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キヤノン 、尾形光琳「松島図屏風」の高精細複製品を京都市立芸術大学に寄贈 同大学内の一般開放エリアにて展示

特定非営利活動法人 京都文化協会(以下、京都文化協会)とキヤノン株式会社(以下、キヤノン)は、「綴プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)の第15期作品として制作した、米国・ボストン美術館所蔵「松島図屏風」(尾形光琳 筆)の高精細複製品を、京都市立芸術大学(京都府京都市)へ寄贈します。寄贈作品は、同大学内の一般開放エリアにて展示されます。


■ 「松島図屏風」の高精細複製品をキヤノンのイメージング技術と京都伝統工芸の技の融合により制作

江戸時代中期に活躍し、琳派の大成者としても知られる尾形光琳は、江戸時代初期に活躍した琳派の祖、俵屋宗達に深く傾倒し、宗達に倣った作品をいくつか残しています。本図も宗達筆「松島図屛風(※1)」の右隻をもとに描かれたものですが、光琳独自の解釈が加わり、波の動きなど一層ダイナミックな表現が見られます。この屏風は、米国の美術研究家であるアーネスト・フェノロサが日本を訪れた際に購入したもので、1911年よりボストン美術館にて所蔵されています。

制作にあたっては、キヤノンのフルサイズミラーレスカメラ「EOS R5」でオリジナルの文化財を撮影し、独自開発のカラーマッチングシステムを用いた画像処理を行った上で、12色の顔料インクを搭載した大判インクジェットプリンターで出力しています。さらに、京都の伝統工芸士が金箔などを用いた装飾を施し、屏風に仕立てることで、オリジナルの文化財を限りなく忠実に再現しています。


■ 尾形光琳ゆかりの地・京都にある京都市立芸術大学に高精細複製品を寄贈

京都で生まれ育ち、京都の地から世界で認められる絵師となった尾形光琳のように、京都で芸術を学ぶ多くの学生にも世界に向かって大きく羽ばたいてほしいという願いを込めて、京都市立芸術大学へ本作品を寄贈します。寄贈作品は、同大学内の一般開放エリアにて展示(※2)されるため、地域住民をはじめとした国内外の多くの方々が、オリジナルの文化財では難しい、ガラスケースに遮られない間近での鑑賞を楽しむことができます。また、大学内で行われる授業での活用や、地域連携によるイベントでの活用なども予定されています。

※1. 綴プロジェクト第三期作品として2009年に制作しています。

※2. 平日8:30~17:15の間、A棟1階伝統音楽研究センター図書館前で見学可能。(土日・祝日および貸出し等の使用期間は見学できません。)


〈「綴プロジェクト」について〉

「綴プロジェクト」は、京都文化協会とキヤノンが2007年より共同で推進している文化支援活動です。日本古来の貴重な文化財には、歴史の中で海外に渡った作品や国宝として大切に保管されている作品など、鑑賞の機会が限られているものが多くあります。「綴プロジェクト」では、キヤノンの入力、画像処理、出力に至るイメージング技術と、京都伝統工芸の匠(たくみ)の技との融合により、オリジナルの文化財を忠実に再現した高精細複製品を制作しています。制作した高精細複製品は、文化財にゆかりのある社寺や自治体、博物館などへ寄贈し、寄贈先での一般公開や学校教育の現場など、さまざまな場面で活用されています。これまでに、葛飾北斎や俵屋宗達、尾形光琳の作品など、全61作品の高精細複製品を制作しました。

詳細は、「綴プロジェクト」のホームページをご参照ください。 https://global.canon/ja/tsuzuri/

DNP、メタバース企画展「小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展」を開催

メタバース上の大迫力空間で風景画・美人画を、おばけ屋敷空間で妖怪画を体感!

公益財団法人似鳥文化財団(代表理事:似鳥昭雄、以下「似鳥文化財団」)と株式会社NTT ArtTechnology(代表取締役社長:国枝学、以下「NTT ArtTechnology」)、株式会社東急文化村(代表取締役社長:嶋田創、以下「Bunkamura」)、大日本印刷株式会社(代表取締役社長:北島義斉、以下「DNP」)は、似鳥文化財団が所蔵する浮世絵をインターネット上の仮想空間で体感できる企画展「小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展(以下「本企画展」)」をBunkamuraメタバース*1上で開催します。


本企画展のキービジュアル


1.「小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展」について

小樽芸術村は、20世紀初頭に建造された歴史ある建築物5棟4館からなる美術館施設です。小樽の街が発展を遂げた19世紀後半から20世紀前半にかけての時代に焦点を当て、国内外の優れた美術品・工芸品を収集、展示しています。
その中で、本企画展の開催を通じ、数多くあるコレクションを遠方の方にもご覧いただくと共に、メタバースならではの鑑賞方法を通じ作品の魅力を再発見してもらえればと考えております。メタバース上での作品鑑賞を通じ、実物の作品を鑑賞するために小樽まで足を運んでいただく機会の創出につなげていくことを目指します。
本企画展では、当時の人々の強い好奇心やこれを見たいという思いが広い画面に描かれた浮世絵から感じ取っていただけるよう、小樽芸術村が誇る浮世絵コレクションの中から三枚続などで全景を見せるパノラミックな浮世絵中心にご紹介いたします。
なお、本企画展のメタバースで展示する作品は、NTT ArtTechnologyが協業パートナーである株式会社アルステクネと連携し、アルステクネの特許技術「三次元質感画像処理技術(DTIP)」を使用して高精細デジタル化しました。

●2024年2月15日(木)~3月31日(日)に開催したBunkamura35周年企画ポスター展「Bunkamuraオペラの軌跡~これまで、そしてこれから~」を同時開催します。

2. メタバース展示

江戸時代から明治時代にかけて描かれた、美人画・風景画・妖怪画をそれぞれの作品の雰囲気に合わせたメタバース空間でご鑑賞いただけます。さらに、アバターで作品そのものの中に入り込んだような体験を提供する、没入型のメタバースおばけ屋敷を展示します。メタバース空間内では作品に関わる謎解きを設置しており、全問正解した方には小樽芸術村でポストカードと引き換えができる引換券をプレゼントします。

■江戸の華・美人画の世界

評判の町娘や名高い遊女を描いた美人画を江戸の町並みを再現したメタバース空間上で展示します。江戸の町民になった気持ちで、美人画を眺めながら町を闊歩するような体験を提供します。

江戸の町並みを再現したメタバース空間(左)と町並みに配置した美人画(右)

■大パノラマ・圧巻の情報量

名所の眺望の美しさや新時代を象徴する街並みで人々の興味を惹きつけた風景画を、作品のパノラミックさを演出する天空のメタバース空間でご紹介します。作品の中に描き込まれた精密な情報までもご鑑賞いただけるよう、作品のみどころを解説文と合わせて拡大表示することができます。

天空のパノラマ空間
作品のみどころ情報(左)と作品のみどころを拡大表示(右)

■跳梁跋扈(ちょうりょうばっこ)する妖怪たち「メタバースおばけ屋敷」

妖怪や異形のものたちの姿が生き生きと跳ね回る様子が描かれた三枚続の浮世絵を、怪談の舞台にもなりそうなメタバース空間に展示します。薄明りをたどりながらアバターで前に進むと、暗闇に浮かぶ作品をご鑑賞いただけます。

妖怪画の展示(左)と没入型のメタバースおばけ屋敷(右)

3. みどころキューブ®

メタバースでの展示作品に大正・昭和の作品を追加し、時事の出来事や絵師に関わる年表と合わせてキューブ(立方体)型のインターフェースで鑑賞いただけるDNPコンテンツインタラクティブシステム「みどころキューブ®」を公開します。キューブ側面を選択すると、似鳥文化財団が小樽芸術村で今後開催する企画展での出展予定作品を確認することができます。

作品・年表の全体像(左)と作品情報(右)

■ 小樽芸術村デジタルアーカイブ 迫力の浮世絵展」開催概要


*1 バーチャル空間上の文化・芸術の発信拠点として「Bunkamura メタバース」をオープン – Bunkamura35周年を記念してオペラ公演の貴重なポスター・写真・映像等を公開 –


※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。

※ニュースリリースに記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

VPJ 、 大手スポーツ用品の製造卸業の株式会社エスエスケイが商品情報管理システム「CIERTO PIM」を導入

株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(本社:東京都渋谷区 代表取締役 三村 博明、以下VPJ)は株式会社エスエスケイ(本社:大阪市中央区 代表取締役社長 佐々木 恭一、以下エスエスケイ)が、VPJで開発・販売を行う商品情報管理(以下、PIM)システム「CIERTO PIM」を導入したことを発表します。

エスエスケイは、SSK BASEBALL・ヒュンメルを中心としたオリジナル商品と、国内外のメーカー商品の卸業を運営しており、多種多様な取扱商品の商品情報やマーケティングに関連するデジタル資産(写真、動画、販促コンテンツ)の一元管理を目的に「CIERTO PIM」を導入しました。
エスエスケイでは、自社ECサイトや卸先の営業活動や販促業務を支援するために、メーカーから提供される商品スペックや画像コンテンツの集約管理や関係者への情報提供業務の効率化を求められていました。

「CIERTO PIM」の導入により、商品の詳細情報や販促コンテンツの検索性が向上し、自社や取引先のWEBサイトやECサイトの更新作業の効率化が実現しています。
また、今後は契約モデルなどを使用した写真/動画の版権管理による利用統制の徹底やカタログデータのオンライン修正ワークフローの構築により、企業活動におけるコンプライアンス強化と媒体制作効率化へと運用拡大を進められています。

当社PIMシステムの「CIERTO PIM」を採用に至った背景として、以下の点が評価されました。

・商品管理機能(PIM)とデジタル資産管理機能(DAM)が連携していること
・ファイルプレビュー(Adobe、動画)により、関係者が容易にデータにアクセスできること
・テキストだけでなく販促画像や動画データなど様々な商品コンテンツが管理できること
・展開先のWEB/ECサイトに合わせて商品情報/画像を変換して出力ができること
・契約モデルを使用した写真/動画の版権管理によるコンテンツの利用統制が可能なこと
・IDを所有していない人に対してゲストアカウントを発行してコンテンツが共有できること
・高いセキュリティ要件をクリアし安心した運用が可能なこと

「CIERTO PIM」の導入により、エスエスケイでは商品情報とデジタルアセットの有効な管理と活用を実現し、お客様への魅力的なコンテンツ提供を強化されています。


関連情報:CIERTO(シエルト)
デジタルアセット管理システム「CIERTO(シエルト)」は、企業の事業活動(広報・宣伝・販促・営業活動)における媒体・コンテンツ制作に関わるあらゆる情報をクラウドやライセンスベースで一元管理するシステムです。コンテンツ制作に関わる各関係者は、CIERTOを中核にオンラインで制作工程を進行することにより、媒体制作における生産性向上やリモートワークが実現します。CIERTOは商品に関わるマスタ情報を一元管理し、ECサイト、Web-CMSへの情報配信も支援します。統一された情報を多メディアに展開することでのブランド管理やチャネル配信のリードタイム短縮を実現し、企業の販促活動をサポートします。
CIERTOは日本国内における実績と先進性を評価されて総務省が支援する「ASPICクラウドアワード2019」において総合グランプリを受賞しています。2022年には「APAC CIOOutlook」において「2022DAMソリューションプロバイダTOP10」に選出されています。

関連情報:株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン会社概要
□本社:渋谷区恵比寿4-20-7 恵比寿ガーデンプレイス センタープラザB1
□代表取締役社長:三村 博明
□設立:平成6年1月6日
□資本金:3500万円
□事業内容:デジタルアセットマネジメント(DAM)を中核に、多様化するメディア(媒体)・コンテンツの制作・管理・配信環境を支援するITソリューションをご提案しています。DAMはワークフローの中核としてワークマネジメント(WM)と商品情報管理(PIM)と連携する事により企業活動における媒体・コンテンツ制作の生産性向上とブランディング強化を提供します。

 ■株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン会社概要:→ Webサイト

製品・リリースに関するお問い合わせ
株式会社ビジュアル・プロセッシング・ジャパン
TEL:03-4361-2018  FAX:03-4288-8617 Mail : info@vpj.co.jp

   

印刷博物館P&Pギャラリー企画展「GRAPHIC TRIAL 2024 -あそび -」開催

「GRAPHIC TRIAL 2024 -あそび -」開催
グラフィックの可能性を印刷で探るポスター展~

[会期]2024年4月27日(土)〜 7月7日(日)
[参加クリエイター]日比野克彦/岡崎智弘/津田淳子+大島依提亜/生島大輔


TOPPANホールディングス株式会社

TOPPANホールディングス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下TOPPAN ホールディングス)が運営する、印刷博物館P&Pギャラリーでは、4月27日より「GRAPHIC TRIAL 2024 -あそび -」を開催します。
本企画は、第一線で活躍するクリエイターとTOPPANグループが協力し、ポスターの制作を通じて新しい印刷表現を探るプロジェクトです。 18回目を迎える今回のテーマは「あそび」。クリエイターとTOPPANグループが全力で楽しみながら作品づくりに挑みます。多様さや個性が尊重されるこの時代、ポスターというメディアはどこまで飛躍することができるのでしょうか。縛られない、決めすぎない、自由な「あそび」の心から生まれる新たなクリエイティブを目指しました。
展覧会では、クリエイターの独創的なアイデアと印刷技術を組み合わせて完成させたポスターと、制作過程での数々のトライアルをご紹介します。


● 開催概要


タイトル   GRAPHIC TRIAL 2024 -あそび-
会 期   2024年4月27日(土)〜 7月7日(日)
時 間   10:00〜18:00
休館日   毎週月曜日(4月29日、5月6日は開館)、
4月30日(火)、5月7日(火)
会 場   印刷博物館 P&Pギャラリー
(東京都文京区水道1-3-3 TOPPAN小石川本社ビル)
入場料   無料 
  ※印刷博物館展示室にご入場の際は入場料が必要です
主 催   TOPPANホールディングス株式会社 印刷博物館
企 画   TOPPAN株式会社 GAC部
後 援   公益社団法人 日本グラフィックデザイン協会(JAGDA)

展覧会WEBサイト https://www.toppan.com/ja/joho/gainfo/graphictrial/2024/
※WEBサイトは4/12公開です。
公式X(旧twitter) @graphictrial / 公式instagram @graphictrial

※「GRAPHIC TRIAL」はTOPPANホールディングス株式会社が商標登録出願中です。

展覧会の見どころ

■GRAPHIC TRIALとは

クリエイターとTOPPANグループが協力し、ポスターの制作を通じて新しい印刷表現を探る企画展です。色数、用紙、インキ等に制限をつけず、オフセット印刷に加えてインクジェットやスクリーン印刷などの印刷方法だけに留まらず、新しい技術や素材、紙の原料まで、多様な世界に目を向けながら印刷表現を追求しています。展覧会ではポスター作品と実験プロセスを展示し、印刷の魅力をわかりやすくお伝えします。

■GRAPHIC TRIAL 2024のみどころ
①印刷とデジタルの融合にチャレンジ
今回の参加クリエイター日比野克彦氏はVRで作品を制作。現実には存在しない作品を印刷で具現化させるトライアルに挑みます(画像1)。また、岡崎智弘氏はポスターをレコードのような「記録媒体」と捉え、ポスターを撮影、再生することでアニメーションが生まれる作品を制作しました(画像2)。様々な姿に形を変える、新しい印刷のあり方をお楽しみください。

画像1(左) 日比野氏の制作風景
画像2(右) 岡崎氏のトライアル一部

②実用的な印刷表現の追求
津田淳子氏と大島依提亜氏ペアのトライアルでは、豊富な印刷知識を活かし、量産可能な印刷でできる表現のおもしろさを追求しました。作品の印刷はオフセット印刷に限定し、オフセット印刷で難しいとされている色の表現や、まるでシルクスクリーン印刷のような仕上がりなど、制作に携わる方には必見の作品です(画像3)。また、生島大輔氏はフロッキーの常識を覆すような使い方にチャレンジしています。こちらの不思議な表現にもぜひご注目ください(画像4)。

画像3(左)津田氏・大島氏のトライアル一部、
画像4(右)生島氏のトライアル一部

③あそび心を取り入れた展示空間
今回は会場にもふんだんに「あそび」を取り入れました。玩具をモチーフとした展示演出に加え、TOPPANグループが提供する木目調の化粧シートなども使用し、クリエイティブな心を育むイメージの空間で作品を鑑賞できます。

関連イベント


会期中にはさまざまな関連イベントを企画しています。
詳細・お申し込みは展覧会WEBサイトまたは公式SNSでご確認ください。
展覧会WEBサイトhttps://www.toppan.com/ja/joho/gainfo/graphictrial/2024/
※WEBサイトは4/12公開です。


参加クリエイター


日比野克彦 アーティスト、東京藝術大学学長
東京藝術大学大学院美術研究科修了。1982年第3回日本グラフィック展大賞、1983年第30回ADC賞最高賞、1986年シドニー・ビエンナーレ、1995年ヴェネチア・ビエンナーレ出品。1999年毎日デザイン賞グランプリ、2015年文化庁芸術選奨芸術振興部門文部科学大臣賞受賞。2007年より東京藝術大学教授。2022年4月より東京藝術大学長に就任。他の主な要職として、岐阜県美術館長、熊本市現代美術館長、日本サッカー協会社会貢献委員長を務める。

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岡崎智弘 グラフィックデザイナー
2011年デザインスタジオSWIMMINGを設立。グラフィックデザインの姿勢を基軸に、印刷物/映像/展覧会など視覚伝達を中心とした領域でのデザインの活動に取り組んでいる。主な仕事に「デザインあ 解散!/集合!」「HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE インビテーション」「紙工視点」など。主な受賞歴にJAGDA新人賞、亀倉雄策賞、TDC賞など。

 

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津田淳子 編集者・デザインのひきだし編集長
編集プロダクション、出版社を経て、2005年にグラフィック社入社。2007年「デザインのひきだし」を創刊する。デザイン・印刷・紙関連書籍、また「柚木沙弥郎のことば」、画集「ヒグチユウコ画集 CIRCUS」、画集「宇野亞喜良Kaleidoscope」、「バターの本」など、紙の本にこだわった書籍を企画・編集している。

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大島依提亜 グラフィックデザイナー
映画のグラフィックを中心に、展覧会広報物、ブックデザインなどを手がける。最近の主な仕事に、映画「パターソン」「万引き家族」「ミッドサマー」「ちょっと思い出しただけ」「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」「アフターサン」「Pearl パール」、展覧会「谷川俊太郎展」「ムーミン展」「ヨシタケシンスケ展かもしれない」、書籍「君のクイズ/小川 哲」「はーばーらいと/吉本ばなな」「深く、しっかり息をして /川上未映子」など。

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生島大輔 ディレクター
京都工芸繊維大学大学院デザイン科学専攻修了後、2013年凸版印刷株式会社入社。ビジネストランスフォーメーションセンター エクスペリエンスデザイン本部在籍。入社以来、様々な企業/事業/団体/学校などのブランド戦略策定やブランドデザインに従事。ヤングスパイクス2018 インテグレーテッド部門日本代表、ヤングロータス2019国内予選ファイナリスト、などに選出。

DNP、世界遺産 仁和寺 国宝「金堂」のバーチャルプロダクション向け3DCGデータを提供開始

アーカイブ事業で培ったXR技術で文化資源の魅力を拡張


大日本印刷株式会社(DNP)は、「世界遺産 仁和寺 国宝『金堂』」(京都府 以下:仁和寺「金堂」)の高精細3次元コンピューターグラフィックス(3DCG)データを制作し、バーチャルプロダクション用背景データとして3月29日(金)に提供を開始します。

バーチャルプロダクションは、スタジオの大型スクリーン等に3DCG等の仮想的な背景を投影し、その前に人や物を配置して撮影することで、現実の世界のような映像をつくり出す手法です。現在、「神田明神(東京都千代田区)」「銀座四丁目交差点(東京都中央区)」の高精細3DCGデータのラインアップがあり、今後はバーチャルプロダクションに加え、メタバースでのイベントや教育などの多用途で3DCGデータを活用し、文化資源の持続的な保護と魅力の発信を両立させて地域を活性化する取り組みなどを展開していきます。

DNPは、リアルとバーチャルの空間を融合するXR(Extended Reality)の技術を用いて新しい体験と経済圏を創出する「XRコミュニケーション®事業」*1を推進しており、その一環でバーチャルプロダクション用背景データを制作・提供しています。

今回制作した仁和寺「金堂」3DCGデータは、ソニーピーシーエル株式会社(ソニーPCL)*2が運用する高品質デジタル背景アセットライブラリーサービス「BACKDROP LIBRARY」*3で公開・ライセンス販売します。

仁和寺「金堂」高精細3DCGデータ


【開発の背景と取り組みの概要】

近年、映像業界では、撮影の効率化や新たな映像表現の開発などに向けて、バーチャルプロダクションによる映像制作へのニーズが高まっています。しかし、現状はバーチャルプロダクションの背景に使える3DCGデータのバリエーションは少なく、特に撮影に多くの配慮が必要な文化財や公共施設等の高精細な3DCGデータが求められています。

DNPは文化財を毀損することなく「保存・保護」し、その魅力を高めながら観光資源等としても「公開」して、次世代へ継承するデジタルアーカイブ事業*4を推進しており、2019年には、仁和寺「金堂」の高精細8K VRコンテンツを制作しています。これらの技術・ノウハウとコンテンツ制作の実績で、バーチャルプロダクション用データの課題・ニーズに応えていきます。今回、高解像度画像データの変換・加工・最適化技術を活かし、新たに仁和寺「金堂」の高精細3DCGを制作しました。

【仁和寺「金堂」3DCGデータの特長】

1.DNP独自の技術で、“現存する最古の紫宸殿”*5を精密に表現

仁和寺「金堂」は慶長年間(1596~1615年)に造営され、後に仁和寺に移設された日本に現存する最古の紫宸殿(ししんでん、内裏の正殿) です。DNPは文化財のアーカイブ事業などで培った独自技術で、宮殿建築ならではの細部の装飾や、時を経た外壁の木質など、文化財が持つ美しさや歴史的価値を3DCG上で精密に表現しました。


カメラアングルを変更した仁和寺「金堂」高精細3DCGデータ

 

2.国宝 仁和寺「金堂」の高精細画像を活用 した希少な映像制作が可能

世界遺産である仁和寺「金堂」の画像データをバーチャルプロダクションの背景にすることで、臨場感あふれる希少な映像の制作が可能になります。映像の視聴者が現地を訪れたような体験をすることで、仁和寺「金堂」の美しさや歴史的価値に対する理解と関心を深めることにもつながります。

3.高精細3DCGデータを早期の制作・提供が可能

DNPは、国内外で3,000件以上の豊富な計測実績を持つ協力会社と連携し、同社保有の“点群データ”を活かしたバーチャルプロダクション用データを提供します。同社の計測済み“点群データ”を活用することで制作工程の負荷を低減し、背景(ロケーション)データの早期提供を可能にします。

【今後の展開】

DNPは、文化財の保護と次世代への継承を支援することに加え、メタバース・教育・観光等の多様な分野で活用できるコンテンツとして展開することを目的として、文化財関連の高精細3DCGデータの提供を推進していきます。また、海外に向けた日本の各地域の魅力の発信にも取り組んでいきます。

DNPが制作する3DCGデータについて

DNPは文化財のアーカイブ事業などで培った独自の撮影・加工技術や、3Dデータ上での微細な凹凸情報等の表現、バーチャルプロダクション特有の撮影に連動したリアルタイムな陰影情報の表現を施して、高精細な3DCGデータを制作しています。これらの特長により、バーチャルプロダクション用の背景として、光源の位置や撮影アングルが変化しても、適切な陰の形状や陰影の強弱が表現でき、リアルなロケーションのような撮影を可能とします。



神田明神(東京都千代田区)のバーチャルプロダクション背景データ
銀座四丁目交差点(東京都中央区)のバーチャルプロダクション背景データ


*1 DNPのXRコミュニケーション事業→ https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/media.html

*2 ソニーピーシーエル株式会社:本社・東京都港区 代表取締役 執行役員社長・中村英明

*3 BACKDROP LIBRARY:ソニーPCLが日本市場でのバーチャルプロダクション普及に向けて展開中の高品質デジタル背景アセットライブラリーサービスです。このサービスで、CM・映画・ドラマ・ミュージックビデオなど、高精細映像のニーズが高いコンテンツやオンラインイベント等の幅広いジャンルで、天候や時間等の制限を受けない柔軟な撮影を実現します。今後はメタバース空間での活用など、背景データの利用シーンを拡張していきます。現在、ソニーPCLのクリエイティブ拠点「清澄白河BASE」で活用中です。

https://www.sonypcl.jp/kiyosumi-shirakawa/backdrop-library.html

*4 DNPの文化財デジタルアーカイブソリューション → https://www.dnp.co.jp/biz/theme/cultural_property/

*5 真言宗御室派 総本山仁和寺ホームページ → https://ninnaji.jp/

※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。

※記載された内容などは発表日現在のものです。今後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

印刷タイムス・「Printing The Future」を3月25日発刊

印刷タイムス・「Printing The Future」を3月25日発刊、メーカー15社が印刷産業の未来に向けて本音を語る

おかげさまをもちまして、「印刷タイムス」は、創刊75周年を迎えました。
印刷タイムス株式会社では創刊75周年を記念し、印刷産業の未来を考察する冊子「Printing The Future」を3月25日に発刊します。
これまでにも幾多の技術革新への対応を図り、社会に貢献してきた印刷産業ではありますが、近年ではデジタル技術の進展によるDXの潮流や、市場の縮小に対応するべく、生産設備の効率化による収益拡大や付加価値を高めたアイデア製品による需要創造、さらにはGXや環境対策・SDGsなど、社会的な責任を果たしていくことも求められ、大きな転換期を迎えています。
冊子「Printing The Future」では、株式会社バリューマシーンインターナショナルの宮本泰夫取締役副社長の協力を得て、業界を代表するメーカー15社の市場戦略・製品戦略をはじめ、マーケットへの期待、将来に向けた提言などについて取材をさせていただき、印刷関連企業の皆様に最新情報をお届けして参ります。


記事掲載企業は次の通り。
キヤノンマーケティングジャパン株式会社、キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社、コダックジャパン、コニカミノルタジャパン株式会社、株式会社小森コーポレーション、株式会社J SPIRITS、シリウスビジョン株式会社、株式会社SCREENグラフィックソリューションズ、ハイデルベルグ・ジャパン株式会社、富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社、ホリゾン・インターナショナル株式会社、株式会社ミヤコシ、株式会社モリサワ、リコージャパン株式会社、リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社(50音順)

フルカラー・全100頁、定価2200円(税込、送料込み)。

購入を希望される場合はando@insatsutimes.co.jpに会社名・氏名・住所・連絡先を送信して下さい。

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JAGAT 2022年

ヤマト 前田康二郎専務の著書「社長になる人のための経理とお金のキホン」発刊

経理のプロが教える、経営者に必要な基礎知識と成功の秘訣を詰め込んだ一冊

SYSFORM製本機の輸入・販売元のヤマトの専務であり、流創株式会社(東京都江東区 代表取締役 前田康二郎)の代表取締役である、前田康二郎氏が新刊『社長になる人のための経理とお金のキホン』(日経BP 日本経済新聞出版)を出版しました。

これから社長になる方、起業をされる方などに向けて、会社を経営する際にどこまで経理について理解しておくことが必要なのか、そして経理をどのように活用すれば売上や利益が伸びて良い会社になるのかを書いた実践書です。

特に昨今は、地震や台風などの天変地異、そして不正や不祥事などにより会社の売上が激減する事も日常茶飯事に起こります。そのようなリスクに、社長としてどのように普段から備えるべきかといった内容や、職場で起こる不正にはどのようなものがあるかなど、不正について詳細に記載しておりますので、社長が不正の発生を防げる組織作りができるよう配慮した内容になっております。

社長になった「瞬間」から必要となる使用頻度の高い項目から優先して内容を構成し、「なぜ会社に経理が存在するのか」といった概念から、日常的に必要となる知識や用語、資料の見方や社員への指示の出し方まで、ポイントを網羅しました。

近年は社長になるパターンも多様化しています。会社員が出世をして就任したり、会社員から独立して起業したりするようなケース以外にも、親から子への事業継承、学生起業、シニア起業などさまざまな就任経緯があります。そのため、社長になる経緯によって異なりうるポイントも記載しております。

本書をすべての社長の「ハンドブック」としてお手元に置いていただき、気になった箇所にはチェックや書き込みをしていただきながら定期的に読み返していただければと思います。

【書籍タイトル】

『社長になる人のための経理とお金のキホン』(日経BP 日本経済新聞出版)

【著者名】

前田康二郎

【著者略歴】

流創株式会社代表取締役。学習院大学経済学部経営学科卒業後、エイベックスなど数社で管理業務全般に従事し、サニーサイドアップでは経理部長として株式上場を達成。その後中国・シンセンでの駐在業務の後、独立。現在は利益改善、コンプライアンス改善、社風改善の社員研修、コンサルティング、講演、執筆活動などを行っている。

【内容紹介】

営業のエースがいても潰れるのに、経理のエースがいる会社はなぜ生き残れるのか?

経理を知らずに社長になるのは、地図を持たずに入山するのと同じだ!

なぜIPOの審査では経理関連の質問が多いのか?

社長になった瞬間から欠かせない知識を網羅!全社長共通のポイントから、起業・事業継承など、パターン別の重要項目もアドバイス!経理の本質を理解し、会社経営や社員のマネジメントに活用できる全経営幹部必携の「ハンドブック」

多くの新社長に共通するのは、経理への苦手意識。実際の会社経営も、社長が経理実務をやることはほとんどないし、その必要もない。しかし、会社のお金を担当する経理は、経営の根幹のひとつ。社長が経理の本質や概念をどれだけ理解し、上手に経営体制に組み入れるかが、その会社が成長できるかどうかのカギになるのだ。

本書は、数多くの会社・経営者にアドバイスを提供する「経理のプロ」が、様々な社長の状況に合わせた「会社経営を成功させる金銭管理やマネジメントのコツ」を実践的に解説する。細かい数式も簿記の知識も不要。専門用語もほとんど使わずに、リアルな事例と共に、必要最低限の基本が身につく一冊。「スタートアップ」や「不正」、「人的資本経営」など最新のトピックも盛り込んだ、すべての社長と社長候補必携の異色の「経理ハンドブック」である。

目次】

第1章 このような社長を目指すなら、経理はいらない

第2章 なぜ社長が経理を知っておいたほうがいいのか

第3章 数字の見方を社員時代の視座から社長の視座に変える

第4章 経理は会社の「万が一」を想定、対応するために役立つ

第5章 不正を「予防」し、社内から犯罪者を出さない

第6章 社長就任時に知っておくと良い経理関連業務

第7章 どのような経理人材を採用して体制を構築すればよいか

第8章 経理にITを最大限に活用させるコツ

第9章 利益を生み出す経理を育成していく

第10章 「プロ経理」がお勧めする、学生起業を失敗させないコツ

第11章 「プロ経理」がお勧めする、脱サラ起業、定年後起業を失敗させないコツ

第12章 「プロ経理」がお勧めする、前任者から引き継いで社長になった際の確認ポイント

第13章 「プロ経理」がお勧めする、同族企業の事業継承時にスムーズに代替わりするコツ

第14章 「プロ経理」がお勧めする、資金調達をしたベンチャー企業、スタートアップ企業が失速しないコツ

第15章 経理の観点から快適かつ利益率の高い組織を作る

第16章 社長が知っておくと役立つ「経理の知恵」あれこれ


◆関連URL
日経BOOK PLUS https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/23/12/06/01147/

DNP、 「DNP生成AIラボ・東京」をオープンしてパートナーと新たな価値を創出

生成AIの可能性を探求し、1000件のユースケースづくりを目指す

大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 以下:DNP)は、社外のパートナーが生成AIを活用した多様なユースケース(使用事例・用途例)に触れ、DNPとともに生成AIの可能性を探れる施設「DNP生成AIラボ・東京」を2023年12月4日(月)に開設します。

本施設(東京都新宿区市谷左内町31-2 DNP左内町ビル内)で利用者は、生成AIの活用イメージを実際に体験して、さまざまなアイデアについて議論し、具体的なユースケースに発展させ、実際に動くプロトタイプ(試作品)を開発できます。DNPは、生成AIを活用した多様なテーマで社外のパートナーとの協働(コラボレーション)を促進し、新しい価値の創出につなげていきます。


「DNP生成AIラボ・東京」の外観イメージ


「DNP生成AIラボ・東京」の対話ゾーンのイメージ


【「DNP生成AIラボ・東京」開設の背景】

国内外で現在、生成AIのユースケースづくりや業務での利用が進んでいます。さまざまな企業・団体は、どのようなシーンで生成AIを活用するかといった検討を活発に行い、アイデアを迅速に形にして、価値を検証していくことが求められています。

DNPはDX推進の一環として、2023年5月に、国内外の約3万人のグループ社員が生成AIを活用できる環境を構築しました*1。社内のコミュニティなどを通じてさまざまな情報発信や勉強会を行い、生成AIについてのリテラシー向上と利活用ができる人材の育成に取り組んでいます。その一環として、表組みを含む業務データの文書構造を解析するAIを開発しています*2。また、2023年10月には、生成AIを活用した価値創出に向けて、関連するメンバーが相乗効果を発揮しやすいように、専門組織「生成AIラボ」を立ち上げました。これにより、生成AIを活用した「新製品・新サービス創出」と「既存の製品・サービスへの新たな価値の付加」を加速させていきます*3。

こうした動きを受けて今回DNPは、アイデア等の検討段階から社外の多様なパートナーと協働し、新製品・サービスを創出するアプローチを具現化する施設として「DNP生成AIラボ・東京」を開設します。

*1 リリース:DNPグループ社員3万人に向けて「生成AI」の利用環境を構築     https://www.dnp.co.jp/news/detail/20169392_1587.html

*2 構造化AI : 各種文書をコンピュータと連携できるデータ形式に変換するシステム

*3 生成AIを活用したDNPの取り組み → https://www.dnp.co.jp/biz/column/detail/20170006_2781.html


【「DNP生成AIラボ・東京」の概要】

DNP社員のアテンドによる来館者に生成AIを活用したデモンストレーション等を体験していただき、アイデアやユースケースについての対話と協働を進めるための施設です。ユースケースの具現化に向けたプロトタイプ開発にもつながるよう、3Dプリンターやレーザーカッター等のツールも準備しています。

対話ゾーン(2階):生成AIの利活用について議論し共創するエリア

生成AIの活用アイデアやユースケースについてディスカッションする空間です。議論の内容をリアルタイムに記録し、生成AIが対話に応じた画像を自動的に画面に表示して、活発な議論を促します。

〇 開発/工房ゾーン(1階):アイデアから実際に動くプロトタイプをつくる開発エリア

対話から生まれたユースケースのプロトタイプを、コーディングを行わずプログラミングの専門知識が不要な「ノーコード・ローコード開発ツール」で開発します。ガジェット(装置等)を利用するユースケースでは、3Dプリンターでモックアップ(模型等)を作成します。

〇 デモ体験ゾーン(地下1階):生成AIを利活用し多様なユースケースを実際に体験できるエリア

生成AI活用のユースケースのデモンストレーションを体験できます(オープン時は15件)。AIによる文章や画像等の生成を実際に体験し、アイデア創出に向けた情報を取得していただけます。


【今後の展開】

DNPは、社外のパートナーとの共創を進め、2024年度には生成AIを活用した5つのサービスを市場投入する計画です。この目標達成に向けて、1年間で1,000件のユースケースを創出し、その中から20件の実証実験を行います。多様な業種・業態の企業と連携してきたDNPの知見を活かすことで、社外のパートナーとともに新しい価値を開発・提供していきます。
 

【ユースケースの事例】

落とし物の届け出を促進するアプリ : 落とし物を撮影するだけで対象物の特徴を反映したオリジナルキャラクターを生成。落とし物を届けるたびにキャラクターをコレクションできます(画像参照)。


文書を生成AIで利用できるデータに変換するサービス : PDFやWord形式などの各種文書をLLM(Large Language Model / 大規模言語モデル)と連携できるデータ形式に変換します。例えば構造化AIを用いて、社内規定や製品仕様など文章・表・図を含む文書から、文書の構造に沿ったLLM用データを生成します。

視覚障がい者の方に感動を届けるアプリ : 情報端末に映る景色を生成AIが自動的に文章化し、音声で伝えます。

チラシ掲載の食材からレシピをレコメンドするアプリ : チラシ掲載の画像から食材等を識別し、それを使って作れる料理のレシピをレコメンドします。

※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。

※ニュースリリースに記載された製品の仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。