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京都大学と凸版印刷、アートの産業応用を目指す共同研究を開始

京都大学大学院総合生存学館特定教授・土佐尚子による日本の美をテーマとしたアートの社会実装に向けて、共同研究「凸版印刷アートイノベーション産学共同講座」を設置

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国立大学法人京都大学(京都府京都市、総長:山極壽一、以下 京都大学)と凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿秀晴、以下 凸版印刷)は、アートと最先端テクノロジーを組み合わせてイノベーティブな社会的価値創造を目指す「凸版印刷アートイノベーション産学共同講座」を、2019年5月に京都大学大学院総合生存学館に設置、3年間の共同研究を進めます。

本産学共同講座では、京都大学大学院総合生存学館特定教授・土佐尚子(以下 京都大学教授・土佐)の日本の美・文化を切り口とした「Invisible Beauty:先端技術で見える自然の美」をテーマにしたメディア・アートと、凸版印刷が持つ表現技術を組み合わせ、アートの社会実装に取り組みます。

具体的には、アナログな物理的世界の色彩や形状を、先端技術で捉えてデジタル表現するアート表現から新しい価値の創造に挑みます。またそのアート表現を用いて様々な社会実装を行い、新しい工業意匠向け商材から都市開発まで産業応用を目指します。

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17月8日に行われた講座開設についての記者会見
(左から 凸版印刷 中尾常務、同 大久保副社長、京都大学 山極総長、同 寳学館長、同 土佐教授)

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背景

京都大学教授・土佐は、アート・カルチャー・テクノロジーを兼ね備えた人財や組織がイノベーションを起こすことができるとした「アートイノベーション」の先駆者であり、アートとテクノロジーで構成される現代美術が社会イノベーションを生み出す仕組みと日本の美・文化を切り口とした研究を進めています。その中で、アートイノベーションを用いて、資本化できていない芸術文化資源を方法論により経済価値に変換すべきという考えのもと、「物理現象としての美を発見するアーティスト」「発見した美を数式化する学者」「数式化された美をコンピュータでデータ化する技術者」の3者連携が必要と提唱しています。

凸版印刷は、印刷技術で培われたカラーマネジメント技術や高精細な画像データ処理技術、形状を精確にデジタル化する計測技術といった先端表現技術を活用し、4K8K映像表現やバーチャルリアリティー(VR)、デジタルアーカイブなどのコンテンツソリューションを提供しています。また社会的価値創造企業として、既存の枠組みから脱却して新たな価値を生み出すイノベーションの創出という社会全体の要請に対しても、取り組みを強化してきました。

このたび京都大学と凸版印刷の両者は、アートと先端映像表現を切り口に社会をイノベートしていくことを目指し、両社のリソースを有効に活用できる枠組みとして、この共同講座の開設に至りました。

共同講座の概要

・名称:凸版印刷アートイノベーション産学共同講座
・設置場所:京都大学大学院総合生存学館
・参画機関:凸版印刷株式会社
・研究期間:2019年5月 ~ 2022年4月

主な研究内容

・アートコンテンツの研究ならびにアート技術の開発:
アート・カルチャー・テクノロジーの境界領域において、日本美(※1)をテーマとしたコンテンツを制作し、先端映像表現の産業応用として社会実装するための方法論確立に取り組みます。

音圧により躍動させた流体をハイスピードカメラで撮影・制作する京都大学・土佐のアート作品「Sound of Ikebana(サウンドオブ生け花)」を3Dモデリング化し工業意匠に応用。アナログの自然界から生まれたデジタルアート研究のプロジェクト化、これらのアートイノベーション研究成果の発表、成果を用いた社会貢献を目指します。

また、アートを活用した効果的な空間演出手法の体系化・構築など、新しい価値創造技術の開発を行います。

・アート思考による人財開発:
アーティストの創造プロセスを応用した新ビジネス領域開拓手法や企業ブランディング手法の構築、新しい価値創造を生み出すことを目的とした人財育成のためのアートイノベーション手法の開発を行います。

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音の振動から作られたデジタルな「Sound of Ikebana」
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2016年度文化庁文化交流使の任命を受け8カ国10都市を訪問し、ニューヨーク・タイムズスクエアの60以上のビルボードに
2017年4月の1ヶ月間、毎夜11:57から3分間日本の春の花を上映し、文化交流を行なった「Sound of Ikebana(春)」

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※1日本美について
自然界に存在する肉眼では確認できない瞬間的な物理現象が作る形状に見る、日本的美しさを表す京都大学教授・土佐の造語です。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

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■京都大学教授・土佐および研究内容について
土佐研究室では、芸術とテクノロジーをつなぐ「アートイノベーション」を研究しています。

インターネットにより地域や民族に根ざしていた文化が「フラット化」されてきた世界においても、私達は文化を脱ぎ捨てることはできません。そのなかで、いままでコンピュータで定量化できなかった感情・意識・物語・民族性といった人々に内属するものを扱い、精神に触れるアートイノベーションがより不可欠になっており、その研究によりグローバルコミュニケーションの深化を目指しています。

特に日本文化のコンピューティングに注目し、これまでコンピューティングの対象となって来なかった
(1)日本の移ろいやすい気象・ 自然風土「もののあわれ」などの無常思想や「わび、さび」などの美意識
(2)日本文化とアジア文化の関係
(3)神仏習合を根底とした文化構造
(4)和歌、俳諧や能などの日本語独特の特性
(5)日本的 意匠(紋、織、色、型)
を研究しています。

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■略歴
最新の科学技術を駆使して作品を制作するメディア・アーティスト。1985年に制作した作品「An Expression」がニューヨーク近代美術館に収蔵されている。2005年より、京都大学の教授として「メディア・アート」などの講義を受け持つ。1999年東京大学大学院工学研究科にて芸術とテクノロジー研究で博士号取得。2002?2004年 マサチューセッツ工科大学Center for Advanced Visual Studies フェローアーティストを経て、現職。

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■著書紹介

Cross-Cultural Computing: An Artist’s Journey
著者:Naoko Tosa/出版社:Springer UK

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カルチュラルコンピューティング
著者:土佐尚子/出版社:NTT出版

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TOSA RIMPA 土佐尚子作品集/出版社:淡交社

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■研究室紹介

http://tosa.gsais.kyoto-u.ac.jp/   

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■凸版印刷の先端表現技術について
凸版印刷は、長年培った印刷テクノロジーを発展させ、生活者に向けた新たな価値を創造する先端的表現技術を開発しています。

一般に「人が得る情報の八割から九割は視覚に由来する」と言われていますが、凸版印刷は独自のバーチャルリアリティー技術と表現・演出技術により、起こりうる未来をあらかじめ事前に視覚によって確認・体感出来るプラットフォームを開発し、展開しています。

今後さらにこの取り組みを、5Gによる通信環境の技術革新と連動させ、物体や空間の高精度三次元計測技術、リアルタイム・超臨場感・低遅延の遠隔操作感などを取り込み、さらなる進化を予定しています。

XR(VRやARなどの総称)技術による史跡探訪プラットフォーム「ストリートミュージアムR(※2)」を活用した遠隔歴史教育や、自然災害の猛威の可視化による「VR避難訓練システム」の研究・開発などを加速させ、社会課題解決とSociety5.0への貢献を目指していきます。

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※2ストリートミュージアムについて
凸版印刷が開発・提供する、過去だけではなく未来都市などを自由にタイムトリップできる、VR技術を活用した新しい観光体験サービスです。https://www.toppan.co.jp/solution/service/streetmuseum.html

ホリゾン・ジャパン株式会社設立のお知らせ

株式会社ホリゾン東テクノおよび株式会社ホリゾン西コンサルは、2019 年7 月21 日付で両社を統合し、「ホリゾン・ジャパン株式会社」へ、社名を変更する事となりました。これに伴い役員改正を行い、新経営陣が就任することをお知らせします。
新体制のもと社員一丸となり、さらなるお客様の満足向上を目指したご提案とサービス提供に努めて参ります。

旧社名    株式会社ホリゾン東テクノ、株式会社ホリゾン西コンサル
新社名    ホリゾン・ジャパン株式会社
変更日    2019 年7 月21 日
所在地    〒101-0031 東京都千代田区東神田2-4-5 東神田堀商ビル5 階
 55555555555555555TEL 03-3863-5361 FAX 03-3863-5360
新体制

代表取締役会長 堀 英二郎
代表取締役社長 宮﨑 進
取締役東京支社長 藤原 和明
取締役京都支社長 西林 宏泰
営業本部長 青山 秀行
監査役 洲崎 篤史

以上

キヤノンMJ、「47都道府県の鉄道フォトコンテスト2019」を開催

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘)は、《写真をもっと楽しむための》会員サイト「CANON iMAGE GATEWAY」において、「47都道府県の鉄道フォトコンテスト2019」を開催します。
2019年7月1日から作品を募り、すぐれた作品に賞を贈ります。審査員は鉄道写真家の長根広和氏。入選作品はWebサイトのギャラリーで公開し、作品集としてフォトブックを作成します。

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47都道府県の鉄道フォトコンテスト

全国47都道府県各地で撮影された鉄道(モノレール含む)写真を募集します。
その地域しか走っていないローカル線や特別列車、いつも目にする通勤電車や路面電車など、「乗ってみたい!撮りに行きたい」と思ってしまう、鉄道の魅力が感じられる写真(ルールを守り、安全な位置から他人に迷惑をかけずに撮影された写真)を受け付けます。
本フォトコンテストは、株式会社交通新聞社「鉄道ダイヤ情報」誌とコラボレーション企画で実施します。また、優秀作品は「47都道府県の鉄道作品集」に応募作品を掲載します。作品集はキヤノンのフォトブックサービスPHOTOPRESSOで印刷します。

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◎募集期間:2019年7月1日(月)~10月1日(月)午前10時
◎結果発表:2019年11月下旬(予定)
◎応募対象者:どなたでも可
CANON iMAGE GATEWAYへ無料会員登録された応募者の方は参加賞を獲得でき、抽選賞当選時、入賞時の賞品をお送りします。)
◎募集作品について
全国47都道府県各地の鉄道(モノレール含む)の魅力を伝える写真作品を募集します。
(デジタルデータであればスマートフォンでも、撮影機材は問いません)
◎応募方法:コンテストWebページより受け付けます。
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―  本フォトコンテストのポイント -

①写真の応募
■抽選特別賞:1名様(ご応募された方)
ミラーレスカメラ EOS Kiss Mレンズキット(白)
■参加賞(応募いただいた皆様にもれなく)
5,000円の割引クーポン*を期間中1回プレゼント
*キヤノンオンラインショップでの5万円以上のお買い物時にご利用いただけます。

②入選(全98作品)
■審査員特別賞 1作品・・鉄道ダイヤ情報の誌面に掲載予定
優秀鉄道作品集(フォトブック)
審査員長根広和先生の鉄道作品
キヤノンキャンバストート2種(AE-1・EOS R)
鉄道ダイヤ情報1年分(12冊)
■鉄道ダイヤ情報特別賞 毎月1作品(計3作品) 鉄道ダイヤ情報の誌面に掲載予定
鉄道ダイヤ情報1年分(12冊)
■優秀作品賞 各都道府県2作品(計94作品)
優秀鉄道作品集+フォトブック無料制作クーポン

※各賞品のお受取りにはCANON iMAGE GATEWAY会員登録(無料)が必要です。

●審査員
鉄道写真家 長根広和氏

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詳細は、47都道府県の鉄道フォトコンテストページをご覧ください。
https://pct.canon.jp/cig/47railway2019/informations/top

凸版印刷 国立西洋美術館とモネ 幻の大作 ≪睡蓮、柳の反映≫の欠損箇所をデジタルで推定復元し初公開

凸版印刷株式会社(代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)と国立美術館 国立西洋美術館(館長:馬渕明子、以下 国立西洋美術館)は、クロード・モネ≪睡蓮、柳の反映≫の欠損箇所の推定復元を実施。このたび完成した。

この復元画像は2019年6月11日(火)から国立西洋美術館で開催する企画展「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」に合わせて現在公開中。

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画布の上半分が欠損した発見時のクロード・モネ ≪睡蓮、柳の反映≫(国立西洋美術館所蔵)

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約60年ぶりに発見された≪睡蓮、柳の反映≫は、画布の半分近くが欠損しており、作品の全体像が確認できるのは欠損前に撮影された白黒写真のみだった。
今回、国立西洋美術館による修復や自然科学的調査や国内外の美術館でのモネの作品調査および、筑波大学の協力によって開発したAI技術による色彩推定結果を踏まえ、≪睡蓮、柳の反映≫の欠損部分をデジタル推定復元に成功した。

凸版印刷は、国内外の貴重な文化財を後世に継承するために実物のデジタルアーカイブや消失文化財のデジタル再現に取り組んでおり、この分野で多くの実績をあげている。

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クロード・モネ≪睡蓮、柳の反映≫の推定復元について

復元に当たり、北九州市立美術館や地中美術館、マルモッタン・モネ美術館などが収蔵している、描いた時期やモチーフが近い作品を中心にモネの作品の調査を実施。
≪睡蓮、柳の反映≫の復元は、同作品残存部分と白黒写真を主たる手がかりとして実施した。
国立西洋美術館が実施した残存部分の科学調査により、本作品に使用されている絵具を特定。同様の絵具を用いて原寸大に画き、同時期の他の作品と比較することで、モネが描く際の手順や特徴などを探っていった。
また、白黒写真については、フランス文部省・建築文化財メディアテークの協力を得て、その撮影原版にあたるガラス乾板から高精細にスキャンされたデータを入手。高精細スキャンデータと作品の現存部分を比較し、当時の撮影環境なども推定することで、白黒写真から得られる色彩情報の精度を高めた。
今回、色彩を推定する手がかりとしてAI技術を活用。モネの作品画像を筑波大学の協力により、モネの様々な作品からその彩色パターンをAIに学習させ、≪睡蓮、柳の反映≫の一部色彩情報と合わせて全体の色彩を推定する仕組みを実現。人による推定を、AI技術による推定によって検証し、客観性を高めた。

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企画展「国立西洋美術館開館60周年記念 松方コレクション展」

会期: 2019年6月11日(火)~ 9月23日(月・祝)
会場:国立西洋美術館
松方コレクション展公式ホームページ
お問合せ:03-5777-8600(ハローダイヤル)

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1~ 松方コレクションとクロード・モネ≪睡蓮、柳の反映≫について ~

松方コレクションは、神戸の川崎造船所(現・川崎重工業株式会社)の初代社長などを務めた松方幸次郎氏が、1910年から1920年代にヨーロッパ各地で蒐集(しゅうしゅう)した美術品のコレクションである。コレクションの一部は戦後、日本へ「松方コレクション」として寄贈返還、これを保管展示するための美術館として1959年に国立西洋美術館が設立された。 ≪睡蓮、柳の反映≫は、1921年に松方氏がモネから直接譲り受けた、代表的な連作「睡蓮」の中の1点である。横4.25メートルの大作で長い間所在不明だったが、2016年に画布の上半分が失われた状態で発見された。パリ・オランジュリー美術館の「睡蓮」の大装飾画を構想する過程で描かれたとされ、画家の制作プロセスを考えるうえでも、意義のある“幻の大作”である。 

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東京ミッドタウン・デザインハブ「日本のグラフィックデザイン2019」 開催

アジア最大級のデザイン団体、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の
年鑑『Graphic Design in Japan 2019』掲載作品の中から約300点を実物と映像で展示します。

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東京ミッドタウン・デザインハブ(構成機関:公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会、武蔵野美術大学デザイン・ラウンジ)では、第80回企画展となる「日本のグラフィックデザイン2019」を開催いたします。
会員約3,000名を擁するアジア最大級のデザイン団体、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が、1981年より発行を続ける年鑑『Graphic Design in Japan』。2019年版の発行を記念して、掲載作品の中から約300点を実物と映像で展示します。身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインに至るまで、世界でも評価の高い日本のグラフィックデザインの現在をぜひご覧ください。

年鑑2019版ビジュアルイメージ(デザイン:大原大次郎)

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企画概要

名称:東京ミッドタウン・デザインハブ第80回企画展
   「日本のグラフィックデザイン2019」
会期:2019年6月20日(木)~ 8月7日(水)11:00~19:00 会期中無休・入場無料
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
主催:東京ミッドタウン・デザインハブ https://designhub.jp/
企画・運営:公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA) https://www.jagda.or.jp/

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関連イベント

会期中、グラフィックデザイナー・アートディレクター等によるトークイベントを開催します。詳細が決定次第、デザインハブ公式サイト(https://designhub.jp/)よりご案内します。

お問い合わせ先:公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
電話:03-5770-7509 E-mail:hub@jagda.or.jp

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 年鑑『Graphic Design in Japan 2019』について

厳正な選考を通過した約600作品(1,500図版)を掲載。世界でも評価の高い日本のグラフィックデザインの現在を伝えつつデータベース性も持たせた、実用性の高いデザイン年鑑です。
編集・制作:JAGDA年鑑委員会
編集長:柿木原政広
ブックデザイン:大原大次郎
発行:公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)
発売:株式会社六耀社 /2019年6月25日/価格:15,000円(税抜)

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主な展示作品(今年の受賞作品より)

<第21回亀倉雄策賞>  www.jagda.or.jp/awards/kamekura/21/


色部義昭 地下鉄のCI計画「Osaka Metro」(cl:大阪市高速電気軌道)

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<JAGDA賞2019>  https://www.jagda.or.jp/awards/category/2019/

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美術館のコレクション展出品作品
「LIFE」
(d:永井一正 org:富山県美術館)

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 洋菓子店のパッケージ
「Tartine」
(ad+d+i:渡邉良重 cl:プレジィール)
画家の日記のブックデザイン
「クレーの日記」
(ad:葛西 薫 cl:みすず書房)
 

 

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美術館の企画展の告知ツール・商品
「ゆらぎ ブリジット・ライリーの絵画」
(ad+d:菊地敦己 cl:DIC川村記念美術館)

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インターネット企業のプロモーションサイト
「History of The Internet」
(ad+cd:川腰和徳 cl:ヤフー)


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 新聞社の企画新聞広告
「SINCE 1995」
(ad+d:小野恵央 cd:川腰和徳 cl:神戸新聞社)

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個展の空間構成
「佐藤卓展 MASS」
(ad:佐藤 卓 org:巷房)

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 <JAGDA新人賞2019>  www.jagda.or.jp/awards/newdesigner/2019/

 
左から
岡崎智弘 個展のポスター「イメージの観測所」(org: 日本デザインコミッティー)
赤沼夏希 講演イベントのポスター「カタリストライブ」(cl: 博報堂)
小林一毅 予備校のポスター「道標」(cl: 東京武蔵野美術学院)

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SCREEN GA、「Truepress Jet L350UV+」向けブルーインクを開発

SCREENグラフィックソリューションズはこのほど、ラベル用デジタル印刷機のハイエンドモデル「Truepress Jet L350UV+」に新たに搭載するブルーインクを開発。2019年6月から全世界に向けて販売を開始する。

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近年、企業や製品におけるブランドイメージへの意識の高まりから、商品ラベルやパッケージの高品質化への要求が高まっている。そうした中、コーポレートカラーやパッケージなどに使用されることが多い青系色において、より高い表現力を実現するデジタルラベル印刷機が求められてきた。

同社はこうした動向を背景に、業界最高クラスの毎分60mの印刷スピードや高い基材対応力、優れた操作性などを備えたラベル用UVインクジェット印刷機のハイエンドモデル「Truepress Jet L350UV+」に、新たに搭載するブルーインク「Truepress ink for L350UV Blue」を開発。

独自のノウハウにより、青系色の色域を最大限まで拡大することに成功。従来のC、M、Y、K、 Whiteに加えてブルーインクに対応することで、プロセスカラーだけでは色再現が困難であった青系色のコーポレートカラーを忠実に再現できる他、コスメ、ボディーケア、トイレタリー用品などのパッケージに多く使用される青系色を多彩に表現できるため、商品イメージの向上や他社製品との差別化が可能となる。

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● 本件についてのお問い合わせ先
株式会社SCREENグラフィックソリューションズ
企画推進部
URL www.screen.co.jp/ga/
Tel 075-414-7610 Fax 075-417-2705

凸版印刷、図書印刷を完全子会社化へ

凸版印刷株式会社は、図書印刷株式会社を完全子会社とする株式交換を行う契約を締結した。凸版印刷は2007年に図書印刷を連結子会社とし、現在は51%の株式を持つ。本株式交換の効力発生日は2019年8月1日を予定しており、図書印刷の普通株式は、2019年7月30日付で上場廃止(最終売買日は2019年7月29日)となる。

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今回の完全子会社化を受け、販売面においては、両社の販売体制を維持することを前提として、図書印刷は、顧客のデジタル化支援能力を始めとする凸版印刷が有するサービスやソリューションを活用し、図書印刷の顧客が持つ課題の解決を支援することで顧客との更なる信頼関係を醸成し、事業領域の拡大を図っていく。製造面においては、図書印刷の生産管理機能等の製造間接部門を凸版印刷に統合し、トッパングループが有する全国の工場の充足状況に鑑みた適地生産の実現によって製造体制の効率化を図っていく。
また、市場規模に合わせた両社生産設備の最適配置の推進及び重複投資の回避により、トッパングループとしてのリソース配分の最適化を実現していく。

凸版印刷と図書印刷がこれまで培ってきた顧客基盤、事業基盤、財務基盤等の経営資源を相互に活用し、高付加価値化や効率化を図っていくことが可能となり、両社がそれぞれ有する経営資源を最大限活用していくことができるとしている。

竹尾 見本帖本店2Fで「装丁万華鏡」開催

日本図書設計家協会の装丁家・装画家が手掛けた書籍を、デザインの発想、素材、モチーフ等のカテゴリー別に編集し展示。
約200冊のカバーデザインを新たな視点で俯瞰することで装丁の真価を探ります。
装丁と紙でふりかえる平成の年表とあわせ、ぜひご覧ください。
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「装丁万華鏡」

2019年5月16日|木|− 6月7日|金|
10:00–19:00
※土日祝/休
※5月23日|木|は13:00まで アクセス

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共催
一般社団法人日本図書設計家協会、株式会社竹尾

協力
株式会社ショウエイ、株式会社村田金箔

設楽印刷機材 シタラフェア2019」が5月17日と18日に開催

今年も 設楽印刷機材による「シタラフェア2019」が〝Shift;《変遷》時代の流れを感じて〟をテーマに5月17日と18日、群馬県高崎市問屋街センターのビエント高崎・ビッグキューブで開催される。

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デジタル印刷、オフセット印刷、ポストプレス、紙工機械・加工機器、フレキソ、シール・ラベル、環境メーカー・ベンダーら122社が出展して最新の印刷ビジネス関連システムを提案するほか、コラボレーションエリアには印刷会社18社も出展するなど、過去最大規模の140社規模で行われる。

会場では、印刷業界をはじめ、幅広いフィールドを躍進していくための様々な方法、最新情報やアイデア、情報処理などのデジタル関連、特殊印刷・加工などの斬新な技術、印刷業界の枠を拡げるニュービジネス、人材確保・育成の纏わる事例に至るまで、幅広く提案される予定だ。

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【「シタラフェア2019」開催概要 】

会期:17日(金)、18日(土)10時~18時

会場:ビエント高崎ビッグキューブ
(群馬県高崎市問屋町2-7) アクセス

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「シタラフェア2019」パンフレットはこちら

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【お問い合わせ先】
設楽印刷機材株式会社・本社
TEL 027-261-7000

凸版印刷、音声翻訳サービス「VoiceBizR(ボイスビズ)」で自治体や学校での多言語コミュニケーションを支援

凸版印刷株式会社は、急増する訪日外国人や外国人就労者などとの多言語コミュニケーションを支援するソリューションとして、音声翻訳サービス「VoiceBizR(ボイスビズ)」を2018年6月から提供してきたが、2019年4月から、8つの自治体・学校に採用され、順次導入されている。

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     ・自治体向けの定型文画面           ・学校向けの定型文画面治体向けの定型文画面      ・学校向けの定型文画面1

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導入の背景

出入国管理及び難民認定法(入管法)が改正、今年4月より施行され外国人労働者の受け入れ拡大に伴い、在留外国人の更なる増加が見込まれている今、自治体窓口では様々な言語に対応するスキルやシステムが不足している。また学校現場においては、保護者との面談や生徒とのコミュニケーションにおける言葉の壁が大きな問題になっている。
「VoiceBizR」は、このような多言語コミュニケーションにおける課題を解決。専門用語も正しく翻訳することが可能。また学校向けには、学校生活で使える固有名詞、定型文を登録。家庭訪問や三者面談など、様々なシーンでのコミュニケーションに活用できる。

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サービス概要

「VoiceBiz」は、急増する訪日外国人や外国人就労者などとの多言語コミュニケーションを支援する音声翻訳サービス。スマートフォンやタブレット用の専用アプリに音声やテキストを入力すると、30ヵ国語の中から選択した言語に自動で翻訳し、音声やテキストを出力する。翻訳エンジン(日本語と英語の間)は、NICTが開発を進めている深層学習を用いたニューラル機械翻訳(NMT)技術を採用。翻訳精度の向上に向けて、今後は他の言語もNMT対応を進めていく。

また、少人数からサービスの利用を可能にするため、IDとパスワードによる認証と台数管理機能を実施。窓口での接客など、タブレットでも使用しやすい横向きのランドスケープモードや、翻訳された文字を大中小の3段階で表示する機能などで、ユーザビリティを高めている。あらかじめ翻訳した観光名所、商品名、施設名などの固有名詞や、利用頻度の高い定型文は、翻訳サーバに登録することで、より使いやすいサービスにカスタマイズすることが可能。さらに、個人情報保護など、よりセキュアな環境でのサービス利用も実現している。

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翻訳可能な言語

・音声翻訳で選択できる言語:11言語
 日本語と、英語/中国語(普通話)/韓国語/インドネシア語/タイ語/ベトナム語/ミャンマー語/ポルトガル語(ブラジル) /フランス語/スペイン語  ※スペイン語、フランス語は音声入力のみ
・テキスト翻訳で選択できる言語:30言語
 日本語と、英語/中国語(簡体字)/韓国語/台湾華語(繁体字)/アラビア語/イタリア語/インドネシア語/オランダ語/スペイン語/タイ語/デンマーク語/ドイツ語/ヒンディ語/フィリピン語/フランス語/ベトナム語/ポルトガル語/ポルトガル語(ブラジル)/マレー語/ロシア語/ミャンマー語/ウルドゥ語/クメール語/シンハラ語/トルコ語/ネパール語/ハンガリー語/モンゴル語/ラーオ語 ※OS/端末によってキーボードの設定やキーボードアプリのインストールが必要な言語があります

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利用方法

専用アプリをストアからダウンロードし、IDとパスワードの入力で認証を行えばサービスの利用が可能。

今回、導入した自治体・学校

<自治体>
・大阪府大阪市役所  政令指定都市の中で外国人住民の人口・比率共に全国最多 
・神奈川県綾瀬市役所  自動車関連の企業が多く集まっており、外国人比率は県内で3番目 
・群馬県大泉町役場  外国人住民の比率は18%超、中でも日系ブラジル人の比率が高い 
・山梨県甲府市役所  ICTを活用した市民サービスとして「外国人相談窓口」で活用
・岐阜県岐阜市役所  企業の工場等が多く、ベトナム人の技能実習生などが増加傾向 
・静岡県袋井市役所  在住外国人や訪日外国人客が増加、ラグビー・ワールドカップも開催

<学校>
・大阪府大阪市立南小学校  生徒の約半数は外国人児童、生活指導や保護者面談等で活用
・神奈川県綾瀬市教育委員会  市内の小学校・中学校の国際教室などで利用

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○詳細、お問合わせ先 多言語音声翻訳サービス VoiceBiz(ボイスビズ)