「協会情報」カテゴリーアーカイブ
【マスター郡司のキーワード解説2021】レストアサービス(G-SHOCK)
印刷会社へ入社した理由の15%がマーケティング!~若手の意欲に教育と実践機会を~
印刷会社がマーケティングを強化するには人材が重要である。実務経験が豊富な中途人材を採用するのも一つではあるが、マーケティングの仕事を希望し、印刷会社を志望する若手人材も増えている。
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JAGAT大会2021とpage2022でマーケティング理論を実践へ
今年度の「JAGAT大会2021」は2021年11月25日にオンラインで開催する。
より多くの印刷およびメディア関連事業に携わる皆さまに弊会コンテンツを提供するべく、広く一般の方々にもご参加いただけるオンラインイベントとした。JAGAT会員企業様及び印刷総合研究会会員様は無料で聴講可能です。 https://www.jagat.or.jp/jagat_convention2021
先進事例を自社に置き換えて考える
JAGAT大会2021オンラインでは「page2017」の基調講演に登壇したロン・ジェイコブス氏の「afterコロナを見据えた印刷業界」をテーマにした基調講演と、その講演内容についてのディスカッションをするという構成である。今回特にディスカッションに重きを置くべく、講演部分を2つに分け、それぞれに解説とディスカッションを加えて2部構成としている。アメリカの事例を聞いてふーん、で終わるのではなく、解説とディスカッションを経て、自社に置き換えて考えるきっかけにしていただきたいという想いから構成を変更した。
そして考えて終わりではなく、行動に繋げていただくべく、page2022(2022年2月2日~4日@サンシャインシティ)でも様々な企画を用意した。まず展示会場に「デジタルマーケティングサービスゾーン(仮称)」を設置する。ここではデジタルマーケティング関連サービスを展開する企業を広く集めるだけでなく、マーケティングを市場の創出、顧客の創造と捉えて、幅広い業種から様々な製品、サービスを集める予定だ。
印刷関連企業の新たなチャレンジをサポート
また今回のpage2022においては、貴社の製品・サービスなどの紹介動画コンテンツを配信しその動画の視聴者情報(リスト)を得ることが出来る動画配信プランもご用意している。このプランに、テーブルブース出展を組み合わせたセットプランを設定した。テーブルブースは、通常の出展小間とは異なり、カウンター形式のミニブースであるが、ブース説明員の人員を最小限に抑えることができる。リーズナブルな出展料金と合わせて、新規の出展企業にとっては最適な出展プランである。
JAGAT大会で学びpageで行動に
マーケティングは概念だけを学んでもあまり効果は無く、実務での試行錯誤が必須である。敏腕マーケターであればあるほどトライアンドエラー、そして「テストマーケティング」を繰り返し、最適解を見つけ出す。これまでのJAGAT大会は企業トップにご参加いただくことが多かったが、今回は無料でオンライン視聴が可能となるので、ぜひ社歴の若い方にもご視聴を促していただきたい。そして新規事業開発のようなチャレンジのきっかけと、それを実行に移すテストマーケティングの場を与えていただきたいと思う。コロナ化を乗り越えつつある今だからこそ、若い力の新たな発想や行動力に期待しても良いのではないか。
(CS部 堀雄亮)
【11/25開催JAGAT大会2021】印刷業が取り組む顧客のマーケティング活動支援へのヒント
JAGAT大会2021は、より多くの印刷およびメディア関連事業に携わる皆さまに弊会コンテンツを提供するべく、広く一般の方々にもご参加いただけるオンラインイベントとして開催いたします。
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2021年9月実施更新者認証証発送遅延等について
2021年9月に実施しました第56期DTPエキスパート認証更新試験合格者への認証証につきまして、
発送内容に誤りがある可能性があり、現在詳細を確認中です。
状況判明次第あらためてご案内申し上げますので、今しばらくお待ちいただけますようお願いします。
なお、万が一誤った内容のものが届いたなどご不明な点がございましたら、
お手数ですがJAGAT資格制度事務局までご一報いただけますようお願い申し上げます。
JAGAT資格制度事務局
TEL(03)3384-3115
e-mail: expert@jagat.or.jp
コロナも影響する? “内定ブルー”を払拭するフォローアップ教育のおすすめ
2年近くに及ぶコロナ禍だが、現時点では国内全域で収束期となっている。今年の6月下旬から始まり8月にピークを迎えた第5波といわれる時期に、過去最多となる1日に2万6千人近くを記録した新規感染者数は嘘のように急減少した。 続きを読む
【マスター郡司のキーワード解説2021】ミラーレス
今回はミラーレス一眼デジカメについて語る。先日、取材を受けた際に写真撮影があり、そのカメラマンがSONYの一眼デジカメを持っていた。ミラーレスカメラ特有のシャッターテクニックだったものだから、しばしカメラ談義をしてしまった。
印刷業定点調査 各地の声(2021年9月度)
7月の売上高は+2.7%と2015年8~11月以来の4ヵ月連続プラス。ただしコロナ禍前の2019年7月と比べた実質は売上高△14.8%、受注件数△20.7%。依然として10~20%減で推移している。2019年比で見ると売上高は4月をピークに3ヵ月連続で減速した。感染第5波による緊急事態宣言発出もあって、実質的な印刷の回復の足取りは次第に弱くなっている。 続きを読む
JAGAT大会2021で「今こそ、マーケティング」を
11月25日(木)14時よりオンラインで開催するJAGAT大会2021ではぜひ「今こそ、マーケティング」を考え直すきっかけにしていただきたい。
JAGAT大会は前回2020に続きオンラインでの開催とさせていただく。新型コロナウイルス感染状況は減少傾向にあり、リアルイベントの開催制限も緩和され、リアル会場でのセミナー開催も徐々に行われつつある。しかしJAGAT大会は2019年まで東京・椿山荘での開催であり、セミナー後には懇親会も実施していたが、まだ大人数での飲食を伴う会食を行うにはリスクが高すぎることもあり、見送ることとした。JAGAT会員企業様及び印刷総合研究会会員様は参加費無料とさせていただくので、ぜひご視聴いただきたい。
5年前と今で変わるもの変わらないもの
さて、今回のJAGAT大会2021で基調講演をいただくロン・ジェイコブス氏には、今から約5年前の「page2017」で登壇いただいている。当時の講演録を紐解くと、印象的な言葉がある。
「マーケティングは今まで私たちが考え、運用してきたものとはやり方が変わってきている。顧客、様々なブランドが、それぞれがより効果的に、より意味のあるコミュニケーションをするためにはどのようにすべきかを学ぶ必要がある。」
この考え方は今も変わらず、 5年経った今もテクノロジーは進化を止めていない。 常に変化の真っ只中であり、顧客とのコミュニケーションを行うにはどうすべきかは常に考える必要があるだろう。もう一つ、氏の言葉をご紹介する。
「現在の市場において、主役はカスタマーである。もはや企業が主体で動ける時代ではなくなった。」
この概念は現在はより一層鮮明になっているものと思われる。その一方で5年前と全く異なる点が2つある。1つはコロナ禍という経験、もう一つは世代が進み、2017年当時まだ大学生であったZ世代 (1990年代後半以降生まれ、センテニアル世代)が社会人になり、消費の中心になってきたことである。 Z世代は前世代となるY世代(ミレニアル世代、2000年代に成人を迎える)よりもデジタルネイティブでネットリテラシーが高く、 マスメディア離れが進んでいる。ジェイコブス氏も当然現在の状況をキャッチアップしており、 今回のテーマは 「アフターコロナを見据えた印刷業界」とした。
コロナによる断絶を乗り越えつつある今だからこそ
ジェイコブス氏が基調講演を行ったpage2017のテーマは「ビジネスを創る~市場の創出」であった。 マーケティングとはすなわち市場を創ることに他ならず、そしてこうしたマーケティングの必要性を印刷会社の皆様に啓蒙すべく 「デジタル×紙×マーケティング」のスローガンを掲げるきっかけとなったのがこのpage2017の基調講演であった。 5年前を振り返るのではなく、様々な5年間の経験を踏まえ、さらにコロナによる断絶を乗り越えつつある今、 学ぶべきテーマとしてJAGAT大会2021は「今こそ、マーケティング」とした。最後にもう一つ引用する。
「 今起きていることと、これから起きることを考えれば、古き良きものこそ人々の支えになる。」
これはジェイコブス氏ではなく、ある映画の1セリフだが、氏の講演の中にその映画シリーズの引用があるので、加えさせていただいた。マーケティングの概念、考え方は何十年も前から存在するものである。原点に立ち返り、今さらではなく「今こそ、マーケティング」という想いを持って視聴いただければ幸いである。
(CS部 堀雄亮)
JAGAT大会2021へのご参加はこちらをどうぞ。