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タイププロジェクト、試作フォント生成ソフトウェア「Drop&Type」の発売を開始

タイププロジェクト株式会社(東京都練馬区 代表取締役社長 鈴木 功、以下タイププロジェクト)は、フォントデザインの確認ツールである「Drop&Type (ドロップ アンド タイプ)」の発売を、本日より開始することを発表いたしました。「Drop&Type」は、デザイナーや学生などがフォント化において技術的に困難さを感じることなく、オリジナルデザインの試作フォントを容易に生成することで、デザインの確認ができるようにすることを目的としています。

 

「Drop&Type」は、Adobe Illustratorで作成した文字のアウトラインデータを専用のシートに入れ、ドロップするだけでOpenTypeフォントフォーマットの試作フォントを生成します。一度に生成できる文字数は280字までで、生成時間は約30秒*です。これにより、デザイナーが、クライアントのために専用文字を数十文字だけ制作する、または特定のプロジェクトのためにオリジナルフォントを制作する場合などに、制作中の文字デザインの使用感を試作フォントとして確認することが可能になります。

ドロップシート(サンプル)

ドロップシート(サンプル)

 

Drop&Type 画面

Drop&Type 画面



 

タイププロジェクトの代表取締役社長、鈴木 功は「弊社では、新しいデザインの文字が100文字ほど揃ったら自社ツールでフォント化して確認しています。試作フォントとして使用することでデザインの方向性を確認するとともに修正点にも気づくことができるので、全体的なフォント開発時間の短縮を実現しています。弊社がコーポレートフォントや都市フォントの制作過程で利用実績を積んできた『Drop&Type』を、広くデザイナーや学生の皆さんに使っていただくことで、フォント制作の拡大やユニークなフォントの発表につながることを期待しています。そして、微力ながら日本語書体の活性化に貢献できれば幸いです」と述べています。  

「Drop&Type」は、StdNの範囲(Adobe-Japan1-3プラスJIS2004字形)までの文字種から和文および欧文の全角(正方形枠)の280字を任意に選択して生成することができます。生成した試用フォントは、商用利用が可能で、無料での配布も行えます。学校法人での購入の場合は、特別価格で提供いたします。

Drop&Typeには、試作フォント生成時間を体感していただくために、サンプルシートを同梱しています。サンプルシートには仮名約物193字、漢字80字を収録しています。

■ 仕様
対応OS:Adobe Illustrator CS5以上がインストールされたMac OS X 10.6.0以上
生成ファイル:OpenTypeフォント(ヒント情報は含みません)
生成対応字幅:和文/欧文ともに全角(正方形枠:縦横共に同じ文字送り)に対応
*プロポーショナル幅には非対応
機能: 横書き・縦書き対応
生成可能文字種:StdNの範囲(Adobe-Japan1-3プラスJIS2004字形)まで
生成可能文字数:280字。一度に1シートのみ変換可能
生成時間:約30秒(*書体デザインにより異なります)
生成方法:専用のドロップシート(.aiファイル)を、アプリケーションにドロップ
利用: 生成フォントの商用利用可、無償配布可(販売不可)
*ただし、サンプルシートで生成したフォントを除く

 提供方法
「Drop&Type」は、1ライセンス 2,500円で、タイププロジェクトのオンラインショップでご購入いただけます。学校法人での購入の場合は、1ライセンス 2,000円の特別 価格で提供いたします。

タイププロジェクト オンラインショップ https://shop.typeproject.com/

タイププロジェクト株式会社について
「文字の可能性を広げたい」それがタイププロジェクトの原動力です。2001年の創業以来、AXIS FontやTP明朝など、次世代標準を目指したベーシックなフォントを提供しています。また、企業のブランディングを促進するコーポレートフォント、都市のアイデンティティを表現する都市フォントなど、多彩な成果をあげています。「文字を通じて人々の生活をより快適に、より豊かなものにする」という企業理念のもと、新しい社会に必要な書体を開発する21世紀の文字カンパニーとして活動しています。

Web http://typeproject.com/
オンラインショップ https://shop.typeproject.com/
Facebook https://www.facebook.com/typeproject
Twitter https://twitter.com/typeproject

【製品に関するお問合せ先】
タイププロジェクト株式会社
admin@typeproject.com

【報道関係者お問合せ先】
共同ピーアール株式会社 田村・上瀧 (こうたき)
typeprojectpr@kyodo-pr.co.jp
Tel:03-3571-5238

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キンコーズ・ジャパンがインターリンク(株)を傘下へ

キンコーズ・ジャパン株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:西條 弘晃、以下 キンコーズ)とインターリンク株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:竹長 剛、以下 インターリンク)は、キンコーズがインターリンクの全株式を取得し100%子会社とする株式譲渡契約を、4月1日に締結したことをお知らせいたします。

インターリンクのサービス事例(屋内サイン)
インターリンクのサービス事例(屋内サイン)

オンデマンドソリューションサービスを展開するキンコーズと、大判インクジェットプリントサービスを企画、製作、施工までワンストップで提供するインターリンクは、サイン&ディスプレイ領域におけるパートナーとしてこれまで関係を築いてきました。この度の契約により、キンコーズの店舗ネットワークや広範な法人営業のカスタマーベースと、インターリンクのリソース、ノウハウなど、両社がこれまで培ってきた力を結集させることによって、新しいソリューションの開発、新たなチャネルの開拓と顧客提案力の一層の強化が可能となります。

●キンコーズ 代表取締役社長 西條 弘晃のコメント:
キンコーズは、企業の抱える様々な経営課題に対し、弊社の強みである店舗ネットワークと販売チャネルを最大限に活かした、究極のオンデマンドソリューションの提供を目指しています。
インターリンクの大判インクジェットプリントの知見・ノウハウや、充実した設備による高い生産性とスピード、高い品質を、キンコーズに活かしていくことで、リアルマーケティング分野(印刷物、展示物、装飾物、POPなどの製作物を提供して顧客とコミュニケーションするマーケティングサービス)の対応力を大幅に向上させることができると確信しています。今後は、サイン&ディスプレイとプリンティングを複合させたワンストップソリューションの提供により、オンデマンドソリューションプロバイダーとして国内シェア拡大を目指してまいります。

●インターリンク 代表取締役 竹長 剛のコメント:
インターリンクは、創業以来大判のインクジェットプリントに特化したサービスを展開してまいりました。特に、サイン&ディスプレイ領域における企画・提案力を武器に、出力、加工、施工までをワンストップで展開するサービスにおいては、お客様から高い評価を頂いています。
今回、高いブランド力を持つキンコーズの全国の販売チャネルを直接活用することで、ビジネスチャンスが広がると考えており、両社でノウハウ・知見や、リソースを共有し、最大限に活用して営業力の向上を図り、大判インクジェットプリントサービスの国内シェア拡大を目指します。これからも、サイン&ディスプレイ領域のエキスパートとして、さらにお客様に満足していただけるサービスを提供してまいります。

【インターリンクのサービス事例】
・屋内サイン
https://www.atpress.ne.jp/releases/96814/img_96814_1.jpg

【キンコーズ・ジャパンについて】
キンコーズ・ジャパンは1991年の創業以来、オンデマンドプリントサービスのリーディングサプライヤーとして、全国に広がる店舗ネットワークと、法人営業、遠隔利用をカバーするオンラインサービスの3つのチャネルを用いて、「短納期」「小ロット」「ワンストップ」のニーズに最適なソリューションを提供しています。究極の「オンデマンドソリューションプロバイダー」を目指し、高付加価値サービスをご提案、ご提供することによって、お客様の抱える様々な課題の解決に貢献するとともに、お客様と共に新たな価値の創造を求めてまいります。

URL: http://www.kinkos.co.jp/

【インターリンクについて】
インターリンクは会社設立時の1996年からインクジェットプリントサービスのフロンティアとしてプリントサービスを提供しています。「クオリティ」と「スピード」にこだわり、25台の大型インクジェットプリンタを東京都心に完備し、それに付随した最先端の加工設備も所有しています。また、出力と加工だけにとどまらず、展示やイベントも手がけるなど、企画から施工まで幅広いサービスで新しい価値を提供します。

URL: http://www.interlink-pro.co.jp/

「RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテスト」を開催 ~IoT 時代に向けた新プラットフォームを応募者特典として先行提供~

株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、全天球カメラ「RICOH THETA」を活用したアプリケーションやガジェットを募集する、二回目のオープンコンテストを開催します。エントリー期間は4月1日から8月10日で、作品の提出締切は8月31日です。また、IoT時代に向けた新しいプラットフォームを一足早く応募者特典として提供し、開発を支援いたします。

 

RICOH THETAは全方位を一度に撮影できるという特徴から、来るIoT社会においてもそのさまざまな活用が期待されています。しかし、RICOH THETAのようなイメージングデバイスを利用してIoTソリューションを開発するには、機器側の開発だけではなく、クラウド側の開発や、サーバーの構築・運用など、組み込み以外の技術開発やノウハウが必要となり、従来の製品開発よりも開発期間やコストがかかることが課題になっています。このたび応募者特典としてリリースするベータ版のクラウドAPI(Application Programming Interface)は、主にイメージングデバイスを使ってソリューションを実現しようとする方に向けて、開発が省力化できるよう、RICOH THETA用のBaaS(Backend as a Service)(※1)として公開するものです。

リコーの創業80 周年記念の一環として開催する本コンテストでは、このクラウドAPI を用いて開発した新しいRICOH THETAの活用を提案するアプリケーションを含め、前回同様にRICOH THETAと連動するアプリケーションやガジェットを幅広く募集します。詳しくは開催概要をご覧ください。

※1 BaaS(Backend as a Service)とは、ユーザーや機器の認証・管理、プッシュ通知、SNS 連携などの共通機能を、アプリケーション開発者向けにインターネットを通じて提供するクラウドコンピューティングの形態の一つです。アプリケーション開発者は、クラウドAPI やSDK(Software Development Kit)を利用することで、簡単にこれらの機能を組み込むことができます。

 

<開催概要>

主催 株式会社リコー
共催 YRP ユビキタス・ネットワーキング研究所
特別協力 東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センター
協力 日本科学未来館、株式会社ドワンゴ
応募資格 本コンテスト応募要項に同意いただいた方のみ応募できます。
個人、グループ、法人を問いません。国籍、年齢、居住地などの制限もありません。
対象リコー製品 RICOH THETA / RICOH THETA(m15) / RICOH THETA S
応募方法 エントリー期間中に専用Web サイト内の応募フォームからエントリーのうえ、応募作品提出締切までに応募作品をご提出ください。
募集内容  ・RICOH THETAとセンサー、Web上のデータなど、インターネットと融合した新しいIoTコンセプトアプリケーション
・RICOH THETAと連動するガジェットやアプリケーション
 応募者特典 クラウドAPI(ベータ版) および RICOH THETAシリーズの筐体3Dデータ
※クラウドAPIは順次機能を追加いたします。詳しくは随時更新するコンテストサイトをご確認ください。
審査基準  IoT時代にふさわしいイノベーティブなもの
以下のポイントから総合的に判断します。 ・革新性(独創性)があるか
・夢(将来性・発展性)があるか
・実用性、利便性があるか
審査員 ・東京大学大学院情報学環教授 坂村健
・日本科学未来館 科学コミュニケーション専門主任 小沢淳
・NAKED Inc. 代表 村松亮太郎
・株式会社ドワンゴ 技術コミュニケーション室 室長 清水俊博
・株式会社リコー 会長執行役員 近藤史朗
表彰内容 最優秀賞 1点 100万円
優秀賞 3点 50万円
80周年記念賞 5点 30万円
審査員特別賞 点数未定 10万円
※入賞者は原則として都内で行う表彰式へ出席して応募作品のプレゼンテーションを行うものとします。
スケジュール
(日本時間)
エントリー期間: 2016年4月1日(金)~2016年8月10日(水)
応募作品提出締切: 2016年8月31日(水)
表彰式: 2016年11月7日 (月)
詳細情報 コンテスト概要、応募要項、提出物など
「RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテスト」サイト をご参照ください。
http://contest.theta360.com/
お問い合わせ先 YRPユビキタス・ネットワーキング研究所
「RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテスト」事務局
Email: support@contest.theta360.com
備考 詳しくは応募規約をご確認ください。

 

| リコーグループについて |
リコーグループは、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービス、プロダクションプリントソリューション、デジタルカメラ、産業用製品・サービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2015年3月期リコーグループ連結売上は2兆2,319億円)。
創業以来80年にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能社会の実現への積極的な取り組みを行ってきました。
想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。
より詳しい情報は、こちらをご覧ください。 http://jp.ricoh.com/

| YRPユビキタス・ネットワーキング研究所について |
YRPユビキタス・ネットワーキング研究所は、身の回りのあらゆるモノに、通信能力を有するマイクロコンピュータやセンサ、アクチュエータ等が埋め込まれ、それらが相互に情報交換を行いながら協調動作し、人間生活をより高度にサポートする、ユビキタス・コンピューティング、ならびにモノのインターネットと称される Internet of Things の技術に関する研究開発を推進しています。
www.ubin.jp

| 日本科学未来館について |
日本科学未来館は、さまざまな分野に波及する先端科学技術の営みを、私たちを豊かにする文化の一つとして社会全体で共有することを目指しています。常設展、企画展、イベント、人材育成や各種ネットワーク形成を通じて、先端科学技術の情報発信と伝達手法の開発を行っています。
詳しくは Web サイトをご覧ください。http://www.miraikan.jst.go.jp/
 ※リコーは、日本科学未来館の理念に賛同し、2006年10月からオフィシャルパートナーとしてその活動を支援しています。

| 株式会社ドワンゴについて |
株式会社ドワンゴは、ゲームや音楽をはじめとするエンタテインメント分野において、次世代ネットワークコミュニケーションの創出を目指す、ネットワーク・エンタテインメント・カンパニーです。 約5,000万人の登録ユーザー数を誇る国内最大級の動画サイト「niconico(ニコニコ動画)」の運営をはじめ、モバイル向け音楽配信、ゲームソフト及びオンラインゲームの企画・開発・販売などを行っています。
詳しくは Web サイトをご覧ください。 http://dwango.co.jp/
※niconicoおよびニコニコ動画は、株式会社ドワンゴの商標または登録商標です。

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お問合せ先
株式会社リコー 広報室
TEL:03-6278-5228(直通) E-mail:koho@ricoh.co.jp

DynaFontシリーズの新サービス Webフォントクラウドサービス「DynaFont Online」3月29日より開始

ダイナコムウェア株式会社は、同社が展開するDynaFont(ダイナフォント)シリーズをWebフォントとして使用できるWebフォントクラウドサービス「DynaFont Online(ダイナフォントオンライン)」の提供を2016年3月29日(火)に開始いたします。

 

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【URL】 http://dfo.dynacw.co.jp

DynaFont Onlineは、様々な文字製品ソリューションを開発・販売してきたダイナコムウェアならではの革新的なイノベーションに満ちたサービスになっています。DynaFont Onlineを利用することで、これまでにないWebサイトの1ページがデザイン可能です。

【Webフォントとは…】
Webフォントは、インターネットを通じてフォントデータを配信し、Webページに表示させる技術です。導入することで閲覧者側の環境に依存せずに、制作者が使いたい・見せたいフォントを見せることが可能です。「DynaFont Online」は、ダイナフォントをWebフォントとして使用できるダイナコムウェアの新しいサービスです。

【Webフォントサービス「DynaFont Online」を選ぶ9つの理由】
1. 情報の検索性の向上でSEO強化
フォントを画像化せず、テキストの状態で表示させるため、コピー&ペーストが可能です。また、検索性が向上し、SEO強化につながります。画像化したデータより、容量も大幅に軽くなることでページの負荷が減り、快適なWebサイトになります。

2. 自社のサーバー不要
ダイナコムウェアでサーバーを用意しているので、Webフォント用に新たにサーバーをご用意いただく必要はありません。

3. ダイナフォント300書体に対応
基本系書体、毛筆系書体、グッドデザイン賞受賞の古籍書体、POP系書体、手書き風書体、ロマン風書体、また中国語書体などダイナフォント300書体から使用したい書体を選択できます。

4. 作業効率の向上
サイト内容の更新・修正フローの費用や時間を大幅に軽減できます。文字修正などの際、画像を作り直すことなく、HTMLやCSSファイル内の該当箇所のテキストや書体の変更で済むので、制作会社に依頼せず対応できる場合も多いです。

5. 美しく滑らかなフォント表示
全書体に標準ベクトルフォントを採用しているため、文字の拡大や縮小を行っても、ぼやけず美しく滑らかに表示されます。

6. 全てのデバイスブラウザで表示
パソコンは勿論、スマートフォン、タブレット等各種プラットフォームで表示できます。Windows、Mac、iOS/Android、Linuxに対応しておりGoogle Chrome、Safari、Internet Explorer、Mozilla Firefox、Operaといった各ブラウザ上で表示可能です。

7. レスポンシブデザインに最適
レスポンシブデザインに対応しているので、どの端末で見ても綺麗なテキストを表示できます。

8. 縦組み表示がボタン1つで対応
テキストを縦組み表示したい際もボタン1つで簡単に行えます。

9. テキスト装飾もボタン1つで対応
影枠文字・ワードアート効果・後光効果・内側影文字といったテキストの装飾がボタン1つで簡単に行えます。

【ユーザーのニーズで選べる2種類のWebフォント表示方式をご用意】
Webフォントを高速表示できるサブセット方式と通常表示のリアルタイム方式をご用意しました。

・サブセット方式
DynaFont Onlineが提供するツールを使い、Webフォント化するフォントデータをあらかじめ抽出し、Webフォントに最適なフォントファイルデータ(EOT・WOFF他)に変換してDFOサーバーに保存します。
Webサイトにアクセスがあった場合はDFOサーバーからフォントデータが配信されて、Webサイトに表示されます。あらかじめ抽出しておく方式のため、表示スピードが早いのが特徴で、更新・編集の頻度が低い静的なページでの利用に適しています。

・リアルタイム方式
WebサイトにアクセスがあるごとにWebフォント化する文字データの抽出・解析・配信を行う方式です。動的なページでの利用で効果を発揮し、導入・編集の手間がかからないことが大きなメリットになります。
ツールで生成したスクリプトタグをHTMLファイルの指定の場所に挿入し、CSSのfont-familyで書体指定をします。また、編集はHTMLの場合は内容の編集、書体の変更はfont-familyで指定し直すだけです。

【ご使用方法に応じて選べる2種類の料金プランと無料体験プランもご用意】
企業サイト・ECサイトなどでの利用にオススメの商用利用、ブログ・個人サイトなどにオススメの非商用利用の2種類のプランがあります。また、導入を検討されている方や、まずはWebフォントを試してみたい方に向けて無料体験プランもご用意しています。

<プラン・価格表:商用利用/非商用利用>
・1書体利用 :14,400円(税別)/1,440円(税別)
・全書体利用:72,000円(税別)/7,200円(税別)
・ドメイン :1ドメイン/無制限
・PV制限  :無(※)/無(※)
・ツール  :DFO Web Editor・DFO CSS Generator・
DFO Dreamweaver Plugin・DFO JavaScript Generator
/DFO Web Editor
・利用期間 :1年ごとに更新/1年ごとに更新
※2016年はPV無制限でサービスをご利用いただけます。2017年以降に関してはお問い合わせください。

その他の詳細はWebページでもご確認いただけます。

【Serverアプリライセンスプラン】
大規模サイト・アプリ・ゲームなどで利用可能な2つのサービスを現在準備中です。

1.DFO Font Extractor
専用ソフトを利用し、オフラインでフォントファイルの作成が可能

2.DFO Web Service API
APIコードを利用
ご要望に応じて対応しますので、お気軽にご連絡ください。

【DynaFont Online導入の流れ】
1.契約プランの選択
ダイナフォントオンラインページ内の【購入プラン】をクリックするとプラン選択画面に移動します。商用利用プランか非商用利用プランのどちらかを選んでください。
http://dfo.dynacw.co.jp

2.購入するフォントの選択
プラン選択後にフォント購入が可能となります。フォントが決まっている場合はフォント名を入力、決まっていない場合は各項目からイメージに近いフォントを探し出すことができます。購入フォントが決まったら【カートに入れる】ボタンをクリックしてください。支払い方法を選択し、購入手続きを完了してください。

3.ツールを利用
フォントの購入が完了すると、マイページからプランに応じて使えるツールが選択可能となります。ツールを利用し、Webフォント化する箇所の編集を行ってください。

4.Webサイトの公開
ツールで生成されたコードをHTML・CSSファイルで利用し、Webサイトを公開しフォントが適用されたことを確認してください。

【DynaFont Online 対応OS/ブラウザ】
<Windows及びMacintosh環境>
ブラウザ:バージョン
・Internet Explorer:6以降対応
・Microsoft Edge  :13以降対応
・Mozilla Firefox :3.6以降対応
・Google Chrome  :5以降対応
・Safari      :5.1以降対応
・Opera      :11.5以降対応

<スマートフォン環境>
ブラウザ:バージョン
・iOS Safari         :5.1以降対応
・Android Browser      :4.4以降対応
・Google Chrome for Browser :46以降対応
・Mozilla Firefox for Browser:42以降対応
・Opera for Browser     :12以降対応
・Internet Explorer Mobile  :10以降対応
・Blackberry Browser     :7以降対応
※JavaScriptなどのスクリプトの言語では直接文字を指定し、表示する場合、一部のブラウザとバージョンでは正常に表示できない可能性があります。

【DynaFont OnlineサイトURL】
http://dfo.dynacw.co.jp

【DynaFont OnlineカタログダウンロードURL】
http://www.dynacw.co.jp/support/support_download_list.aspx?sid=40

【DynaFont Online提供開始日】
2016年3月29日(火)

 

キヤノン、「ベンチャー協業イノベーションプログラム」を開始 ~新規事業創造を目的に革新的な技術やサービスを公募~

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘、以下キヤノンMJ)はCreww株式会社(代表取締役:伊地知天)と共同で、新規事業の創造を目的にベンチャー企業から革新的な技術やサービスを公募する「ベンチャー協業イノベーションプログラム(crewwコラボ)」を2016年3月24日より開始します。

 

キヤノンMJグループは2016年より開始した5カ年計画「長期経営構想フェーズⅢ(2016年~2020年)」において、成長領域へのウエイトシフトと新たなサービスビジネスの創造を掲げ、中長期成長戦略を強化・拡大しています。

このたび「ベンチャー協業イノベーションプログラム」を開始することで、ベンチャー企業が有する革新的な技術やサービスとキヤノンMJグループの経営資源を組み合わせ、新たな協業ビジネスの創出を目指します。これにより、カメラや事務機など既存事業の周辺領域の拡大と、ITソリューションやネットワークカメラなど新たな事業領域への進出・開拓を推進していきます。

応募者および応募予定者向け説明会を2016年4月13日(水)にキヤノンMJ品川本社で開催する予定です。1次選考を通過した案件は、プロトタイプの製作や関連システムの開発、テストマーケティングの実施などのフェーズに進みます。最終選考を通過した案件については、キヤノンMJグループのリソースを活用した販売連携や新たなビジネススキームの創造などのビジネスアライアンスを進めていきます。

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<ベンチャー協業イノベーションプログラムの詳細・応募受付サイト>
URL:https://creww.me/ja/collaboration/cmj-2016-03

<Creww株式会社の概要>
本社所在地:東京都目黒区青葉台1-18-14 3階
代表取締役:伊地知 天(いじち そらと)
設立:2012年8月
資本金:4億6455万円(資本準備金含む)
事業内容:スタートアップコミュニティの運営
株主:日本テレビ放送網株式会社、オリックス株式会社他

 

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お問合せ先
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 経営戦略部 イノベーション推進課
TEL:03-6719-9033(直通)

 

キヤノン、ベンチャー企業とのアライアンスを加速 ~「FinTechファンド」と「MIC4号ファンド」に出資~

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘、以下キヤノンMJ)は、SBIインベストメント株式会社(代表取締役執行役員社長:川島克哉)が設立・運営する「FinTechファンド」と、モバイル・インターネットキャピタル株式会社(代表取締役社長:山中卓、以下MIC)が設立・運営する「MIC4号ファンド」にこのほど出資します。

 

キヤノンMJグループは2016年より開始した5カ年計画「長期経営構想フェーズⅢ(2016年~2020年)」において、成長領域へのウエイトシフトと新たなサービスビジネスの創造を掲げ、中長期成長戦略を強化・拡大しています。

このたびFinTechファンドとMIC4号ファンドに出資することで、新規ビジネスの創出を推進し事業領域をさらに拡大していきます。

FinTechファンドは、近年注目されているFinTech関連領域に特化したファンドで、独自性の高い技術・サービスを保有し今後の成長が期待されるベンチャー企業などを投資対象としています。本ファンドへの出資を通じ、キヤノンMJグループが提供するITソリューションなどとFinTechベンチャー企業の技術・サービスを融合させ、金融機関を中心としたお客さま向けのソリューションビジネスを強化します。

MIC4号ファンドは、金融分野に限らず、次世代ICTやICTを利活用する周辺分野の有望なベンチャー企業などを幅広く投資対象としています。本ファンドへの出資を通じ、競争力に富むキヤノンの製品群やITの技術力とICT関連ベンチャー企業とのアライアンスを幅広く推進します。

キヤノンMJグループは有望なベンチャー企業とのアライアンスを積極的に展開しオープンイノベーションによる新たな価値を創出することで、お客さまの「真のパートナー」への変革を果たしていきます。

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<SBIインベストメント株式会社の概要>
本社所在地:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー19階
代表者:代表取締役執行役員社長 川島 克哉
設立:平成8年6月7日
資本金:5000万円

<モバイル・インターネットキャピタル株式会社の概要>
本社所在地:東京都港区赤坂1-11-28 ユニゾ赤坂1丁目ビル8階
代表者:代表取締役社長 山中 卓
設立:平成11年11月11日
資本金:1億円

 

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お問合せ先
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 経営戦略部 イノベーション推進課
TEL:03-6719-9033(直通)

 

コダック、戦略的製品・技術についての決定を発表

イーストマン・コダック社(ニューヨーク証券取引所銘柄コードKODK:以下コダック)がエンタープライズインクジェット事業とシルバーメタルメッシュタッチセンサー事業について戦略的決定事項を発表しました。今回の決定は、各事業の運営状況を経営陣が詳細に検討し、お客様やパートナー各社、その他の業界関連会社との協議も経て行われたものです。

 

Kodak Prosperエンタープライズインクジェット事業

現在、コダックはKodak Prosperエンタープライズインクジェット事業の売却について、Prosperプレスプラットフォーム、Prosper Sシリーズインプリンティングシステム、その他関連製品を含めた協議を売却候補先と進めています。

今回の売却手続きに際しては、独立投資銀行のSagent Advisors社およびヨーロッパの企業融資顧問会社であるDC Advisory社に協力を依頼しています。なお、両社は日本の大和証券の共通株主でもあります。

コダックのCEO(最高経営責任者)のジェフ クラークは、次のように述べています。
「Prosper事業にはさらなる成長の可能性が十分にあります。この可能性を十分に引き出すには、デジタル印刷市場に販売ルートを持つ有力企業に売却するのが最善であると判断しました。これまで、Prosper事業については複数の企業およびその財務担当者から関心が寄せられていますが、Prosper事業への投資は売却交渉期間中も継続します。Prosperは革新的な技術・製品の集合体であり、印刷業界から極めて高い評価をいただいています」

コダックのエンタープライズインクジェットシステムズ事業部およびマイクロ3Dプリンティング&パッケージング事業部プレジデントのフィリップ カリモアは、次のように述べています。 「Prosperのビジネスチャンスは、パフォーマンスが大幅に向上した次世代のインクジェットライティングシステム『Kodak ULTRASTREAM』の登場が控えていることもあり、さらに拡大するでしょう。ULTRASTREAMは、プロダクションインクジェットを商業印刷とパッケージの主流に変貌させるテクノロジーです」

5月31日~6月10日に、ドイツのデュッセルドルフで開催される印刷業界で最大の展示会「drupa 2016」にて、ULTRASTREAMのライブデモを実施します。

シルバーメタルメッシュテクノロジー

タッチスクリーンセンサーを含むファンクショナル3Dプリンティングは、コダックの事業の中でも重要な地位を占めています。コダックは今後も、この分野での最先端技術の開発を進めていきます。コダックは銀と銅双方のメタルメッシュテクノロジーを進化させた結果、「銅」に注力することを決定しました。

フィリップ カリモアは次のように述べています。
「業界関係者によるフィードバックから、コダックの完全添加タイプの銅メタルメッシュが『全体のコスト』『セットアップのコスト』『大型スクリーンへの拡張性』のすべてで勝てるアプローチであることは明らかです。コダックはこの3つが大きなチャンスになると判断しています」

今後、シルバーメタルメッシュの開発は中止しますが、タッチスクリーンセンサーのメーカー様向けの銀塩フィルム供給は継続します。

※本プレスリリースは米国イーストマン・コダック社より2016年3月15日付けで配信された英文のプレスリリースの日本語訳です。

 

 

お問合せ先
◆報道関係者 コダック合同会社 広報 担当:本間
TEL:050-3819-1300 FAX03-6863-8340
◆ユーザー コダック合同会社 営業部
TEL:03-6837-7285
本ニュースリリースのホームページアドレス:http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/news/2016/0318.shtml

ドキュメントの電子化プロセスを自動化するソフトウェア「Dispatcher Phoenix」の販売を開始 ~電子化業務を大幅に効率化~

コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社は、2016 年3 月16 日より、「Dispatcher Phoenix」の販売を開始します。

 

「Dispatcher Phoenix」は、Konica Minolta Business Solutions, USA., Inc.が開発した、ドキュメントの電子化作業を自動で行うソフトウェアです。あらかじめワークフローを設定しておけば、ファイル収集から処理・配信まで一連の電子化作業のプロセスをボタン一つで実行できるだけでなく、作業開始時間を設定できますので、時間にとらわれず作業を行え、ドキュメントの電子化に関わる業務を大幅に効率化できます。
今回は、基本機能版の「Dispatcher Phoenix Foundations」、オフィスでよく利用する機能を標準搭載した「Dispatcher Phoenix Office」、印刷業者のプロダクション環境を対象とした「Dispatcher Phoenix Professional」の3種類を発売します。

「Dispatcher Phoenix」の主な特長は以下のとおりです。

1.ドキュメントの電子化に関わる業務効率の向上
「Dispatcher Phoenix」は、お客様の業務内容に合わせ、ドキュメント電子化のワークフローを簡単に設定することができます。OCR処理やファイル名のリネーム処理、バーコード読み取りなど、設定した条件によって処理を分岐させ、ドキュメントごとに指定された場所に自動的に格納することができます。これまで作業者が行っていた煩雑な作業をボタンひとつで自動的に実行させることができますので、業務が大幅に効率化できます。また、作業開始時間を設定できますので、時間にとらわれず電子化作業を完了できます。
コニカミノルタの複合機と併せてお使いいだく場合、操作パネルにお客様が設定した複数のワークフローのメニューを表示させることができますので、作業を選んでワンタッチで自動化作業を行うことができます。

2.クラウドサービスとの連携も含めた多彩な拡張性
「Dispatcher Phoenix」で取り込んだデータは、社内の共有フォルダへの配信や複合機からの出力を行えるほか、BOX社の「BOXストレージ」やグーグル社の「Googleドライブ」、マイクロソフト社の「OneDrive」など、クラウドストレージへ直接保存することが可能です。マイクロソフト社の「SharePoint」への接続コネクターも搭載しておりますので、お客様の環境に合わせてドキュメントを配信することができます。

3.簡単なワークフロー設定
お客様の業務内容に合わせたワークフローの作成を、アイコンを利用して簡単に作成できます。必要な機能のアイコンを選び、それぞれの実行条件を設定し組み合わせるだけです。作成したワークフローは、リアルタイムで進捗状況を確認できます。

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お問合せ先
コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社 お客様相談室
TEL:0120-805-039
本ニュースリリースのホームページアドレス:http://www.konicaminolta.jp/business/information/2016/160316.html

ヒラギノフォントがiPad 7,000台を活用したJAL社のドキュメント共有システムに採用

株式会社SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズが開発・販売するヒラギノフォントの「ヒラギノ明朝体」「ヒラギノ角ゴシック体」がこのほど、日本航空株式会社(以下、JAL社)のスマートデバイス向けドキュメント共有システム「LEAF CABINET」の指定フォントとして採用されました

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近年、タブレット端末などを用いて社内コンテンツの電子化・共有化に取り組む企業が増加しています。「LEAF CABINET」は、膨大な業務マニュアルの電子化や客室乗務員、運航乗務員への情報提供の最適化などを目的に、タブレット端末向けに開発されたJALグループ共通のドキュメント配信・管理システムです。
従来は乗務員が機内に手荷物として持ち込んでいた分厚い業務マニュアルや教育情報、社員向けメッセージ動画などのコンテンツを「LEAF CABINET」で一元管理。各乗務員に支給されたiPadに一斉配信できるため、いつでも確認することが可能です。検索性や効率性が向上し、スピーディーな情報伝達とスムーズな業務を実現しています。
今回の指定フォント採用に当たっては、OS標準フォントとして採用されているヒラギノフォントの高い信頼性に加え、iPadと同じフォントを制作側・サーバー側が持つことで、各乗務員の手元の画面で文書が正確に再現されることなどが、JAL社の求めるニーズにマッチし、高く評価されました。


ヒラギノ明朝体はモダンな印象を感じさせ、快適に読み進められる可読性の高いデザインです。また、ヒラギノ角ゴシック体はディスプレー表示にも適応した、高い訴求力を持つフォントです。こうした特性に加えて、「美しく、読みやすく、つぶれにくい」という優れた特長により、プロのデザイナーを中心に高い評価を得ています。
当社は今後も、従来のグラフィックデザインをはじめとしたプロユースはもちろん、クラウドサーバーやWebデザインなど企業ユースの幅広いフォント需要に応え、美しいフォントによる高付加価値なサービスを提供していきます。

 

■ 日本航空株式会社 IT企画本部 IT運営企画部 次世代技術企画グループ
アシスタントマネージャー 茂出木 匡氏のコメント
安全な運航や機内サービス品質などにおける顧客満足度のさらなる向上を目指し、2013年夏から客室乗務員、運航乗務員向けにタブレット端末運用をスタートしました。タブレット端末への社内ドキュメントの共有に当たり、重要視したのは表示の正確性です。運航のオペレーションやお客さまサービスに関わるドキュメントに文字表示誤りや誤解を生む内容があった場合、運航への影響やサービス品質の低下を招く可能性があります。そこで、正確性および視認性向上のために「美しく、読みやすい」フォントである必要がありました。そのためiPadに標準搭載されているヒラギノフォントは不可欠でした。レイアウトの崩れや文字化けなどの心配がなく、文字が多い文書などを快適に読み進められるのも好評です。今後は、他の業務への利用拡大も検討しています。

 

 

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お問合せ先
株式会社SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ
URL:www.screen.co.jp/gp/
事業統轄部 事業企画課 TEL: FAX:075-417-2705

リコー、ヘルスケア分野参入へ~横河電機から脳磁計事業を継承~

株式会社リコー(代表取締役社長:三浦善司)は、高齢化社会への対応、医療費削減、地域間の医療水準格差解消などが求められるヘルスケア分野を、社会課題の解決に取り組む分野の一つとして位置付け、事業参入することを決定しました。その一環として、画像診断装置事業の事業展開・研究開発を加速するため、横河電機株式会社(代表取締役社長:西島剛志)から2016 年4 月1 日に脳磁計(※1)事業を譲り受ける予定です。
(※1) 脳の神経活動により生じる生体磁気を計測する装置

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リコーは、医療機関向けに基盤事業であるプリンティングシステムやドキュメントのソリューションの提供に加えて、これまでもヘルスケア分野に関連するさまざまな取り組みを進めています。重点領域別の主な取り組みは、以下のとおりです。
1 「ヘルスケアIT」領域
 1.1 テレビ会議システムを活用した遠隔医療システムの実証実験
2 「メディカルイメージング」領域
 2.1 鼓膜などの状態を可視化する3 次元・マルチ分光カメラ(※2)の開発
 2.2 神経活動の状況把握に役立つ、神経活動により生じる生体磁気を可視化する生体磁気計測装置(脊磁計(※3))の開発
3 「バイオメディカル」領域
 3.1 インクジェットプリンターの技術を活用した、細胞の3 次元配置によるヒト組織を作成するバイオ3D プリンター(※4)の開発
(※2) nano tech 2015 に出展
(※3) 脊髄の神経活動により生じる生体磁気を計測する装置、 nano tech 2016 に出展
(※4) nano tech 2016 に出展

このたびリコーが横河電機から事業譲渡を受ける脳磁計は、リコーが2014 年から技術開発に取り組んでいる生体磁気計測装置(上記2.2)と原理的には同じもので、神経活動によって脳から生じるわずかな磁気を痛みや苦痛を伴わずに計測し、脳内の神経活動の伝達を「見える化」するものです。形状を計測するMRI とは違い、機能を「見える化」することにより脳の状態を把握するものとしててんかんの診断などに活用されています。リコーは、横河電機からこの生体磁気計測装置の一種である脳磁計の事業を継承することで、ヘルスケア分野に本格的に事業参入いたします。基盤事業で培った画像技術・システム設計力をはじめ、生産ノウハウといったリコーのコア・コンピタンスを生かして、100 人に一人ともいわれる(※5)てんかんの診断効率化に貢献することを目指します。また同時に、リコーがすでに取り組んでいる生体磁気計測装置(脊磁計)の研究開発の加速を図ります。
(※5) 広域社団法人 日本てんかん協会 Web ページより

<脳磁計事業譲り受け対象>
1) 脳磁計の商品、開発・製造資産、保守サービス事業
2) 生体磁気計測に関わる技術資産
3) 人員

<脳磁計事業の拠点>
販売・保守サービス 新横浜事業所 〒222-8530 神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-3
開発・製造 金沢事業所 〒920-0177 石川県金沢市北陽台2-3 (金沢テクノ・パーク内)
※ 金沢事業所は賃貸契約により継続使用を予定しています。

 リコーは経営理念の中で「世の中の役に立つ新しい価値を生み出し、提供しつづけることで、人々の生活の質の向上と持続可能な社会づくりに積極的に貢献する」という「私たちの使命」を掲げています。ヘルスケア分野について、前述の3つの領域「ヘルスケアIT」、「メディカルイメージング」、「バイオメディカル」を重点領域として、「疾病を予防」し、「早期に発見」し、「迅速に治療する」ことに役立つ新しい価値を創造していきます。2025 年を目処に、ヘルスケア事業全体で500 億円規模の事業に拡大することを目指します。医療従事者の方々とともに、医療サービスの質の向上と効率化に貢献し、世界の人々の健康寿命延伸の実現の一翼を担ってまいります。

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※ 現在開発中の試作機は、研究開発段階の非臨床用です。医薬品医療機器等法未承認品のため、販売、授与できません。

■関連リンク
nano tech 2016 第15 回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議展示内容詳細
脊髄機能の見える化
バイオ3D プリンター

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報道関係のお問合せ先
広報室 TEL:03-6278-5228(直通) E-mail:koho@ricoh.co.jp