ニュースラウンジ」カテゴリーアーカイブ

お詫びと訂正(デジタル印刷レポート2016-2017)

「デジタル印刷レポート2016-2017」の「デジタル印刷機総覧」コーナー内で、製品名、社名表記に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。

 

下記1機種の製品名表記

【誤】 42ページ Océ varioPRINT 135
【正】 42ページ varioPRINT 135

 

下記5機種の社名表記

・39ページ DreamLabo 5000
・41ページ imagePRESS C10000VP
・41ページ imagePRESS C800
・42ページ varioPRINT 135
・45ページ imagePROGRAF PRO-4000

【誤】 キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社
【正】 キヤノンマーケティングジャパン株式会社

印刷博物館 企画展「武士と印刷」開催

印刷博物館では2016年10月22日(土)より企画展「武士と印刷」を開催します。武士の展覧会といえば、刀や甲冑がおなじみです。しかしそれだけではありません。

%e6%ad%a6%e5%a3%ab%e3%81%a8%e5%8d%b0%e5%88%b7%ef%bc%91

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

意外なことに、印刷物を作らせた武士たちがいます。その代表は、徳川家康です。没後400年を経た今、企画展「武士と印刷」ではあらためてその印刷事業を取り上げます。同時に、特に戦国時代や江戸時代の武将、将軍、藩主で印刷物を製作させた人たちにも焦点を当て、武士による印刷物を幅広く展示します。

 

%e6%ad%a6%e5%a3%ab%e3%81%a8%e5%8d%b0%e5%88%b7%ef%bc%92

(歌川国芳『稲葉山中におゐて荒猪を生捕たる強勇を大将の目にとまり臣下とす』 1847~1852年頃)

 

 

 

 

 

 

 

 

江戸時代は、武士の印刷があった一方で、武者絵と呼ばれる浮世絵が人気を集めました。なかでも歌川国芳が描いた武者の姿は、躍動感に溢れ、人々を魅了しました。ところが、武者絵に描かれた武士のイメージは、同時代の印刷物を作らせた武士たちとは異なります。「摺られた武士」と「刷らせた武士」との間には、驚くほどのギャップがありました。

 

%e6%ad%a6%e5%a3%ab%e3%81%a8%e5%8d%b0%e5%88%b7%ef%bc%93

(『泰西輿地図説』 1789年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

武士たちが全国的に個性豊かな印刷を行ったことは、あまり知られていない日本史の一面です。本展では、「戦」が本分であった武士が、「知」による活動(=印刷)を行っていた事実を紹介します。徳川家康が目指し、続く武士たちが実現させた文治政治には、「印刷」が深く関わっていたことを考えていきます。

 

 

会 期 2016年10月22日(土)~2017年1月15日(日)
休館日 毎週月曜日
(ただし1月9日(月・祝)は開館。12月29日(木)~1月3日(火)、1月10日(火)は休館)
開館時間 10:00~18:00(入場は17:30まで)
入場料 一般500円、学生300円、中高生200円、小学生以下無料
※20名以上の団体は各50円引き
※65歳以上の方は無料
※身体障害者手帳等お持ちの方とその付き添いの方は無料
※11月3日(木・祝)文化の日は入場無料

 

発刊のお知らせ 「Tokyo TDC, Vol. 27 -The Best in International Typography & Design」

この度、東京タイプディレクターズクラブの最新デザイン年鑑「Tokyo TDC, Vol. 27 -The Best in International Typography & Design」が発売致しました。

 

tdc27

昨年11月に実施した国際コンペティション「東京TDC賞2016」で選び抜かれた作品を掲載し、日本をはじめとする世界30カ国からの応募2,800作品から選び抜かれた428作品を掲載。

タイポグラフィック、タイポグラフィ、タイプデザインの現在を、ここに見ていただくことができます。

 

TDC年鑑 概要

正式名:Tokyo TDC, Vol.27 – The Best in International Typography & Design
編集:NPO法人 東京タイプディレクターズクラブ
アートディレクション:井上庸子

特集:座談会「スポーツとデザイン」大岩Larry正志 + 大貫卓也 + 服部一成 + 仲條正義 + 室賀清徳
東京TDC 賞 2016 選考委員:
浅葉克己・井上嗣也・奥村靫正・葛西 薫・佐藤 卓・祖父江 慎・立花文穂・中島英樹・仲條正義・中村勇吾・井上庸子・植原亮輔・大貫卓也・小林 章・田中義久・田中良治・中島祥文・長谷川踏太・平林奈緒美・Alexander Gelman・Li Xibin・John Warwicker
タイプデザインゲスト審査員: 小宮山博史・鳥海 修・藤田重信
RGB 審査員: 伊藤ガビン・栗田洋介・田中良治・長谷川踏太

掲載作品数:428作品
掲載図版数:約1,200点
体裁:A4変型(W210×H282mm)かがり並製 312ページ
発行所:株式会社DNPアートコミュニケーションズ
Tel:03-5568-8022 Fax:03-5568-8038
定価:6,900円(+税)
発売日:2016年9月23日
ISBN 978-4-88752-046-2

 

JAGAT、印刷業界で唯一の白書『印刷白書2016』JAGAT大会2016会場にて発刊

公益社団法人日本印刷技術協会(略称:JAGAT、本社:東京都杉並区、会長:塚田司郎)は、JAGAT大会2016にあわせて、10月7日(金)『印刷白書2016』を発刊いたします。

 

印刷業界で唯一の白書として1993年以来毎年発行してきましたが、2016年版では、ワークフロー、drupa2016、デジタルマーケティングなどの新たな項目を追加し、内容をより充実させております。

 

insatsu_hakusyo2016

第1部「特集」では、「デジタルイノベーションと新ビジネス」をテーマとしました。マーケティングオートメーションを始めとするデジタルマーケティング手法を取り入れて、いかに費用対効果の高いメディア提案をするかなどの課題に取り組んでいます。
第2部「印刷・関連産業の動向」第3部「印刷産業の経営課題」では、社会、技術、産業全体、周辺産業という様々な観点から、ビジョンを描き込み、今後の印刷メディア産業の方向性を探りました。印刷メディア産業に関連するデータを網羅、UD書体を使った見やすくわかりやすい図版を多数掲載し、他誌には見られない経営比率に関する調査比較などのオリジナルの図版も増加しました。
印刷関連ならびに情報・メディア産業の経営者、経営企画・戦略、新規事業、営業・マーケティングの方、調査、研究に携わる方、産業・企業支援に携わる方、大学図書館・研究室・公共図書館などの蔵書として、幅広い用途にご利用いただけます。
なお、私どもの取り組みをよりいっそうご理解いただきたいと考え、JAGAT会員企業の代表者の方には今回も無償で1部配布させていただいております。

 

[概要]
タイトル:印刷白書2016
監修・著:公益社団法人日本印刷技術協会
判型:A4判並製
図版:総図版点数147点
頁数:152ページ
発行:公益社団法人日本印刷技術協会
定価:9,167円+税  (JAGAT会員は特別割引価格7,685円+税)
※なお、JAGAT会員企業の代表者には1冊無償配布

 

◆印刷産業の現在とこれからを知るために必携の白書『印刷白書2016』

第1部 第1章 特集 デジタルイノベーションと新ビジネス
[プロローグ]社会構造の変化に対応するための意識改革とイノベーション
[特集1]MAとリンクして広がる印刷メディアの可能性
[関連資料]DTP・デジタル年表
[特集2]人工知能の進化が人間を超能力者にする
[特集3]IoTがもたらすビジネス変革
第2部 第2章 印刷産業の動向
[産業構造]製造業×サービス業で可能性を広げる印刷産業
[産業連関表]すべての産業とともに歩む印刷産業
[市場規模]落ち着く印刷市場、不足する成長戦略 ICT時代の新たな印刷会社像を求めて
[上場企業]積極投資でさらなる進化を目指す上場印刷企業
[アメリカ印刷産業]ダイレクトマーケティングとの連携で変わる印刷ビジネス
[関連資料]
  産業構造/産業分類・商品分類/規模/産出事業所数(上位品目)/ 産出事業所数・出荷額
  産業別国内生産額/国内生産額・国内需要に占める輸出入割合/調達先と販売先/
  産業全体への影響力と感応度/最終需要と生産誘発/経営動向/上場企業/生産金額
  売上高前期比・景況DI/設備投資・研究開発/生産能力/印刷用紙/印刷インキ/M&A/
  印刷物の輸出入(全域)/印刷物の輸出入(主要国)

第3章 印刷トレンド
[デザイン]理念を可視化し、企業活動と社会生活に生かすデザインの力
[ワークフロー]自動化・標準化に向けて革新が進むワークフロー構築
[drupa2016]「All Digital drupa」は第二のステージへ
[デジタル印刷]drupa2016にみる最新デジタル印刷技術
[オフセット印刷]改良進むオフセット印刷機、版、インキ
[用紙]デジタル印刷の進展と用紙の動向
[後加工]技術・設備の融合で生産の効率化と高付加価値化を促進
[関連資料]デジタル印刷/フォーム印刷業界

第4章 関連産業の動向
[出版業界]雑誌の低迷と書籍の健闘、明暗分かれた出版市場
[電子書籍]紙の電子化とボーンデジタルが電子書籍市場を加速する
[新聞業界]メディア環境の変化に対応した取り組みが本格化
[広告業界]「自宅メディア」の不振と「出先メディア」の堅調
[DM業界]ターゲットの精緻化と訴求力強化が進むDMメディア
[折込広告他]地域メディアとしてのチラシとフリーペーパー、その用途開発の進展
[通信販売業界]ネット基軸の安定成長で6兆円市場拡大
[関連資料]読書率/出版市場/電子書籍市場/新聞市場/広告市場/通販市場

第3部 第5章 印刷産業の経営課題
[地域活性化]地域とのつながりを深め、新たな地域活性ビジネスに挑戦
[経営管理]成果を上げる原価管理
[クロスメディア]ソーシャルメディアの普及で力を発揮する「分散型メディア」
[デジタルマーケティング]ブランドとエンターテイメントの融合が新しいマーケティングコミュニケーションを創造する
[人材1]デジタルマーケティングの知識と技能が人材を強くする
[人材2]人材の確保における価値観の共有と企業ブランディング
[関連資料]地域活性化/クロスメディア/人材
[コラム]コラム 消える職業、なくなる仕事/チャレンジのためのモチベーション
●巻末資料  年表/主な統計調査の概要/関連団体アドレス/図版インデックス

 

pdficon_small ニュースリリースのPDFダウンロード

【印刷白書の内容・リリースに関するお問合せ先】
〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11
公益社団法人 日本印刷技術協会 印刷白書担当まで
TEL 03-3384-3113 FAX 03-3384-3168

新刊「デザインのひきだし29」発売のお知らせ

特集は『和紙 ~日本全国の和紙を知れば、
紙ものづくりの幅がグンと広がる』。
東京オリンピック・インバウンド需要と
これからさらに注目を集める和紙を徹底特集!

 

c0207090_17472222

 

自分の発想したデザインを、いかに効果的に印刷/加工表現するか。そんなデザイナーに必須な印刷・紙・加工などの技術情報をわかりやすく紹介する『デザインのひきだし』。第29号は「和紙 ~日本全国の和紙を知れば、紙ものづくりの幅がグンと広がる」特集です。日本には美しく風合いのいい和紙がたくさんあるけれど、それをうまく使いこなせていない人がほとんど。そこで実物綴じ込みとともに、印刷加工に使える和紙を中心にドンとご紹介する、永久保存版の1 冊です。

 

【特別付録】
オリジナル透かし和紙2種類
+オリジナル「てまり」和紙
+耳付き風和紙ラベル
+和紙活版刷りの掛紙
+手漉き和紙にオフセット印刷
+和紙サンプル40種類以上

 

———–
グラフィック社編集部・編 定価:2,000円(税別) 
ISBN978-4-7661-2910-6 C3070
B5判 総144頁(オール4色)+特集連動付録各種
———–
グラフィック社 http://www.graphicsha.co.jp/

 

pdficon_small ニュースリリースのPDFダウンロード

大日本印刷 情報コミュニケーション事業の強化・発展に向けてグループ3社統合による新会社「DNPコミュニケーションデザイン」を設立

大日本印刷株式会社(DNP)は、情報コミュニケーション部門のマーケティング・コミュニケーション事業の強化・発展を図るため、当事業に関わるグループ会社3社を統合した新会社「株式会社DNPコミュニケーションデザイン」を本年10月1日に設立し、営業を開始します。新会社は、下記3社の業務を統合し、新たな体制のもとで連携を深め、相乗効果を高めることで事業を拡大していきます。

 

■今回統合する3社と主な業務内容

○株式会社DNPメディアクリエイト : 紙メディアを中心にカタログやパンフレット、各種セールスプロモーション関連ツールの企画・制作など。

○株式会社DNPデジタルコム : WEBサイトの構築や各種アプリ・コンテンツの開発、自社のデータセンターを活用した大型システムの開発・運用など。

○株式会社DNP映像センター : 各種映像コンテンツの企画・プロデュース・製作など。

【統合の背景と今後の展開】

生活者は現在、新聞・雑誌・テレビ等のマスメディアに加え、スマートフォンやタブレット端末等の情報機器を駆使して、企業が発信する情報や他の生活者の評価など、情報の入手から双方向のコミュニケーションまで、多様なサービスを活用しています。それに対してDNPは、企業のマーケティング課題の解決や新しい価値の創出に向けて、紙とデジタルのハイブリッドに対応し、文字・画像から映像・VR(仮想現実)・AR(拡張現実)などの事業を、DNPメディアクリエイト、DNPデジタルコム、DNP映像センターの3社の専門性や機能を組み合わせて推進してきました。

今回、社会環境の変化が激しいなか、よりスピード感を持って横断的にさまざまなメディアを組み合わせた事業を展開していくため、これらの事業会社を統合した新会社を設立することとしました。今後は、より生活者視点に立った的確な情報収集と分析を行い、付加価値の高いマーケティング・コミュニケーション施策を迅速に提供する体制を構築していきます。DNPは、企業と生活者が求める情報を安全・安心、かつ効果的に提供できるよう、各メディアの企画・制作からシステムの構築・運用に至るまでワンストップで提供し、さらなる価値の提供と事業拡大を目指します。

【DNPコミュニケーションデザインの概要】

社名

株式会社DNPコミュニケーションデザイン

所在地

東京都新宿区市谷加賀町1-1-1

社長

川口 寛

資本金

 1億円

従業員数  

約1,700名

事業所所在地

札幌、仙台、新潟、東京、柏、名古屋、大阪、広島、福岡

事業内容 

クロスメディア企画・制作ディレクション、プリプレス及び画像・映像制作、WEBシステム企画、システム設計・開発、DNP柏データセンター運用管理

 

 

映像が空中に浮いて見える次世代のプロモーションツールの販売を開始

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、3D(3次元)映像を空中に投影し、あたかも映像が浮いているように見えるプロモーションツールを2016年10月に発売します。

 

dnp092803

【販売開始の背景】

食品や日用品、化粧品のメーカーなどは、スーパーやデパート等の商業施設、イベントや展示会の会場などで、POPやデジタルサイネ―ジをはじめとする各種販促ツールを使用し、製品・サービスの告知活動を展開しています。その中で自社製品の差別化を図り、生活者に自社製品を知ってもらうために、よりアイキャッチ効果の高い販促ツールが求められています。

今回DNPは、株式会社アスカネット(本社:広島 社長:福田幸雄)が開発した、モニターで見る映像を空中に浮遊しているかのような3D映像として表示できる特殊なプレート「エアリアル イメージング プレート」を使用し、生活者の目を惹く映像表現が可能な次世代のプロモーション用POPとして販売を開始します。

【本製品の特長】

・本製品は、アスカネットが開発した特殊なプレートと映像を映し出すタブレット端末を専用の筐体に取り付けたPOPとして販売します。タブレット端末の映像をこのプレートに投影すると、あたかも空中に映像が立体的に浮いているような演出が可能となり、アイキャッチ性の高いプロモーションツールとして利用できます。

・机などの上に設置するカウンターディスプレータイプと、

床にそのまま設置可能なフロアスタンドタイプの2種があります。

・センサーを取り付けることで、手の動きに合わせて、空中の映像を操作することが可能となります。

・筐体は紙製のため、デザインの自由度が高いオリジナルの印刷が可能です。また軽量のため、設置や撤去が容易です。

【価格】 

○カウンターディスプレータイプ  : 300,000円(税別)/台

○フロアスタンドタイプ      : 350,000円(税別)/台

    

      カウンターディスプレータイプ                  フロアスタンドタイプ

 

【今後の展開】

DNPは各種メーカーや商業施設などに本製品を販売し、2019年度までに累計3億円の売上を目指します。また、空中に浮遊しているかのような3D映像を使用したスペースデザインの展開も進めていく計画です。

大日本印刷 東京大学出版会 丸善雄松堂 大学講義用オリジナル教材の制作を支援するサービスを本格展開

大日本印刷株式会社(以下:DNP)、一般財団法人東京大学出版会(以下:東大出版会)、丸善雄松堂株式会社は、紙およびデジタルの大学教員オリジナル教材の制作を支援するサービスについて、著作権処理のメニューを充実した上で、販売活動を本格的に開始します。

 

3社は、2015年10月に、既存の図書や学術論文、ウェブサイトの情報などを活用し、オリジナル教材の企画から編集、制作、出版、流通までを支援する「教育機関向け教材制作サービス」を開始しました。今回、同サービスの著作権に関するメニューを充実したほか、教材の制作メニューと価格を体系化しました。

【背景】

現在の大学の講義では、講義内容に合わせて、図書やウェブサイトなどから得た情報をもとに教員が独自に作成した教材が多く使われており、その作成負荷が課題となっています。こうした動向に向けて、DNPと東大出版会、丸善雄松堂は、大学教員のオリジナル教材制作を支援する「教育機関向け教材制作サービス」を2015年10月に開始し、これまでに多数の注文や引合いを受けています。

一方、インターネットで複数の大学を繋いだ遠隔講義システムや、ウェブ上で学生の学習の進捗管理や教材などの講義資料の閲覧が行えるLMS(学習管理システム)の普及が今後見込まれています。これらシステムの普及に伴い、講義で使用するオリジナル教材についても、一層のデジタル化が求められます。デジタル教材は、複製が容易なことから、紙の教材以上に著作権への配慮が重要となります。今回3社は、このニーズに対応するため、「教育機関向け教材制作サービス」の著作権処理に関わるメニューを充実しました。さらに、サービスメニューや紙およびデジタル教材制作の価格を体系化して大学が導入しやすいサービスとしました。

【サービスの概要】

既刊の図書や学術論文、ウェブサイトの情報などを活用し、紙とデジタルを問わず、最適な媒体でオリジナル教材を制作する支援を行います。企画から、編集、校正、制作、出版、流通までの一連の流れをDNP、東大出版会、丸善雄松堂が協力してサービス提供します。

DNPが編集・校正システム、紙およびデジタル教材の作成、デジタル教材を配信するためのシステム提供を、東大出版会が教材編集・制作および著作権処理を、丸善雄松堂が大学への相談・営業窓口と権利処理済み著作物や画像・図表の提供を担当します。本サービスの特長は以下の通りです。

  1. 教員の教材づくりの手間を省力化します。また、DNP、東大出版会、丸善雄松堂が第三者として編集・校正に加わることで、教材の品質向上が見込めます。
  2. プリントオンデマンドを活用して小部数から大部数まで紙の教材を提供するほか、デジタル教材も提供できます。
  3. 引用している情報について、著作権侵害の有無を判定し、必要に応じて著作権処理の手続きを行うメニューを追加しました。著作権に配慮することで、デジタル化や出版にも対応した教材づくりが可能です。
  4. 書店流通・研究成果公開促進を目的とした学術出版サービスも別途ご提供させて頂きます。
  5. 学内のスタッフが、教員の教材制作・出版の相談を受けたり、編集・校正システム運用のサポートを行ったりする「教材開発センター」の設置を支援します。また、大学出版会の開設支援や著作権セミナー等の各種セミナーの提供を行います。

0928

【価格】

価格は紙の教材の制作部数やデジタル教材の有無、コンサルティングや企画、著作権処理の範囲、校正回数などの条件に基づき提示します。参考価格として、100部制作の場合で1冊あたり4,000円から5,000円程度です。

【今後の展開】

今後、教材制作に加えて、教員の業績評価につながる出版を行うための支援や、デジタル教材の利用状況の分析、著作権処理済みのコンテンツを多数収集して提供する教材バンクなど、さらなるサービスの充実を目指します。丸善雄松堂が大学向けの販売を担当し、2017年度で2億円の売上を目指します。

 

大日本印刷株式会社  本社:東京都新宿区   社長:北島義俊   資本金:1,144億円
一般財団法人東京大学出版会  所在地:東京都目黒区 理事長:古田元夫
丸善雄松堂株式会社  本社:東京都港区 社長:松尾英介   資本金:1億円

2016年度グッドデザイン賞受賞結果を発表

・1,229件がグッドデザイン賞を受賞
・「グッドデザイン大賞」候補と「グッドデザイン・ベスト100」が決定
・「みんなで選ぶグッドデザイン大賞」「私の選んだ一品2016」今日から開始

 

g-mark

公益財団法人日本デザイン振興会(会長:川上元美)は、主催事業であるグッドデザイン賞の2016年度受賞結果を9月29日(木)に発表しました。
2016年度グッドデザイン賞は、4月6日に応募受付を開始し、国内外から応募された4,085件のデザインを対象に審査を実施した結果、全1,229件の受賞が決定しました。この中には、2016年を象徴するデザインである「グッドデザイン大賞」候補となる6件と、独自性、提案性、審美性、完成度などで特に高く評価された「グッドデザイン・ベスト100」100件が含まれています。

2016年度グッドデザイン賞受賞結果(カッコ内:対前年比)
受賞件数:1,229 件(昨年比−108件)
受賞企業数:818社(−91社)  ※注:JAGAT会員企業の受賞
審査対象数:4,085件(+427件)

当会が東日本大震災の復興支援策として2011年度から実施している特例措置枠(グッドデザイン賞応募に要する全費用の免除)での受賞が29件、当会による海外事業連携の一環となるタイ、インドからの受賞40件が含まれます。
今後、「グッドデザイン大賞」はグッドデザイン大賞候補の中から1件が決定します。また「グッドデザイン金賞」「グッドデザイン特別賞」が「グッドデザイン・ベスト100」の中から決定します。
各賞は10月28日(金)に発表予定です。
グッドデザイン賞ホームページ www.g-mark.org

今回の受賞発表に際して、2016年度グッドデザイン賞審査委員長である永井一史氏と審査副委員長の柴田文江氏は、連名のメッセージで「ひとつの突出したデザインが主張するのではなく、それぞれのデザインが各々の役割を誠実に担いながら、集積して私たちの生活世界の全体像を成している」と述べ、今回のグッドデザイン賞では、これまであたりまえとされてきたことの役割をさらに深化させたり、既存のものを活かしたり、お互いの役割を補完しあうようなデザインが、ジャンルを問わず多く受賞していることを特長として挙げています。

本日発表のグッドデザイン賞受賞対象は、10月28日(金)から開催予定の受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION2016」で全点が紹介されるほか、本日から開催される「私の選んだ一品2016」展で、審査委員76名の選んだ受賞作として一部が紹介されます。
さらにグッドデザイン大賞候補は、本日より開催する「みんなで選ぶグッドデザイン大賞」展に出展され、会期中に会場で来場者による大賞決定投票を受け付けます。


2016年度グッドデザイン賞の企画展示
・GOOD DESIGN EXHIBITION 2016
会期:10月28日(金)〜11月3日(木/祝)
会場:東京ミッドタウン(六本木)、渋谷ヒカリエ(渋谷)
・みんなで選ぶグッドデザイン大賞
会期:9月29日(木)〜10月23日(日)
会場:GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)
・私の選んだ一品2016
会期:9月29日(木)〜10月23日(日)
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)

「グッドデザイン大賞」の決定について
2016年のデザイン・オブ・ザ・イヤーにあたる「グッドデザイン大賞」は、グッドデザイン大賞候補に対して、「みんなで選ぶグッドデザイン大賞」展への来場者による投票と、グッドデザイン賞審査委員と今年度グッドデザイン賞受賞者による投票を実施して、合計で最多得票数を得た1件に決定します。
今後のグッドデザイン賞スケジュール
9月29日(木)〜10月23日(日):「みんなで選ぶグッドデザイン大賞」展、「私の選んだ一品2016」展
10月28日(金)〜11月3日(木/祝):「GOOD DESIGN EXHIBITION 2016」
10月28日(金):グッドデザイン大賞、グッドデザイン特別賞、グッドデザイン・ロングライフデザイン賞発表

 

2016 年度グッドデザイン大賞候補(6 件)

●乾電池関連製品 MaBeee(マビー)
ノバルス株式会社(東京都)
●トラクター YT3 シリーズ
ヤンマー株式会社(大阪府)
●賃貸共同住宅 ホシノタニ団地
小田急電鉄株式会社(東京都)+株式会社ブルースタジオ(東京都)
●本 東京防災
株式会社 電通(東京都)+NOSIGNER(神奈川県)+株式会社 電通テック(東京都)+株式
会社 たき工房(東京都)+株式会社 ブレーンシップ(東京都)+株式会社 トランス・メディア
(東京都)+岡村優太(東京都)
●ロボット・プログラミング学習キット
株式会社ソニー・グローバルエデュケーション(東京都)+ソニー株式会社(東京都)
●世界地図図法 オーサグラフ世界地図
慶応義塾大学 政策・メディア研究科 鳴川研究室(神奈川県)+オーサグラフ株式会社(東京都)

2016年グッドデザイン大賞は、「みんなで選ぶグッドデザイン大賞」展への来場者による投票と、グッドデザイン賞審査委員と今年度グッドデザイン賞受賞者による投票を実施して、合計で最多得票数を得た1件に決定します。発表は10月28日(金)の予定です。

 

 

【お問い合わせ先】
公益財団法人日本デザイン振興会 グッドデザイン賞事務局
Tel:03-6743-3777  E-mail:info@g-mark.org

 

 

※注:JAGAT会員企業の受賞
株式会社ウイル・コーポレーションキヤノン株式会社コニカミノルタ株式会社株式会社相互株式会社タナカ株式会社ニコン富士ゼロックス株式会社富士通株式会社富士フイルム株式会社株式会社リコー(五十音順)

JAGAT印刷総合研究会月例研究会 『インクジェット徹底研究~基礎から最新技術まで~』2016年10月25日開催

公益社団法人日本印刷技術協会(略称:JAGAT、本社:東京都杉並区、会長:塚田司郎)は、2016年10月25日、JAGAT本部のセミナールームでJAGAT印刷総合研究会月例研究会「インクジェット徹底研究~基礎から最新技術まで~」を開催します。

JAGAT印刷総合研究会は、最新の技術や市場のトピックをテーマに、3部会で年30回の月例研究会を開催しています。

10月のテキスト&グラフィックス部会では『インクジェット徹底研究~基礎から最新技術まで~』と題し、インクジェット技術の仕組みをいったん整理し、最新のソリューションについて検討していきます。その上でインクジェットの課題、特に用紙適性について議論します。講師には富士フイルムの水性顔料インク「VIVIDIA」やヘッド「SAMBA」、画像技術を統合的に研究・開発している富士フイルムアドバンスマーキング研究所の安田庄司氏を招きます。また三菱製紙の木村篤樹氏にはインクジェット印刷機の用紙対応について解説いただきます。

 

■ JAGAT印刷総合研究会月例研究会『インクジェット徹底研究~基礎から最新技術まで~』

▽日時 2016年10月25日(火)14:00~17:00
▽会場:公益社団法人日本印刷技術協会セミナールーム 〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11
▽参加費:一般 15,120円、JAGAT会員10,800円、研究会メンバー無料
▽お問合せ:電話03-3384-3113
▽構成と内容:
■ 14:00~14:20 オリエンテーションJAGAT専務理事 郡司 秀明
■ 14:20~15:50 インクジェット技術の基本、課題とそのソリューション
  富士フイルム アドバンスマーキング研究所 副所長 安田 庄司 氏
■ 16:00~16:40 インクジェット印刷機の用紙適性と専用紙の動向
  三菱製紙 洋紙事業部海外営業部 担当部長 木村 篤樹 氏
■ 16:40~17:15 質疑応答、ディスカッション

 

pdficon_small ニュースリリースのPDFをダウンロード

【本リリースに関するお問合せ先】
〒166-8539 東京都杉並区和田1-29-11
公益社団法人 日本印刷技術協会 広報担当まで
TEL 03-3384-3113 FAX 03-3384-3168