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東洋美術印刷 「京都 六波羅蜜寺 空也上人写真展」を開催

東洋美術印刷「京都 六波羅蜜寺 空也上人写真展」を開催
写真作品、NFT認証、高精細印刷技術がコラボレーションしたデジタル時代のアート展示


東洋美術印刷では5月16日(月)~5月27日(金)に「京都 六波羅蜜寺 空也上人写真展」を開催いたします。
スティーブ・ジョブズのポートレートや御巣鷹山報道写真で知られる写真家の小平尚典が、京都六波羅蜜寺の空也上人立像を撮影。
本展は空也上人立像の写真作品、JAPAN MADE事務局のNFTを使った真贋判定・所有権認証システム「HyperJ NFT」、空也上人写真集制作出版の東洋美術印刷【美巧彩】の3者のコラボレーションによるデジタル時代のアート展示です。


■タイトル京都 六波羅蜜寺 空也上人写真展
       写真家 小平尚典 × JAPAN MADE事務局(株)×東洋美術印刷(株)

チラシ画像
※詳しくは上記のチラシ画像をクリックするとPDFデータが開きます


■ 会期   : 2022年5月16日(月)~5月27日(金)


■ 開場時間: 11:00~19:00
       ※5月27日のみ17:00で閉場となります。

■ 場所  :東京会場・飯田橋
      東洋美術印刷株式会社本社 ii-CROSSING

■ 所在地 :〒102-0072 東京都千代田区飯田橋4-6-2
      東洋美術印刷本社1F

■ アクセス :
JR総武線・東京メトロ・都営地下鉄「飯田橋駅」
A4出口より徒歩5分 
※お越しの際は、公共交通機関をご利用ください



※当展示相談会は感染症対策を行い、開催しております。
  ご来場の際は検温、マスク着用、アルコール消毒にご協力頂けますようお願いいたします

リコー 「ラベルレスサーマル」がセブン-イレブンの商品パッケージに採用

リコーのラベルレスサーマルがセブン-イレブンの商品パッケージに採用
~原材料表示などを包装材へ直接印字し、環境負荷低減、作業効率化、生産性向上に貢献~



株式会社リコー(社長執行役員:山下 良則)のサーマル印字技術「ラベルレスサーマル」が、株式会社セブン‐イレブン・ジャパン(代表取締役社長:永松文彦、以下、セブン‐イレブン)の商品パッケージに採用されました。
この度採用されたリコーのラベルレスサーマルとは、リコーが開発したサーマルインクを包装材であるフィルムに部分コーティングし、その部分にサーマルヘッドやレーザー装置で熱を加えることにより直接印字するものです。

セブン‐イレブン店舗で発売したサラダ 3 種類のパッケージにこの技術が採用され、原材料などの情報が直接印字されています(約 1,700 店、期間限定)。従来はそれらの情報が印字された紙ラベルをパッケージの裏面に貼り付けていましたが、リコーの技術により、その紙ラベルは不要となり、環境負荷低減に貢献します。また、必要な情報を裏面から天面に移すことで、原材料、アレルゲン等の情報の視認性が向上します。さらに製造工程においても、紙ラベルの貼り付け作業や消耗品であるインクリボンの交換の手間が不要になり、小売り・流通業界など幅広い分野で生産性の向上を実現します。

「ラベルレスサーマル」を採用した商品パッケージのイメージ
(上段の原材料名などをリコーの技術で印字、下段はプレ印刷されたもの)


 

<リコーのサーマル印字技術の特徴と提供価値>


1.さまざまなメディアへの直接印字を可能にし、環境負荷を低減
リコーが開発したサーマルインクをコーティングすることで、フィルム、紙、段ボールなどのメディアに直接印字することで、間接資材の使用を無くし、環境負荷を低減します。

2.作業工程の効率化により、高い生産性を実現
従来のような紙ラベルなどの間接資材が無くなることで、紙ラベルの貼りはがしや消耗品であるインクリボンの交換の手間が不要になり、小売り・流通業界を中心に幅広い分野で生産性の向上を実現します。

3.包装材の統一化を促進し、在庫をスリム化
多様なメディアへの直接印刷を可能にすることで、必要なときに必要な分だけ印刷するオンデマンド印刷に対応し、ストックする包装材の種類を削減することができ、在庫のスリム化に寄与します。

リコーは重要社会課題(マテリアリティ)の一つに「循環型社会の実現」を掲げています。本技術の活用により、間接資材となる紙ラベルなどの使用を抑え環境負荷の低減に貢献します。
「Driving Sustainability for Our Future. ~持続可能な社会を、ビジネスの力で。」リコーは今後も、事業を通じた社会課題の解決に取り組み世の中の役に立つ新しい価値を提供してまいります。

■関連情報
ラベルレスサーマル(メディアへの直接印字)
https://industry.ricoh.com/thermal/labelless

※掲載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

 


株式会社リコー   https://jp.ricoh.com/
お問い合わせ先
  
IMS 事業部 SDGs 事業室   E-mail:zjp_ims_ll_faximo@jp.ricoh.com

 

キヤノン 商業印刷向けプロダクションプリンター“imagePRESS V1000”を発売

商業印刷向けプロダクションプリンター“imagePRESS V1000”を発売
多様な用紙の高速出力とリモート管理アプリで印刷物の生産効率を向上


キヤノンは、商業印刷向けカラープロダクションプリンター「imagePRESS(イメージプレス)」の新シリーズ「imagePRESS V シリーズ」の新製品として、“imagePRESS V1000”を 2022 年6 月中旬に発売します。

imagePRESS V1000


パンフレットなどの冊子やチラシ、名刺などの印刷物を取り扱う商業印刷の現場では、多様化する顧客のニーズやインターネット経由での受注増を背景に、印刷物の少量多品種化や短納期化が求められています。新たに「imagePRESS V シリーズ」としてデザインを一新した本体に新開発の定着システムを搭載し、小型化と高い生産性を両立しています。幅広い用紙対応力やリモート印刷管理アプリとの組み合わせにより、印刷業界の少量多品種印刷ビジネスを支援します。



おもな特長

新開発の定着システムで小型化と高い生産性を両立

新開発の定着システム「Print on Demand-Surface Rapid Fusing(POD-SURF)」を搭載し、従来比※1 約 42%減のコンパクトな設置面積と、厚紙(400g/m2 ・A4 ヨコ)でも毎分 100 枚の高速出力を実現※2 します。また、1 冊の冊子で厚紙と普通紙が混在するような印刷でも用紙ごとに効率よく定着温度を調整し、温度調整によるダウンタイムを削減※3します。厚紙と普通紙で機器を分けずに、1 台で高い生産性を維持した連続印刷が可能です。

幅広い用紙対応力で多種多様な印刷物の作成が 1 台で可能

imagePRESS では初の長尺用紙 1,300mm の自動両面印刷を実現※4します。これまで手作業で片面ずつ印刷していた POP などの両面の印刷物も簡単に作成できます。また、52g/m2 から400g/m2 までの用紙の厚さに対応し、チラシや封筒から高級名刺、グリーティングカードなど重厚感のある印刷物まで幅広く作成可能です。

リモート印刷管理アプリとの組み合わせでプリンターの稼働率向上に寄与

リモート印刷管理アプリ「PRISMAsync Remote Manager」で、印刷現場から離れた場所でも稼働状況や消耗品・用紙の残量を PC 上でリアルタイムに確認できます。また、スマホアプリ「PRISMAsync Remote Control」(2022 年 9 月対応開始予定)で、稼働状況を社外からでも簡単に把握できます。リアルタイムに稼働状況を確認できることで、用紙切れなどによる印刷停止の未然防止やプリンターの稼働率向上に寄与し、印刷業者の業務効率化を支援します。

※1.「imagePRESS C10010VP」(2020年10月発売)は、設置面積5.04m2。新製品は、設置面積2.95m2。
※2.「多段デッキE1」(別売り)装着時。
※3.用紙の組み合わせによっては削減できない場合があります。
※4.「imagePRESS C10010VP」では762mmまで自動両面印刷が可能。片面印刷は1,300mmまで対応。


imagePRESS V1000製品紹介動画





提供価格・発売予定日


商品名


imagePRESS V1000


価格(税別)            発売日 
      


1,516万円              2022年6月中旬




カラープロダクションプリンターの市場動向

近年、ポスターやカタログなどのグラフィックアーツを取り扱う印刷業において、印刷物の少量多品種化や短納期化、オンデマンド印刷やバリアブル印刷への需要がますます高まっています。そのため、高い生産性や高画質、幅広い用紙への対応に加え、正確な画像位置や色安定性などプロダクションプリンターに対する市場の要求はより高まっています。カラープロダクション市場向けカラープリンターの2022年の市場規模は世界市場で約2万台の規模になると予想しています。(キヤノン調べ)


関連情報

 
 商品紹介ページ

 
 商品の詳しい情報、仕様については、下記からご確認ください。

  ▶imagePRESS V1000

  ▶オンデマンドプリンター ホームページ

 


お問い合わせ


―このニュースリリースの内容に関して、以下の窓口にて、お問い合わせを承ります。

お客さまからのお問い合わせ先

お客様相談センター


電話番号:0570-08-0053 
※受付時間:平日9時00分~17時00分(土日祝休日と年末年始弊社休業日は休ませていただきます。)
※おかけ間違いが大変多くなっております。番号を今一度ご確認の上おかけください。


第27回 オアシス2022開催

アートは笑顔を生む
芸術祭オアシスは1996年に始まり、2022年で第27回展を迎えます。


みどころ①

第27回展は「アートは笑顔を生む」をテーマに、世界各国を巡り約4,500人以上の赤ちゃんの笑顔を撮ってきた世界的なフォトグラファーで、NPO法人プロジェクトスマイリングベイビーを主宰する堀口マモル氏の写真を会場入り口に展示します。

来場いただく皆様には、まず心温まる赤ちゃんの笑顔で和んでもらい、穏やかな心で様々なアート作品(洋画、日本画、書、写真、工芸など)をじっくりご鑑賞ください。

みどころ②

これまで同様に、日本のみならずスペイン、フランス、モナコなど各国からの作品も加え、大人から子供まで楽しめる、例年好評の制作体験ワークショップも開催します。

約2年に渡って続くコロナ禍での人々の行動制限やロシアによるウクライナ侵攻など、笑顔が失われる場面も少なくありません。心を和ませるアートの存在がいかに大きなものであるかを、改めてこのイベントから発信したいと考えています。どんな時代でもアートの役割は変わらず、その進化も止まることはありません。

JAGAT機関誌『JAGAT info』の表紙を長年飾ってくれた、伊藤 紘 氏型染版画作品も出品されます。

〈伊藤紘氏の過去の記事〉https://www.jagat.or.jp/archives/86113

型染版画は、伝統的な着物の染め技法を応用したもので、型紙を彫った後、布の代わりに和紙を置き、その上から絵の具を刷り込んで染めています。

四半世紀以上続いてきたオアシス展。第27回展にどうぞご期待ください♪

<開 催 概 要>

会 期 :2022年5月14日(土)~ 16日(月)
     10:00~19:00(最終日は15:00まで)※最終入場は閉場30分前
会 場 :あべのハルカス近鉄本店・近鉄アート館
     大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-4あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階
入場料 :無料 ※ワークショップも参加無料
問合せ :オアシス実行委員会 大阪市北区梅田1-1-3-28F(株式会社 麗人社内)
     TEL: 06-6345-9950(代表)、06-6345-9952(直通)
     http://www.reijinsha.com/event/oasis.html

2022年度 東京ビジネスデザインアワード 企業からのテーマ募集開始

中小企業のデザイン導入、活用への第一歩
東京発・中小企業×デザイナーによる新ビジネス創造型のデザインコンペティション
独自の技術・素材を持つ都内中小企業からの参加応募を受け付け
募集期間:2022年4月13日(水)〜6月22日(水)


東京都内の中小製造業活性化策として東京都が主催し、公益財団法人日本デザイン振興会が企画・運営を行う東京ビジネスデザインアワードは、本年度のアワードの「テーマ」となる、都内中小企業が持つ独自の「技術」「素材」などの募集を4月13日(水)〜6月22日(水)に実施します。

2021年度「提案最終審査・最優秀賞、優秀賞発表・表彰」の様子

本年で11回目となる東京ビジネスデザインアワードは、企業から募集した「テーマ」を活用した新規用途開発やビジネス全体のデザイン提案をデザイナーから募る、企業参加型のデザイン・事業提案コンペティションです。
2012年の事業開始以来、企業テーマとしてこれまで採用された中小企業の「技術」「素材」は110件以上、デザイナーからの提案数は延べ1300件以上、マッチングから20件以上の実現化、協働事例が生まれています。

募集した「テーマ」は、デザイナー、バイヤー、弁理士など専門家で構成される審査委員会による審査を経て7〜10件程度が選定されます。
その後、「テーマ」として選定された企業の「技術」「素材」などに対してデザイナーより提案を募り、企業の「テーマ」とデザイナーの提案のマッチングを実施します。
マッチング成立後は、実現化に向けての協働がスタート、プレゼンテーション方式の最終審査を経て、最優秀賞・優秀賞を決定します。

「テーマ」に選定された企業に対しては、アワード終了後も1年間継続して審査委員と事務局が知財戦略などのアドバイスなどを提供し、事業提案の実現を通じた中小企業のものづくり、新規事業の実現をサポートしていきます。

【テーマ募集にかかる企業向け応募相談実施(オンライン)】

日時:5月16日(月)〜6月15日(水)10:00-12:00、13:00-17:00 (1件当たり15〜20分)

応募を検討される企業向けに、オンラインでの個別相談を随時実施します。ご希望の方は、事務局まで件名に「オンライン相談希望」と明記の上、企業名/業種/ご担当者・参加者氏名/電話番号/メールアドレス/希望する日時を複数記入の上、事務局までメールでお申し込みください。
応募相談申し込み:tokyo-design@jidp.or.jp


【2022年度 東京ビジネスデザインアワード・企業応募概要】

■応募資格
東京都内の中小企業または個人事業主

■賞・賞金(応募技術、素材がテーマとして選出された後、デザイナー提案とのマッチングを経て最終審査会にて決定)
最優秀賞 1件 副賞:賞金100万円(企業/デザイナー各50万円)
優秀賞  2件 副賞:賞金20万円(企業/デザイナー各10万円)
テーマ賞 各テーマにつき1点審査の結果「該当なし」となる場合があります。

■応募費用
 無料(交通費、郵送費、通信など参加にかかる実費は応募者負担)

■募集期間
 2022年4月13日(水)〜 6月22日(水)【当日消印有効】

■応募方法
 ウェブサイトより募集要項・応募用紙をダウンロードし、必要事項記入および
 必要書類を添付の上東京ビジネスデザインアワード事務局に郵送してください。

    東京ビジネスデザインアワード事務局(公益財団法人日本デザイン振興会内)
      〒107-6205 東京都港区赤坂971 ミッドタウン・タワー5階
      TEL: 03-6743-3777 ・ E-mail: tokyo-design@jidp.or. jp

■主催:東京都

■企画・運営:公益財団法人日本デザイン振興会
 東京ビジネスデザインアワード ウェブサイト https://www.tokyo-design.ne.jp/award.html

【2021年度アワード結果概要】

企業テーマ数:12件 デザイナー提案数:155件 マッチング(テーマ賞):11件


<最優秀賞>

提案名:特殊印刷加工技術を応用したプロダクトと実験ブランド開発
内容 :特殊印刷加工技術の研究・発信ブランド「印刷加工実験室」
提案者(デザイナー):歌代 悟(クリエイティブディレクター・デザイナー)
企業テーマ:広色域の印刷表現と立体的質感を表現する「印刷技術」
企業 :株式会社新晃社(北区)

 


【参加企業の声】
[応募技術(テーマ):あらゆる仕様をユーザーが選べるノート設計システム](2019年度)
[ビジネス化事例  :文具史上初のリングレス・ルーズリーフバインダー・Slide Note]

中小企業がビジネスにおいてデザインの必要性を感じたときに、デザインをサポートしてくれるパートナーを一から選定するにはその探し方をはじめ、課題の共有やデザインの検討など多くの時間と手間がかかります。本アワードでは、既に自社の強みや課題を伝え、それを踏まえた上でのデザイナーからの提案とダイレクトに出会えるため、マッチング後はすぐに課題に対しての具体的な打ち合わせに進むことができました。このスピード感が大きな魅力だと感じました。
(株式会社研恒社 代表取締役 神崎 太一郎 氏)

2020年

< ニュースラウンジ >  ※リンク先のページの一部は終了し、表示できない場合があります。ご了承ください。

2020年
11月13日 凸版印刷 京都・大徳寺でVRオンラインアート展示会を開催 凸版印刷
11月10日 福博印刷、SDGs私募債を通じて九州国際重粒子線がん治療センターへ寄付 福博印刷
10月23日 凸版印刷、和紙を使用した不燃壁紙ブランド「INSHU」を開発 凸版印刷
10月15日 「現代日本のパッケージ2020」展 開催  印刷博物館 P&Pギャラリー
10月13日 Creation Project 2020 160人のクリエイターと大垣の職人がつくるヒノキ枡 「〼〼⊿〼(益々繁盛)」 クリエイションギャラリーG8
10月6日 エプソン、インクジェットデジタル捺染機 来年2月に発売 エプソン
10月5日 凸版印刷  印刷博物館 開館20周年を機にリニューアルオープン 凸版印刷
9月30日 理想科学工業、鹿島アントラーズ・茨城新聞とコラボして教材「よみとき新聞ワークシート」を無償配信 理想科学工業
8月31日 SIAA認証の機能性抗ウイルスコート剤を開発 サカタインクス
8月21日 「JAGDA新人賞展2020 佐々木俊・田中せり・西川友美」を9月8日(火)から開催 クリエイションギャラリーG8
8月5日 壮光舎印刷、「抗菌」マスクケース制作販売開始 壮光舎印刷
7月17日 コニカミノルタジャパン、小学館の超特大写真集「東大寺」の印刷にAccurioJet KM-1が採用 コニカミノルタジャパン
7月17日 竹尾「ヴァンヌーボLT-FS」を発売 竹尾
7月16日 KOMORI、drupa2021への出展中止を発表 小森コーポレーション
7月13日 大阪城天守閣と凸版印刷 「大坂冬の陣図屏風(デジタル想定復元)」を関西初公開 凸版印刷
6月24日 友野印刷、岡山県内の印刷会社で初めて SIAA マーク取得 「抗菌印刷」をスタート 友野印刷
6月17日 マルモ印刷、マスクケース付きPP封筒を開発 マルモ印刷
6月12日 共同印刷、東山魁夷 マスターピース コレクション™ 第7弾  《 静映 特装版 》 限定800部 発売 共同印刷
6月11日 ローランド ディー.ジー.、重要な新機能を搭載したインクジェットプリンター出力用ソフトウェアの最新バージョンをリリース ローランド ディー.ジー.
4月7日 コダック、手指用消毒液「NYSクリーン」の製造支援のため 米国ニューヨーク州にイソプロピルアルコール(IPA)を提供 コダック ジャパン
3月18日 drupa – 開催延期のご案内 メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン
3月16日 竹尾「Mermaid Wave」展開催 竹尾
3月3日 コニカミノルタジャパン、新社長に大須賀健氏が就任 コニカミノルタジャパン株式会社
2月17日 クリエイションギャラリーG8「UMA / design farm展」開催 クリエイションギャラリーG8
2月12日 2019年度 東京ビジネスデザインアワード 最優秀賞・優秀賞を発表 日本デザイン振興会
2月3日 AI技術「顔識別ソリューション」を活用したオリジナルフォトブックサービスを提供開始 福博印刷株式会社
1月14日 竹尾「クリエイター100人からの年賀状」展 vol.15 開催 竹尾

大日本印刷、AKIBA観光協議会とともに「バーチャル秋葉原」をオープン

大日本印刷 AKIBA観光協議会とともに「バーチャル秋葉原」をオープン
ショップやギャラリー等でのネット販売や広告サイネージなどをバーチャル空間で展開

大日本印刷株式会社(代表取締役社長:北島義斉 以下:DNP)は、合同会社AKIBA観光協議会(代表CEO:泉 登美雄)*1とともに、リアルとバーチャルの融合による地域共創型XRまちづくりとして推進する「バーチャル秋葉原」を2022年4月1日にオープンしました。 生活者はPC用のアプリやVRゴーグル、Webブラウザを通じて、世界中のどこからでもいつでも秋葉原の魅力を楽しむことができます。バーチャル空間に、買い物ができる店舗やギャラリースペース、広告用サイネージを設け、コンテンツホルダーをはじめとする多様な企業が、リアルのみ、オンラインのみに続く“第三のチャネル”として情報発信や販促活動などに活用することが可能です。

第1弾コラボレーション企画としてバンダイナムコエンターテインメント「電音部」バーチャルイベントを公開

空間内では映像コンテンツを視聴したりコマースサイトの商品の買い物が楽しめる


【「バーチャル秋葉原」開発の背景と概要】

コロナ禍でインバウンド需要が減少する中、秋葉原ならではのコンテンツを創出して国内外に安全・安心に情報発信することや、クリエイターが活躍できる新たな場の構築、新しいコミュニケーションの創出などが課題となっています。また、DNPは2021年から、リアルとバーチャルを融合する「XR(Extended Reality)」の技術を活用し、自治体や施設管理者公認の空間を構築・運用するXRコミュニケーション事業*2を推進しています。 DNPは地域活性化を目指す“地域共創型XRまちづくり”の一環で、千代田区、千代田区観光協会、AKIBA観光協議会の協力のもと、地域の課題解決につながる空間開発や機能設計を行っています。「バーチャル秋葉原」では、地域の事業者の賛同を得ながら、メインストリートの一つ、中央通りの万世橋から神田明神下交差点までのエリアや「神田明神」をバーチャル空間に再現しました。この空間では実際の店舗をバーチャルショップとして活用できるほか、中央通りの空中にギャラリースペースを設けるなど、バーチャルならではの拡張も行っています。街の魅力のひとつである「サブカルチャー」や歴史ある「神田明神」の魅力を国内外に発信するとともに、地域・企業・クリエイター・ファンをXRでつなげることで地域経済の活性化を促し、コンテンツ市場のさらなる拡大と新たな“秋葉原ファン”の創出を図ります。

【「バーチャル秋葉原」のポイント】

1.リアルな街並みとバーチャルショップ

秋葉原の景観の特徴である商標の看板等も、地域の事業者の協力によって再現します。一部のバーチャルショップでは商品等の陳列ができるスペースを設け、ECサイトに誘導して購買につなげることも可能です。

「ケイゴイノウエ」コラボエリア

「十五少女」コラボエリア


2.アバターが集える大型モニターやギャラリーを配置

空間内には、利用者の分身であるアバターが集まり同時に映像を視聴するウォッチパーティーのモニターや、商品・作品が展示できるショップやギャラリー、広告サイネージなどを配置します。企業はコンテンツを提供し、実装するだけでバーチャル秋葉原に参画できます。

「十五少女」コラボエリア


3.アニメ・マンガの知的財産(IP)の二次創作を可能とするビジネススキームを構築

アニメやマンガのIPの取り扱いのほか、コンテンツホルダーとの新たな取り組みとして、クリエイターによる同IPの二次創作を可能とするビジネススキームを構築し、空間内で展示販売します。コンテンツはNFT(非代替性トークン)で管理し、健全な創作ビジネスの循環を実現します。

「クリエイター」コラボエリア


4.グローバルファンへの認知集客

北米を中心としたアニメファンが交流するMyAnimeList(マイアニメリスト)*3と連携し、海外アニメファンの集客を行い、世界中のアニメファンの交流の場を作ります。また海外のクリエイターとファンが集うMediBang(メディバン)*4と連携し、クリエイターによる二次創作作品の展示販売を行うなど、海外ユーザーに向けた認知拡大を行います。

【公開予定コンテンツ】

さまざまなIPとコラボレーションしたイベントやIPの二次創作プロジェクトを順次展開していく予定です。

電音部×バーチャル秋葉原 supported by ASOBISTORE(4月6日迄公開予定) ※Webブラウザ版のみの公開

バンダイナムコエンターテインメント公式エンタメコマースサイト「アソビストア」がバーチャル秋葉原に出店し、ダンスミュージックをテーマにした音楽原作キャラクタープロジェクト「電音部」の商品をバーチャル空間内のショップで販売します。また空間内のビジュアルジャック、コンテンツ視聴できるウォッチパーティーを予定しています。

昭和百年展」(4月10日より公開予定)

東京アニメセンター in DNP PLAZA SHIBUYAと名古屋PARCOで実施した新進気鋭のクリエイター21人によるアート展の作品を「バーチャル秋葉原」にて展示します。作品をモチーフにしたグッズ販売なども予定しています。

細田守監督最新作・映画「竜とそばかすの姫」BD・DVD販売記念企画(4月中旬以降公開予定)

BD・DVD販売に合わせて、作品の魅力を訴求する場面写真の展示やプロモーション動画の配信を予定。 リアルな家電量販店と連動した販売企画も予定しています。 

「神田明神」歴史紹介(4月中旬以降公開予定)

神田明神の境内を散策できるVR空間を一般公開します。神田明神や東京の歴史文化を知る史料展示などを予定しています。

期間中「電音部」が過去に配信した番組のウォッチパーティーを連日開催予定

バーチャル秋葉原と新鋭クリエイターとのコラボレーション展示とグッズ販売を予定


■「バーチャル秋葉原」の動作環境 : PC用のアプリまたはWebブラウザで利用できます。

○アプリ版 : DMMの「Connect Chat」*5で利用できます。Windows PCおよび一部VRゴーグルに対応。
○Webブラウザ版 : PCまたはスマートフォンのブラウザで利用できます。
バーチャル秋葉原公式サイト : https://www.virtual-akihabara.com/ 
アプリ版・Webブラウザ版の楽しみ方については、バーチャル秋葉原公式サイトにてご案内します。


【今後の展開】

DNPはAKIBA観光協議会と「バーチャル秋葉原」委員会の参加企業・団体や協業パートナーとの連携のもと、空間の活用プランやサービスメニューを拡張するなど、企業やクリエイター、ファンが「バーチャル秋葉原」に参加しやすい環境を整備していきます。 また「ジャンク通り(通称)」や「駅前広場」などの空間の拡張を行い、幅広く秋葉原の魅力を発信すると同時に、XR技術を通じてリアルな秋葉原との連動を強化することで、さらなる地域活性化を目指します。

 

*1 合同会社AKIBA観光協議会について → https://organization.akihabara-japan.com/
*2 XRコミュニケーション事業 について : https://www.dnp.co.jp/news/detail/10159352_1587.html
*3 MyAnimeList : https://myanimelist.net/
*4 MediBang : https://medibangpaint.com/
*5 合同会社DMM.com「Connect Chat」について → https://store.steampowered.com/app/1424930/Connect_Chat 
※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。 

ムサシ、スマホコンテンツ制作システム「キュリア」販売開始

印刷業界向けスマホコンテンツ制作システム「キュリア」を販売開始

株式会社ムサシは、ノーコードツール開発の株式会社ミリアドと連携し、同社の印刷物とデジタルの融合を実現する印刷業界向けスマホコンテンツ制作システム「キュリア」を4月1日に販売開始しました。

印刷業界では、POD(プリントオンデマンド※1)機器をはじめとしたデジタル印刷機の普及により、各印刷会社は高品質の印刷物が安定して提供できるようになったため、競合との優位性を保つには、印刷物に付加価値を付け、商品の差別化を図ることが求められています。
※1 POD…製版の過程を経ずに少数の印刷物を必要に応じて印刷すること。

特に印刷会社は顧客から印刷物に対してデジタルコンテンツとの融合や効果測定が要望されていますが、多くの印刷会社はそれに応えるために必須となるWEB系コンテンツの製作に必要なHTMLなどのWEB専門知識を社内に持っていないため、外注しているのが現状でした。
また、外注することで納期やコストに影響が発生することがこれらの対応を困難にしていました。

このたび販売するスマホコンテンツ制作システム「キュリア」はこれらの問題を解消するもので、ノーコード(※2)でWebサービスやアプリを構築できる画期的なシステムです。
※2 ノーコード…ソースコードの記述をせずにWebサービスやアプリなどのソフトウェアを開発する手法。


「キュリア」は印刷会社の持つDTP技術を活かして
①「クーポン配布」「ルーレット抽選」「スタンプラリー」などスマホコンテンツの作成・管理
②デザインQRやNFCを利用した配信ツールの作成・管理
③コンテンツ活用による印刷物の効果測定

を実現するスマホコンテンツ制作システムです。

QRコードを印刷して利用することで店舗やイベントの集客力アップにつながり、印刷物に付加価値がつくことで印刷会社の競合優位性を構築することができます。

ムサシはIT業界での常識を印刷業界に取り入れることで業界の課題解決を目指す株式会社ミリアドとの連携により、デジタルと紙を融合したコミュニケーションにさらなる付加価値を提供することを目指します。

キュリアの特長

スマホサイトやキャンペーンコンテンツ(ガチャやスクラッチなど)を『誰でも』『最短1分で』『制作上限なし』で作成できるサービスです。
配信もデザインQRコードやNFCシールなど利用者にダウンロードの手間をかけない方法で行うことができます。
2019年5月のサービス開始以降、「新規顧客の開拓の武器が欲しい」「受注単価アップの付加価値提案をしたい」といった企業からご好評をいただいています。



詳細はこちら→(株式会社ミリアド「キュリア」公式ページ

キュリアの開発元

商号   :株式会社ミリアド(英文社名:Miliad, inc.)
代表者  :代表取締役 CEO 樋口 清政
所在地  :〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス17F
設立   :2018年11月
事業内容 :ノーコードツール「キュリア」の開発、運営
URL   :https://www.miliad.co.jp

TBM、使用済みLIMEX製品やプラスチック製品の資源循環をコーディネートするサービス「MaaR」を発表

TBM、使用済み LIMEX 製品やプラスチック製品の
資源循環をコーディネートするサービス「MaaR」を発表
~マテリアルリサイクルの推進を通じて、一般消費者や従業員の環境意識向上を図る~


株式会社 TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:山﨑敦義、以下 TBM)は、石灰石を主原料とする素材「LIMEX(ライメックス)」の使用済製品や使用済プラスチック製品の資源循環をコーディネートするサービス「MaaR(マール)」を発表します。

MaaR は、一般消費者向け及び事業所向けの資源循環をコーディネートするサービスの総称であり、サーキュラー・エコノミーを実現する各種サービスを順次展開予定です。その第一弾として、オフィス等の事業所を対象とした法人向けの資源循環サービス「MaaR for buisness(マール・フォー・ビジネス)」の提供を開始します。導入企業様のオフィスで使用された LIMEX 製品やプラスチック製品を回収、導入企業様にはオフィスで活用可能な環境配慮型製品に交換できるチケットを付与する月額 10,000 円のサービスです。
これまで、オフィスから排出されるプラスチックは、分別しても大半が焼却処理されていました。本サービスを通じて回収した製品を燃やさずに再生利用を図る他、導入企業の従業員の方々が適切に資源を分けることで、資源循環に貢献するワークスタイルや従業員の環境意識を醸成することが期待できます。
TBM は本サービスを通じて、LIMEX や再生材料を 50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」の開発で得た知見を活かし、回収した資源を顧客のニーズに合わせた、環境配慮型製品へと再生する開発支援も目指しています。ただ資源を循環させるのではなく、品質の高い再生材料の提供を保証することで、再製品化した際のダウングレードを防ぎ、より付加価値の高い製品を生み出し続けることで、「資源の好循環」を実現することができます。素材や製品を製造・販売する「動脈産業」と、不要となった製品を再資源化する「静脈産業」の機能を共に担うことで、効率的なリサイクルチェーンを構築することができ、世界中で高まる環境配慮型素材へのニーズ等にスピード感をもって応えることを目指しています。
2022 年 4 月にプラスチック資源循環促進法が施行され、国内におけるプラスチックの資源循環の更なる促進が重要視される現在、TBM は、自社でプロデュースする国内最大級のマテリアルリサイクルプラント(2022 年秋頃、神奈川県横須賀市内で竣工予定)と、新サービス MaaR を通じて、使用済み LIMEX 製品を含むプラスチック使用製品のマテリアルリサイクルを促進して参ります。

MaaR for buisness のサービスサイト(お申込みもこちら): https://tb-m.com/lp/maar_for-business2203/


■ 背景

資源枯渇による生態系の破壊や、有害廃棄物の越境移動を規制する国際条約「バーゼル条約」により、資源循環の必要性が高まっています。国内では、リサイクル(「サーマルリサイクル」を除く)されているプラスチックは、約200 万トン(約 24%)と少なく、「マテリアルリサイクル」されている約 173 万トンのうち、約 136 万トン(約 78.5%)は海外に輸出されており、日本の実質的な廃プラスチックにおけるマテリアルリサイクル率は全体の約 4.5%にとどまります*1。焼却することで熱エネルギーを回収するサーマルリサイクルは、欧米の基準ではリサイクルとして認められていません。この状況を打破するために環境省は、循環型社会形成推進基本法に基づき「プラスチック資源循環戦略」を発表し、2030 年までにプラスチックの再生利用を倍増することをマイルストーンとしています。また、2022年 4 月 1 日より「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が施行されることで、モノからモノへと生まれ変わらせることで資源を循環させるマテリアルリサイクルへの転換がより一層強く求められることになります。
2021 年 8 月、TBM は創業 10 周年を機に、サステナビリティ革命の実現に向けた野心的な目標として「TBM Pledge 2030」を策定しました。2030 年までに 100 万トンの LIMEX とプラスチックを 50 ヵ国で循環させることを掲げており、まずは国内で資源循環プラットフォームを構築し、そこで得た知見を今後海外へ展開することを目指しています。

*1 2020 年 プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の現状 (一般社団法人プラスチック循環利用協会)


■ MaaR for business サービス概要

MaaR for business は、オフィス等の事業所を対象とした従業員参加型の資源循環サービスです。LIMEX を既に導入いただいている企業様より、「不要になった LIMEX 名刺を回収してもらいたい」「LIMEX を通じて、社員の SDGs教育を推進したい」という意見を多数いただき、この度、MaaR の第一弾として MaaR for business のサービス提供を開始します。本サービスに参画いただく企業様の輪が広がることでより大きな資源循環プロジェクトへと成長し、日本からはじまるグローバル規模のサーキュラー・エコノミーの実現を目指します。

<サービス内容>
1.使用済み LIMEX 製品とプラスチック製品を燃やさず、資源として循環させる
オフィスにて集めた資源となる使用済み LIMEX 製品やプラスチック製品の資源循環をコーディネートします。回収対象製品は、LIMEX 製名刺、LIMEX Sheet 製品(冊子等)、クリアファイル(LIMEX 製も含む)、ペットボトルキャップです。※回収対象品目は順次拡大予定

2. LIMEX 製品を含む環境配慮型製品と交換できる「チケット」を付与
本サービスの導入企業様には、環境配慮型製品と交換可能な「チケット」が付与されます。チケットは、オフィスでも活用できる LIMEX 製のクリアファイルやボールペン等の環境配慮型製品と交換できます。 ※製品ラインアップは順次拡大予定

3. 従業員の環境意識向上を図る環境教育資料等を提供
「資源は分ける」ということを日々の習慣にすることで、自然と従業員の環境意識を醸成することができます。 今後は、従業員向けの環境教育資料や、本サービスを利用することで達成した資源回収量や CO2 排出量等の削 減効果を確認できるダッシュボードも提供予定です。

※サービス対象地域:北海道、沖縄、離島を除く全国
※サービス価格:月額 10,000 円/事業所(税抜き)

MaaR for buisness のサービスサイト(お申込みもこちら): https://tb-m.com/lp/maar_for-business2203/


■ 株式会社 TBM

代表取締役 CEO :山﨑 敦義
本社 :東京都千代田区有楽町 1-2-2 15F
設立 :2011 年
資本金 : 234 億 2,993 万円(資本準備金含む)/ 2021 年 7 月時点
事業内容 :環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等
URL :https://tb-m.com/

・2013 年 経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択
・2014 年 国内特許を取得し、現在、日中米欧を含む 40 ヵ国以上で登録。その他 100 件以上の特許出願を実施
・2015 年 宮城県白石市に年産 6,000 トンの LIMEX を製造する第一プラントを建設
・2015 年 経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択
・2016 年 米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
・2018 年 COP24(第 24 回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
・2019 年 軽井沢で開催された「G20 イノベーション展」に出展。G20 大阪サミット 2019 の会場での運営品として LIMEX 製品が採用
・2019 年 中国・河南省、モンゴルでの LIMEX 事業化に向けた基本合意を締結
・2019 年 代表取締役 CEO の山﨑敦義が、「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2019 ジャパン」Exceptional Growth 部門「大賞」を受賞
・2020 年 使用済みプラスチック等の再生材料を 50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」を発表
・2020 年 100%再生可能エネルギーの電力を LIMEX の生産拠点に導入
・2020 年 BtoC 向けの EC 事業「ZAIMA」を開始
・2021 年 宮城県多賀城市に年間 23,000 トンの LIMEX を製造する第二プラントを建設
・2021 年 韓国財閥の SK グループと 135 億円の資本業務提携を合意
・2021 年 神奈川県横須賀市で国内最大級のリサイクルプラントのプロジェクトを始動


*本リリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。


この件に関するお問い合わせ先
株式会社 TBM ブランド&コミュニケーションセンター 酒井菜摘 /資源循環イノベーション部 大場健太郎
TEL: 03-6268-8915 Email: pr@tb-m.com

TBM、油性オフセット印刷にも対応可能な「LIMEX Sheet」を開発

油性オフセット印刷にも対応可能
石灰石を主原料とする「LIMEX Sheet」がさらに進化

~オフセット印刷方式における商業印刷のシェア拡大を目指す~


株式会社 TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役 CEO:山﨑敦義、以下 TBM)は、油性オフセット印刷に対応可能な「LIMEX Sheet(ライメックスシート)」を開発しました。LIMEX Sheet 80μm から随時製品ラインアップを拡大して参ります。  

商業印刷の多くは、インキの固着性が高い油性インキを使用し、大量印刷のできるオフセット印刷が用いられており、油性オフセット印刷に対応した LIMEX Sheet が以前より求められていました。2022 年から国内第二プラントである「多賀城工場」において 80μm の量産を開始しましたが、この度、油性インキに対応した塗工剤の改良に 成功し、油性オフセット印刷に対応可能な LIMEX Sheet が新たなラインアップに加わりました。また、すでに対応していた UV オフセット印刷についてもインキ密着性が向上したため、従来の高密着インキだけでなく通常インキも使用でき、価格を抑えた印刷が可能になりました。

LIMEX は、主要構成素材である無機物と熱可塑性樹脂を分離することなく再生利用が可能であるため、単一素材で設計された製品と同様、マテリアルリサイクルが可能です。LIMEX Sheet の印刷端材回収も既に始まっています。今後は、全国の印刷会社との協業等を通じて、オフセット印刷方式における商業印刷のシェア拡大及び LIMEX Sheet の回収・再生を強化して参ります。

LIMEX Sheet 油性オフセット印刷特設ページ: https://tb-m.com/lp/limex_sheet-offset2203/


■ 油性オフセット対応の LIMEX Sheet 80μm の特長

LIMEX Sheet 80μm は、2021 年に竣工した当社多賀城工場にて製造されています。LIMEX Sheet は紙と比較し、製造時に必要とされる水資源を約 97%削減することができ、原料に木材パルプを使用しないため、枯渇リスクのある天然資源の保全に貢献できます。さらに多賀城工場は、第一工場の白石工場と共に、実質「100%再生可能エネル ギー」で「CO2 排出係数ゼロ」の電力を使用しており、薄さ等の品質だけでなく環境負荷の低さが評価され、行政や企業の発行するカタログやガイドブック、マップ等に広く採用されています。

特徴 1  油性にも UV にも対応
オフセット印刷方式の主な市場である油性インキへの対応に加え、すでに対応していた UV オフセット印刷についてもインキ密着性が向上したため、従来の高密着インキだけでなく通常インキも使用できるようになりました。
※速乾性インキと水なし印刷用インキ推奨

特徴 2  吸油性と吸水性を両立しながら、強度も維持
当社が保有するテクノロジーセンターにて塗工剤の改良を重ねたことで、耐久性を保ちながらも、吸油性と吸水性を両立することに成功しました。これにより、印刷する際の水幅※1 が広がり、インキの乾燥時間を短縮することができます。※印刷条件により変動有

特徴 3  高平滑な表面処理と高い印刷再現性
塗工剤の改良によりグロスコート紙※2 に近い平滑性を実現することができ、インキの着肉性が向上しました。また、ドットゲイン※3 やドット濃度はコート紙と同等程度であるため、色の再現性が求められるファッション誌や製品カタログ等にもご利用いただけます。

[ご注文・お問い合わせ先]
新製品として本製品の使用を検討されている方、また環境配慮の取組みや現行品の見直しを検討されている方は、お問い合わせフォーム(https://tb-m.com/lp/limex_sheet-offset2203/#contact)よりご連絡ください。

※1 水幅とは、平版オフセット印刷において、良好な印刷物が得られるインキの供給量に対する水の供給比率の許容範囲を意味します。|※2 グロスコート紙とは、紙の表面がツヤのあるグロス系の塗料でコーティングされた塗工紙の一種です。インクの発色が良く、ツルツルした触感が特徴です。| ※3 ドットゲインとは、実際のデータより網点が太り、印刷物の色が濃く見える現象のことです。


■ LIMEX(ライメックス)とは  https://tb-m.com/limex/about

LIMEX は、炭酸カルシウム等、無機物を 50%以上含む、無機フィラー分散系の複合素材です。LIMEX は 8,000 以上の企業や自治体にて採用されており、世界 40 ヵ国以上で特許を取得、COP や G20 の国際会議で紹介される他、日本の優れた技術として、UNIDO(国際連合工業開発機関)のサステナブル技術普及プラットフォーム「STePP」 に登録されています。プラスチックや紙の代替製品を製造する際に使用する石油や水や森林資源等枯渇リスクの高い資源の保全に貢献することが可能です。また、ライフサイクルアセスメント(LCA)という科学的分析手法を用いて、製品の原材料調達から生産、流通、使用、廃棄に至るまでのライフサイクルにおける環境影響を算定し、素 材開発に活用しています。

<石灰石について>
LIMEX の主原料である石灰石は、資源輸入国である日本においても自給率 100%、地球上に非常に豊富に存在する資源です。石灰石は石油由来プラスチックと比較して、原材料調達段階の CO2排出量を約 50 分の 1 に抑えることができ、焼却時の CO2 排出量を約 58%削減できます。

<リサイクルについて>
LIMEX は、無機成分を主成分とする無機・有機複合マテリアルの JSA 規格(JSA-S1008)の対象素材であり、LIMEX の主要構成素材である無機物と熱可塑性樹脂を分離することなく再生利用が可能であるため、単一素材で設計された製品と同様、再資源化の可能性が担保されています。これまでに事業者や消費者、自治体と連携し、既存 のリサイクル設備を活用した LIMEX のマテリアルリサイクルの取り組みを数多く実施しています。

■ 株式会社 TBM

代表取締役 CEO :山﨑 敦義
本社 :東京都千代田区有楽町 1-2-2 15F
設立 :2011 年
資本金 : 234 億 2,993 万円(資本準備金含む)/ 2021 年 7 月時点
事業内容 :環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業等
URL :https://tb-m.com/

・2013 年 経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択
・2014 年 国内特許を取得し、現在、日中米欧を含む 40 ヵ国以上で登録。その他 100 件以上の特許出願を実施
・2015 年 宮城県白石市に年産 6,000 トンの LIMEX を製造する第一プラントを建設
・2015 年 経済産業省の「津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金(製造業等立地支援事業)」に採択
・2016 年 米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
・2018 年 COP24(第 24 回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
・2019 年 軽井沢で開催された「G20 イノベーション展」に出展。G20 大阪サミット 2019 の会場での運営品として LIMEX 製品が採用
・2019 年 中国・河南省、モンゴルでの LIMEX 事業化に向けた基本合意を締結
・2019 年 代表取締役 CEO の山﨑敦義が、「EY アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー 2019 ジャパン」Exceptional Growth 部門「大賞」を受賞
・2020 年 使用済みプラスチック等の再生材料を 50%以上含む素材「CirculeX(サーキュレックス)」を発表
・2020 年 100%再生可能エネルギーの電力を LIMEX の生産拠点に導入
・2020 年 BtoC 向けの EC 事業「ZAIMA」を開始
・2021 年 宮城県多賀城市に年間 23,000 トンの LIMEX を製造する第二プラントを建設
・2021 年 韓国財閥の SK グループと 135 億円の資本業務提携を合意
・2021 年 神奈川県横須賀市で国内最大級のリサイクルプラントのプロジェクトを始動


*本リリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本リリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。


この件に関するお問い合わせ先
株式会社 TBM ブランド&コミュニケーションセンター 酒井菜摘 / LIMEX 事業本部 佐々木駿
TEL: 03-6268-8915 Email: pr@tb-m.com