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印刷会社が展示会で成果を出すためには

page2024「印刷パートナーゾーン」はオリジナリティあふれる印刷会社の魅力を最大限にPRし、来場者とのビジネスマッチング、コラボレーションの実現をサポートする。まさにpage2024のテーマ「連携」を体現したゾーンと言える。


業界“特化”型イベントだからこそ印刷会社が出展する意義がある

展示会は、購入意思のある人の名刺情報を、短期間で多く獲得することができるメディアである。しかもその展示会が、業界に特化していればいるほど、自社製品・サービスの購入見込の高い人が来場する確率が上がってくる。業種特化型のイベントとして、印刷業界では圧倒的な認知度を誇るpageは、来場者の半数以上が印刷会社の方であり、同業他社で新たな取組みを行っている印刷会社への関心は高いはずだ。 また元々の印刷関連サービスの訴求と並行して新製品、サービスの訴求すれば、シナジーも期待できる。

以前の記事で「成果の出るイベント出展企業の特徴」をご紹介したが、印刷パートナーゾーンに出展した企業にお話を伺うと、「開発した新製品・サービスのニーズがどの程度あるかを調べる中で、思った以上に効果があってよかった。」という趣旨のコメントを複数耳にした。 開発した新サービスのPRに躍起になるのではなく、あくまでテストマーケティング的にpageを活用していたのには少し驚いた。これは業界特化イベントとして 、36年間毎年開催し続けてきた結果育まれた出展社と来場者の良質なコミュニケーションがあるからこそ、なし得ることである。

一方、ギフトショーや販促EXPOなど、発注者向けの展示会に出展する印刷会社が増加しているが、これらの展示会はギフト商品や販促物制作の大手企業や、その道のプロと呼ばれる企業が多数出展するいわゆる「レッドオーシャン」である。業界内のプレゼンスが低い中、戦うことはそう簡単なことではないだろう。また、ゆくゆくこれらの展示会に出展するとしても、印刷会社にとっては言わば「ホーム」であるpageから始めてみてはいかがだろうか?pageであれば来場者に自社紹介を行う必要はなく、自社製品のニーズ調査だけでなく、ダメ出しまでももらえる可能性もある。


出展規模の大小を問わない施策で印刷会社が展示会で成果を出す

昨今、展示会の来場者は各社の展示内容を事前に情報収集し、訪問する出展ブースを絞って来場するケースが多い。したがって出展企業はイベントが始まる前から、来場者が訪問する出展企業ブースとして選んでもらう必要がある。ただ裏を返せば、事前に選んでもらえれば、 出展規模の大小に関わらず、成果を出す事は出来る。

page2024では、展示会で成果を出すためのサポートプランを数多くご用意した。

具体的にはイベント特設webサイトに自社の出展内容をシンプルに訴求する動画制作サービス、出展内容を端的にまとめたLP(ランディングページ)を簡単に制作できるサービスである。100社以上の出展企業の中から、来場する出展ブースを選んでもらうには、 事前告知の段階から来場予定者を惹き付けなければならない。
それとイベント来場者をブースに呼び込む仕掛け、さらにはブース来場者の商談化、案件化をサポートするサービスもご用意した。page2024の印刷パートナーゾーンを設置予定のフロア(サンシャインシティ展示ホールBを予定)は、来場導線が一方通行であり、来場者が思わず立ち止まってもらう仕掛けも重要となる。また展示会出展の最大の目的は「リード(見込顧客)の獲得」であるが、その先の売上UPに繋がるサポートまで行うこととした。


page2024印刷パートナーゾーンへの出展で、ぜひ成果を出していただきたい。


page2024「印刷パートナーゾーン」出展募集中!
詳細はこちらをご覧ください。

(日本印刷技術協会page事務局)

Keynoteは“印刷業界の「創注」に向けた「連携」戦略”~『印刷白書2023』10月下旬発刊

業界初の白書として1994年に発刊以来、『印刷白書』は29年にわたり、印刷産業の動向把握に必要な公表データを網羅・掲載する唯一の存在である。最新版の『印刷白書2023』は、Keynoteを“印刷業界の「創注」に向けた「連携」戦略”とし、10月下旬の発刊に向けて鋭意制作進行中である。 続きを読む

印刷会社の提案営業を習得する

 

去る8月22日~23日に、生産性向上支援訓練の2日間集中講座「印刷営業の基礎知識と提案力向上」をオンラインで開催した。印刷営業の基礎知識と提案営業の基本プロセスを学び、顧客の課題解決のための提案営業の習得を目指し、全国から新人・若手の営業担当者を中心に15名が参加し、高い満足度を得た。

JAGATは「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」が実施する「生産性向上支援訓練」の事業取組団体として認定され、印刷業界に特化した研修を提供している。今回の訓練プログラム「印刷営業の基礎知識と提案力向上」では、印刷会社での経営企画、人事、法人営業の実務経験を持つOD人事経営コンサルティング代表の上妻祐司氏が務めた。

印刷営業の目的と役割、必要な要素

受講者はまず環境が変化する印刷業の特徴としくみを学ぶ。現代にふさわしい印刷営業が持つべき知識、提案営業の目的や役割、印刷物発注担当者が求める要素について理解を深めた。新規開拓営業と既存顧客への提案営業の違いも明らかにされ、提案営業のメリットを認識できた。上妻氏からは自身の経験を基にした事例も紹介され、受講者には説得力のあるメッセージとなった。

実践を通してニーズの引き出し方を会得する

講義は具体的な提案営業の手法、必要な情報収集と仮説の立て方に移る。仮説を立てて、傾聴スキル、質問スキルを駆使して顧客のニーズを顕在化させる。受講者はペアセッションで顧客と営業役に分かれ、具体的にニーズと問題点を引き出すロールプレイングを通じて実践的なスキルを磨いた。セッション後はお互いのフィードバックを行う。受講者は緊張がほぐれたのか、時折笑顔が見られた。

情報分析と課題解決の提案

課題を聞き出すだけでは意味がない。それを解決するアイデアを絞りださなければならない。自社の強みや環境を分析して、課題解決に必要な要素を検討する効果的な提案書の構成やポイントが解説された。そして事例をもとに課題解決策を考え、提案書を作成するグループワークを実施する。今回は介護サービス会社への提案が全員の共通事例として示された。課題を読み合わせするグループ、しばらく熟考するグループ、とりあえずアイデアを文字に起こしてみるグループなど始動はさまざまだ。

プレゼンテーションの実践力を高める


素晴らしい提案書でも顧客に伝わらなければ骨折り損だ。提案内容を理解、納得してもらうためのプレゼンテーションスキル、クロージング話法を学び、再びグループに戻ってトレーニングを行う。提案する受講者の表情とアクションにも自然と力が入る。フィードバックの後はいよいよ実践だ。グループワークで作成した資料をもとに、新しいグループでプレゼンテーションを行った。一緒に提案資料を作ったグループの前での発表とは勝手が違う。トレーニングの成果を出せた人もいれば、言葉が続かない人もいる。受講者は緊張感を持ったプレゼンテーションを通じて実践力を高めた。

効果的な提案ができるように


本講座で受講者は印刷営業の知識から始まり、顧客ニーズの把握、効果的な提案書の作成、プレゼンテーションまで幅広いスキルを習得した。2日間集中講座でグループワークも多く、他社との意見交換の機会も得て、受講者の満足度は高い。「最初から最後まで自分で考えるという経験を実際の業務に生かしていきたい」との声もあった。今後の営業活動において、より的確で効果的な提案が期待される。

今年度の「生産性向上支援訓練」ではDMの企画立案の手法、製造現場のトラブル予防保全など専門的な視点で基礎知識から実践手法を学べる講座を予定する。皆様の奮ってのご参加をお待ちしている。

(CS部 河原 啓太)

【生産性向上支援訓練】
9/7(木)、9/21(木) 満員御礼!
成功するDM企画立案のポイント~事例から学ぶマーケティング志向の営業活動~

10/17(火)、10/18(水)
トラブルを未然に防ぐ印刷機の予防保全

”成果を出す”展示会の出展施策とは

準備に膨大な時間とコストがかかる展示会では、出展した暁には“成果を出す”ことが求められる。では展示会で成果を出すにはどうすれば良いか?

展示会に出展する目的とは何か?

そもそも、何のために展示会に出展するのか? 最終目的としては「売上向上」にはなるのであろうが、 特にBtoB展示会の場合は、展示会場内での活動が即日売上に繋がることは難しい。また、競合他社が出展するからとか、業界内でのプレゼンス維持という、いわゆる「お付き合い」の要素もあるかとは思うが、展示会出展の最大の目的は「リード(見込顧客)の獲得」ではないだろうか。
展示会は、購入意思のある人の名刺情報を、短期間で多く獲得するのに適したメディアである。しかもその展示会が、業界に特化していればいるほど、自社製品・サービスの購入見込の高い人が来場する確率が上がってくる。費用と準備に膨大な時間をかけてでも、展示会に出展するメリットがここにある。

展示会に来場する人の目的は何か?

マンションや車のショールームに来場する人は、ある程度購入を前提に来場するが、BtoBにおいてはそういうケースは少ない。出展企業からの招待を受け、スケジュールを調整して、展示会への来場を検討することになる。昨今、展示会の来場者は、各社の展示内容を情報収集し、訪問する出展ブースを絞ってから来場するケースが多い。したがって出展企業は、展示会場で来場者を自社ブースに呼び込むだけでなく、来場者に 「この出展ブースに行ってみたい」と思ってもらい、100社以上ある出展企業ブースの中から、訪問する企業として選んでもらう事が必要になる。展示会出展企業の「リード獲得」は、展示会開催前から始まっているのだ。

展示会の来場者に自社ブースを選んでもらうために

展示会の来場者に、数ある出展企業ブースの中から、自社を選択してもらうためには、Webサイトでの自社紹介ページをインパクトのあるものにしなければならない。それと同時に、出展内容を出し過ぎないことも重要だ。来場する前にWebで全て分かってしまっては、来場する動機にならない。短い尺の動画などで来場者の期待感を煽ることが重要になる。また展示会への来場のきっかけが、ある出展企業からの招待や、展示会と同時に開催されるセミナーへの参加だとしても、それだけですぐ帰る人は少なく、ついでに他の出展ブースも見て回ることになる。 そういう来場者を、自社出展ブースに呼び込み、リードとして獲得できるような施策も重要となる。さらには獲得したリードを 展示会後に しっかりとフォローし、購入確率を高める施策も忘れてはならない。展示会への来場目的が単なる情報収集にとどまっている来場者をいかに呼び込み、購入にまで結び付けられるかが、展示会における成果であり、その為には工夫が必要だ。

特別セミナーを開催します

今回のpage2024(2024年2月14日~16日@東京・池袋サンシャインシティ)では、展示会の出展効果を高めるためのオプションサービスをして、いくつかのプランを追加した。このプランに加え、page2024の出展メリットを解説する特別セミナーを9月8日(金)14時より、オンラインで開催する。【参加費無料】
この説明会では、「page2024」の概要と特徴、そして「展示会の出展効果を最大化する施策」について特別講師による解説をいただく。参加費は無料となるので、新規出展を検討する企業様も、すでに出展実績のある企業様もご参加いただける内容なので、ぜひご参加いただきたい。

特別セミナータイトル

「”成果を出す”展示会の出展施策とは」

開催日時

2023年9月8日(金) 14:00-17:00

開催方式

Zoomウェビナー【参加費無料】

お申込み

こちらに必要事項をご記入いただき、FAXもしくはメールにてお送りください。(9月7日(木)締切)

お申込み後の流れ(詳細)

(1)お申込み後、2営業日以内に受付メールが届くので必ずご確認ください(※)。
(2)Zoomの受講URLは、開催前日までにメールで届きます。

※メールが届かない場合は、まず迷惑メールフォルダをご確認ください。
※もし、迷惑メールフォルダにない場合は、下記に問合せください。
研究会のZoom参加方法のご案内

(日本印刷技術協会  page事務局)

通信教育も対象となる人材開発支援助成金とその活用

これまで原則として「対面」による訓練が対象の厚生労働省「人材開発支援助成金」は、昨年度より一定の条件をクリアすることにより、通信制およびeラーニングによる訓練も対象となっている。計画的に人材育成に取り組む企業であれば、社員の職場定着促進、ひいては安定的な企業運営にもつながり、ぜひ活用したい制度である。 続きを読む

夏季休業のお知らせ

                                                                                                                                                                            

弊会では、誠に勝手ながら下記日程を夏季休業とさせていただきます。

■ 夏季休業期間
2023年8月11日(金) ~ 15日(火)

休業期間中にいただいたお問い合わせについては、16日(水)以降に順次回答
させていただきます。

皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。

【マスター郡司のキーワード解説】ChatGPT(その弐)

本欄ではChatGPTについて三部作でお届けしようと思っていたのだが、本誌の他の記事やその他業界誌でもChatGPTが取り上げられており、ウェブにも掲載されている話を皆さんが書かれている。そのため、少々「食傷気味かな?」と考え直し、私自身も嫌気が差してしまったので、今回は皆さんが話題にされていないことについて解説し、小休止してから再度取り上げてみようと考えている。

(さらに…)

page2024出展募集は8月1日から開始

2024年2月14日~16日の3日間、東京・池袋サンシャインシティで開催する「page2024」は8月1日(火)より出展募集を開始する。そしてpage2024のテーマも決定した。

「創注」を生み出す「連携」を

前回page2023のテーマ「創注」を受けて page2024のテーマは「連携」とした。 注文を創り出すためには、様々な連携が不可欠であることから、それをシンプルにストレートに表現した。

経済産業省の掲げる中小企業支援の施策の一つに「新連携支援」というものがある。「新連携」とは、「複数の中小企業が連携体を組み、技術・ノウハウの綿密な『摺り合わせ』を通じて、柔軟にお互いの強みを相互補完しながら高付加価値の製品・サービス等を創出すること」と定義されている(経済産業省HPより)。 そして、互いに強みを持ち寄ることで、1社ではできなかった製品・サービスの開発・販売 を実現することを目的としている。例えば大企業とスタートアップが連携することで、スタートアップによる新たな事業アイデアを、大企業が豊富な資金力でサポートし、事業に育て上げるようなことである。page2024のテーマ「連携」も「お互いの強みの相互補完による新たな事業の創出」が重要であり、そういった意味で、6年前の「page2018」のテーマ「アライアンスNEXT」とは少し意味合いが異なる。アライアンスはあくまで対等な立場同士が協力する(連盟、連合)ことでメリットを生み出すことが目的であり、異業種まで含めた協力体制の結果、新たなビジネスを生み出すことではないからだ。(コロナ前後で状況が一変したことも考慮し、広い心でご理解をいただきたい。)

「連携」を体現する「印刷パートナーゾーン」

pageイベントでは、印刷会社の出展ゾーンである「印刷パートナーゾーン」を page2017から設けている。印刷パートナーゾーンは、オリジナリティあふれる印刷会社の魅力を最大限にPRし、来場者とのビジネスマッチング、コラボレーションを実現をサポートする。まさにpage2024のテーマ「連携」を体現したゾーンと言える。自社ならではの高い技術を持つ印刷会社や、「印刷」を軸にして、他事業にビジネスを広げている印刷会社、当ゾーンでさらなるビジネスを創出していただきたい。もちろん印刷会社をターゲットにする企業も大歓迎である。結果として、ビジネスが創出されれば、プラットフォーム提供側としてはこれほどうれしいことは無い。

前回の記事でお知らせした主催者企画も着々と準備しており、盛り上がること間違いない。page2024への出展を心からお待ちしております。

(page2024事務局)