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「2017年度グッドデザイン賞」応募受付を4月5日より開始

公益財団法人日本デザイン振興会(会長:川上元美)は、主催事業である2017年度グッドデザイン賞の応募受付を 4月5日(水)から開始しました。今年度、還暦となるグッドデザイン賞は、産業を発展させ暮らしの質を高めるデザインを、 身の回りのさまざまな分野から見出し、社会に広めることを目的とする、日本を代表するデザイン賞です。これまでに時代を切り拓き、社会をかたちづくるデザインの数々を生み出してきました。
 

 

2017年度グッドデザイン賞の特徴◆                                       
 昨年に引き続き審査委員長に永井一史氏(クリエイティブディレクター/HAKUHODO DESIGN代表取締役社長)を、 審査副委員長に柴田文江氏(プロダクトデザイナー/デザインスタジオエス代表)を迎え、国内外の第一線で 活躍している約80名による審査委員会を設置し、審査にあたります。 今年度は「フォーカス・イシュー」を一層充実させるとともに、その成果を積極的に発信していきます。
  
◆3年目を迎える 「フォーカス・イシュー」◆
 日本が世界に先がけて向き合う顕著な社会課題や、これから人々のより大きな関心事となって社会を動かすことが 予想されるテーマを「フォーカス・イシュー」として以下に定め、いかにデザインの力ではたらきかけることができるか、 デザインとしてどのような貢献ができるのか、それぞれのフォーカス・イシューを通じて読み解き、 デザインから社会に向けた提言として発信していきます。
  1. 共生社会の構築 2. 社会基盤の進化 3. ローカリティの育成 4. 安心の創出 5. 学びの充実
  6. 働き方の改革 7. 生活価値の発見 8. 先端技術の展開
 
 2015年度に開始以来3年目を迎え、今年は以下のプロセスを経て社会への発信を強化していきます。
  ・フォーカス・イシュー・ディレクターが、審査を通じた読み解きと発見を行う。
  ・受賞者や他のディレクターなどとのディスカッション、ヒアリングなどを重ねる。
  ・課題に対するデザインの可能性や役割を、ウェブ上など提言として発信する。
   
◆賞の種類と受賞プロモーション◆
 グッドデザイン賞は、「グッドデザイン賞」および「グッドデザイン大賞」 「グッドデザイン金賞」「グッドデザイン特別賞」で構成されます。グッドデザイン賞受賞対象のうち、 特筆して優れた100件は「グッドデザイン・ベスト100」として選出されます。 その後、グッドデザイン・ベスト100より「グッドデザイン金賞」「グッドデザイン特別賞」 「グッドデザイン大賞候補」が選出され、「グッドデザイン大賞」はグッドデザイン大賞候補の中から決定されます。 受賞デザインは11月1日(水)から、東京ミッドタウンを中心に開催する受賞展「グッドデザインエキシビション2017」で 全件紹介をされます。また、国内外で開催する展示会や見本市、販売イベントなどでも紹介が随時行われます。 さらに、受賞のシンボルである「Gマーク」を使ったPRを行うことができるため、幅広い層に向けた訴求効果が期待できます。

 

グッドデザイン賞への応募について
  ・応募対象: 2018年3月31日迄にユーザーが購入または利用でき、2017年10月4日の受賞発表日に公表できる、商品・建築・アプリケーション・ソフトウェア・プロジェクト・サービス・システム等ものごと全般。
 ・応募資格:応募対象の事業主体者、およびデザイン事業者。
   なお、岩手・宮城・福島の各県に事業本拠地を置く応募者については応募費用を免除。
 ・応募方法:グッドデザイン賞Webサイトの応募専用ページで必要事項を登録(5月31日(水)登録締切)。
 ・応募に必要な手続きや費用などの詳しい情報、応募のための情報登録は、
  グッドデザイン賞のウェブサイトをご覧ください。  ⇒ http://www.g-mark.org/
   
おもなスケジュール◆
 ・応募受付期間:4月5日(水)~ 5月31日(水)
 ・受賞発表:10月4日(水)[グッドデザイン賞、ベスト100、大賞候補]
 ・グッドデザイン大賞候補一般投票受付期間:10月5日(木)~10月28日(土)
 ・グッドデザイン大賞・金賞・特別賞発表:11月1日(水)
 ・受賞展「グッドデザインエキシビション2017」:11月1日(水)~ 11月5日(日)

   
開催概要◆
・主催:公益財団法人日本デザイン振興会
・後援:経済産業省/中小企業庁/東京都/日本商工会議所/日本貿易振興機構(JETRO)/
 国際機関日本アセアンセンター/日本経済新聞社/読売新聞社(一部に後援予定を含む)

 
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 グッドデザイン・ロングライフデザイン賞への推薦受付も、4月5日より開始
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 長年にわたり人々から支持されているデザインを発見し、「私たちの生活を築き、これからもその役割を担い続けて 欲しいデザイン」を選ぶ「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」への推薦受付を、4月5日(水)から開始します。 今年度は、グッドデザイン賞の審査視点に加えて、革新性/信頼性/普遍性/先導性の審査の視点を設定し、総合的に判断します。また、審査の一環として、この夏には審査対象をグッドデザイン丸の内にて一般公開し、ユーザーからの推薦コメントを受け付けます。
 
・推薦対象: 広く使用者や生活者から支持を得ている商品やサービスで、審査がおこなわれる時点で10年以上継続的に提供され、またそれ以降も継続して提供されると想定できるもの。
 ・推薦資格: 商品・サービスのユーザー、デザイナー、提供企業など  
 ・推薦方法: グッドデザイン賞ウェブサイトの推薦フォームから登録
 ・推薦受付期間:4月5日(水)から6月7日(水)まで
 ・審査対象の一般公開期間:8月3日(木)~ 9月3日(日) 会場:GOOD DESIGN Marunouchi
 ・受賞発表:10月4日(水)
 
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 ASEAN各国のデザインを応援する、「アセアンデザインセレクション」
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国際機関日本アセアンセンターの展開する「クリエーティブインダストリー事業」に協力し、2年間にわたり「グッドデザイン・アセアンデザインセレクション」を展開します。アセアン各国のデザイナーや小規模企業の生みだす優れたものやサービスをグッドデザイン賞に選び、日本アセアンセンターとともに、グローバルに紹介していく活動を実施していきます。今年の対象国は、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム、フィリピンの5カ国で、5月から各地にグッドデザイン賞審査委員など専門家を派遣し、活動を開始します。

 

 ◆お問い合わせ◆
 公益財団法人日本デザイン振興会 グッドデザイン賞事務局
 Tel:03-6743-3777   E-mail:info@g-mark.org

凸版印刷、電子チラシサービス「Shufoo!」を活用した東京ガスのアプリ開発

凸版印刷(株)(金子眞吾社長)は、東京ガス(株)のWEB会員サービス「myTOKYOGAS」の会員向けアプリ「myTOKYOGASアプリ」を開発した。

 

  2016年4月の電力小売自由化に続き、2017年4月にはガス小売自由化も開始になることで、2017年は昨年にも増して、公共インフラ市場における競合他社との競争激化が予想される。そのため公共インフラ企業は、既存契約者の離脱防止や新規契約者の開拓〜獲得を目的とした、さらなる契約者との関係強化や利用価値・利便性の高いサービス提供を必要としている。
  今回このような公共インフラの市場背景のもと、凸版印刷東京ガスに対して、凸版印刷の運営する国内最大級の電子チラシサービス「Shufoo!シュフー)」(※1)の情報配信システムとコンテンツを活用して、東京ガスのWEB会員サービス「myTOKYOGAS」(※2)の会員向けアプリmyTOKYOGASアプリを開発、利便性の高いコミュニケーションツールとして2017年3月22日より提供を開始した。

 

■サービススキームtoppan20170323

 

※1) 「Shufoo!」について

 凸版印刷が2001年8月より運営を開始し、20-40代の女性を中心に利用されている国内最大級の電子チラシサービス。大手流通各社、地域主力スーパーなど約3,500法人、約104,000店舗が参加。PV数は月間2.8億PV、ユニークユーザー数は月間840万(2017年2月現在)となっています。チラシの閲覧回数や閲覧部分のデータを収集・分析するマーケティング機能も備えています。また、生活者は、PCに加え、携帯電話やデジタルテレビ、拡大するスマートフォンやタブレット端末など様々なデバイスから日本全国の電子チラシを閲覧することができる。

※2)「myTOKYOGAS」について

 東京ガスが運営する登録無料の会員サービス。東京ガスのガスまたは電気の契約者が対象。毎月のガス・電気の使用量や料金を確認できるほか、東京ガスの各種サービスの利用等でためられる「パッチョポイント」や、省エネにつながる便利なサービス、生活に役立つ情報配信サービスを利用できる。

 

見本帖本店2F展示(4/7-6/23)「日本タイポグラフィ年鑑2017作品展/  第63回ニューヨークタイプディレクターズクラブ展」

日本タイポグラフィ協会とニューヨークタイプディレクターズクラブ(N.Y. TDC)の提携により、当年度の優秀作品を紹介する展示会を開催いたします。

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日本タイポグラフィ年鑑2017 作品展では、日本タイポグラフィ協会が国内外より作品を募集した中から当年度のグランプリやベストワークを含む上位高得点作品を展示。
第63 回ニューヨークタイプディレクターズクラブ展(N.Y. TDC 展)では、世界各国からの応募作品より選出された優秀作品が一堂に会します。
グラフィック作品が持つパワーやディテール、パッケージ作品などの重みや質感、エディトリアル・デザインにおける装丁や文字組みの絶妙さなど、 作品写真では伝わってこない生のボリュームを、ぜひご実感ください。 

展示会名

  日本タイポグラフィ年鑑2017作品展 / 第63回ニューヨークタイプディレクターズクラブ展

会期

 ・日本タイポグラフィ年鑑2017作品展
    2017年4月7日(金)―5月19日(金) 10:00-19:00

 ・第63回ニューヨークタイプディレクターズクラブ展
    2017年5月23日(火)―6月23日(金) 10:00-19:00

   土日祝/休 
   ※4月7日(木)と6月23日(金)は17:00まで
   ※5月12日(金)は13:00まで
   ※5月22日(月)は展示替えのためクローズ

料金 : 無料

展示会ウェブページ

   https://www.takeo.co.jp/exhibition/mihoncho/detail/20170407.html

 主催  / 後援

   NPO法人日本タイポグラフィ協会、ニューヨークタイプディレクターズクラブ  / 株式会社竹尾

会場

   株式会社竹尾 見本帖本店2F   アクセス
   〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3
    tel. 03-3292-3669

関連イベント(予約制)

   スペシャルトーク   「日本タイポグラフィ年鑑2017 グランプリ」
  出演:石川竜太(グラフィックデザイナー、年鑑2017 グランプリ受賞者)
             工藤強勝(グラフィックデザイナー、年鑑2017 審査委員長)
       [司会] 八十島博明(グラフィックデザイナー、年鑑2017 編集長)
  日時:2017 年5 月12 日(金) 18:00–19:30
  会場:見本帖本店2F
   ※参加ご希望の方は、4 月20 日(木)までに展示会ウェブページよりお申し込みください。
     なお定員を超えた場合は抽選となります。

 

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第358回企画展「TDC2017」(TOKYO TYPE DIRECTORS CLUB 2017)

 「東京TDC賞 2017」の成果を披露する「TDC 2017」が4月5日からギンザ・グラフィック・ギャラリーにて開催いたします。30th Anniversaryを迎えるTDCの「目」。世界34カ国、3,006応募作品からのセレクションをご覧ください。

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文字を軸にしたグラフィックデザイン秀作150点。
人間に身近な文字は、その超先端デザインも身近で楽しい。
東京タイプディレクターズクラブが主催する国際アニュアルコンペティション「東京TDC賞2017」の成果をご覧いただく本展では、グランプリをはじめ受賞10作品やノミネート作品など、タイポグラフィを軸にしたグラフィックデザインの優秀作品150点あまりを展覧いたします。受賞者には、TDC 賞の作品のセレクションに共感する世界のデザイナーの強者が肩を並べ、TDCの設立30周年を祝うような豪華なラインナップとなりました。

 

◆展覧会◆
 会期 : 2017年4月5日(水)~4月28日(金)
 会場 :ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg) アクセス
       東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル/tel.03-3571-5206
 時間 : 11:00am-7:00pm 日曜・祝日休館
 入場 : 無料

◆授賞式・オープニング◆
 日時 : 2017年4月7日(金) 5:00-7:00pm
 会場 : ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg) アクセス 

 ◆デザインフォーラム「TDC DAY 2017」
 受賞者のプレゼンテーションと対話。TDC設立30周年バージョン。
 日時 : 2017年4月8日(土)12:30~ 18:30(予定)
 会場 : DNP五反田ビル1Fホール (事前申込・参加料振込制/全席自由席) アクセス
           東京都品川区西五反田3-5-20 DNP五反田ビル
 参加料 : 2,500円 (英語→日本語の同時通訳サービス)
 主催 : 東京タイプディレクターズクラブ
 共催 : 公益財団法人DNP文化振興財団
 お申込・お問合せ : 東京TDC事務局 info@tdctokyo.org

 

               <グランプリ受賞作品>
                 – Jonathan Barnbrook(イギリス)
               「David Bowie Blackstar Cover Design」 LP・CD

<TDC賞 2017 受賞作品> グランプリ – Jonathan Barnbrook(イギリス) 「David Bowie Blackstar Cover Design」 LP・CD

 

 

・ここでの展示作品はデザイン年鑑「Tokyo TDC, Vol.28」として、DNPアートコミュニケーションズより秋に出版されます。
・同展は京都dddギャラリーへ巡回します。2017年7月4日(火)〜8月22日(火)

展示のお知らせ「弥生三月雛の月 〜過去にあそび 未来をひろげる〜」(3/10~4/9)

光村印刷株式会社は本社1階の展示スペース“光村グラフィック・ギャラリー(MGG)”にて企画展「弥生三月雛の月 〜過去にあそび 未来をひろげる〜」二木屋のお雛様と佐々木一澄の郷土玩具を開催いたします。

 雛祭り

本展は雛人形、郷土玩具研究家の小林玖仁男氏が所蔵する江戸時代以降の貴重なお雛様の名品と、郷土玩具の魅力を発信し続けるイラストレーター佐々木一澄氏による全国各地の郷土玩具とそのイラストレーション、コラムの展示です。
  小林氏は国登録有形文化財の由緒ある建物を、会席料理屋「二木屋」として運営しつつ、四季折々の歳時の中で先人たちのこころを想い、そこに込められた願いを後世に伝えたいと様々なお雛様や郷土玩具を蒐集。そしてそのコレクションを大切にしまっておくのではなく、より多くの方々に見て楽しんでいただきたいとの小林氏の熱意と、印刷という「つくり、つたえ、のこす」文化を担う光村印刷の想いが出合い、本展開催の運びとなった。さらに、日本各地で古くから作られてきた郷土玩具を愛する佐々木氏も、美しい日本文化を「つたえ、のこす」という本展の趣旨に賛同し、自らの作品をご提供くださいました。
 旧暦三月のこの時期に、五節供の一つである「上巳(=雛の節供)」を祝い、華やかなお雛様や目黒川の桜の花とともに、春を迎える喜びを多くの皆さんと分かちあう場となることを祈念しています。

【 展覧会概要 】
・会 期 :2017年3月10日(金)~4月9日(日)
・入 場 :無料  日曜・祝日休館 ※最終日4月9日(日)のみ開館
・時 間 :11:00 ~18:00
・主 催 :光村印刷株式会社
・協 力 :小林玖仁男/二木屋/佐々木一澄/株式会社インフォルム/株式会社竹尾
・イラストレーションとデザイン :佐々木一澄
・展示会案内URL  https://www.mitsumura.co.jp/csr/mgg.html

【 ガイド・ツアー 】
「雛と郷土玩具の歴史と種類について」
4月1日(土)16時 ~17時半
 出演:森田まり子(二木屋マネージャー)、佐々木一澄(イラストレーター)/定員:30名
※当日先着申込み順、参加無料
※予告なく変更となる場合がございます。ご了承ください。

【 ワークショップ 】
「おひなさまや、むかしのおもちゃをかいてみよう」
4月8日(土)14時 ~15時半
 対象:小学生の親子/持ち物:色鉛筆、クレヨンなど絵を描くもの
講師:佐々木一澄(イラストレーター)/定員:10組
※当日先着申込み順、参加無料
※予告なく変更となる場合がございます。ご了承ください。

 

アクセス

map_img光村グラフィック・ギャラリー(MGG)
東京都品川区大崎1-15-9 光村ビル1F


JR山手線/りんかい線「大崎駅」南改札新東口より徒歩6分
東急バス(渋谷駅⇔大井町駅)「居木橋」前

 

「竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション10」開催

竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション10
  ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン:遊びある真剣、そして真剣な遊び

 

TPC_BS10_72_s竹尾ポスターコレクション・ベストセレクションの10回目となる本展では、スイス派を代表するグラフィックデザイナーの一人であるヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(1914–1996)のポスターを特集。
そのグラフィック表現が辿った道筋を通じて、人生とデザインの関係に迫ります。
ぜひ足をお運びください。

 

※本展は多摩美術大学アートテークにて2016 年6 月に開催した「ノイエ・グラーフィクとその時代」展の中から厳選し再構成したものです。
第1 期・第2 期に分け、計25 点を展示いたします。

 

 

◆展示会名◆
竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション10
ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン:遊びある真剣、そして真剣な遊び

◆会 期◆
2017 年3 月3 日(金)― 3 月31 日(金)
  第1 期  3 月3 日(金) ― 3 月16 日(木)
  第2 期  3 月21日(火)― 3 月31 日(金)
10:00 – 19:00  土日祝日および3 月17 日(金)/休

◆会 場◆
株式会社竹尾  見本帖本店2F(アクセス)
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3
TEL: 03-3292-3669  

◆料 金◆  無 料

 

 ~竹尾ポスターコレクションについて~

竹尾ポスターコレクションは、ヨーロッパを中心にアメリカ、ロシア、日本などの主に20 世紀のポスターを広く収集していた、ニューヨークのラインホールド・ブラウン・ギャラリー・ポスターコレクションを、株式会社竹尾が創業100 周年記念事業の一環として1997 年に購入したものです。
多摩美術大学に寄託し、株式会社竹尾と同学グラフィックデザイン学科による共同研究として、1998 年よりさまざまな視点からコレクションの研究に取り組んでいます。その研究成果の報告として「竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション」展を、多摩美術大学アートテークおよび見本帖本店2F にて、定期的に開催しています。

 

~ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンについて~

Josef Müller-Brockmann ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(1914–1996)

ラッパースビル(スイス)生まれ。
1930 年、グラフィックデザイナー見習いを経て、32–34 年にチューリッヒ工芸学校でエルンスト・ケラーとアルフレート・ヴィリマンにインターン生として学ぶ。34 年、デザイナーとして独立して以降、生涯を通じてデザイナーとして活動した。50 年代初頭、最初の音楽会ポスターを制作。以後72 年まで続いたこの連作の即物的構成的な表現は具体芸術の援用例として高い評価を受けた。57–60 年、ケラーの後任としてチューリヒ造形学校のグラフィックデザインコースの講師を務める。58–65 年、『ノイエ・グラーフィク』誌の創刊・編集に携わり、リヒャルト・パウル・ローゼ、ハンス・ノイブルク、カルロ・ヴィヴァレリらと協働。60 年に東京で開催された世界デザイン会議に登壇後、日本各地を歴訪、60 年代から70 年代にかけて日本で教育に携わる。 62–63 年、マックス・ビルに招かれウルム造形大学の招待講師を務める。56 年から95年の間に世界各地で41 回の個展開催。87 年、チューリッヒ州文化功労者金賞のほか受賞多数。AGI 会員(51 年)。

 

「印刷書体のできるまで――活字書体からデジタルフォントへ」展開催

  印刷博物館P&Pギャラリーでは、3月11日(土)より「印刷書体のできるまで――活字書体からデジタルフォントへ」展を開催します。書き文字から活字を使用した活版印刷、写真のように文字を映し出す写真植字、コンピュータを使ったCTS、DTPへ。印 刷で使用される文字のありかたは時代によってさまざまに移り変わってきました。
 普段あまり意識することのない印刷の文字のかたち=書体には、さまざまな「読ませる」工夫が詰まっています。印刷書体の 制作工程から、その工夫を紹介します。

 

【展示内容】
 第1部 印刷書体のあゆみ
 幕末から明治にかけて西洋式の活版印刷が日本に導入され、普及していきました。書き文字を彫刻していた整版から、活版印刷へと変わっていくにつれて、印刷するための文字(=書体)がうまれ、文字印刷の主流となっていきます。書体制作のこれまでを紹介します。

 第2部 印刷書体のできるまで
 印刷書体は現在どのようにつくられているのでしょうか。新しく発表された凸版文久体を例に、書体制作の工程を紹介します。

 第3部 印刷書体のこれから
 アナログからデジタルへ。製作方法とアウトプットは時代とともに大きく変わってきました。 これからの印刷書体に求められるかたちとはどのようなものでしょうか。新しいデジタル時代の読みやすさの工夫を紹介し、新 しい文字のかたち、文字のこれからについて考えます。

 

たちつてと          あいうえお 

  凸版文久見出しゴシックEB 下書き・清書

 

 

会 期◆2017年3月11日(土)2017年6月18日(日)印刷博物館

時  間10:00~18:00

会  場印刷博物館 P&Pギャラリー

      (東京都文京区水道1丁目3番3号トッパン小石川ビル)

入  場無料 ※印刷博物館本展示場にご入場の際は入場料が必要です

休館日◆毎週月曜日(但し3月20日(月・祝)は開館)、3月21日(火)

 

主   催:凸版印刷株式会社・印刷博物館
企画協力:トッパンアイデアセンター
電話番号:03-5840-2300(代表)
Webサイト:http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/170311/index.html

おいしい東北パッケージデザイン展2016 in Tokyo


東京ミッドタウン・デザインハブ第64回企画展

「おいしい東北パッケージデザイン展2016 in Tokyo」開催
~東北の10商品 実用化・商品化のパッケージデザインを全国のデザイナーが新提案~
 東京ミッドタウン・デザインハブ(構成機関:公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラィックデザイナー協会、武蔵野美術大学デザインラウンジ)は、3月3日(金)より第64回企画展「おいしい東北パッケージデザイン展2016 in Tokyo」を開催いたします。
 東北経済産業局と日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)は、デザインの力によって東北の豊かな地域資源をより魅力的に発信するため、個性溢れる10社10商品の新しいパッケージデザイン案を全国のデザイナーから募集しました。この取り組みは2014年に始まり、これまでに16商品のデザインが実用化。3回目となる今回も、優秀作品の実用化・商品化を目指しています。
 東北地域には、豊かな風土と歴史・文化がもたらす魅力的な地域資源と、高い技術や確かな品質を備えた商品を提供する企業・団体等がたくさんありますが、その魅力を効果的に伝えきれている例は多いとは言えません。本展は東北地域の商品の魅力と価値を掘り起こす、多種多様なパッケージデザインの展覧会です。会場では、応募624点から審査で選ばれた214作品を、参加企業の要望や各作品のデザインコンセプト等と共に展示しますので、デザインの力や役割を感じながら、デザインへの理解を深めていただければと思います。
※本展は、昨年仙台で開催された「おいしい東北パッケージデザイン展2016」の巡回展です。

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開催概要
名 称: 東京ミッドタウン・デザインハブ第64回企画展
      「おいしい東北パッケージデザイン展2016 in Tokyo」
会 期: 2 017年3月3日(金)~ 31日(金)11:00-19:00 会期中無休・入場無料
会 場: 東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
主 催: 東京ミッドタウン・デザインハブ(http://designhub.jp/)
企画・運営: 東北経済産業局、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)
後 援: 公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)

 

関連イベント「オープニングトーク」
前半は、「地域の自立には美意識のあるデザインが必要」と、地域とクリエイター(隈研吾、原研哉、梅原真諸氏など)を結び、共有価値から地域経済を創出している鈴木輝隆氏を迎え、全国各地の事例をご紹介いただきます。後半は、鈴木氏と東京都八王子市「TAKAO 599 MUSEUM」や北海道清里町「じゃがいも焼酎」などを手がけた大黒大悟氏、昨年の「おいしい東北」でグランプリを受賞し「盛岡冷麺 弾力ちゃん」のパッケージデザインが実用化された古屋友章氏を交え、地域におけるパッケージデザイン開発の課題や可能性を考えます。

日 時: 3月3日(金)17:30‒19:00
会 場: インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(デザインハブ内)

内 容: 1. 講演「ローカルデザインと人のつながり」:鈴木輝隆(江戸川大学社会学部 特任教授)
      2. パネルディスカッション:鈴木輝隆・大黒大悟(日本デザインセンター 大黒デザイン研究室)・
        古屋友章(グラフィックデザイナー) 聞き手:三輪宏子(FMS綜合研究所)
進 行: 福島 治(JAGDA展覧会委員長)
参加費: 無料(定員100名/ウェブサイトより要予約)
※終了後、展覧会場(ミッドタウン・タワー5F)でレセプションを開催します(19:00‒20:30/予約不要)

グランプリ(岩手県知事賞)

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商品: ポケット ドライ ライス(ポケドラ)(仮 )[ (株)水沢米菓/岩手]
デザイン:菅 渉宇 [スガデザイン/だいふく/東京]

 

 

 


●お問合せ
 「おいしい東北パッケージデザイン展2016」事務局(JAGDA内)
 Tel 03-5770-7509 oishii@jagda.or.jp

東京ミッドタウン・デザインハブとは・・・
「東京ミッドタウン・デザインハブ」 は、デザインのプロモーション・職能・研究教育という3つの異なる役割を担う機関が連携して運営するデザインネットワークの拠点です。次世代の生活や社会への視座を提示する展覧会やセミナー、ワークショップなどの開催によって、多くの人をデザインの力でつなぎ、動かす場として、デザインを通して未来をともに考える活動をしています。

 

2016年度「東京ビジネスデザインアワード」最終審査結果発表

2016年度「東京ビジネスデザインアワード」
-最優秀賞は、「三方金の技術を応用したペーパージュエリーブランド」の提案-

 

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東京都が主催し、公益財団法人日本デザイン振興会(会長:川上元美)が企画・運営をおこなう「東京ビジネスデザインアワード」は、東京都内のものづくり中小企業とデザイナーの恊働による新ビジネス創出を目的としたマッチング事業です。
2012年の事業開始後、実現化した商品は国内外で販売・展示を進めるなど積極的な展開を迎えています。
去る1月25日(水)に東京ミッドタウンで開催した提案最終審査において、あらかじめ各企業から提出されたテーマに対する提案が認められテーマ賞を獲得した8組のデザイナーによる公開プレゼンテーションと審査をおこないました。
最優秀賞には原田元輝氏、横山徳氏(プロダクトデザイナー、グラフィックデザイナー) の「三方金の技術を応用したペーパージュエリーブランド 」、優秀賞には今井裕平氏、林雄三氏、木村美智子氏(ビジネスコンサルタント+デザイナー/kenma Inc.)の 「肌に貼って直接書けるメモシール 」、片山典子氏(プロダクトデザイナー/moviti design) の「ユーザーが仕上げる花器デコレーションシート」が選ばれました。

これら3件を含めたテーマ賞の各デザイン提案については、テーマ企業とデザイナーの間で提案の事業化・製品化に向けた検討が始まっています。今後の展開をご注目ください。

 

2016年度 東京ビジネスデザインアワード 最終審査結果

 

最優秀賞(1件)  [賞金 100 万円]
3・提案名:「三方金の技術を応用したペーパージュエリーブランド 」
・提案者:原田元輝、横山徳(プロダクトデザイナー、グラフィックデザイナー)   
・テーマ:聖書の製本により培った「三方金・三方銀付加工」
・内 容 : 長年培った三方金の技術「保存性」と、紙の持つ豊かな「表現力」と「汎用性」を再構築した、 ペーパージュエリーの提案
・企 業:株式会社星共社(文京区)

 

 

優秀賞(2件)  [賞金 各 20 万円]
5・提案名:「肌に貼って直接書けるメモシール 」
・提案者:今井裕平、林雄三、木村美智子(ビジネスコンサルタント+デザイナー) /kenma Inc.
・テーマ:水なしで肌に貼れる「特殊転写シール技術」
・内 容 :「手メモ」ニーズのある医療従事者に向けた、手にはって直接メモをとれるシール
・企 業:株式会社コスモテック(立川市)

 

・提案名:「ユーザーが仕上げる花器デコレーションシート 」1
・提案者:片山典子(プロダクトデザイナー)/moviti design
・テーマ:金属の板材を利用して流通に展開する「老舗板金技術」
・内  容:ORIメタの技術を応用し、気軽に花を暮らしに取り入れることができる金属の板材を使ったデコレーションシート」
・企 業:株式会社丸和製作所(昭島市)

 

 

 

 

※東京ビジネスデザインアワードのウェブサイトにて詳細情報を掲載しております。
https://www.tokyo-design.ne.jp/award.html

ワコム、思い通りの制作フローを可能にするWacom® Intuos® Proを発売

 株式会社ワコムは、本日、新世代の「Wacom® Intuos® Pro」および「Wacom® Intuos® Pro Paper Edition」を発表しました。ペンの正確さが向上し、より自然な描き心地を実現した「Wacom Intuos Pro」に加え、紙に鉛筆やペンで描くスケッチの工程とデジタルでの仕上げ工程をシームレスに連携したいというニーズに応え設計された「Wacom Intuos Pro Paper Edition」を新たにラインアップしました。

 

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Wacom Intuos Pro

Wacom Intuos Pro Paper Edition

「Wacom Intuos Pro」シリーズには、最高のクリエイティブツールを求めるイラストレーターやデザイナーをはじめとするクリエイターの方々に満足いただける新機能を搭載しました。両製品ともに、進化した「Wacom Pro Pen 2」で、これまでのペンタブレットにはない表現力を実現します。また、今回新たに発売する「Wacom Intuos Pro Paper Edition」は、書き味のよいペンタブレットとしての機能に加え、アイデアスケッチから仕上げまで、紙とデジタル両方の作品制作フローを1台で行うことができます。「Wacom Intuos Pro Paper Edition」は、紙に描いたスケッチをレイヤー分けして保存することができ、ラスター形式またはベクター形式のソフトウェアで開くことができます。『スケッチは紙』という方も煩わしいデータスキャンが不要になります。

「思い通りに使えないツールは、無限の創造力を引き出す妨げになることがあります。新世代のWacom Intuos Proは、紙にスケッチしてから作品づくりをするなど、あらゆる制作フローに対応し、クリエイティビティにあふれた作品づくりをすることができます」と代表取締役社長の山田正彦は述べています。

「Wacom Intuos Pro Paper Edition」はMacまたはWindows PCに接続するとペンタブレットとして利用できますが、付属の筆圧感知対応ゲルインクペン「Wacom Finetip Pen」ならびに「Wacom Inkspace アプリ」の機能を利用してペーパーモードでも利用可能です。

 

スリムなデザインと拡張機能
新世代の「Wacom Intuos Pro」は厚さ8mmと薄く、持ち運びにも便利です。底面に摩耗に強いアルマイトを施した付属のペンスタンドには10本の替え芯が同梱されています。
パソコンにUSBまたはBluetoothで簡単に接続することができ、すぐに作品づくりを始めることができます。Medium、Largeサイズ共にマルチタッチ機能をサポート。カスタマイズ可能な8個のExpressKey®(ファンクションキー)とタッチホイールには使用頻度の高いショートカットや修飾キーなどの機能を設定して、作業効率の向上を図ることが可能です。
「Wacom Intuos Pro Paper Edition」には、ペーパークリップ、「Wacom Pro Pen 2」 、「Wacom Finetip Pen」が同梱されています。ペンタブレットに置いた紙にゲルインクペン「Wacom Finetip Pen」でスケッチすると、描いたデータは「Wacom Inkspace アプリ」に転送されます。またアプリに保存されたデータはワコムのクラウドサービス「Inkspace」に自動同期されるので、どこからでもアイデアスケッチや下書きデータにアクセスして、クリエイティブソフトウェアを使って作品づくりを続けることができます。

「ワコムはクリエイターの皆さまの沸き上がるインスピレーションやアイデアをカタチにするお手伝いをしたいと願っています。Wacom Intuos ProおよびWacom Intuos Pro Paper Editionは、インスピレーションを発展させ、表現することを可能にします。」と山田正彦は述べます。

 

最高のペンテクノロジ
新しくなった「Wacom Pro Pen 2」は「Wacom Intuos Pro」および 「Wacom Intuos Pro Paper Edition」のいずれにも付属しています。これまで提供していた「プロペン」の4倍(8192レベル)の筆圧感知をし、ペンの正確性・追従性も大幅に向上しました。
また、「Wacom Intuos Pro Paper Edition」にはスムーズな描き心地のゲルインクペン「Wacom Finetip Pen」が新たに提供されます。アイデアスケッチや下書きは紙で始める方に向けて開発さた「Wacom Finetip Pen」で描いたスケッチはセンターボタンを押すだけでデジタル化されます。異なる書き味のペンで描きたいという方は、オプションで提供する「Wacom Ballpoint Pen」も利用可能です。(オプション提供のペンは順次発売の予定です。)

 

価格と発売日
「Wacom Intuos Pro 」ならびに「Wacom Intuos Pro Paper Edition」は1月19日(木)よりワコムストア(store.wacom.jp)および一部家電量販店にて販売開始します。

製品名

製品型番

ワコムストア価格 (税抜)

Wacom Intuos Pro Medium

PTH-660/K0

39,800円 

Wacom Intuos Pro Paper Edition Medium

PTH-660/K1

44,800円

Wacom Intuos Pro Large

PTH-860/K0

49,800円

Wacom Intuos Pro Paper Edition Large

PTH-860/K1

54,800円

※「Wacom Intuos Pro」の詳細はこちらから↓
http://www.wacom.com/ja-jp/products/pen-tablets/intuos-pro-overview
※製品デモ・検証機貸し出しの お問い合わせ先はこちらから↓
http://tablet.wacom.co.jp/biz-design/rental/index.html