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『JAGAT info』2025年1月号

『JAGATinfo』2025年1月号表紙

新春鼎談

「印刷」の未来を考える〜さまざまな人たちと共にビジネスを奏でていくには〜

佐川印刷株式会社 代表取締役社長 佐川 正純 氏
公益社団法人日本印刷技術協会 会長/
株式会社研文社 代表取締役社長 網野 勝彦
公益社団法人日本印刷技術協会 専務理事 郡司 秀明

特別企画

page2025の開催に向けて

〜テーマは「共奏」〜
公益社団法人日本印刷技術協会 専務理事 郡司秀明

page2025展示会特設ゾーンと特別企画の紹介
~新たな企画と他団体とのコラボレーションで「共奏」を体現!
公益社団法人日本印刷技術協会 研究・教育部 堀 雄亮

フロアガイド

page2025カンファレンス・セミナーの見どころ・聴きどころ

連載

■巻頭言
会長 網野 勝彦

■印刷界OUTLOOK
市場規模
藤井 建人

■Recreating the future ―印刷の現在とこれから―
第26回 サーマルプリントロールの製品化に見るビジネスのヒント
山口 実

■キーワード2025
広色域印刷
専務理事 郡司 秀明

■デジ印奏論 68
2025年のスタート!
笹沼 信篤

■技術トレンド グラフィックス
色管理の鍵は、計測した数値を用いること
笹沼 信篤

■デザイン・トレンド
循環の在り方をさまざまな観点から問う展覧会
21_21 DESIGN SIGHT企画展「ゴミうんち展」
石島 暁子

■Education
リーダーシップとコミュニケーション
モチベーションを高めるチームづくりで印刷工場の生産性を向上
古谷 芸文

■デジタル印刷最前線
「変えたい」「やりたい」の先にあるデジタル印刷
佐川印刷株式会社

■専務のつぶやき 46
他人のことを考える
専務理事 郡司 秀明

■ワールド・プリント・サテライト
サステナビリティを巡るステークホルダーの全体像
丹羽 朋子

■マーケティング情報
水上光啓氏の企業経営10の言葉
MIC株式会社の東証スタンダード上場に伴う記者発表の席から
藤井 建人

■西部支社便り
情報を加味して判断を下す
西部支社長 大沢 昭博

■森 裕司のデジタル未来塾 154
Adobe MAX 2024(後半)

■エキスパート資格
社会動向とともに印刷ビジネスを捉える人材
―「DTPエキスパートカリキュラム第16版」発行―
丹羽 朋子

■DTPエキスパートのための注目キーワード
良いレイアウトの条件
千葉 弘幸

■クロスメディアのトレンドワード
クリエーティブの民主化と印刷会社のパートナー戦略
影山 史枝

■印刷経営ウォッチング
経営者の現状認識と戦略スタンス2024-2025
―自由記述のAIテキストマイニングから―
藤井 建人

■印刷経営ウォッチング
p>■ニュースラウンジ
竹尾「竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション13」展開催 ほか

■『JAGAT info』総目次 2024年1〜12月号

■消息

■JAGAT事業のご案内
page2025のご案内/『DTPエキスパート・マイスターBOOK』のご案内/第5期「印刷工場長養成講座」・第3期「印刷機長養成講座」のご案内/『みんなの印刷入門』のご案内/第63期DTPエキスパート認証試験のご案内/「DTPエキスパート学科問題演習ドリル」のご案内/図書のご案内/『印刷白書2024』のご案内

2025年1月15日発行 A4判 84ページ オールカラー

JAGAT info 最新号

JAGAT info バックナンバー

「page2025」基調講演・オンラインカンファレンス・セミナーの受講申し込みと リアル展示会の来場者登録受け付けを開始

page2025基調講演・オンラインカンファレンス・セミナーの受講申し込み及び展示会来場の事前登録の受け付けを開始しました。


■「page2025」開催概要

1)基調講演【リアル開催@展示ホールB 特設セミナー会場】

219日(水) 13001430

page2025のテーマ「共奏」を議論し提言するセッションとして、2025年2月19日に基調講演をリアル会場(サンシャインシティ 文化会館4F 展示ホールB特設セミナー会場)で開催いたします。詳細は特設ウェブサイトをご覧ください。なおご参加料金は無料となります。


2)カンファレンス・セミナー【オンライン】

27日(金)~214日(金) 10001200 / 13001500 / 15301730

カンファレンス・セミナーは、2025年2月7日から14日までオンラインで合計12セッションをライブ配信します。受講申し込みの受け付けは12月25日より開始しますので、詳しくは特設ウェブサイトよりお進みください。


(3)page2025リアル展示会

219日(水)~21日(金) 10001700

リアル展示会は2025年2月19日から21日までの3日間、池袋のサンシャインシティにて開催します。入場料1,000円(税込)が無料となる来場者登録の事前受け付けを12月25日より開始します。

※page2025 特設ウェブサイトhttps://page.jagat.or.jp/     


各プログラムの詳細

1)基調講演【リアル開催】

タイトル:「印刷ビジネスの近未来『完結編』」
日時:2025年2月19日(水)13:00~14:30
方式:リアル開催@サンシャインシティ 文化会館4F 展示ホールB 特設セミナー会場

2)カンファレンス・セミナー【オンライン】

日程:2025年2月7日(金)~2月14日(金)
方式:オンライン(ライブ配信)
本数:合計12セッション
プログラム:下記ご参照ください。

27日(月)

13:00~15:00【C1】2025年の印刷ビジネス展望 ~BtoBマーケティングの視点から
15:30~17:30【S1】AIデザイン革命:最新画像生成技術の実践と展望

210日(月)

13:00~15:00【S2】若手が辞めない!育成のための魔法の杖はこれだ
15:30~17:30【C2】印刷会社の商品開発と知財戦略 ~オープンイノベーションに向けて

212日(水)

10:00~12:00【S3】DTPスキルの新たな価値創造~印刷データを活用した動画編集術~
15:30~17:30【C3】ビジネスに直結するサステナビリティ

213日(木)

10:00~12:00【S4】映像とWebで進化する印刷会社の営業戦略
13:00~15:00【C4】印刷ビジネス開発最前線:キャラクターグッズで拓く新市場
15:30~17:30【C5】未来につなぐ経営の見える化

214日(金)

10:00~12:00【S5】生成AIが変える、企業ブランディング
13:00~15:00【C6】会社を伸ばす経営指標の見方(基礎編2)藤井式KPIメソッドと印刷経営者の実際
15:30~17:30【S6】印刷工場のリスクマネジメントにみるヒューマンエラー対策


3page2024リアル展示会

開催日時:2025年2月19日(水)~2月21日(金)10:00~17:00
会場:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティコンベンションセンター
展示ホールB/C/D(文化会館4階・3階・2階)
テーマ:「共奏」
入場料:1,000円(税込)

※page2025特設webサイトからの事前登録にて無料

出展数:出展企業数 144社、出展小間数 480小間(2024年12月24日現在)
主催:公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)

■参加費

page2025オンラインカンファレンス・セミナーの参加費は下記のとおりです。(基調講演は無料となります。(申込み登録は必要です))

1本(1人)  : 13,000円(税込)
2本(2人)  : 26,000円(税込)
3本(3人)以上:各10,000円(税込)

※例)1セッションに合計3名お申し込みされた場合は、合計3本とカウントします。

<JAGAT page事務局>

マスター郡司のキーワード解説:界隈

(さらに…)

【印刷業界】新入社員採用・教育調査一覧

JAGATは、印刷会社の新卒社員の採用・教育に関する調査を行っています。経営者、採用担当者、新入社員、それぞれの視点を交えながら、印刷会社の取り組み、新入社員の意識や価値観の変化をご覧ください。

 


計・レポート
 <企業の採用実態調査>
年度 調査内容
2022年  印刷会社の新卒・中途採用に関する実態調査2022<JAGATinfo2022年12月号>
2021年  印刷会社の新卒採用の取り組み実態調査レポート<JAGATinfo2021年11月号>
 印刷会社の新卒採用と新入社員教育実態調査2021統計資料<速報版>
2020年  印刷会社の新卒採用の取り組み実態調査レポート<JAGATinfo2020年10月号>
 印刷会社の新卒採用と新入社員教育実態調査2020統計資料<速報版>
 <新入社員意識調査>
年度 調査内容
2024年  “安定”と”挑戦“という印刷業の強みを生かした新卒採用を「新入社員意識調査2024」の
 結果から考える<JAGATinfo2024年8月号>
2023年  新入社員への調査結果から新卒採用の方向性を考える<JAGATinfo2023年12月号>
2022年  印刷会社の新入社員意識調査~変化し続ける新卒採用環境と世代の特徴を踏まえた対策を~
 <JAGATinfo2022年10月号>
2021年  印刷会社新入社員の意識調査2021レポート<JAGATinfo2021年9月号>
 新入社員意識調査2021統計資料<速報版>

 

 


ラム

【2024.11.27】新卒内定者の不安を取り除くコミュニケーション

【2024.08.30】新卒者の内定辞退の理由と防止策を探る
       ~フォローアップとしての通信教育のおすすめ

【2024.05.15】新入社員にフォローアップ教育の機会を

【2024.05.09】新入社員の離職を防ぐために何をするべきか

【2023.12.05】新入社員が求める働き方や制度

【2023.10.03】チームを成功へと導く「マネジメント力」

【2023.09.12】持続的な企業価値向上につながる社員教育

【2023.09.05】印刷業に仲間入りした246名の新入社員は就活でどの媒体を利用したのか

【2023.09.01】印刷会社の提案営業を習得する

【2023.07.25】社員に合った教育機会の活用~生産性向上支援訓練報告~

【2023.07.07】営業成果を高めるデータ活用と運用面の課題

【2023.06.06】DXと人材育成

【2023.05.30】DM作成に必要なスキル~企画提案力の向上~

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時代の進化と“共奏”するDTPエキスパートカリキュラム

先ごろ公開された最新の「DTPエキスパートカリキュラム」(第16版)では、「生成AI」や「紙幣の印刷と偽造防止技術」などの新項目が加わり、カリキュラム全体を通してこれからの印刷ビジネスを支える人材像を示している。ここであらためて『JAGAT50周年記念誌』(2017年)を元に「DTPエキスパートカリキュラム」の生い立ちや初期の改訂の変遷を振り返り、その意義を確認してみたい。

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人気キャラクター「ちいかわ」にみる印刷ビジネスの機会

とある会話、人気のうさぎキャラクター

 キャラクターグッズビジネスは、印刷及び関連会社にも携わっているケースも多い。先日、とある劇場のロビーで、若い学生風の姉妹と父親らしき来場者がバッグに付けたアクリルキーホルダーに纏わるこんな会話を耳にした。

父親らしき人物「この『うさぎ』可愛いね!」

妹らしき人物「そうそう『ちいかわ』だよ!可愛いでしょう!」

姉らしき人物「うさぎ?『ちいかわ』知らないの?」

父親らしき人物「なんとなく『ちいかわ』見たこと!?知っているかな!?」

 ちいかわは、言わずと知れた一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会が主催する日本キャラクター大賞において、Twitter発のコンテンツとしては初めてグランプリを受賞したキャラクターである。ハローキティやミッフィーでもなく人気キャラクターはSNSから生まれる時代だ。2024年度のキャラクタービジネス市場規模は前年度比101.8%の2兆7,464億円を予測(株式会社矢野経済研究所調べ)され、急成長を背景に続々と新キャラクターが登場している。最新の人気うさぎキャラクターも今や「ちいかわ」だけでもなさそうだ。2024年版10代女子が選ぶ!流行りそうな人気キャラクターランキング(マイナビマーケティング広報ラボ:更新日:2024年02月08日より)では、好きになったきっかけや購入したくなるグッズのポイントを徹底調査している。

2024年流行りそうなキャラクターランキングでは、

第1位「おぱんちゅうさぎ」

第2位「ちいかわ」

第3位「んぽちゃむ」

キャラクターの好きなポイントは、

「ビジュアル」が約8割

  • 高校生:「キャラクターの言葉」への注目度も高く、コトバ自体が流行ることもある
  • 大学・専門学生:「キャラクターの設定・コンセプト」の回答率が高く、見た目とその背景にも魅力を感じることが多い

好きなキャラクターのグッズは、

「ぬいぐるみ」「キーホルダー」を持っている

好きなキャラクターのコラボ商品・サービスは、

「文房具」「食品・お菓子」を購入

キャラクターIPを生み出す背景

 『ちいかわ』ヒットの背景は、SNSで活躍するクリエーターのナガノ氏が2020年にTwitterで展開し始めた漫画作品がある。現在ではキャラクターライセンスを専門に取り扱う株式会社スパイラルキュートがプロデュースしているIPだということだ。キャラクターを生む作家と作品(キャラクター)を発掘して育てるプロセスで成立する。ビジネスでは、特に後者にあたるプロディースが重要だ。2024年07月04日(木)開催、コンテンツ東京の特別講演 「キャラクター&ブランド活用」IPヒットへの仕掛けとキャラクター活用の可能性では、社会現象化する「ちいかわ」成功の背景とネクスト・ステージと称して、川上 洋一氏(スパイラルキュート代表)、辻 有起氏(グレイ・パーカー・サービス営業部長)と古川 愛一郎氏(一社キャラクターブランド・ライセンス協会理事長、ラブワン・コミュニケーションズ 代表取締役)によるトークイベントが開催され、成功の背景として川上氏より、SNSでのキャラクタークリエイター発掘、素材としての作品の目利きがポイントでることに加え、クリエイター・キャラクターファーストであることが語られた。グッズ販売にあたる辻氏からは、LINEをはじめとするSNSをコミュニケーション手段の主力とし、メイン商品のひとつとしてのぬいぐるみを主力とした売り場のポップアップなど見た目を重要視することと、新しいキャラクターをスタートすることへの注力について語られた。

キャラクターIPビジネスのプレーヤー

 キャラクターIPビジネスには、プレーヤーとしてのそれぞれのポジションが4つある。「ライセンサー」「ライセンシー」「ライセンスエージェント」「小売業者(流通のプラットホーム)」で、互いの強みを発揮することで双方の利益を図ることができる。

【ライセンサー(実施許諾者)】

ブランドやキャラクターなどの特許ライセンスを所有する団体や個人

【ライセンシー(実施権者)】

ブランドやキャラクターなどのIP(知的財産)の使用権をライセンサーから承諾を得ることで、IPを使用した商品やサービスを開発し、販売することが可能な事業者

【ライセンスエージェント】

ライセンサー(実施許諾者)と契約を結ぶことで、キャラクターやブランドなどのIPの営業代行やマーケティングを行う団体や個人。

【小売業者】

ライセンシーが開発したライセンス製品を購入することで、インターネットや小売店などを通して販売する事業者。また、キャラクターグッズに携わる事業者には、ライセンサー(版権元)から版権を借りてグッズ化し販売する事業者「ライセンシー」と企業や同人、個人から委託されるOEMがある。

 キャラクターIPビジネスは、成長分野ではあるが競争は激しい。もはや、レッドオーシャンかもしれない。一方、拡大する市場の中、顧客は、常にキャラクター開発に留まらず、ビジネスに纏わる情報や確かなブレーンを求めている。印刷会社としては、自らキャラクター開発を行うライセンサーに目を奪われているだけではなく、自社の強みや「やりたいこと」を明確し、プレーヤーとしてのポジションを選択することも視野にいれる必要がある。ちなみに、前出の人気グッズ「ぬいぐるみ」「キーホルダー」は、モノづくりに自信のある印刷会社は、ライセンシーとの関係づくりにもビジネスチャンスがあるだろう。商品開発には、売れる製造ノウハウが欠かせないことは当然だ。印刷会社では、「推し活」やファンアイテムの必需品として人気のアクリルキーホルダー(アクキー)やアクリルスタンド(アクスタ)は、「レーザー加工機」と「UVプリンター」を使ったアクリルグッズ製作で業績を伸ばした事例もある。市場は拡大の傾向だ。重要なことは、「今、売れている?」からではなく、市場のしくみを理解して「自社には何ができるか!」「何をやりたいか!」である。page2025セミナーでは、キャラクターIP、グッズ商品の製造販売で業績を伸ばす企業よりご登壇頂きビジネス開発のポイントを解説する予定だ。講師事前インタビューで感じたことは、ビジネスへの想いと熱い情熱が必要なことは強く感じた。また、キャラクターに愛情を注ぐ若い社員のモチベーションを引き出し、チームづくりを大切にしているマネジメントには共感を覚えた。

(研究教育部 古谷芸文)

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新卒内定者の不安を取り除くコミュニケーション

新卒内定者はこの時期、社会人になることへの決意を固め、期待感を抱く一方、不安を感じながら入社までの期間を過ごす学生たちも少なくない。彼らが安心して入社できる環境を整え、不安を取り除くためのコミュニケーションをとり、信頼感を築いていくことが非常に重要である。

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マスター郡司のキーワード解説:推し活

(さらに…)