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展示のお知らせ「弥生三月雛の月 〜過去にあそび 未来をひろげる〜」(3/10~4/9)

光村印刷株式会社は本社1階の展示スペース“光村グラフィック・ギャラリー(MGG)”にて企画展「弥生三月雛の月 〜過去にあそび 未来をひろげる〜」二木屋のお雛様と佐々木一澄の郷土玩具を開催いたします。

 雛祭り

本展は雛人形、郷土玩具研究家の小林玖仁男氏が所蔵する江戸時代以降の貴重なお雛様の名品と、郷土玩具の魅力を発信し続けるイラストレーター佐々木一澄氏による全国各地の郷土玩具とそのイラストレーション、コラムの展示です。
  小林氏は国登録有形文化財の由緒ある建物を、会席料理屋「二木屋」として運営しつつ、四季折々の歳時の中で先人たちのこころを想い、そこに込められた願いを後世に伝えたいと様々なお雛様や郷土玩具を蒐集。そしてそのコレクションを大切にしまっておくのではなく、より多くの方々に見て楽しんでいただきたいとの小林氏の熱意と、印刷という「つくり、つたえ、のこす」文化を担う光村印刷の想いが出合い、本展開催の運びとなった。さらに、日本各地で古くから作られてきた郷土玩具を愛する佐々木氏も、美しい日本文化を「つたえ、のこす」という本展の趣旨に賛同し、自らの作品をご提供くださいました。
 旧暦三月のこの時期に、五節供の一つである「上巳(=雛の節供)」を祝い、華やかなお雛様や目黒川の桜の花とともに、春を迎える喜びを多くの皆さんと分かちあう場となることを祈念しています。

【 展覧会概要 】
・会 期 :2017年3月10日(金)~4月9日(日)
・入 場 :無料  日曜・祝日休館 ※最終日4月9日(日)のみ開館
・時 間 :11:00 ~18:00
・主 催 :光村印刷株式会社
・協 力 :小林玖仁男/二木屋/佐々木一澄/株式会社インフォルム/株式会社竹尾
・イラストレーションとデザイン :佐々木一澄
・展示会案内URL  https://www.mitsumura.co.jp/csr/mgg.html

【 ガイド・ツアー 】
「雛と郷土玩具の歴史と種類について」
4月1日(土)16時 ~17時半
 出演:森田まり子(二木屋マネージャー)、佐々木一澄(イラストレーター)/定員:30名
※当日先着申込み順、参加無料
※予告なく変更となる場合がございます。ご了承ください。

【 ワークショップ 】
「おひなさまや、むかしのおもちゃをかいてみよう」
4月8日(土)14時 ~15時半
 対象:小学生の親子/持ち物:色鉛筆、クレヨンなど絵を描くもの
講師:佐々木一澄(イラストレーター)/定員:10組
※当日先着申込み順、参加無料
※予告なく変更となる場合がございます。ご了承ください。

 

アクセス

map_img光村グラフィック・ギャラリー(MGG)
東京都品川区大崎1-15-9 光村ビル1F


JR山手線/りんかい線「大崎駅」南改札新東口より徒歩6分
東急バス(渋谷駅⇔大井町駅)「居木橋」前

 

「竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション10」開催

竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション10
  ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン:遊びある真剣、そして真剣な遊び

 

TPC_BS10_72_s竹尾ポスターコレクション・ベストセレクションの10回目となる本展では、スイス派を代表するグラフィックデザイナーの一人であるヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(1914–1996)のポスターを特集。
そのグラフィック表現が辿った道筋を通じて、人生とデザインの関係に迫ります。
ぜひ足をお運びください。

 

※本展は多摩美術大学アートテークにて2016 年6 月に開催した「ノイエ・グラーフィクとその時代」展の中から厳選し再構成したものです。
第1 期・第2 期に分け、計25 点を展示いたします。

 

 

◆展示会名◆
竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション10
ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン:遊びある真剣、そして真剣な遊び

◆会 期◆
2017 年3 月3 日(金)― 3 月31 日(金)
  第1 期  3 月3 日(金) ― 3 月16 日(木)
  第2 期  3 月21日(火)― 3 月31 日(金)
10:00 – 19:00  土日祝日および3 月17 日(金)/休

◆会 場◆
株式会社竹尾  見本帖本店2F(アクセス)
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3
TEL: 03-3292-3669  

◆料 金◆  無 料

 

 ~竹尾ポスターコレクションについて~

竹尾ポスターコレクションは、ヨーロッパを中心にアメリカ、ロシア、日本などの主に20 世紀のポスターを広く収集していた、ニューヨークのラインホールド・ブラウン・ギャラリー・ポスターコレクションを、株式会社竹尾が創業100 周年記念事業の一環として1997 年に購入したものです。
多摩美術大学に寄託し、株式会社竹尾と同学グラフィックデザイン学科による共同研究として、1998 年よりさまざまな視点からコレクションの研究に取り組んでいます。その研究成果の報告として「竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション」展を、多摩美術大学アートテークおよび見本帖本店2F にて、定期的に開催しています。

 

~ヨゼフ・ミューラー=ブロックマンについて~

Josef Müller-Brockmann ヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(1914–1996)

ラッパースビル(スイス)生まれ。
1930 年、グラフィックデザイナー見習いを経て、32–34 年にチューリッヒ工芸学校でエルンスト・ケラーとアルフレート・ヴィリマンにインターン生として学ぶ。34 年、デザイナーとして独立して以降、生涯を通じてデザイナーとして活動した。50 年代初頭、最初の音楽会ポスターを制作。以後72 年まで続いたこの連作の即物的構成的な表現は具体芸術の援用例として高い評価を受けた。57–60 年、ケラーの後任としてチューリヒ造形学校のグラフィックデザインコースの講師を務める。58–65 年、『ノイエ・グラーフィク』誌の創刊・編集に携わり、リヒャルト・パウル・ローゼ、ハンス・ノイブルク、カルロ・ヴィヴァレリらと協働。60 年に東京で開催された世界デザイン会議に登壇後、日本各地を歴訪、60 年代から70 年代にかけて日本で教育に携わる。 62–63 年、マックス・ビルに招かれウルム造形大学の招待講師を務める。56 年から95年の間に世界各地で41 回の個展開催。87 年、チューリッヒ州文化功労者金賞のほか受賞多数。AGI 会員(51 年)。

 

「印刷書体のできるまで――活字書体からデジタルフォントへ」展開催

  印刷博物館P&Pギャラリーでは、3月11日(土)より「印刷書体のできるまで――活字書体からデジタルフォントへ」展を開催します。書き文字から活字を使用した活版印刷、写真のように文字を映し出す写真植字、コンピュータを使ったCTS、DTPへ。印 刷で使用される文字のありかたは時代によってさまざまに移り変わってきました。
 普段あまり意識することのない印刷の文字のかたち=書体には、さまざまな「読ませる」工夫が詰まっています。印刷書体の 制作工程から、その工夫を紹介します。

 

【展示内容】
 第1部 印刷書体のあゆみ
 幕末から明治にかけて西洋式の活版印刷が日本に導入され、普及していきました。書き文字を彫刻していた整版から、活版印刷へと変わっていくにつれて、印刷するための文字(=書体)がうまれ、文字印刷の主流となっていきます。書体制作のこれまでを紹介します。

 第2部 印刷書体のできるまで
 印刷書体は現在どのようにつくられているのでしょうか。新しく発表された凸版文久体を例に、書体制作の工程を紹介します。

 第3部 印刷書体のこれから
 アナログからデジタルへ。製作方法とアウトプットは時代とともに大きく変わってきました。 これからの印刷書体に求められるかたちとはどのようなものでしょうか。新しいデジタル時代の読みやすさの工夫を紹介し、新 しい文字のかたち、文字のこれからについて考えます。

 

たちつてと          あいうえお 

  凸版文久見出しゴシックEB 下書き・清書

 

 

会 期◆2017年3月11日(土)2017年6月18日(日)印刷博物館

時  間10:00~18:00

会  場印刷博物館 P&Pギャラリー

      (東京都文京区水道1丁目3番3号トッパン小石川ビル)

入  場無料 ※印刷博物館本展示場にご入場の際は入場料が必要です

休館日◆毎週月曜日(但し3月20日(月・祝)は開館)、3月21日(火)

 

主   催:凸版印刷株式会社・印刷博物館
企画協力:トッパンアイデアセンター
電話番号:03-5840-2300(代表)
Webサイト:http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/170311/index.html

おいしい東北パッケージデザイン展2016 in Tokyo


東京ミッドタウン・デザインハブ第64回企画展

「おいしい東北パッケージデザイン展2016 in Tokyo」開催
~東北の10商品 実用化・商品化のパッケージデザインを全国のデザイナーが新提案~
 東京ミッドタウン・デザインハブ(構成機関:公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラィックデザイナー協会、武蔵野美術大学デザインラウンジ)は、3月3日(金)より第64回企画展「おいしい東北パッケージデザイン展2016 in Tokyo」を開催いたします。
 東北経済産業局と日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)は、デザインの力によって東北の豊かな地域資源をより魅力的に発信するため、個性溢れる10社10商品の新しいパッケージデザイン案を全国のデザイナーから募集しました。この取り組みは2014年に始まり、これまでに16商品のデザインが実用化。3回目となる今回も、優秀作品の実用化・商品化を目指しています。
 東北地域には、豊かな風土と歴史・文化がもたらす魅力的な地域資源と、高い技術や確かな品質を備えた商品を提供する企業・団体等がたくさんありますが、その魅力を効果的に伝えきれている例は多いとは言えません。本展は東北地域の商品の魅力と価値を掘り起こす、多種多様なパッケージデザインの展覧会です。会場では、応募624点から審査で選ばれた214作品を、参加企業の要望や各作品のデザインコンセプト等と共に展示しますので、デザインの力や役割を感じながら、デザインへの理解を深めていただければと思います。
※本展は、昨年仙台で開催された「おいしい東北パッケージデザイン展2016」の巡回展です。

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開催概要
名 称: 東京ミッドタウン・デザインハブ第64回企画展
      「おいしい東北パッケージデザイン展2016 in Tokyo」
会 期: 2 017年3月3日(金)~ 31日(金)11:00-19:00 会期中無休・入場無料
会 場: 東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F)
主 催: 東京ミッドタウン・デザインハブ(http://designhub.jp/)
企画・運営: 東北経済産業局、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)
後 援: 公益社団法人日本パッケージデザイン協会(JPDA)

 

関連イベント「オープニングトーク」
前半は、「地域の自立には美意識のあるデザインが必要」と、地域とクリエイター(隈研吾、原研哉、梅原真諸氏など)を結び、共有価値から地域経済を創出している鈴木輝隆氏を迎え、全国各地の事例をご紹介いただきます。後半は、鈴木氏と東京都八王子市「TAKAO 599 MUSEUM」や北海道清里町「じゃがいも焼酎」などを手がけた大黒大悟氏、昨年の「おいしい東北」でグランプリを受賞し「盛岡冷麺 弾力ちゃん」のパッケージデザインが実用化された古屋友章氏を交え、地域におけるパッケージデザイン開発の課題や可能性を考えます。

日 時: 3月3日(金)17:30‒19:00
会 場: インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(デザインハブ内)

内 容: 1. 講演「ローカルデザインと人のつながり」:鈴木輝隆(江戸川大学社会学部 特任教授)
      2. パネルディスカッション:鈴木輝隆・大黒大悟(日本デザインセンター 大黒デザイン研究室)・
        古屋友章(グラフィックデザイナー) 聞き手:三輪宏子(FMS綜合研究所)
進 行: 福島 治(JAGDA展覧会委員長)
参加費: 無料(定員100名/ウェブサイトより要予約)
※終了後、展覧会場(ミッドタウン・タワー5F)でレセプションを開催します(19:00‒20:30/予約不要)

グランプリ(岩手県知事賞)

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商品: ポケット ドライ ライス(ポケドラ)(仮 )[ (株)水沢米菓/岩手]
デザイン:菅 渉宇 [スガデザイン/だいふく/東京]

 

 

 


●お問合せ
 「おいしい東北パッケージデザイン展2016」事務局(JAGDA内)
 Tel 03-5770-7509 oishii@jagda.or.jp

東京ミッドタウン・デザインハブとは・・・
「東京ミッドタウン・デザインハブ」 は、デザインのプロモーション・職能・研究教育という3つの異なる役割を担う機関が連携して運営するデザインネットワークの拠点です。次世代の生活や社会への視座を提示する展覧会やセミナー、ワークショップなどの開催によって、多くの人をデザインの力でつなぎ、動かす場として、デザインを通して未来をともに考える活動をしています。

 

2016年度「東京ビジネスデザインアワード」最終審査結果発表

2016年度「東京ビジネスデザインアワード」
-最優秀賞は、「三方金の技術を応用したペーパージュエリーブランド」の提案-

 

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東京都が主催し、公益財団法人日本デザイン振興会(会長:川上元美)が企画・運営をおこなう「東京ビジネスデザインアワード」は、東京都内のものづくり中小企業とデザイナーの恊働による新ビジネス創出を目的としたマッチング事業です。
2012年の事業開始後、実現化した商品は国内外で販売・展示を進めるなど積極的な展開を迎えています。
去る1月25日(水)に東京ミッドタウンで開催した提案最終審査において、あらかじめ各企業から提出されたテーマに対する提案が認められテーマ賞を獲得した8組のデザイナーによる公開プレゼンテーションと審査をおこないました。
最優秀賞には原田元輝氏、横山徳氏(プロダクトデザイナー、グラフィックデザイナー) の「三方金の技術を応用したペーパージュエリーブランド 」、優秀賞には今井裕平氏、林雄三氏、木村美智子氏(ビジネスコンサルタント+デザイナー/kenma Inc.)の 「肌に貼って直接書けるメモシール 」、片山典子氏(プロダクトデザイナー/moviti design) の「ユーザーが仕上げる花器デコレーションシート」が選ばれました。

これら3件を含めたテーマ賞の各デザイン提案については、テーマ企業とデザイナーの間で提案の事業化・製品化に向けた検討が始まっています。今後の展開をご注目ください。

 

2016年度 東京ビジネスデザインアワード 最終審査結果

 

最優秀賞(1件)  [賞金 100 万円]
3・提案名:「三方金の技術を応用したペーパージュエリーブランド 」
・提案者:原田元輝、横山徳(プロダクトデザイナー、グラフィックデザイナー)   
・テーマ:聖書の製本により培った「三方金・三方銀付加工」
・内 容 : 長年培った三方金の技術「保存性」と、紙の持つ豊かな「表現力」と「汎用性」を再構築した、 ペーパージュエリーの提案
・企 業:株式会社星共社(文京区)

 

 

優秀賞(2件)  [賞金 各 20 万円]
5・提案名:「肌に貼って直接書けるメモシール 」
・提案者:今井裕平、林雄三、木村美智子(ビジネスコンサルタント+デザイナー) /kenma Inc.
・テーマ:水なしで肌に貼れる「特殊転写シール技術」
・内 容 :「手メモ」ニーズのある医療従事者に向けた、手にはって直接メモをとれるシール
・企 業:株式会社コスモテック(立川市)

 

・提案名:「ユーザーが仕上げる花器デコレーションシート 」1
・提案者:片山典子(プロダクトデザイナー)/moviti design
・テーマ:金属の板材を利用して流通に展開する「老舗板金技術」
・内  容:ORIメタの技術を応用し、気軽に花を暮らしに取り入れることができる金属の板材を使ったデコレーションシート」
・企 業:株式会社丸和製作所(昭島市)

 

 

 

 

※東京ビジネスデザインアワードのウェブサイトにて詳細情報を掲載しております。
https://www.tokyo-design.ne.jp/award.html

ワコム、思い通りの制作フローを可能にするWacom® Intuos® Proを発売

 株式会社ワコムは、本日、新世代の「Wacom® Intuos® Pro」および「Wacom® Intuos® Pro Paper Edition」を発表しました。ペンの正確さが向上し、より自然な描き心地を実現した「Wacom Intuos Pro」に加え、紙に鉛筆やペンで描くスケッチの工程とデジタルでの仕上げ工程をシームレスに連携したいというニーズに応え設計された「Wacom Intuos Pro Paper Edition」を新たにラインアップしました。

 

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Wacom Intuos Pro

Wacom Intuos Pro Paper Edition

「Wacom Intuos Pro」シリーズには、最高のクリエイティブツールを求めるイラストレーターやデザイナーをはじめとするクリエイターの方々に満足いただける新機能を搭載しました。両製品ともに、進化した「Wacom Pro Pen 2」で、これまでのペンタブレットにはない表現力を実現します。また、今回新たに発売する「Wacom Intuos Pro Paper Edition」は、書き味のよいペンタブレットとしての機能に加え、アイデアスケッチから仕上げまで、紙とデジタル両方の作品制作フローを1台で行うことができます。「Wacom Intuos Pro Paper Edition」は、紙に描いたスケッチをレイヤー分けして保存することができ、ラスター形式またはベクター形式のソフトウェアで開くことができます。『スケッチは紙』という方も煩わしいデータスキャンが不要になります。

「思い通りに使えないツールは、無限の創造力を引き出す妨げになることがあります。新世代のWacom Intuos Proは、紙にスケッチしてから作品づくりをするなど、あらゆる制作フローに対応し、クリエイティビティにあふれた作品づくりをすることができます」と代表取締役社長の山田正彦は述べています。

「Wacom Intuos Pro Paper Edition」はMacまたはWindows PCに接続するとペンタブレットとして利用できますが、付属の筆圧感知対応ゲルインクペン「Wacom Finetip Pen」ならびに「Wacom Inkspace アプリ」の機能を利用してペーパーモードでも利用可能です。

 

スリムなデザインと拡張機能
新世代の「Wacom Intuos Pro」は厚さ8mmと薄く、持ち運びにも便利です。底面に摩耗に強いアルマイトを施した付属のペンスタンドには10本の替え芯が同梱されています。
パソコンにUSBまたはBluetoothで簡単に接続することができ、すぐに作品づくりを始めることができます。Medium、Largeサイズ共にマルチタッチ機能をサポート。カスタマイズ可能な8個のExpressKey®(ファンクションキー)とタッチホイールには使用頻度の高いショートカットや修飾キーなどの機能を設定して、作業効率の向上を図ることが可能です。
「Wacom Intuos Pro Paper Edition」には、ペーパークリップ、「Wacom Pro Pen 2」 、「Wacom Finetip Pen」が同梱されています。ペンタブレットに置いた紙にゲルインクペン「Wacom Finetip Pen」でスケッチすると、描いたデータは「Wacom Inkspace アプリ」に転送されます。またアプリに保存されたデータはワコムのクラウドサービス「Inkspace」に自動同期されるので、どこからでもアイデアスケッチや下書きデータにアクセスして、クリエイティブソフトウェアを使って作品づくりを続けることができます。

「ワコムはクリエイターの皆さまの沸き上がるインスピレーションやアイデアをカタチにするお手伝いをしたいと願っています。Wacom Intuos ProおよびWacom Intuos Pro Paper Editionは、インスピレーションを発展させ、表現することを可能にします。」と山田正彦は述べます。

 

最高のペンテクノロジ
新しくなった「Wacom Pro Pen 2」は「Wacom Intuos Pro」および 「Wacom Intuos Pro Paper Edition」のいずれにも付属しています。これまで提供していた「プロペン」の4倍(8192レベル)の筆圧感知をし、ペンの正確性・追従性も大幅に向上しました。
また、「Wacom Intuos Pro Paper Edition」にはスムーズな描き心地のゲルインクペン「Wacom Finetip Pen」が新たに提供されます。アイデアスケッチや下書きは紙で始める方に向けて開発さた「Wacom Finetip Pen」で描いたスケッチはセンターボタンを押すだけでデジタル化されます。異なる書き味のペンで描きたいという方は、オプションで提供する「Wacom Ballpoint Pen」も利用可能です。(オプション提供のペンは順次発売の予定です。)

 

価格と発売日
「Wacom Intuos Pro 」ならびに「Wacom Intuos Pro Paper Edition」は1月19日(木)よりワコムストア(store.wacom.jp)および一部家電量販店にて販売開始します。

製品名

製品型番

ワコムストア価格 (税抜)

Wacom Intuos Pro Medium

PTH-660/K0

39,800円 

Wacom Intuos Pro Paper Edition Medium

PTH-660/K1

44,800円

Wacom Intuos Pro Large

PTH-860/K0

49,800円

Wacom Intuos Pro Paper Edition Large

PTH-860/K1

54,800円

※「Wacom Intuos Pro」の詳細はこちらから↓
http://www.wacom.com/ja-jp/products/pen-tablets/intuos-pro-overview
※製品デモ・検証機貸し出しの お問い合わせ先はこちらから↓
http://tablet.wacom.co.jp/biz-design/rental/index.html

TooがAdobe Systemsの2016年度「Japan partner of the year」を獲得(1/19)

クリエイティブ市場の総合商社・株式会社Too(本社/東京都港区虎ノ門3-4-7、社長 /石井剛太、資本金/1億円)は、Adobe Systems Incorporated(本社:カリフォル ニア州サンノゼ、CEO:Shantanu Narayen、以下アドビ)より、2016年度の日本国内 における「Japan partner of the year」に選ばれました。

 

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日本全国にわたり、アドビとの協同セミナーや自社講師による独自の活動を通じてお客様が必要とされる情報を継続的に提供したことに加え、永続ライセンス版からの Adobe Creative Cloudへのビジネス転換を成し遂げ、2016年度に過去最高の売上実績 を上げたことなどが高く評価されました。

クリエイティブ市場にコミットしてきたTooでは、アドビ システムズ 株式会社(本 社:東京都品川区、代表取締役社長:佐分利ユージン)と長年培ってきた強い協力体制を維持しながら、アドビが提案する新しいソリューションによりお客様の事業の可能性を広げられるようご提案し、すぐれたアドビ製品のさらなる販売拡大に尽力してまいります。
弊社独自のサポートプログラム「Too CARE for Adobe Creative Cloud」、トレーニングプログラム「Desi for Adobe Creative Cloud」、また最新の情報提供などの充実をはかっていく所存です。

 

アドビ システムズ 株式会社 代表取締役社長 佐分利 ユージン様のコメント
「この度の受賞誠におめでとうございます。
Too様のご支援により、サブスクリプションにより常に最新の機能を提供することでクリエーターのワークフローを効率化するというAdobe Creative Cloudの価値が多くのユーザーに受け入れられ、クラウドへの移行が加速していること感謝申し上げます。
引き続き、特にデザイン分野における強固な顧客基盤と高い情報発信力をお持ちのToo様とさらに強い協業体制のもと、両社のビジネスを拡大して行ければと思っております。」

 

株式会社Too 代表取締役社長 石井 剛太のコメント
「この度はすばらしい賞をいただきありがとうございます。
この受賞は、日々アドビ製品を販売している私どものすべてのスタッフの大きな励みとなります。これからもアドビと共に新しい市場開拓を怠ることなく、常に業界の最前線を走るお客様に伴走しながら、アドビの新しい可能性を広げていきたいと思っております。」

 

 

■Adobe製品 総合情報サイト
http://www.too.com/adobe/

 ■同件に関するお問い合わせ先
株式会社Too  販売推進部
E-Mail pr@too.co.jp
TEL 03-6757-3123 FAX 03-6757-3124
〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-4-7 虎ノ門36森ビル

全国グラビア、2月1日より「品質判定ガイドライン」購入受付開始(1/10)

 全国グラビア協同組合連合会(全国グラビア、田口薫会長)は、3年の歳月をかけて策定した「品質判定ガイドライン〜軟包装(インキ抜け)〜」の購入申込受付を2月1日より開始する。
  同書は、品質課題の中で自力での解決が難しいフィルム起因によるインキ抜けなどについてまとめたもの。

 今回、第一弾として、フィルム製造時に発生する(ゼロにはできない。それらを未然に防ぐには、検査を強化し、不良品をはじく必要があるが、それは膨大な資源の無駄を招く)異物に起因して発生する印刷不良、インキ抜けについての『品質判定ガイドライン~軟包装(インキ抜け)~』を作成した。A4判カラー印刷、本文54ページで、綴じ込みとして、軟包装インキ抜けサンプル3 枚(OPP40μm にデジタル印刷後、ニス加工)、付録として、CMYK+Wの各インキ抜け品質判定シート(PET100μm にデジタル印刷後、両面PPラミ)が付いている。

  第1章では、軟包装パッケージの品質基準と業界の現状および同課題における背景と目的、そしてフィルム起因によるインキ抜け発生のメカニズムをまとめている。
  第2章では、現状のフィルムメーカーの品質の実力値や欠点検査機の運用上の精度限界を調査し、それらから軟包装業界として適正と考え得る品質判定基準をまとめている。
  第3章では、同書の運用方法などについてまとめるとともに、第4章の補足資料には、グラビア印刷関連の周辺情報およびインキ抜けの実例写真、フィルムによるインキ抜け見本サンプル、欠点検査機の原理をまとめている。
  同書の購入については、全国グラビア協同組合連合会ホームページまで。

 

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東京ミッドタウン・デザインハブ第63回企画展(1/11)

東京ミッドタウン・デザインハブ第63回企画展
   『地域×デザイン2017 -まちが魅えるプロジェクト- 開催』

 

地域×デザイン展とは・・・2016%e4%bc%9a%e5%a0%b4%e5%86%99%e7%9c%9f

 いま全国各地で地域の特色を活かした様々な取り組みがおこなわれています。

 本展ではこのような取り組みの中でも、地域が持つ魅力を発見し、事業化しているプロジェクトを、 デザインの視点から分析、紹介します。会期中は、常設の展示だけではなく、トークセッションも連日開催します。

 

 

会期 : 2017年23日(金)~226日(日)     11:00~19:00  会期中無休・入場無料

会場 : 東京ミッドタウン・デザインハブ (東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F) 

 

 

展示で紹介するプロジェクト  
  ・写真文化首都「写真のまち」プロジェクト(北海道・東川町)
  ・アジアの若手デザイナーと震災被災地を繋ぐ「DOOR to ASIA」(岩手県・宮城県 ほか)
  ・木のおもちゃから広がる、南会津の林業再生とまちづくり「マストロ・ジェッペット」(福島県・南会津町)
  ・グローバル×ローカル(兵庫県・豊岡市)
  ・地場産業ブランディングと人材育成による地域拠点づくり「Toyooka KABAN Artisan Avenue 」
  ・愛のバッドデザインプロジェクトin 小豆島(香川県・小豆島町、土庄町)
  ・これからの日本の湯道具をつくる「YUIRO」(愛媛県・松山市)
  ・離島と都会を結ぶ、小さな私設図書館「さんごさん」(長崎県・五島市)
  ・綾町の魅力を100年後に伝える「aya100」(宮崎県・綾町)
  ・100年後の「工芸大国」を目指す、産地再生の取り組み「中川政七商店」(全国各地)

 %e6%9d%b1%e5%b7%9d%e7%94%ba 北海道・東川町 

 

yuiro 愛媛県・松山市

 

 全国から選りすぐった10件の地域プロジェクトを展示により紹介するとともに、日 ごとにテーマを設定しゲストを招いた トークセッションやワークショップなどの関連プログラムも予定しています。本展は昨年2月に開催し、 約1万人を集めた第56回企画展「地域×デザイン -まちを編みなおす20のプロジェクト-」に続く第2回目となります。
 日本の各地でおこなわれている地域の特色を活かした取り組みを、昨年の企画展では地域がもつ価値を改めて見出し「まちを編集」すること、また生活・文化やコミュニティの「編みなおし」と考え、デザインの視点から分析、紹介しました。今回はその考えかたをもとに、デザインによって価値の転換を図り魅力に変えているプロジェクトを紹介します。
 本展は、グッドデザイン賞を主催する国際的デザインプロモーション機関である公益財団法人日本デザイン振興会と、プロジェクトデザインで社会を変革する力を持った人材育成を目指す事業構想大学 院大学(東京都港区、学校法人日本教育研究団)が共同で企画運営をおこないます。

 

 

主催: 東京ミッドタウン・デザインハブ
企画運営: 公益財団法人日本デザイン振興会、事業構想大学院大学
後援(予定): 内閣府、農林水産省、経済産業省
サポーター企業: 株式会社ジェイティービー、株式会社ゼンリン、
株式会社地域経済活性化支援機構、西日本電信電話株式会社、
株式会社ポニーキャニオン、株式会社モリサワ、株式会社ワイス・ワイス他
ウェブサイト: http://www.jidp.or.jp/lds2017/
 

グラビア印刷並みの高濃度印刷を実現するパッケージ用水性フレキソインキ「マリーンフレックスLM」を開発(12/22)

DIC グラフィックス株式会社(本社:東京都中央区、社長執行役員:谷上浩司)は、高濃度印刷を実現するパッケージ用水性フレキソインキ「マリーンフレックスLM」を開発しました。同新製品は、インキ中の揮発性有機化合物(VOC)を5%未満に抑え地球環境負荷低減に配慮するとともに、欧州の食品パッケージの安全性に関わる「スイス条例」※にも対応可能な世界基準のインキです。

食生活やライフスタイルの変化などを背景とした、食品の個包装化、冷凍・チルド食品、レトルト食品、洗剤・シャンプーの詰め替え用パウチなどの需要増大により、パッケージ市場は新興国を中心に拡大しています。これに伴い、パッケージ用インキの需要も順調に伸張しており、当社では、世界需要は2020 年までには2015 年比で20%成長すると見込んでいます。

現在、パッケージ用インキは、基材となるプラスチックフィルムへの濡れ性(なじみ易さ)や印刷時の乾燥性に優れる溶剤系が主流となっていますが、新興国を中心とした国家レベルでの環境負荷や残留溶剤の低減に向けた取り組みなどにより、水性やUV硬化型など環境対応型インキへのニーズが急激に高まっています。

パッケージフィルムへの印刷には、凹版を使用するグラビア印刷や凸版を使用するフレキソ印刷が主に利用されますが、水性化の検討は世界的にフレキソインキが先行しています。これはフレキソ印刷がグラビア印刷に比べてインキ塗布量が少なく、乾燥が遅い水性インキを使用した際にも、乾燥エネルギーを抑制でき生産性(高速印刷)が優位であることなどによります。一方、インキ塗布量が少ないため高濃度・高精細印刷が難しく、印刷品質がグラビア印刷に比べ劣るため、その改善が求められています。

この度の新製品は、当社が保有する配合技術と分散技術を駆使し、印刷適性を損なうことなくインキの高濃度化に成功したことで、印刷品質をグラビア印刷と同等レベルにまで高めることを可能にしました。また、バインダーとなる樹脂を構造から見直し、インキ高濃度化によるラミネート時の接着強度低下を防ぐとともに、版から基材へインキ転移後、版面に残ったインキの再溶解性を高めることで印刷品質の安定化を図るなど、安心と信頼を生む使い易さを実現しました。

 

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マリーンフレックスLM を使用した印刷物

 

当社グループでは、同新製品を戦略製品として位置付け、深刻な環境問題を背景としたVOC規制などにより、水性インキなど環境対応インキ市場の急激な拡大が期待できる、中国やインドをはじめとしたアジア地域を中心に拡販を積極的に進めていきます。
当社グループは、新製品の拡充などによりフレキソインキ事業を強化し、中期経営計画「DIC108」で掲げるパッケージ関連材料(グラビアインキ、フレキソインキ、ラミネート接着剤、フィルム)において、2016 年からの3 年間で売上高を2015 年比で500 億円増加させる計画です。

 

※スイス条例:Swiss Ordinance §817.023.21 Annex6
食品非接触の印刷インキを含む包装材料のポジティブリストと、包装材料からの化学物質溶出量を規制するスイス連邦の条例。厳しい基準を設定しているため、世界基準となっている。

 

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