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【マスター郡司のキーワード解説2022】ESG投資

SDGsとESG

「ESG」は以前にも取り上げたが、世間的には「SDGs」の方が注目されており、「どうなのかなぁ?」といぶかしんでいる間に、さすが国連が言い出しただけあって今やSDGsは世界中に普及している。SDGsがここまで普及するとは、正直誰も予想していなかったのではないだろうか(それとも私がネガティブだった?)。

(さらに…)

page2023は新企画が目白押し

2023年2月1日(水)~3日(金)の3日間、東京池袋・サンシャインシティで開催する。まだ「かつての日常」が戻っていない中、イベントはどうあるべきかを考える。


展示会場に新企画ゾーンを複数設置

今回で36回目を迎える国内最大規模の印刷・メディアビジネスの総合イベント “page2023の出展募集を開始した(開催概要の詳細はこちら)。
page2023では、より多くのそして新たな来場者をお迎えすべく、新企画ゾーンを複数設置する。具体的には現在、「動画」「デザイン・紙加工」「SDGs」を予定しており、また前回に引き続き「マーケティングソリューションゾーン」も設置予定である。こちらに関しては、個別での詳細説明もオンラインで行っているのでお気軽にご相談いただきたい。(新企画ゾーンの詳細個別説明会の申込はこちらから。)


page2022で成果を得られたオンライン展開を継続

前回 page2022 にて実施したオンライン上での出展プランとなる「オンラインスポンサーズセミナー・製品紹介」も前回と同様に実施する(予定)。
page2022のオンライン展開は、page2021オンライン展示会よりも機能を絞り、協賛企業の動画コンテンツのみを視聴できる形であったが、オンラインスポンサーズセミナー5本(5社)、製品紹介10本(8社)の計15本の動画の延べ視聴者は4,042名、累積pv数は38,755pvであった。page2021オンライン展示会では、オンライン展示会の来場登録は行ったものの、オンライン展示会のサイトを訪れない人が3割近くに上ったが、page2022では93%が何らかの動画を視聴し、かつ85%が複数企業の動画を視聴していた。オンライン上の来場者そのものは減少したが、出展(協賛)企業1社あたりのリード獲得数は増加し、また来場者アンケートでも、サイト内の回遊性などは一定の評価を得ることが出来た。

展示会における「密」は見た目ではなく中身

前回のpage2022は、 年明け直後から感染が急拡大し、「まん延防止等重点措置」の期間中の開催となった結果、 実施した直近のリアル展示会であるpage2020に比べて来場者は大幅に減少した。あれから半年あまり、今年の春先に東京ビッグサイトで行われていたイベントでは、最寄り駅に人が溢れ、来場者受付に行列が出来ているイベントもあった。しかしイベントのテーマ次第で来場者数が異なっており、必ずしも「かつての日常」が戻ってきたとは言いがたい。
余談になるが、昨日閉幕した第104回全国高校野球選手権において、優勝したチームの監督さんが優勝インタビューの中で、今の高校3年生の状況を「青春ってすごく密。でもそれを全部駄目だ、駄目だと言われながらも諦めないで活動してきた彼らに拍手を送ってほしい。」という趣旨を語っていた。
pageイベントもすごく密であった。それが35回連続で開催できた要因の一つであった。しかしそうすることが難しくなった結果、page2021は中止、page2022は来場者が激減した。どうにもならなかったこの2年を思うと、この言葉は身に染みた。まだ「かつての日常」が戻ることが考えにくい状況でのpage2023の開催に際し、参考にしたいデータがある。
前回page2022の来場者属性において、経営者層の来場比率が大幅に増加した。県外の移動が制限される中、社員の来場を見送らせる代わりに社長自ら、そして一人で来場されるケースが多かったのであろう。結果としてpage2022の出展企業からも「来場者は減ったが、決定権を持つ人と長時間面談が出来た。」という意見をいただいた。

自らのコロナ感染で分かったwithコロナでのイベントのあり方

またこれも余談であるが、実は私自身も先月、コロナ陽性となった。同居している小学生の息子からの感染と思われるが、息子は前日まで全く症状が無く、朝起きたら高熱と咳が出ていて、病院に行き、陽性と診断された。ちなみに前日息子と接触が少なかった妻と長女は陰性だった。
イベント事務局として、感染対策はこれまで通り講じるが、無症状者の来場を制限することは正直不可能である。したがって残念ながらpageイベント初日に無症状だった来場者や出展企業の担当者が、2日目以降に発症し、陽性が発覚する可能性も十分に考えられる。しかし同居家族ですら、接触の度合いで感染が防げるのであれば、展示会場内においては、出展社と来場者がマスクをして十分に距離を取っていれば、感染する可能性は限りなく少ないのではないかと考える。そしてそのように思える人が来場する一方で、そうでない人は来場を見送るのではないだろうか。そしてこうした判断を事前に行うになったことが「新しい日常」であり、したがってイベント事務局としては、来場するか否かの判断に際し、「これは行ってみたいと思わせるイベント」にすることが重要と考え、その為に新たな企画ゾーンを立ち上げた。来場者にとって関心の高いと思われるテーマを今後も増やしていきたいと考える。またリスクを取れないいわゆる「冷やかし」の来場者が減ることは、出展企業にとっても有力なリードが増えることにつながり、結果として有意義なイベントになる。
大事なのは展示会場の見た目の密ではなく、中身の濃さであり、これこそが新しい日常におけるイベントの価値であると考え、半年間準備していきたいと思う、

(page事務局 堀雄亮)

9/13 デジタル印刷で広がるビジネス(導入編)

セミナー名:デジタル印刷で広がるビジネス(導入編)
開催日:2022年9月13日(火) 15:00 – 17:30
参加費: 一般・・・15,400円(税込)
     JAGAT会員・・・11,000円(税込)
     印刷総合研究会員・・・無料

セミナー開催案内ページ

お申込みは、下記のフォームに必要事項をご記入のうえ、送信ボタンを押してください。

また、リアル会場への参加希望はフォーム備考欄に来場希望の旨をご記載ください。
(先着8名様迄)


※ご注意事項※

本メールにご登録いただくと、申込完了メールが送信されます。
登録後、数分経ってもメールを受信しない場合は、迷惑メールフィルタ等の要因が考えられます。その場合は、メール またはTEL(03-3384-3113)にて、お問合せください。
お申し込み後の取り消しはお受けできません。代理の方のご出席をお願いします。

1.参加費用 ※選択してください。

印刷総合研究会会員(0円)JAGAT会員(11,000円)一般(15,400円)

■参加人数

2.会社の情報

■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

郵便番号(例:166-8539)

■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)※必須

■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

3.申込みする方の情報

申込む方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

■部署名(例:総務部)

■役職名(例:課長)

■お名前(例:印刷 太郎) ※必須

申込者は参加しない

■メールアドレス(例:taro_insatsu@jagat.or.jp) ※必須

このメールアドレスに登録完了メールが送られます。

■FAX(例:03-3384-3168)

FAX受講証をご希望の場合は、この番号に受講証が送られます。

■TEL(例:03-3384-3113)

なにかあったときのお問合せ先となります。

4.申込者以外の参加者情報

申込む方と参加される方が一緒の場合は、本欄は入力不要です。

【参加者1】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 花子)

■メールアドレス(例:hana_insatsu@jagat.or.jp) 

【参加者2】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 次郎)

■メールアドレス(例:jiro_insatsu@jagat.or.jp)

■その他備考

5.JAGATからのご案内について

よろしければJAGATからセミナー開催案内や関連のご案内を送付させていただきます。
不要の方はチェックを入れてください。
JAGATからの案内を希望しない


8月28日開催第58期試験受験票発送

8月28日(日)に実施します第58期DTPエキスパート認証試験の受験票を発送しました。
受験申請時にご登録いただいた主連絡先ご住所あてに普通郵便にて発送しています。
万が一未着の場合は、8月17日(火)以降にJAGAT資格制度事務局までご一報ください。

なお、アップグレード試験の方の試験案内は、8月17日頃別途ご案内いたします。

9/29 最新調査に見る印刷経営戦略

セミナー名:最新調査に見る印刷経営戦略
開催日:2022年9月29日(木) 15:00 – 17:00
参加費: 一般・・・15,400円(税込)
     JAGAT会員・・・11,000円(税込)
     印刷総合研究会員・・・無料

セミナー開催案内ページ

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事故にみる工場のヒューマンエラー対策

交通事故にみるヒューマンエラー

工場管理でやっかいな課題に人為的過誤やミスであるヒューマンエラーがある。ヒューマンエラーに起因するトラブルや事故は、工場に限ったことではない。警察庁によれば、交通事故におけるアクセルとブレーキの踏み間違いによる人身事故は過去5年(2016~20年)で2万1103件発生し、248件が死亡事故につながっているという。よく高齢者による事案が話題になるが年齢に限らずヒューマンエラーの視点で捉えることも重要だ。国土交通省自動車局が2018年9月に公表した「自動車の安全確保に係る制度及び自動運転技術等の動向について」では、2016年のヒューマンエラーによる法令違反に起因する交通死亡事故は全死亡事故の97%に上るという。また、内閣府が同年発表した「平成28年中の道路交通事故の状況」での死亡事故原因は「わき見」や「漫然運転」「安全不確認」といった安全運転義務違反が55%を占めている。「一時停止違反」や「速度違反」なども多いようだ。こうしたヒューマンエラーへの対応策は、自動運転システムの普及と人間の心理的、生理的特徴への対応だともいわれている。

犯人捜しでは解決できないヒューマンエラー対策

人が活動する限りヒューマンエラーは無くすことはできない。なくならいことを前提に考える必要がある。トラブル対応では、事故を起こした当人を探し責める場面があるが、犯人捜だけでは解決できない。孔子の教えに「罪を憎んで人を憎まず」とあるが、同様にトラブル自体に目を向けなければならい。原因を把握したうえで適切な対策を講じて発生しにくい環境を整えることが大切だ。コンサルソーシング株式会社のサイト記事(2018年7月28日)では、事務ミス・作業ミスの多い人の傾向的特徴と対策の方法・事例について解説してある。人それぞれに傾向と特徴があり、それに合わせた対策を行うことで効果的にヒューマンエラーやミスを軽減することができるというものだ。例えば、人の行動特性を7つタイプに分ければ下記のようになる。

  • 細部が気になる人
  • 場当たり的に仕事をする人
  • 言われたことしかしない人
  • 認識が他の人とずれる人
  • 何でも抱え込んでしまう人
  • 仕事が中途半端な人
  • すぐ忘れる人

タイプ別に対応は異なる。ヒューマンエラーは、人の特性を理解し、それぞれに応じた対策が求められる。対応策としては、人に仕事の中に潜むミスを気づかせる見える化改善に繋げることが必要になるという。ミスの検出力を高めるミーティングや見える化の改善策が有効になるとうことだ。工場管理においては、改善活動とヒューマンエラー対策はセットで考える必要があるのだ。

CS部 古谷芸文

印刷工場の競争力を高めるための「工場改善活動の進め方」

工場のトラブル対応!「ヒューマンエラー対策

8/30 印刷ビジネスの未来を考える

セミナー名:印刷ビジネスの未来を考える
開催日:2022年8月30日(火) 14:00 – 17:15
参加費: 一般・・・15,400円(税込)
     JAGAT会員・・・11,000円(税込)
     印刷総合研究会員・・・無料

セミナー開催案内ページ

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また、リアル会場への参加希望はフォーム備考欄に来場希望の旨をご記載ください。
(先着8名様迄)


※ご注意事項※

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■参加人数

2.会社の情報

■社名(例:公益社団法人日本印刷技術協会) ※必須

■シャメイ(例:ニホンインサツギジュツキョウカイ)

郵便番号(例:166-8539)

■住所1(例:東京都杉並区和田1-29-11)※必須

■住所2(例:印刷技術協会ビル3F)

3.申込みする方の情報

申込む方と参加される方が異なる場合は、請求書をお送りする方の情報をご登録ください。

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【参加者1】

■部署名(例:企画営業部)

■役職名(例:主任)

■お名前(例:印刷 花子)

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【参加者2】

■部署名(例:企画営業部)

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工場の日常管理、維持管理、叱ると怒るの境界線

パワハラが社会問題とされる中、悩む管理者

工場をマネジメントする管理者は、人を育てる意識が重要だ。2021年6月に大手運送会社では、上司2人からの度重なる叱責(しっせき)によるパワーハラスメント(パワハラ)などを理由に、営業所で自殺していたことが明らかになった。同社では内部通報があったが生かせなかったという(東京新聞2021年11月5日)。2020年4月にパワハラ対策を大企業に義務付けた法律施行後も、働く人の自殺は後を絶たない。2022年4月より中小企業にも義務付けられた。一方、昨今の工場の管理者は、生産性の向上や部下への指導と関わり方で「厳しく接すること」がうまく実践できずに悩んでいることを耳にする。パワハラが社会問題とされる中、過剰に気を遣うことは容易に理解できる。

「叱る」と「怒る」の違いを学ぶ

5S活動をベースに工場改善に取り組む上では、日常管理、維持管理が第一歩となる。維持管理は至ってシンプルで部下に決まったことやルールを守らせることである。維持管理ができなければ、工場づくりは進まない。時には守らない部下を厳しく躾ける必要が出てくる。指導するコツのひとつが「叱る」と「怒る」の境界線を知ることだ。「叱る」は、人を育てるための教育であり理性である。一方、「怒る」は、個人的でコントロールができない感情であり暴力にあたる。叱ることを学ぶ必要がある。

ルールを守れない場合は、原因を探求することが肝心

2022年6月9日(木)に開講した「第2期印刷工場養成講座」(JAGAT主催、全6回)での初回「経営と印刷工場のマネジメント」では、石川秀人氏(コンサルソーシング株式会社、コンサルタント)を招き、部下の指導についても触れられた。叱るときのポイントは、熱くなりすぎず要点を絞り込んで指摘することだという。部下に問題の重大性を認識させ、同じ失敗を繰り返さないように考えさせることだ。根本的には、部下に反省や気付きを促すという目的を意識して指導できるかどうかである。ルールを守れない場合は、原因を探求することが肝心だ。原因は、いくつかのパターンに整理できる。

①決まったことを知らない、忘れてしまった。

②内容を理解していない

③管理者が根気強く教えていない

④守れない者に叱り方が分からない

⑤守っていないことに当事者が気づかない

⑥守っていない犯人捜しで終わっている

⑦作業の指示が曖昧で、報連相が無い

⑧維持管理のサイクル(PDCA)が回っていない

守れない原因は何故かということを繰り返し考えることが重要だ。そして、原因に合わせて対処するのだ。考えることによって理性的に対応することへも繋がる。考えさせることを学ぶのだ。指導の仕方を身に着けることで人材が育ち工場の競争力に繋がる。

(CS部 古谷芸文)

先行予約案受付中!第3期【オンライン】印刷工場長養成講座

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