホールディングス
福岡地所株式会社
株式会社ふくおかフィナンシャルグループ
株式会社八神製作所(NEW)
※五十音順
後援企業・団体 福岡県ベンチャービジネス支援協議会
福岡市
福岡地域戦略推進協議会
一般社団法人九州経済連合会
Fukuoka Growth Next
一般社団法人StartupGoGo
GxPartners有限責任事業組合
KOTRA(大韓貿易投資振興公社)
ジェトロ福岡
株式会社ANOBAKA 
千葉道場株式会社 
株式会社ディープコア 
STATION Ai株式会社 
株式会社MTG Ventures
インキュベイトファンド株式会社
株式会社ちゅうぎんキャピタルパートナーズ
株式会社FUNDINNO
株式会社グランストーリー
mint 
株式会社セゾン・ベンチャーズ
BIG Impact株式会社
株式会社ジェネシア・ベンチャーズ (NEW)
クオンタムリープベンチャーズ:クオンタムリープベンチャーズ株式会社 (NEW)
プロトスター株式会社 (NEW)
HIRAC FUND (NEW)
HAKOBUNE (NEW)
MCP (NEW)
中部圏SDGs広域プラットフォーム (NEW)
事業構想大学院大学 (NEW)
※順不同
公式HP https://toppan-conecto.com/

  

* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

日本のグラフィックデザイン秀作300点を紹介する企画展 「日本のグラフィックデザイン2024」を東京ミッドタウンで開催


東京ミッドタウン・デザインハブ(構成機関:公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会、多摩美術大学 TUB)は、第109回企画展「日本のグラフィックデザイン2024」を7月1日(月)から8月25日(日)まで開催します。
本展を担当する日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)は、会員約3,000人を擁するアジア最大級のデザイン団体です。1981年より、年間のJAGDA会員の優れた仕事や作品をまとめた年鑑『Graphic Design in Japan』を発行し、日本の多種多様で質の高いグラフィックデザインの成果を国内外に紹介しています。
本展では、年鑑2024年版の掲載作品の中から約300点を実物と映像で展示します。身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインに至るまで、日本のグラフィックデザインの現在をぜひご覧ください。

●開催概要
名称(正式):東京ミッドタウン・デザインハブ第109回企画展「日本のグラフィックデザイン2024」
名称(略式):日本のグラフィックデザイン2024
会期:2024年7月1日(月)~8月25日(日) 11:00-19:00 会期中無休・入場無料
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
主催:東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営:公益社団法人日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)
展覧会URL:https://www.designhub.jp/exhibitions/gdj2024

●展示内容
カテゴリー:亀倉雄策賞/JAGDA賞/JAGDA新人賞/ポスター/CI・VI・シンボル・ロゴ・タイプフェイス/新聞広告・雑誌広告/ジェネラルグラフィック/デジタルメディア/映像/パッケージ/環境・空間/ブック・エディトリアル/複合
特別展示: 「ヒロシマ・アピールズ」ポスター2024(7月中旬より)

●同時期開催:ギンザ・グラフィックギャラリー特別展 2024 JAGDA 亀倉雄策賞・新人賞展
会期:2024年7月22日(月)~8月24日(土) 11:00-19:00 日祝休・入場無料
会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F/B1F)
URL:
https://www.dnpfcp.jp/gallery/ggg/

メインビジュアル
(デザイン:関本明子)
昨年の展示風景

●主な展示作品(2024年度の各賞受賞作品より)
※展示内容は変更される場合があります ※cl=クライアント

第26回亀倉雄策賞(www.jagda.or.jp/awards/kamekura/

JAGDA初代会長を務め、世界のデザイン界にも影響を与え続けた故・亀倉雄策の業績をたたえ、1999年創設。
毎年『Graphic Design in Japan』出品作品の中から、年齢やキャリアを問わず、最も輝いている作品とその制作者に授与。

北川一成 
KITAGAWA Issay





GRAPH(グラフ)代表。1987年筑波大学卒業。あらゆる領域におけるビジュアルデザインはもちろん、ビジネスやコミュニケーションのあり方までを設計するブランディングを多数手掛ける。経営資源となりうる強度のあるデザインと、売上目標達成や企業イメージ向上などの成果をもたらすアイデアが、多くの企業経営者の支持を得る。近年の実績に「アイフル」「ハナマルキ醸造 麹 研究室」「本家西尾八ッ橋」など。AGI(国際グラフィック連盟)会員。ADC賞、TDC賞、JAGDA新人賞ほか受賞多数 。NY ADC賞、D &AD賞をはじめ、国内外の審査員を歴任。テレビ出演にNHK「ビジネス新伝説 ルソンの壺」、テレビ東京「カンブリア宮殿」など。https://www.moshi-moshi.jp/

アートプロジェクトのデザイン「KAMIZU」(cl : ヤオヨロズヤ)


JAGDA賞2024(www.jagda.or.jp/awards/category/

その年を代表する優れたグラフィックデザインを顕彰し、後世に伝えるため、2008年創設。
毎年『 Graphic Design in Japan 』出品作品の中から、特に優れた数作品に授与。




JAGDA賞2024
(CI・VI・シンボル・ロゴ・タイプフェイス)
ナチュラルワインのロゴ「LIVVERA」
(植原亮輔 cl: チキュウ研究所)

JAGDA賞2024(ポスター)
アートセンターの作品公募・展覧会のポスター
「第1回 BUG Art Award」
(菊地敦己 cl: リクルートホールディングス)














JAGDA賞2024(デジタルメディア) グラフィック作成アプリケーション「脳波書」     
(坂本俊太 cl: 博報堂)
https://www.nohasho.app/

JAGDA賞2024(ブック・エディトリアル)
アーティストの作品集のブックデザイン
「TANAAMI!! AKATSUKA!! / That’s All Right!!」
(柿木原政広 cl: 集英社)







JAGDA賞2024(映像)
ハイブランドとのコラボレーション動画
「cup / horse / bottle」
(岡崎智弘 cl: エルメス)

JAGDA賞2024(パッケージ)
調味料ブランドのパッケージデザイン
「(ふつうの)マヨネーズと(ふつうの)ケチャップ」
(加藤亮介・加藤千洋 cl: スーパースタジオ)






JAGDA賞2024(ジェネラルグラフィック)
  個展用作品「6月のりんご」
  (井上庸子 cl: ヤエカ)

JAGDA賞2024(新聞広告・雑誌広告)
アパレルブランドの新聞広告「ユニクロ 母の日・父の日」
(玉置太一 cl: ユニクロ)








JAGDA賞2024(環境・空間)
個展の空間構成
「Make The Future Better Than Today」(原 研哉 org: ポーランド・ポズナン国立美術館)

 

  JAGDA賞2024(複合)   


アートプロジェクトのデザイン 複合「KAMIZU」
(北川一成 cl: ヤオヨロズヤ) *亀倉賞と同時受賞


JAGDA新人賞2024(www.jagda.or.jp/awards/newdesigner/

優秀な若手デザイナーをクローズアップし、次代を担う人材を育成するため、1983年創設。
毎年『Graphic Design in Japan』出品者の中から、今後の活躍が期待される39歳以下の有望なグラフィックデザイナーに授与。


岡﨑真理子 OKAZAKI Mariko

1984年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学卒業後、オランダ・アムステルダムのGerrit Rietveld Academie(ヘリット・リートフェルト・アカデミー)でグラフィックデザインを学ぶ。実務経験を経て2018年よりフリー、’22年REFLECTA,Inc.(リフレクタ)設立。現代美術をはじめとした文化領域に深くコミットし、観察とコンセプチュアルな思考に基づいた、編集的/構造的なデザインを探求している。https://reflecta.jp/
アートイベントの総合デザイン
「EASTEAST_TOKYO 2023」
(cl: イーストイースト)
写真集のブックデザイン
「OPTICAL TACTILITY / windows」
(cl: プリントハウスセッション)

*上の作品を含む4作品で受賞

坂本俊太 SAKAMOTO Shunta

1993年大阪府吹田市生まれ。2017年武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。同年博報堂入社。現在hakuhodo DXD所属。ʼ20年より、クリエイターズクラブ「NEW(ニュー)」を運営。ʼ23年JAGDA賞受賞(デジタルメディア)。
紙製品専門店のグッズ・ツール
「SUPER PAPER MARKET」
(cl: 福永紙工)
音楽再生アプリケーション
「PAPER BREAKS LP」
(cl: リビング・モティーフ)


*上の作品を含む12作品で受賞
(デジタルメディア「脳波書」でJAGDA賞を同時受賞)

山口崇多 YAMAGUCHI Agata

1988年東京都生まれ、福岡県育ち。2016年東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。10(テン)を経てʼ21年にcollé(コル)設立。https://www.nohasho.app/
宿泊施設のブランディング
「くろしお想」
(cl: フリーゲート白浜)
デザインイベント出品作品
「きさくな思いと無関心な顔」
(org: フィーチャードプロジェクツ)

*上の作品を含む9作品で受賞


・一般からのお問い合わせ先:公益社団法人日本グラフィックデザイン協会
 Tel:03-5770-7509 E-mail:hub@jagda.or.jp

デュプロ精工、スイスの印刷後加工機メーカーMultigraf AG 社の株式取得

デュプロ精工株式会社(本社:和歌山県紀の川市、 代表取締役社長:橋口英樹)は、欧州において紙折機やカッター・クリーサーなどの印刷後加工機事業を展開しているスイス企業の Multigraf AG(マルチグラフエイジー)(本社:スイス、Board President:Robert Barrer)の発行済株式 100%を取得し、子会社化することを決定しました。

左から、Patric Lerch 氏(CEO:Multigraf)、Robert Barrer 氏(Board President:Multigraf)、橋口英樹社長(デュプロ精工)、Bruno Picquet 氏(President:Duplo International)、田中日出男社長(デュプロ):5 月 30 日 drupa2024(ドイツ) デュプロブース

1.株式取得の目的および理由
当社はデジタル化が進む印刷業界で、デジタル印刷向けの後加工機のリーディングメーカーとして「熟練のスキルがなくても、ボタン一つで各種後加工を一度に仕上げる高機能ソリューション」をコンセプトに、印刷現場のスキルレス化、自動化、効率化を進める製品を開発しています。
今回、Multigraf AG の株式を取得することは、当社が展開するデジタル印刷向け後加工機市場での成長投資の一環となります。Multigraf AG は 40 年前に設立され、欧州では高速で耐久性のある後加工機メーカーとしての地位を確立しています。近年ではデジタル印刷向けのマルチフィニッシャーにも注力し、市場から高い評価を得ています。
この度の株式取得により、両社の技術を融合させ、企画・開発機能の強化を図ります。また、これにより両社のリソースを最大限に活用し、イノベーションや個々の差別化を推進し、競争力を高め、事業基盤を強化していきます。尚、Multigraf AG は今後もスイスに拠点を置き、Multigraf ブランド名で運営を続けます。

2.株式取得の概要
株式取得者:デュプロ精工株式会社
Multigraf 社の主要株主:Robert Barrer
株式譲渡契約書締結日:2024 年 5 月 30 日
株式取得完了予定日:必要な法的諸手続きを経て 2024 年 7 月

3.株式を取得する子会社の概要
名称  :Multigraf AG
所在地:Grindelstrasse 26, CH-5630 Muri AG,Switzerland
代表者:Board president:Robert Barrer、CEO:Patric Lerch
設立  :1984 年
URL  :https://www.multigraf.ch

【デュプロ精工について】
社名   :デュプロ精工株式会社
本社所在地:〒649-6551 和歌山県紀の川市上田井353
代表   :代表取締役社長 橋口 英樹
資本金  :3,200万円
設立   :1973年8月
事業内容 :デジタル印刷機、多機能断裁機、メーリング機器、
      再生紙作製機並びに事務用省力化機器の開発・製造
URL    :https://www.duplo-seiko.co.jp/


当件に関するお問合せ先
デュプロ精工株式会社 経営企画室
TEL:0736-73-6233


【京都国立近代美術館】「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957–1979」を開催

このたび、 京都国立近代美術館は2024年5月30日(木)から8月25日(日)まで
「 印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957‒1979」を開催いたします。

マス・コミュニケーション時代が到来した戦後の日本では、印刷技術の飛躍的な発展とともに美術と大衆文化の結びつきが一層強まり、複製メディアによる表現が関心を集めました。印刷/版画/グラフィックデザインという領域は近接し重なり合いながらも決定的なズレのある、まるで〈断層〉のような関係性であり、その断層の意味を積極的にとらえ直して自在に接続したり、あるいはその差異を強調するようなさまざまな実践が展開されていきました。

その舞台の一つとなったのが「東京国際版画ビエンナーレ展」です。同展は世界各国から作品を集めた国際的な規模の版画展で、1957年から1979年まで東京国立近代美術館、京都国立近代美術館などを会場に全11回が開催され、当時の気鋭の版画家やデザイナーの活躍の場となりました。とりわけ関西では、「デモクラート美術家協会」出身の作家たちを先駆として「版画概念の拡張」を探究する独自の方向性が生まれ、同時代の美術動向とも共鳴しながら展開していきました。

本展は東京国際版画ビエンナーレ展の出品作家を中心に、同時代の多様な視覚表現のなかに交錯した版画とグラフィックデザインの様相を通して、印刷技術がもたらした可能性とその今日的意義を改めて検証します。

・みどころ

1.国立美術館のコレクションから、東京国際版画ビエンナーレ展の受賞作、出品作が勢ぞろい!浜口陽三、池田満寿夫、菅井汲、加納光於、野田哲也、高松次郎、木村秀樹、井田照一など、「版」表現に挑んだ作家たちの代表作を一挙にご紹介。

木村秀樹 《鉛筆 2-3》
1974 年
京都国立近代美術館蔵

2.戦後美術の動向と切っても切れないのが、印刷技術の発展。当時は版画とグラフィックデザインの関係性も議論の対象になりました。原弘、田中一光、永井一正、横尾忠則、杉浦康平など、日本を代表するグラフィックデザイン界の巨匠たちが手がけた、東京国際版画ビエンナーレ展の貴重な展覧会ポスターも展示します。

横尾忠則
「第 6 回東京国際版画ビエンナーレ展」ポスター
1968 年
国立工芸館蔵


・関連イベント

トークセッション「版画/現代美術の断層」(仮称)
アーティストの播磨みどり氏と髙橋耕平氏をお迎えし、「東京国際版画ビエンナーレ展」を舞台に展開された「版画概念の拡大」の動きと、1980年代以降の写真・映像などの複製メディアを用いた現代美術との間の接続とズレについて考えます。

日  時|2024年7月20日(土)14:00~15:30
登 壇 者 |播磨みどり(アーティスト)、髙橋耕平(アーティスト)、牧口千夏(当館主任研究員・本展担当者)
会  場|京都国立近代美術館 1F講堂
定  員|先着80名(当日11時より1F受付にて整理券を配布します。整理券はひとり1枚のみお渡しします)
参 加 費 |聴講無料

その他のイベントにつきましては、開催が決まり次第、当館HPにてご案内いたします。

・開催概要

展覧会名|「印刷/版画/グラフィックデザインの断層 1957–1979」
会  期|2024年5月30日(木)~8月25日(日)
会  場|京都国立近代美術館
開館時間|10:00~18:00 金曜日は20:00まで開館(5月31日、6月7日、8月23日を除く)*入館は閉館の30分前まで
休 館 日 |月曜日(ただし、7月15日(月・祝)、8月12日(月・休)は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)
観 覧 料 |一般 430円(220円)、大学生 130円(70円)
※()内は20名以上の団体料金
※高校生以下・18歳未満および65歳以上の方は無料※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。
※母子・父子家庭の世帯員の方は無料*。
*入館の際に証明できるものをご提示ください。
※本展はコレクション・ギャラリーの一部を使って開催する展覧会です。
※本料金でコレクション展もご覧いただけます。

会  場|京都国立近代美術館
主  催|京都国立近代美術館
H  P| https://www.momak.go.jp/



京都国立近代美術館公式HP: https://www.momak.go.jp/
・Instagram: https://www.instagram.com/momakyoto/
・Facebook: https://www.facebook.com/momak.go.jp
・YouTube: https://www.youtube.com/@momakyoto/

キヤノンとハイデルベルグ社が枚葉インクジェット印刷機のグローバル業務提携に合意 商業印刷分野の販売活動を強化

キヤノン株式会社のグループ会社であるキヤノンプロダクションプリンティング(Canon Production Printing Holding B.V.、本社:オランダ・フェンロー、CEO:吉田智、以下「CPP社」)とHeidelberger Druckmaschinen AG(本社:ドイツ・ハイデルベルグ、CEO:Ludwin Monz.、以下「ハイデルベルグ社」)は、商業印刷分野における枚葉インクジェット印刷機の販売に関するグローバルでの業務提携について2024年5月17日に合意しました。


マニュアルやパンフレット、書籍などの制作を扱う商業印刷分野では、顧客ニーズの多様化と短納期化に対応するため、多品種・小ロットでの印刷を実現するデジタル印刷の需要が拡大しています。デジタル印刷へのシフトにより大きな成長が見込まれる商業印刷分野を成長領域と捉え、キヤノンはCPP社とのシナジーを発揮しながら、プリンティンググループの総力をあげて製品ラインアップの強化・拡充を進めています。ハイデルベルグ社は、オフセット印刷分野で170年以上の歴史を持ち、世界トップシェアを誇る枚葉オフセット印刷機を中心に、グローバルに幅広い顧客基盤を持っています。

今回の業務提携により、CPP社はハイデルベルグ社にB3サイズ対応の枚葉インクジェット印刷機および世界最大規模の国際印刷・メディア産業展「drupa 2024」(※1)で参考出展するB2サイズ対応の枚葉インクジェット印刷機(2025年内に発売予定)を提供し、ハイデルベルグ社はこれらをハイデルベルグブランドで販売します。これにより、ハイデルベルグ社は商業印刷事業者のニーズに応じて、オフセット印刷・デジタル印刷双方の幅広い製品ポートフォリオを提案できるほか、CPP社の印刷機をハイデルベルグ社の印刷アプリケーション「Prinect」とも連携することで、オフセット印刷とデジタル印刷で異なるワークフローをシームレスに統合したソリューションを提供することができます。ハイデルベルク社の高速・大量印刷を実現するオフセット印刷機と、CPP社の多品種・小ロット印刷を提供するデジタル印刷機と組み合わせることで、お客様の収益性や生産性のさらなる向上に貢献します。

今後も、両社がそれぞれの分野で培ってきた技術力や販売網を活用し、商業印刷分野の新たな可能性を切り開いていきます。


キヤノンプロダクションプリンティング社概要

1.会社名 キヤノンプロダクションプリンティングホールディングスB.V.
2.代表者 吉田智(代表取締役社長CEO)
3.所在地 オランダ・フェンロー
4.設立年月 1877年
5.事業内容 プロダクションプリンティング関連のハードウエア・ソフトウエアの開発・製造・販売

ハイデルベルグ社概要

1.会社名 Heidelberger Druckmaschinen AG
2.代表者名 Ludwin Monz.(CEO)
3.所在地 ドイツ・ハイデルベルグ
4.設立年月 1850年
5.事業内容 商業印刷向けのハードウエア・ソフトウエアの開発・製造・販売


※1. 会場:デュッセルドルフ見本市会場(ドイツ)、会期:2024年5月28日(火)~6月7日(金)


関連情報
キヤノンプロダクションプリンティングホールディングスB.V.
Heidelberger Druckmaschinen AG

DNP、文化施設「市谷の杜 本と活字館」で「発見!雑誌づくり工場(無線とじ編)」展を開催

DNPの工場に密着して雑誌づくりの工程を楽しく学べる企画展

大日本印刷株式会社(DNP)は、活版印刷と本づくりをテーマとした自社運営の文化施設「市谷の杜 本と活字館」(東京都新宿区)で、小学生を主な対象にした企画展「発見!雑誌づくり工場(無線とじ編)」を2024年6月8日(土)~10月14日(月・祝)に開催します。


【企画展「発見!雑誌づくり工場(無線とじ編)」について】

本企画展では、登山専門総合誌『山と溪谷』2024年5月号(株式会社山と溪谷社)の、印刷から製本までの製造工程をイラストや動画で来館者にわかりやすく紹介します。雑誌が完成するまでの、臨場感がある工場の映像は必見です。

また、さまざまな印刷手法や色の掛け合わせの仕組みなど、印刷に関する基礎知識も解説付きで紹介します。主な対象である小学生に向けて、全ての解説文に読み仮名を振るなど、夏休みの自由研究にも活用しやすい展示にしています。

DNPの工場で使っている制服を着て写真が撮れるコーナーも用意しています。子どもも大人も楽しめる、知的好奇心をくすぐる企画展です。

会 期 : 2024年6月8日(土)~10月14日(月・祝) 10:00~18:00
会 場 : 「市谷の杜 本と活字館」 2階展示室(東京都新宿区市谷加賀町1-1-1)
休館日 : 月曜・火曜(祝日の場合は開館)
入場料 : 無料
主 催大日本印刷株式会社 「市谷の杜 本と活字館」
特別協力株式会社山と溪谷社山と溪谷』編集部


表紙の印刷から製本まで、雑誌を作るプロセスを紹介


■「市谷の杜 本と活字館」について

DNPが運営する「市谷の杜 本と活字館」は、活版印刷の職場の一部を再現し、文字のデザインから、活字の鋳造、印刷・製本までのプロセスを展示・紹介する“リアルファクトリー”です。昭和初期の印刷機が稼働する様子や活版職人が作業する姿なども、実際の動きがわかる“動態展示”の形で公開しているほか、活版印刷のモノづくり体験ができる工房を備えており、参加型ワークショップも開催しています。

*「市谷の杜 本と活字館」のWebサイトURL → https://ichigaya-letterpress.jp/

※事情により、事前の告知なく、開館時間の変更や臨時休館、イベントなどの中止を行う場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※記載された内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

奥村印刷、IPA2024 Global「サステナビリティ」部門で第1位を獲得

取締役常務執行役員 山田秀生が表彰式に出席 ~印刷技術の可能性を広げる新商品が、国際的な評価を獲得~

株式会社奥村印刷(本社:東京都北区、代表取締役社長:奥村文泰)は、世界的な評価機関であるIPA2024 Globalにおいて、「サステナビリティ」部門で第1位を獲得いたしました。この栄誉は、当社の「折り紙食器 beak」が持つ環境への配慮と革新的なデザインが国際的に認められた結果です。


表彰式の詳細

5月31日にハイアットリージェンシーデュッセルドルフで開催される、富士フイルムビジネスイノベーション カスタマーフォーラムでのスピーチとIPA2024 Global の表彰式に、弊社取締役 常務執行役員である山田秀生が開発者として出席し、受賞の喜びを語ります。

入賞作品は、5/28-6/7までドイツ デュッセルドルフで開催されるdrupa会場富士フイルムブース内に展示予定です。

【災害備蓄用 紙製食器 beak(ビーク)】 糊や接着剤を使わない組立式の折り紙食器

シートに切れ込みと筋押し加工をすることで、糊や接着剤、留め具などを使わずに、強固な組み立て式の紙容器を実現した。厚さ0・42ミリメートルのA4判で、環境に配慮した耐水耐油耐熱用紙を採用した。非使用時はシート状でかさばらず、100人分の食器も厚さ4.5センチメートル。梱包時の緩衝材も不要で、大量備蓄や搬送性に富むため、防災用品として優れている。カップ、カトラリー付きの皿、丼を考案し、汁物を含むあらゆる料理に適応する容積、強度を持たせた。



■本件に関するお問い合わせ先
奥村印刷株式会社
〒114-0005東京都北区栄町1-1
Tel:03-5390-6211 E-mail:info@okum.jp

SCREENグラフィックソリューションズ、ドイツ・CGS社をグループ会社化

株式会社SCREENグラフィックソリューションズ(以下、SCREEN GA)はこのほど、カラー技術を駆使した商品の開発・販売を手掛けるCGS ORIS GmbH(本社:ドイツ・ハインブルク、President:Bernd Rückert氏/以下、CGS社)をSCREEN GAのグループ会社としたこと、および同社のCOO(最高執行責任者)として、連(むらじ)国男を任命したことをお知らせします。



CGS社は1985年の設立以来、カラーマネジメントやデジタル校正におけるソフトウエア製品の開発・販売をグローバルに展開しており、カラー技術分野の世界的なリーディングカンパニーです。CGS社とSCREEN GA(旧・大日本スクリーン製造株式会社の印刷製版機器事業部門)は1991年以来、スキャナーとレコーダーシステムに関するカラー技術の協力をはじめ、OEM製品の提供を含むビジネス上の関係を築いてきました。

なお、連国男はSCREEN GAにおいて、「Truepress JET 520HD」など主力製品の開発責任者を務めた実績から、CGS社のCOOとして両社間の事業シナジーをより一層高めてまいります。

今後、CGS社が持つカラー技術を、SCREEN GAのインクジェットデジタル印刷機「Truepressシリーズ」やワークフロー製品のカラーマネジメントのコア技術と融合させ、スキルレスでの印刷技術の実現へと、革新的に進化させていきます。また、CGS社の製品と、SCREEN GAの「EQUIOS」をはじめとするワークフロー製品との連携を強化し、アナログ印刷、デジタル印刷、および双方の印刷の長所を活用するハイブリッド運用など、さまざまなワークフローにおいて、カラーマネジメントソリューションを一段と強化していきます。

* TRUEPRESS、Truepress JET、EQUIOSは日本またはその他の国における(株)SCREENホールディングスの商標または登録商標です。


本件についてのお問い合わせ先
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ
ビジネス統轄部 販売推進部
Tel: 075-414-7709
URL:www.screen.co.jp/ga/