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「RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテスト」を開催 ~IoT 時代に向けた新プラットフォームを応募者特典として先行提供~

株式会社リコー(社長執行役員:三浦善司)は、全天球カメラ「RICOH THETA」を活用したアプリケーションやガジェットを募集する、二回目のオープンコンテストを開催します。エントリー期間は4月1日から8月10日で、作品の提出締切は8月31日です。また、IoT時代に向けた新しいプラットフォームを一足早く応募者特典として提供し、開発を支援いたします。

 

RICOH THETAは全方位を一度に撮影できるという特徴から、来るIoT社会においてもそのさまざまな活用が期待されています。しかし、RICOH THETAのようなイメージングデバイスを利用してIoTソリューションを開発するには、機器側の開発だけではなく、クラウド側の開発や、サーバーの構築・運用など、組み込み以外の技術開発やノウハウが必要となり、従来の製品開発よりも開発期間やコストがかかることが課題になっています。このたび応募者特典としてリリースするベータ版のクラウドAPI(Application Programming Interface)は、主にイメージングデバイスを使ってソリューションを実現しようとする方に向けて、開発が省力化できるよう、RICOH THETA用のBaaS(Backend as a Service)(※1)として公開するものです。

リコーの創業80 周年記念の一環として開催する本コンテストでは、このクラウドAPI を用いて開発した新しいRICOH THETAの活用を提案するアプリケーションを含め、前回同様にRICOH THETAと連動するアプリケーションやガジェットを幅広く募集します。詳しくは開催概要をご覧ください。

※1 BaaS(Backend as a Service)とは、ユーザーや機器の認証・管理、プッシュ通知、SNS 連携などの共通機能を、アプリケーション開発者向けにインターネットを通じて提供するクラウドコンピューティングの形態の一つです。アプリケーション開発者は、クラウドAPI やSDK(Software Development Kit)を利用することで、簡単にこれらの機能を組み込むことができます。

 

<開催概要>

主催 株式会社リコー
共催 YRP ユビキタス・ネットワーキング研究所
特別協力 東京大学大学院情報学環ユビキタス情報社会基盤研究センター
協力 日本科学未来館、株式会社ドワンゴ
応募資格 本コンテスト応募要項に同意いただいた方のみ応募できます。
個人、グループ、法人を問いません。国籍、年齢、居住地などの制限もありません。
対象リコー製品 RICOH THETA / RICOH THETA(m15) / RICOH THETA S
応募方法 エントリー期間中に専用Web サイト内の応募フォームからエントリーのうえ、応募作品提出締切までに応募作品をご提出ください。
募集内容  ・RICOH THETAとセンサー、Web上のデータなど、インターネットと融合した新しいIoTコンセプトアプリケーション
・RICOH THETAと連動するガジェットやアプリケーション
 応募者特典 クラウドAPI(ベータ版) および RICOH THETAシリーズの筐体3Dデータ
※クラウドAPIは順次機能を追加いたします。詳しくは随時更新するコンテストサイトをご確認ください。
審査基準  IoT時代にふさわしいイノベーティブなもの
以下のポイントから総合的に判断します。 ・革新性(独創性)があるか
・夢(将来性・発展性)があるか
・実用性、利便性があるか
審査員 ・東京大学大学院情報学環教授 坂村健
・日本科学未来館 科学コミュニケーション専門主任 小沢淳
・NAKED Inc. 代表 村松亮太郎
・株式会社ドワンゴ 技術コミュニケーション室 室長 清水俊博
・株式会社リコー 会長執行役員 近藤史朗
表彰内容 最優秀賞 1点 100万円
優秀賞 3点 50万円
80周年記念賞 5点 30万円
審査員特別賞 点数未定 10万円
※入賞者は原則として都内で行う表彰式へ出席して応募作品のプレゼンテーションを行うものとします。
スケジュール
(日本時間)
エントリー期間: 2016年4月1日(金)~2016年8月10日(水)
応募作品提出締切: 2016年8月31日(水)
表彰式: 2016年11月7日 (月)
詳細情報 コンテスト概要、応募要項、提出物など
「RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテスト」サイト をご参照ください。
http://contest.theta360.com/
お問い合わせ先 YRPユビキタス・ネットワーキング研究所
「RICOH THETA × IoT デベロッパーズコンテスト」事務局
Email: support@contest.theta360.com
備考 詳しくは応募規約をご確認ください。

 

| リコーグループについて |
リコーグループは、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービス、プロダクションプリントソリューション、デジタルカメラ、産業用製品・サービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2015年3月期リコーグループ連結売上は2兆2,319億円)。
創業以来80年にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能社会の実現への積極的な取り組みを行ってきました。
想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。
より詳しい情報は、こちらをご覧ください。 http://jp.ricoh.com/

| YRPユビキタス・ネットワーキング研究所について |
YRPユビキタス・ネットワーキング研究所は、身の回りのあらゆるモノに、通信能力を有するマイクロコンピュータやセンサ、アクチュエータ等が埋め込まれ、それらが相互に情報交換を行いながら協調動作し、人間生活をより高度にサポートする、ユビキタス・コンピューティング、ならびにモノのインターネットと称される Internet of Things の技術に関する研究開発を推進しています。
www.ubin.jp

| 日本科学未来館について |
日本科学未来館は、さまざまな分野に波及する先端科学技術の営みを、私たちを豊かにする文化の一つとして社会全体で共有することを目指しています。常設展、企画展、イベント、人材育成や各種ネットワーク形成を通じて、先端科学技術の情報発信と伝達手法の開発を行っています。
詳しくは Web サイトをご覧ください。http://www.miraikan.jst.go.jp/
 ※リコーは、日本科学未来館の理念に賛同し、2006年10月からオフィシャルパートナーとしてその活動を支援しています。

| 株式会社ドワンゴについて |
株式会社ドワンゴは、ゲームや音楽をはじめとするエンタテインメント分野において、次世代ネットワークコミュニケーションの創出を目指す、ネットワーク・エンタテインメント・カンパニーです。 約5,000万人の登録ユーザー数を誇る国内最大級の動画サイト「niconico(ニコニコ動画)」の運営をはじめ、モバイル向け音楽配信、ゲームソフト及びオンラインゲームの企画・開発・販売などを行っています。
詳しくは Web サイトをご覧ください。 http://dwango.co.jp/
※niconicoおよびニコニコ動画は、株式会社ドワンゴの商標または登録商標です。

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お問合せ先
株式会社リコー 広報室
TEL:03-6278-5228(直通) E-mail:koho@ricoh.co.jp

DynaFontシリーズの新サービス Webフォントクラウドサービス「DynaFont Online」3月29日より開始

ダイナコムウェア株式会社は、同社が展開するDynaFont(ダイナフォント)シリーズをWebフォントとして使用できるWebフォントクラウドサービス「DynaFont Online(ダイナフォントオンライン)」の提供を2016年3月29日(火)に開始いたします。

 

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【URL】 http://dfo.dynacw.co.jp

DynaFont Onlineは、様々な文字製品ソリューションを開発・販売してきたダイナコムウェアならではの革新的なイノベーションに満ちたサービスになっています。DynaFont Onlineを利用することで、これまでにないWebサイトの1ページがデザイン可能です。

【Webフォントとは…】
Webフォントは、インターネットを通じてフォントデータを配信し、Webページに表示させる技術です。導入することで閲覧者側の環境に依存せずに、制作者が使いたい・見せたいフォントを見せることが可能です。「DynaFont Online」は、ダイナフォントをWebフォントとして使用できるダイナコムウェアの新しいサービスです。

【Webフォントサービス「DynaFont Online」を選ぶ9つの理由】
1. 情報の検索性の向上でSEO強化
フォントを画像化せず、テキストの状態で表示させるため、コピー&ペーストが可能です。また、検索性が向上し、SEO強化につながります。画像化したデータより、容量も大幅に軽くなることでページの負荷が減り、快適なWebサイトになります。

2. 自社のサーバー不要
ダイナコムウェアでサーバーを用意しているので、Webフォント用に新たにサーバーをご用意いただく必要はありません。

3. ダイナフォント300書体に対応
基本系書体、毛筆系書体、グッドデザイン賞受賞の古籍書体、POP系書体、手書き風書体、ロマン風書体、また中国語書体などダイナフォント300書体から使用したい書体を選択できます。

4. 作業効率の向上
サイト内容の更新・修正フローの費用や時間を大幅に軽減できます。文字修正などの際、画像を作り直すことなく、HTMLやCSSファイル内の該当箇所のテキストや書体の変更で済むので、制作会社に依頼せず対応できる場合も多いです。

5. 美しく滑らかなフォント表示
全書体に標準ベクトルフォントを採用しているため、文字の拡大や縮小を行っても、ぼやけず美しく滑らかに表示されます。

6. 全てのデバイスブラウザで表示
パソコンは勿論、スマートフォン、タブレット等各種プラットフォームで表示できます。Windows、Mac、iOS/Android、Linuxに対応しておりGoogle Chrome、Safari、Internet Explorer、Mozilla Firefox、Operaといった各ブラウザ上で表示可能です。

7. レスポンシブデザインに最適
レスポンシブデザインに対応しているので、どの端末で見ても綺麗なテキストを表示できます。

8. 縦組み表示がボタン1つで対応
テキストを縦組み表示したい際もボタン1つで簡単に行えます。

9. テキスト装飾もボタン1つで対応
影枠文字・ワードアート効果・後光効果・内側影文字といったテキストの装飾がボタン1つで簡単に行えます。

【ユーザーのニーズで選べる2種類のWebフォント表示方式をご用意】
Webフォントを高速表示できるサブセット方式と通常表示のリアルタイム方式をご用意しました。

・サブセット方式
DynaFont Onlineが提供するツールを使い、Webフォント化するフォントデータをあらかじめ抽出し、Webフォントに最適なフォントファイルデータ(EOT・WOFF他)に変換してDFOサーバーに保存します。
Webサイトにアクセスがあった場合はDFOサーバーからフォントデータが配信されて、Webサイトに表示されます。あらかじめ抽出しておく方式のため、表示スピードが早いのが特徴で、更新・編集の頻度が低い静的なページでの利用に適しています。

・リアルタイム方式
WebサイトにアクセスがあるごとにWebフォント化する文字データの抽出・解析・配信を行う方式です。動的なページでの利用で効果を発揮し、導入・編集の手間がかからないことが大きなメリットになります。
ツールで生成したスクリプトタグをHTMLファイルの指定の場所に挿入し、CSSのfont-familyで書体指定をします。また、編集はHTMLの場合は内容の編集、書体の変更はfont-familyで指定し直すだけです。

【ご使用方法に応じて選べる2種類の料金プランと無料体験プランもご用意】
企業サイト・ECサイトなどでの利用にオススメの商用利用、ブログ・個人サイトなどにオススメの非商用利用の2種類のプランがあります。また、導入を検討されている方や、まずはWebフォントを試してみたい方に向けて無料体験プランもご用意しています。

<プラン・価格表:商用利用/非商用利用>
・1書体利用 :14,400円(税別)/1,440円(税別)
・全書体利用:72,000円(税別)/7,200円(税別)
・ドメイン :1ドメイン/無制限
・PV制限  :無(※)/無(※)
・ツール  :DFO Web Editor・DFO CSS Generator・
DFO Dreamweaver Plugin・DFO JavaScript Generator
/DFO Web Editor
・利用期間 :1年ごとに更新/1年ごとに更新
※2016年はPV無制限でサービスをご利用いただけます。2017年以降に関してはお問い合わせください。

その他の詳細はWebページでもご確認いただけます。

【Serverアプリライセンスプラン】
大規模サイト・アプリ・ゲームなどで利用可能な2つのサービスを現在準備中です。

1.DFO Font Extractor
専用ソフトを利用し、オフラインでフォントファイルの作成が可能

2.DFO Web Service API
APIコードを利用
ご要望に応じて対応しますので、お気軽にご連絡ください。

【DynaFont Online導入の流れ】
1.契約プランの選択
ダイナフォントオンラインページ内の【購入プラン】をクリックするとプラン選択画面に移動します。商用利用プランか非商用利用プランのどちらかを選んでください。
http://dfo.dynacw.co.jp

2.購入するフォントの選択
プラン選択後にフォント購入が可能となります。フォントが決まっている場合はフォント名を入力、決まっていない場合は各項目からイメージに近いフォントを探し出すことができます。購入フォントが決まったら【カートに入れる】ボタンをクリックしてください。支払い方法を選択し、購入手続きを完了してください。

3.ツールを利用
フォントの購入が完了すると、マイページからプランに応じて使えるツールが選択可能となります。ツールを利用し、Webフォント化する箇所の編集を行ってください。

4.Webサイトの公開
ツールで生成されたコードをHTML・CSSファイルで利用し、Webサイトを公開しフォントが適用されたことを確認してください。

【DynaFont Online 対応OS/ブラウザ】
<Windows及びMacintosh環境>
ブラウザ:バージョン
・Internet Explorer:6以降対応
・Microsoft Edge  :13以降対応
・Mozilla Firefox :3.6以降対応
・Google Chrome  :5以降対応
・Safari      :5.1以降対応
・Opera      :11.5以降対応

<スマートフォン環境>
ブラウザ:バージョン
・iOS Safari         :5.1以降対応
・Android Browser      :4.4以降対応
・Google Chrome for Browser :46以降対応
・Mozilla Firefox for Browser:42以降対応
・Opera for Browser     :12以降対応
・Internet Explorer Mobile  :10以降対応
・Blackberry Browser     :7以降対応
※JavaScriptなどのスクリプトの言語では直接文字を指定し、表示する場合、一部のブラウザとバージョンでは正常に表示できない可能性があります。

【DynaFont OnlineサイトURL】
http://dfo.dynacw.co.jp

【DynaFont OnlineカタログダウンロードURL】
http://www.dynacw.co.jp/support/support_download_list.aspx?sid=40

【DynaFont Online提供開始日】
2016年3月29日(火)

 

キヤノン、「ベンチャー協業イノベーションプログラム」を開始 ~新規事業創造を目的に革新的な技術やサービスを公募~

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘、以下キヤノンMJ)はCreww株式会社(代表取締役:伊地知天)と共同で、新規事業の創造を目的にベンチャー企業から革新的な技術やサービスを公募する「ベンチャー協業イノベーションプログラム(crewwコラボ)」を2016年3月24日より開始します。

 

キヤノンMJグループは2016年より開始した5カ年計画「長期経営構想フェーズⅢ(2016年~2020年)」において、成長領域へのウエイトシフトと新たなサービスビジネスの創造を掲げ、中長期成長戦略を強化・拡大しています。

このたび「ベンチャー協業イノベーションプログラム」を開始することで、ベンチャー企業が有する革新的な技術やサービスとキヤノンMJグループの経営資源を組み合わせ、新たな協業ビジネスの創出を目指します。これにより、カメラや事務機など既存事業の周辺領域の拡大と、ITソリューションやネットワークカメラなど新たな事業領域への進出・開拓を推進していきます。

応募者および応募予定者向け説明会を2016年4月13日(水)にキヤノンMJ品川本社で開催する予定です。1次選考を通過した案件は、プロトタイプの製作や関連システムの開発、テストマーケティングの実施などのフェーズに進みます。最終選考を通過した案件については、キヤノンMJグループのリソースを活用した販売連携や新たなビジネススキームの創造などのビジネスアライアンスを進めていきます。

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<ベンチャー協業イノベーションプログラムの詳細・応募受付サイト>
URL:https://creww.me/ja/collaboration/cmj-2016-03

<Creww株式会社の概要>
本社所在地:東京都目黒区青葉台1-18-14 3階
代表取締役:伊地知 天(いじち そらと)
設立:2012年8月
資本金:4億6455万円(資本準備金含む)
事業内容:スタートアップコミュニティの運営
株主:日本テレビ放送網株式会社、オリックス株式会社他

 

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お問合せ先
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 経営戦略部 イノベーション推進課
TEL:03-6719-9033(直通)

 

キヤノン、ベンチャー企業とのアライアンスを加速 ~「FinTechファンド」と「MIC4号ファンド」に出資~

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘、以下キヤノンMJ)は、SBIインベストメント株式会社(代表取締役執行役員社長:川島克哉)が設立・運営する「FinTechファンド」と、モバイル・インターネットキャピタル株式会社(代表取締役社長:山中卓、以下MIC)が設立・運営する「MIC4号ファンド」にこのほど出資します。

 

キヤノンMJグループは2016年より開始した5カ年計画「長期経営構想フェーズⅢ(2016年~2020年)」において、成長領域へのウエイトシフトと新たなサービスビジネスの創造を掲げ、中長期成長戦略を強化・拡大しています。

このたびFinTechファンドとMIC4号ファンドに出資することで、新規ビジネスの創出を推進し事業領域をさらに拡大していきます。

FinTechファンドは、近年注目されているFinTech関連領域に特化したファンドで、独自性の高い技術・サービスを保有し今後の成長が期待されるベンチャー企業などを投資対象としています。本ファンドへの出資を通じ、キヤノンMJグループが提供するITソリューションなどとFinTechベンチャー企業の技術・サービスを融合させ、金融機関を中心としたお客さま向けのソリューションビジネスを強化します。

MIC4号ファンドは、金融分野に限らず、次世代ICTやICTを利活用する周辺分野の有望なベンチャー企業などを幅広く投資対象としています。本ファンドへの出資を通じ、競争力に富むキヤノンの製品群やITの技術力とICT関連ベンチャー企業とのアライアンスを幅広く推進します。

キヤノンMJグループは有望なベンチャー企業とのアライアンスを積極的に展開しオープンイノベーションによる新たな価値を創出することで、お客さまの「真のパートナー」への変革を果たしていきます。

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<SBIインベストメント株式会社の概要>
本社所在地:東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー19階
代表者:代表取締役執行役員社長 川島 克哉
設立:平成8年6月7日
資本金:5000万円

<モバイル・インターネットキャピタル株式会社の概要>
本社所在地:東京都港区赤坂1-11-28 ユニゾ赤坂1丁目ビル8階
代表者:代表取締役社長 山中 卓
設立:平成11年11月11日
資本金:1億円

 

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お問合せ先
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 経営戦略部 イノベーション推進課
TEL:03-6719-9033(直通)

 

コダック、戦略的製品・技術についての決定を発表

イーストマン・コダック社(ニューヨーク証券取引所銘柄コードKODK:以下コダック)がエンタープライズインクジェット事業とシルバーメタルメッシュタッチセンサー事業について戦略的決定事項を発表しました。今回の決定は、各事業の運営状況を経営陣が詳細に検討し、お客様やパートナー各社、その他の業界関連会社との協議も経て行われたものです。

 

Kodak Prosperエンタープライズインクジェット事業

現在、コダックはKodak Prosperエンタープライズインクジェット事業の売却について、Prosperプレスプラットフォーム、Prosper Sシリーズインプリンティングシステム、その他関連製品を含めた協議を売却候補先と進めています。

今回の売却手続きに際しては、独立投資銀行のSagent Advisors社およびヨーロッパの企業融資顧問会社であるDC Advisory社に協力を依頼しています。なお、両社は日本の大和証券の共通株主でもあります。

コダックのCEO(最高経営責任者)のジェフ クラークは、次のように述べています。
「Prosper事業にはさらなる成長の可能性が十分にあります。この可能性を十分に引き出すには、デジタル印刷市場に販売ルートを持つ有力企業に売却するのが最善であると判断しました。これまで、Prosper事業については複数の企業およびその財務担当者から関心が寄せられていますが、Prosper事業への投資は売却交渉期間中も継続します。Prosperは革新的な技術・製品の集合体であり、印刷業界から極めて高い評価をいただいています」

コダックのエンタープライズインクジェットシステムズ事業部およびマイクロ3Dプリンティング&パッケージング事業部プレジデントのフィリップ カリモアは、次のように述べています。 「Prosperのビジネスチャンスは、パフォーマンスが大幅に向上した次世代のインクジェットライティングシステム『Kodak ULTRASTREAM』の登場が控えていることもあり、さらに拡大するでしょう。ULTRASTREAMは、プロダクションインクジェットを商業印刷とパッケージの主流に変貌させるテクノロジーです」

5月31日~6月10日に、ドイツのデュッセルドルフで開催される印刷業界で最大の展示会「drupa 2016」にて、ULTRASTREAMのライブデモを実施します。

シルバーメタルメッシュテクノロジー

タッチスクリーンセンサーを含むファンクショナル3Dプリンティングは、コダックの事業の中でも重要な地位を占めています。コダックは今後も、この分野での最先端技術の開発を進めていきます。コダックは銀と銅双方のメタルメッシュテクノロジーを進化させた結果、「銅」に注力することを決定しました。

フィリップ カリモアは次のように述べています。
「業界関係者によるフィードバックから、コダックの完全添加タイプの銅メタルメッシュが『全体のコスト』『セットアップのコスト』『大型スクリーンへの拡張性』のすべてで勝てるアプローチであることは明らかです。コダックはこの3つが大きなチャンスになると判断しています」

今後、シルバーメタルメッシュの開発は中止しますが、タッチスクリーンセンサーのメーカー様向けの銀塩フィルム供給は継続します。

※本プレスリリースは米国イーストマン・コダック社より2016年3月15日付けで配信された英文のプレスリリースの日本語訳です。

 

 

お問合せ先
◆報道関係者 コダック合同会社 広報 担当:本間
TEL:050-3819-1300 FAX03-6863-8340
◆ユーザー コダック合同会社 営業部
TEL:03-6837-7285
本ニュースリリースのホームページアドレス:http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/corp/news/2016/0318.shtml

ドキュメントの電子化プロセスを自動化するソフトウェア「Dispatcher Phoenix」の販売を開始 ~電子化業務を大幅に効率化~

コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社は、2016 年3 月16 日より、「Dispatcher Phoenix」の販売を開始します。

 

「Dispatcher Phoenix」は、Konica Minolta Business Solutions, USA., Inc.が開発した、ドキュメントの電子化作業を自動で行うソフトウェアです。あらかじめワークフローを設定しておけば、ファイル収集から処理・配信まで一連の電子化作業のプロセスをボタン一つで実行できるだけでなく、作業開始時間を設定できますので、時間にとらわれず作業を行え、ドキュメントの電子化に関わる業務を大幅に効率化できます。
今回は、基本機能版の「Dispatcher Phoenix Foundations」、オフィスでよく利用する機能を標準搭載した「Dispatcher Phoenix Office」、印刷業者のプロダクション環境を対象とした「Dispatcher Phoenix Professional」の3種類を発売します。

「Dispatcher Phoenix」の主な特長は以下のとおりです。

1.ドキュメントの電子化に関わる業務効率の向上
「Dispatcher Phoenix」は、お客様の業務内容に合わせ、ドキュメント電子化のワークフローを簡単に設定することができます。OCR処理やファイル名のリネーム処理、バーコード読み取りなど、設定した条件によって処理を分岐させ、ドキュメントごとに指定された場所に自動的に格納することができます。これまで作業者が行っていた煩雑な作業をボタンひとつで自動的に実行させることができますので、業務が大幅に効率化できます。また、作業開始時間を設定できますので、時間にとらわれず電子化作業を完了できます。
コニカミノルタの複合機と併せてお使いいだく場合、操作パネルにお客様が設定した複数のワークフローのメニューを表示させることができますので、作業を選んでワンタッチで自動化作業を行うことができます。

2.クラウドサービスとの連携も含めた多彩な拡張性
「Dispatcher Phoenix」で取り込んだデータは、社内の共有フォルダへの配信や複合機からの出力を行えるほか、BOX社の「BOXストレージ」やグーグル社の「Googleドライブ」、マイクロソフト社の「OneDrive」など、クラウドストレージへ直接保存することが可能です。マイクロソフト社の「SharePoint」への接続コネクターも搭載しておりますので、お客様の環境に合わせてドキュメントを配信することができます。

3.簡単なワークフロー設定
お客様の業務内容に合わせたワークフローの作成を、アイコンを利用して簡単に作成できます。必要な機能のアイコンを選び、それぞれの実行条件を設定し組み合わせるだけです。作成したワークフローは、リアルタイムで進捗状況を確認できます。

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お問合せ先
コニカミノルタビジネスソリューションズ株式会社 お客様相談室
TEL:0120-805-039
本ニュースリリースのホームページアドレス:http://www.konicaminolta.jp/business/information/2016/160316.html

ヒラギノフォントがiPad 7,000台を活用したJAL社のドキュメント共有システムに採用

株式会社SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズが開発・販売するヒラギノフォントの「ヒラギノ明朝体」「ヒラギノ角ゴシック体」がこのほど、日本航空株式会社(以下、JAL社)のスマートデバイス向けドキュメント共有システム「LEAF CABINET」の指定フォントとして採用されました

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近年、タブレット端末などを用いて社内コンテンツの電子化・共有化に取り組む企業が増加しています。「LEAF CABINET」は、膨大な業務マニュアルの電子化や客室乗務員、運航乗務員への情報提供の最適化などを目的に、タブレット端末向けに開発されたJALグループ共通のドキュメント配信・管理システムです。
従来は乗務員が機内に手荷物として持ち込んでいた分厚い業務マニュアルや教育情報、社員向けメッセージ動画などのコンテンツを「LEAF CABINET」で一元管理。各乗務員に支給されたiPadに一斉配信できるため、いつでも確認することが可能です。検索性や効率性が向上し、スピーディーな情報伝達とスムーズな業務を実現しています。
今回の指定フォント採用に当たっては、OS標準フォントとして採用されているヒラギノフォントの高い信頼性に加え、iPadと同じフォントを制作側・サーバー側が持つことで、各乗務員の手元の画面で文書が正確に再現されることなどが、JAL社の求めるニーズにマッチし、高く評価されました。


ヒラギノ明朝体はモダンな印象を感じさせ、快適に読み進められる可読性の高いデザインです。また、ヒラギノ角ゴシック体はディスプレー表示にも適応した、高い訴求力を持つフォントです。こうした特性に加えて、「美しく、読みやすく、つぶれにくい」という優れた特長により、プロのデザイナーを中心に高い評価を得ています。
当社は今後も、従来のグラフィックデザインをはじめとしたプロユースはもちろん、クラウドサーバーやWebデザインなど企業ユースの幅広いフォント需要に応え、美しいフォントによる高付加価値なサービスを提供していきます。

 

■ 日本航空株式会社 IT企画本部 IT運営企画部 次世代技術企画グループ
アシスタントマネージャー 茂出木 匡氏のコメント
安全な運航や機内サービス品質などにおける顧客満足度のさらなる向上を目指し、2013年夏から客室乗務員、運航乗務員向けにタブレット端末運用をスタートしました。タブレット端末への社内ドキュメントの共有に当たり、重要視したのは表示の正確性です。運航のオペレーションやお客さまサービスに関わるドキュメントに文字表示誤りや誤解を生む内容があった場合、運航への影響やサービス品質の低下を招く可能性があります。そこで、正確性および視認性向上のために「美しく、読みやすい」フォントである必要がありました。そのためiPadに標準搭載されているヒラギノフォントは不可欠でした。レイアウトの崩れや文字化けなどの心配がなく、文字が多い文書などを快適に読み進められるのも好評です。今後は、他の業務への利用拡大も検討しています。

 

 

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お問合せ先
株式会社SCREENグラフィックアンドプレシジョンソリューションズ
URL:www.screen.co.jp/gp/
事業統轄部 事業企画課 TEL: FAX:075-417-2705

リコー、ヘルスケア分野参入へ~横河電機から脳磁計事業を継承~

株式会社リコー(代表取締役社長:三浦善司)は、高齢化社会への対応、医療費削減、地域間の医療水準格差解消などが求められるヘルスケア分野を、社会課題の解決に取り組む分野の一つとして位置付け、事業参入することを決定しました。その一環として、画像診断装置事業の事業展開・研究開発を加速するため、横河電機株式会社(代表取締役社長:西島剛志)から2016 年4 月1 日に脳磁計(※1)事業を譲り受ける予定です。
(※1) 脳の神経活動により生じる生体磁気を計測する装置

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リコーは、医療機関向けに基盤事業であるプリンティングシステムやドキュメントのソリューションの提供に加えて、これまでもヘルスケア分野に関連するさまざまな取り組みを進めています。重点領域別の主な取り組みは、以下のとおりです。
1 「ヘルスケアIT」領域
 1.1 テレビ会議システムを活用した遠隔医療システムの実証実験
2 「メディカルイメージング」領域
 2.1 鼓膜などの状態を可視化する3 次元・マルチ分光カメラ(※2)の開発
 2.2 神経活動の状況把握に役立つ、神経活動により生じる生体磁気を可視化する生体磁気計測装置(脊磁計(※3))の開発
3 「バイオメディカル」領域
 3.1 インクジェットプリンターの技術を活用した、細胞の3 次元配置によるヒト組織を作成するバイオ3D プリンター(※4)の開発
(※2) nano tech 2015 に出展
(※3) 脊髄の神経活動により生じる生体磁気を計測する装置、 nano tech 2016 に出展
(※4) nano tech 2016 に出展

このたびリコーが横河電機から事業譲渡を受ける脳磁計は、リコーが2014 年から技術開発に取り組んでいる生体磁気計測装置(上記2.2)と原理的には同じもので、神経活動によって脳から生じるわずかな磁気を痛みや苦痛を伴わずに計測し、脳内の神経活動の伝達を「見える化」するものです。形状を計測するMRI とは違い、機能を「見える化」することにより脳の状態を把握するものとしててんかんの診断などに活用されています。リコーは、横河電機からこの生体磁気計測装置の一種である脳磁計の事業を継承することで、ヘルスケア分野に本格的に事業参入いたします。基盤事業で培った画像技術・システム設計力をはじめ、生産ノウハウといったリコーのコア・コンピタンスを生かして、100 人に一人ともいわれる(※5)てんかんの診断効率化に貢献することを目指します。また同時に、リコーがすでに取り組んでいる生体磁気計測装置(脊磁計)の研究開発の加速を図ります。
(※5) 広域社団法人 日本てんかん協会 Web ページより

<脳磁計事業譲り受け対象>
1) 脳磁計の商品、開発・製造資産、保守サービス事業
2) 生体磁気計測に関わる技術資産
3) 人員

<脳磁計事業の拠点>
販売・保守サービス 新横浜事業所 〒222-8530 神奈川県横浜市港北区新横浜3-2-3
開発・製造 金沢事業所 〒920-0177 石川県金沢市北陽台2-3 (金沢テクノ・パーク内)
※ 金沢事業所は賃貸契約により継続使用を予定しています。

 リコーは経営理念の中で「世の中の役に立つ新しい価値を生み出し、提供しつづけることで、人々の生活の質の向上と持続可能な社会づくりに積極的に貢献する」という「私たちの使命」を掲げています。ヘルスケア分野について、前述の3つの領域「ヘルスケアIT」、「メディカルイメージング」、「バイオメディカル」を重点領域として、「疾病を予防」し、「早期に発見」し、「迅速に治療する」ことに役立つ新しい価値を創造していきます。2025 年を目処に、ヘルスケア事業全体で500 億円規模の事業に拡大することを目指します。医療従事者の方々とともに、医療サービスの質の向上と効率化に貢献し、世界の人々の健康寿命延伸の実現の一翼を担ってまいります。

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※ 現在開発中の試作機は、研究開発段階の非臨床用です。医薬品医療機器等法未承認品のため、販売、授与できません。

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報道関係のお問合せ先
広報室 TEL:03-6278-5228(直通) E-mail:koho@ricoh.co.jp

第7回・後期 「通販エキスパート検定」を12月に実施 ~初級(3級)から特級(1級)レベルまでフルライン展開~

一般社団法人通販エキスパート協会(本部・東京都千代田区)は、「第7回通販エキスパート検定」を6月5日(日)に東京・大阪・熊本で開催します。既存の初級レベルの「3級」および中級レベルの「2級」、上級レベルの「準1級・法律編」「準1級・ECマーケティング編」「準1級・CRM編」、特級レベルの「1級・通販マネジメント編」までそろえ、フルラインで展開いたします。

 

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通販業界の2014年度売上高は、前年比4.9%増の6兆1500億円と成長しています。インターネットの躍進が顕著なうえメーカーや店舗など新規事業者の参入も活発化しており、今後も大変有望なマーケットと予測できます。ただ、マーケットが成長すればするほど通販業務に携わる人の責任は重くなり、通販の基礎知識から関連法、コンプライアンスまで幅広く学ぶ必要性が高まってきました。通販エキスパート協会はこのような状況を鑑み、業界の健全な発展のために「通販エキスパート検定」を実施して参りました。

通販では他小売業とは異なる専門的な知識やノウハウが求められますが、これまでは通販に特化して総合的に学ぶ場やツールがありませんでした。「通販エキスパート検定」はさまざまな方面からの要望に応え、通販の仕組みや媒体・マーケティング戦略、EC施策、顧客対応、バックヤード施策、コンプライアンス、関連法律など、通販業界には不可欠な幅広く専門的知識を身につけていただくことを目的としています。通販事業者だけでなく、コールセンターや、物流、印刷、決済、ECサポートなどを手がける周辺事業者の方や小売業関係者、ネット通販などで新規参入を目指す方、また通販に関心がある一般の方など、どなたでも受検が可能です。

「3級」と「2級」の取得者も増え、合格者からはさらなる上級レベルの試験を要望する声が上がっていたため、より高レベルの「準1級」を立ち上げて「法律編」「ECマーケティング編」「CRM編」を導入しました。昨年はかねてからの皆さまのご要望にお応えし、さらに特級レベルの「1級」を導入。通販のマネジメント実務に特化した「マネジメント編」として、部課長やマネージャークラスのミドル・マネジメント層の方たちに向けて立ち上げました。 

検定対策としては、今年3月に改定・発行したばかりの「通販エキスパート検定3級公式テキスト改定最新版Ⅲ(税込2,700円)」と「通販エキスパート検定2級公式テキスト改定最新版Ⅱ(税込3,024円)」をアマゾン及び当協会の直販にて扱っております。「通販エキスパート検定準1級」の法律編・ECマーケティング編・CRM編および「通販エキスパート検定1級・通販マネジメント編」のテキストにつきましては、基本的に検定試験とのセット販売となり、検定お申し込み者に協会から無料で直送いたします。また、「3級」および「2級」テキストをまとめてご購入なさる場合は、当協会経由で1割引にて提供いたします。

申込は2つの検定ポータルサイト(http://www.challenge.ne.jp/http://www.kentei-uketsuke.com/tsuhan/)にて受け付けています。またセブンイレブン端末機からの申し込みも可能です。

受検会場は上記3箇所に設置いたしますが、企業単位など10人様以上の団体受検には社内会場での実施も可能となりますのでお問い合わせください。

 

◆第7回 通販エキスパート検定 概要 ◆

 検定名  第7回 通販エキスパート検定
 主催  

一般社団法人 通販エキスパート協会  

http://www.tsuhan-exa.org/

 後援  社団法人日本印刷技術協会
 協賛  共同印刷株式会社
 協力  

株式会社ディスコ

日本出版販売株式会社

 実施エリア  東京、大阪、熊本
 実施日  2016年6月5日(日)
 申込締切  2016年5月6日(金)
 受検資格  どなたでも受検できます
 

受検級・受検料

 

3級:個人/4,700円、団体/4,200円

2級:個人/5,700円、団体/5,200円

3級・2級併願:個人/9,500円、団体/8,500円(いずれも1割引)

準1級(法律編 ・ ECマーケティング編 ・CRM編):個人/各8,700円、団体/各8,200円 (公式テキスト付)

1級(通販マネジメント編):個人/9,000円、団体/8,500円(公式テキスト付)

※試験時間が重ならない限り各級の併願も可能(3級・2級以外は併願割引はありません)

※団体受検は10人以上から受付(自社および一般会場を使用・試験日などはご相談に応じます)

問題形式

3級・2級: マークシート択一方式 100問100点満点

準1級・1級:マークシート択一方式40問80点満点、記述式1問20点

合格基準

 いずれも70点以上取得者が合格

 

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お問合せ先
一般社団法人 通販エキスパート協会
Eメール: info@mail.tsuhan-exa.org
TEL:03-3265-2783  ( 担当:窪、渡辺 )
URL:http://www.tsuhan-exa.org

低溶剤インクジェットプリンターの次世代ブランド「TrueVIS」誕生

業務用インクジェットプリンターを製造・販売するローランド ディー.ジー.株式会社は、低溶剤インクジェットプリンターの新ブランド「TrueVIS(トゥルービズ)」を立ち上げ、最大用紙幅64インチ(1,625mm)に対応するプリント&カット機(*1)の新製品「VG-640」と、同54インチ(1,371mm)に対応する「VG-540」を、世界同時発表しますのでお知らせいたします。

TrueVIS VG-640(左)、VG-540(右)
TrueVIS VG-640(左)、VG-540(右)

URL: http://www.rolanddg.co.jp/product/color/print/vg/index.html

TrueVISは、屋内外に掲示される広告看板やポスター、表示物などを製作するサイン・グラフィックス市場に、次世代のソリューションを提案することを企図したブランドです。発表にあたり、デジタルプリンティング事業開発本部長の前田 祐子は、「TrueVISのブランドコンセプトは、人々を感動させる圧倒的なビジュアル(VISUAL)を実現したいと願うお客様に、夢やビジョン(VISION)をカタチにする力(VIS:ラテン語で「力」の意)を提供することです」と新ブランドに込める想いを語っています。

VG-640/540の開発背景について、前田は、「サイン・グラフィックスの製作を手掛けるお客様の仕事は、看板やポスターなどの製作はもちろんのこと、車両ラッピング、ステッカー・ラベルの製作、アパレルへの加飾など多品種少量化が進展し、一方で、高画質、短納期、低価格を求めるクライアントのニーズもこれまで以上に高まり、様々な製作物を迅速に、かつ高品質に仕上げることが喫緊の課題になってきています」と述べ、「VG-640/540の開発に際しては、お客様の事業環境の変化、クライアントニーズの変化を鑑み、高精細な画質や圧倒的な表現力はもちろんのこと、これからのプリントビジネスに求められる生産性やユーザビリティを兼ね備えた『業界新標準』を提供することを目指し、プリンターのコア要素を一から見直しました」と語っています。

VG-640/540には新開発のプリントヘッド「Roland DG FlexFire(ローランドディージー・フレックスファイア)」4基を搭載。3種類のサイズのインク滴を正確に着弾させる精密なヘッドコントロールにより、これまでにない高精細な表現や、ムラのない均一なベタ表現を可能にしています。生産性の面では、従来モデルに比べヘッド幅を約25%拡大するとともに、インクの連射性能を向上させることで、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)4色を2セット使うインクタイプ(*2)において、高品質印刷モードで毎時10.6平方メートル、最高速度で34.8平方メートルの高速出力(*3)を達成しています。

一方、インクは、新型ヘッドに最適化した低溶剤インク「TrueVIS INK」を新開発。広色域・高発色で、サイン・グラフィックスに求められる鮮やかな印刷表現を実現します。CMYKの4色に加え、ライトシアン(Lc)、ライトマゼンタ(Lm)、ライトブラック(Lk)、ホワイト(WH)を取りそろえ、ライトシアン、ライトマゼンタ、ライトブラックは、なめらかで美しいグラデーション表現を、ホワイトは透明素材への下地印刷(*4)などで高精彩な印刷表現を可能にし、付加価値の高いアプリケーション製作をサポートします。各インクは、大容量500ccのパウチ式インクカートリッジでご提供。CMYKの4色を2セット使うインクタイプでは、1色につき2パウチ分(1リットル)のインクを搭載することができ、一方のインクがなくなるともう一方から自動的にインクを供給する「Roland Ink Switching System(ローランド・インク・スイッチング・システム)」とあわせ、大量印刷をサポートします。

VG-640/540には、当社の最新のカッティングマシンに搭載されるカッティング機構を採用。印刷した画像やイラストの輪郭を自動で切り抜くことができ、オリジナルステッカーやラベルの制作にご活用いただけます。高精度なカッティングで複雑な形状はもちろん、最大カット圧500gfのスペックで厚手のシートもスムーズにカットし、アプリケーションの幅を広げます。また、出力用ソフトウェアは、新エンジンを搭載した「Roland VersaWorks Dual(ローランド・バーサワークス・デュアル)」を標準装備。簡単操作で高品質な出力をサポートするRoland VersaWorks(ローランド・バーサワークス)の利点はそのままに、PostScript(R)ファイルに加え、PDF形式のファイルも直接処理することができます。さらにVG-640/540では、当社初の機能として、お客様の出力業務を効率化するアプリケーションソフトウェア「Roland DG Mobile Panel(ローランドディージー・モバイル・パネル)」をご用意。プリンターとBluetooth(R)接続したスマートフォン、タブレット端末上で、プリンターの操作や各種設定を行うことが可能です。

前田は、「低溶剤系の業務用インクジェットプリンターは、登場から十数年が経過し、市場の成熟化、搭載される技術のコモディティ化が進んでいます。当社は、サイン・グラフィックス市場をけん引するグローバルトップブランドとして、次代の低溶剤系インクジェットプリンターが提供すべき価値を検討し、そのあり方を再定義すべく、TrueVISブランドを立ち上げました。VG-640/540の開発に際しても、サイン・グラフィックスビジネスを支える基幹機種のあるべき姿を描き、これまでの常識や制約にとらわれることなく、お客様が求める画質とビジネスの競争力向上という現実的課題に対して最適解を追求しました」と述べ、「VG-640/540の持つ多様な機能はもちろんのこと、それらを十二分にご活用いただくためのソリューション提案、ローランド ディー.ジー.クリエイティブセンター、ローランド ディー.ジー.アカデミーなどのカスタマーサービス・サポート体制を組み合わせることで、お客様のビジネスの幅を広げ、さらなる業界の活性化につなげていきたいと考えています」と抱負を語っています。

*1:インクジェットプリンターの機能とカッティングマシンの機能を一台に統合したマシン。印刷と同時に写真や図柄などの輪郭を切り抜くことができ、ステッカー・ラベルの製作や、デザイン性の高いサイン・グラフィックスの製作で強みを発揮します。
*2:VG-640の場合。
*3:バナー出力時の最高速モード。
*4:透明な素材や色の濃い素材にホワイトインクを下地として印刷することで、より鮮やかなフルカラー印刷やより高精彩な印刷表現が可能になります。

■TrueVIS VG-640/540の特長
1. 高画質と生産性を追求した次世代プリントテクノロジー
新開発のプリントヘッド「Roland DG FlexFire」は、3種類のサイズのインク滴を正確に着弾させる精密なヘッドコントロールにより、高精細な表現や、ムラのない均一なベタ表現に優れ、近距離で見られることの多いステッカーやラベル、ポスターなどの製作から、ベタ表現が多用される大判のサイン・グラフィックスの製作まで、幅広いアプリケーションで最適な印刷表現を実現します。生産性の面では、従来モデルに比べヘッド幅を約25%拡大するとともに、インクの連射性能を向上させることで、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)4色を2セット使うインクタイプ*において、高品質印刷モードで毎時10.6平方メートル、最高速度で34.8平方メートルの高速出力**を達成しています。
*VG-640の場合。
**バナー出力時の最高速モード。

2. サイン・グラフィックスに最適な印刷表現を実現する新開発インク
新型ヘッドに最適化した低溶剤インク「TrueVIS INK」を新開発。広色域・高発色で、サイン・グラフィックスに求められる鮮やかな印刷表現を実現します。CMYKの4色に加え、ライトシアン(Lc)、ライトマゼンタ(Lm)、ライトブラック(Lk)、ホワイト(WH)を取りそろえ、ライトシアン、ライトマゼンタ、ライトブラックは、なめらかで美しいグラデーション表現を、ホワイトは透明素材への下地印刷などで高精彩な印刷表現を可能にし、付加価値の高いアプリケーション製作をサポートします。

3. 大量印刷をサポートする500ccパウチ式インクカートリッジとインクシステム
大容量500ccのパウチ式インクカートリッジで大量印刷をサポート。CMYKの4色を2セット使うインクタイプでは、1色につき2パウチ分(1リットル)のインクを搭載することができ、一方のインクがなくなるともう一方から自動的にインクを供給する「Roland Ink Switching System」を標準装備することで、夜間でもインク切れを心配することなく連続印刷が可能です。

4. 美しい仕上がりを実現する最新のカッティング技術
当社最新のカッティングマシンに搭載される機構を採用し、より高精度なカッティングを実現しました。複雑なデザインはもちろん、最大カット圧500gfを達成したことで、フロア用のサインなどの厚手のシートもスムーズにカットし、アプリケーションの幅を広げます。

5. 出力業務を革新するスマートテクノロジー
プリンターの操作性を一新する新開発のアプリケーションソフトウェア「Roland DG Mobile Panel」をご用意。スマートフォンやタブレット端末とプリンターをBluetooth(R)接続することで、プリンターの操作や各種設定をワイヤレスで行うことができます。

6. 新開発の出力用ソフトウェア「Roland VersaWorks Dual」を標準装備
簡単操作で高品質な出力をサポートする従来ソフトウェアRoland VersaWorksの利点はそのままに、PostScript(R)ファイルに加え、新たにPDF形式のファイルも直接処理する新エンジンを搭載。ドロップシャドウなどの透明効果を含む出力データも忠実に再現します。

■主な仕様
製品名       :VG-640、VG-540
印刷/カッティング幅:VG-640 最大1,600mm
           VG-540 最大1,346mm
印刷ドット解像度  :最大900dpi
対応インク/色   :低溶剤インク「TrueVIS INK」 500ccインクパウチ/
           シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、
           ライトシアン(Lc)、ライトマゼンタ(Lm)、
           ライトブラック(Lk)、ホワイト(WH)
外形寸法(幅×奥行×高さ)/重量:VG-640 2,945×745×1,310mm/205kg
                VG-540 2,685×745×1,310mm/191kg
インターフェイス  :イーサネット(100BASE-TX/1000BASE-T 自動切替)
標準価格(本体)*   :VG-640 2,880,000円(税抜)
           VG-540 2,480,000円(税抜)
           *スタンド、RIP&Printマネジメントソフトウェアを
            含む合計価格、運送・設置費別
標準価格(インク)  :500cc(CMYKLcLmLk) 12,000円(税抜)
           500cc(WH) 未定
販売目標台数    :発売後1年間で2,000台(国内・海外の合計台数)
発売時期      :2016年7月予定

■ローランド ディー.ジー.株式会社について
ローランド ディー.ジー.株式会社は、XYZ軸の制御技術を元に、業務用インクジェットプリンターやカッティングマシンを中心とするカラー事業と、3次元切削加工機や彫刻機を中心とする3D事業を展開しています。カラー事業の分野では、1台のプリンターで、印刷と同時にイラストや文字などの輪郭を切り抜くことができる「Print&Cut」技術の先駆者であり、広告看板を製作するサイン業界などでインクジェットプリンター「SOLJET」「TrueVIS」「VersaCAMM」シリーズや、カッティングマシン「CAMM-1」「STIKA」シリーズを展開し、世界トップブランドとして市場をリードしています。近年では、幅広い用途での印刷に対応するUV-LEDプリンター「VersaUV」シリーズや、布地への印刷に特化した専用プリンター「Texart」シリーズをラインナップに加え、デジタル印刷の可能性を広げています。一方3D事業の分野では、「デスクトップ・ファブリケーション(机上工場)」コンセプトの下、人々のイメージをカタチにするデジタルものづくりツールとして、3次元切削加工機「MDX」シリーズや、デジタル彫刻機「EGX」シリーズ、3Dプリンターと切削加工機の組み合わせでプロフェッショナルのものづくりを支援する「monoFab」シリーズなどを展開しています。2010年には、歯科技工用ミリングマシンでヘルスケア業界に参入し、「Easy Shape」ブランドの下、精巧な加工技術とデジタルソリューションで、業界のワークフローを変革しています。

※本プレスリリースに記載の社名、製品名は各社の登録商標または商標です。

■会社概要
商号  : ローランド ディー.ジー.株式会社
設立  : 1981年5月1日
本社  : 〒431-2103 静岡県浜松市北区新都田1-6-4
代表者 : 取締役会長兼社長 冨岡 昌弘
資本金 : 3,668,700,000円
      東京証券取引所市場第一部上場
URL   : http://www.rolanddg.co.jp/
事業内容: コンピュータ周辺機器の製造および販売

■お客様のお問い合わせ先
ローランド ディー.ジー.株式会社 コールセンター
〒431-2103 静岡県浜松市北区新都田1-6-4
TEL : 0120-808-232
Mail: rdg-info@rolanddg.co.jp